腰痛

出典: meddic

low back pain LBP
backachelumbar painlower back painlow backachelumbago
lumbago
背痛腰痛症背部痛腰背部痛腰背痛、放射線による背痛

疫学

  • 腰痛とは、腰部に痛みを訴える状態

疫学

  • 生涯有病率:80% (出典不明)

病因

機序別

  • 変性:腰椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、腰椎すべり症
  • 代謝:脊椎の骨粗鬆症による圧迫骨折
  • 外傷:圧迫骨折、横突起骨折、ぎっくり腰(腰椎捻挫)
  • 炎症:可能性脊椎症、強直性脊椎炎、結核性脊椎炎
  • 腫瘍:血管腫、骨髄腫、骨転移

部位別

未完成
  • 脊椎:外傷、変性、感染
  • 泌尿器系:尿路結石、悪性腫瘍
  • 生殖系(産婦人科):子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、切迫流産、前置胎盤早期剥離、絨毛膜羊膜炎
  • 消化器系:胆石、悪性腫瘍

診察

参考1
  • 診断的トリアージと病因分類をおこなう。
  • 診断的トリアージ:
  • (1)Red flag sign:重篤な疾患の可能性がある腰痛
  • (2)Green light:非特異的腰痛。神経学的異常・器質的異常のない予後良好な腰痛
  • (3)Yellow flag sign:慢性腰痛、休職、長期の活動性低下へ移行する可能性がある腰痛

red flag sign

診療エッセンシャルズ 新訂版第2刷 p.313
  • 急性発症
  • 腹部腫瘤
  • 下肢の虚血症候
  • 進行性
  • 安静時に改善しない
  • 夜間の疼痛
  • 発熱、寝汗、体重減少
  • 免疫抑制状態
  • 癌・結核・繰り返す尿路感染の既往
  • 最近の感染症
  • 神経学的異常(特に馬尾症候群)

参考

  • 参考1
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/guideline2009/08-2.html






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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/02/25 18:40:51」(JST)

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和文文献

  • 当施設における腰痛予防の取り組み : 北欧式トランスファーと始業前ストレッチを導入して (特集 看護現場の腰痛予防策)
  • 佐藤 淳也,五味 裕紀
  • 看護実践の科学 37(12), 34-40, 2012-11
  • NAID 40019464533
  • 千鳥橋病院における「腰痛対策 ノーリフト(持ち上げない看護)」の取り組みについて (特集 看護現場の腰痛予防策)
  • 内野 房代,渡邉 千鶴子
  • 看護実践の科学 37(12), 26-33, 2012-11
  • NAID 40019464529
  • 今日の腰痛症(非特異的腰痛)対策 : 新たな視点に立った予防対策の紹介 (特集 看護現場の腰痛予防策)

関連リンク

辛い腰痛で悩んでいませんか?正しい改善方法を知れば緩和する事も可能です。一度 なってしまった腰痛等は長期的に治療をして身体をつくりながら治療して行きましょう!
腰痛(ようつう)とは、腰に痛みを感じる状態を指す一般的な語句。 目次. 1 世界における 腰痛. 1.1 欧州; 1.2 米国; 1.3 日本. 2 腰痛の種類. 2.1 緊張性腰痛(筋肉を原因とした、 筋筋膜性腰痛); 2.2 慢性型腰痛; 2.3 その他. 3 原因. 3.1 腰部に負担のかかる動作 ...

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★リンクテーブル★
先読みLBP
国試過去問107C031」「107C030」「107D056」「104A033」「106D052」「107D046」「105E059」「105I072」「106I069」「107I046」「106E069」「104G017」「105I007
リンク元100Cases 10」「子宮内膜症」「急性腰痛症」「backache」「lumbago
拡張検索腰痛血尿症候群」「仙腸関節性腰痛症」「腰痛症
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LBP」

  [★] LPS結合タンパク質


107C031」

  [★]

  • 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
  • 48歳の男性。腹部膨満感腰痛および腹痛を主訴に来院した。
  • 現病歴:2年前に胃癌で胃全摘術を受け、その後外来で約6か月間の抗癌化学療法を受け外来通院で経過観察となった。1年前に腫瘍マーカーの上昇と肝転移とを指摘され、再度抗癌化学療法を受けたが、食欲不振が高度となり、治療効果が認められず中止となった。4か月前から上腹部の膨満、咳および腰痛を自覚していた。画像診断で軽度の腹水貯留と肝、肺および腰椎への多発転移が認められた。利尿薬、鎮咳薬および非ステロイド性抗炎症薬の処方にて落ち着いていたが、3日前から新たに腹部の鈍痛が出現したため受診した。経口摂取は可能である。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を20年間。
  • 家族歴:父親が肺癌のため70歳で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長165cm、体重56kg。2年間で10kgの体重減少。体温36.2℃。脈拍84/分、整。血圧134/80mmHg。呼吸数18/分。SpO2 96%。眼球結膜に黄染を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は左背部で減弱している。腹部はやや膨隆しているが軟で、心窩部に圧痛がある。心窩部に肝を触知し、両下肢に軽度の浮腫を認める。
  • 検査所見:血液所見:赤血球364万、Hb 10.3g/dl、Ht 32%、白血球6,400、血小板14万。血液生化学所見:血糖78mg/dl、総蛋白5.9g/dl、アルブミン2.4g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、尿酸4.9mg/dl、総コレステロール187mg/dl、トリグリセリド143mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST 32IU/l、ALT 18IU/l、LD 387IU/l(基準176~353)、ALP 644IU/l(基準115~359)、γ-GTP 32IU/l(基準8~50)、アミラーゼ124IU/l(基準37~160)、Na 134mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 97mEq/l、Ca 6.5mg/dl。CEA 28.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 336U/ml(基準37以下)。CRP 3.4mg/dl。動脈血ガス分析(room air):pH 7.32、PaCO2 38Torr、PaO2 94Torr、HCO3- 19mEq/l。
  • その後治療が奏効し、家族と共に有意義な日々を過ごしていたが、病状の進行に伴い、なぜ自分だけがこのような目に遭うのだろうかと深く悩み不眠をきたすようになった。睡眠薬の内服投与を受けたが十分な睡眠が得られず、5日前から食欲不振と無気力さとが増強してきたため家族とともに受診した。患者と家族とに対する提案として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107C030]←[国試_107]→[107D001

107C030」

  [★]

  • 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
  • 48歳の男性。腹部膨満感腰痛および腹痛を主訴に来院した。
  • 現病歴:2年前に胃癌で胃全摘術を受け、その後外来で約6か月間の抗癌化学療法を受け外来通院で経過観察となった。1年前に腫瘍マーカーの上昇と肝転移とを指摘され、再度抗癌化学療法を受けたが、食欲不振が高度となり、治療効果が認められず中止となった。4か月前から上腹部の膨満、咳および腰痛を自覚していた。画像診断で軽度の腹水貯留と肝、肺および腰椎への多発転移が認められた。利尿薬、鎮咳薬および非ステロイド性抗炎症薬の処方にて落ち着いていたが、3日前から新たに腹部の鈍痛が出現したため受診した。経口摂取は可能である。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を20年間。
  • 家族歴:父親が肺癌のため70歳で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長165cm、体重56kg。2年間で10kgの体重減少。体温36.2℃。脈拍84/分、整。血圧134/80mmHg。呼吸数18/分。SpO2 96%。眼球結膜に黄染を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は左背部で減弱している。腹部はやや膨隆しているが軟で、心窩部に圧痛がある。心窩部に肝を触知し、両下肢に軽度の浮腫を認める。
  • 検査所見:血液所見:赤血球364万、Hb 10.3g/dl、Ht 32%、白血球6,400、血小板14万。血液生化学所見:血糖78mg/dl、総蛋白5.9g/dl、アルブミン2.4g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、尿酸4.9mg/dl、総コレステロール187mg/dl、トリグリセリド143mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST 32IU/l、ALT 18IU/l、LD 387IU/l(基準176~353)、ALP 644IU/l(基準115~359)、γ-GTP 32IU/l(基準8~50)、アミラーゼ124IU/l(基準37~160)、Na 134mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 97mEq/l、Ca 6.5mg/dl。CEA 28.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 336U/ml(基準37以下)。CRP 3.4mg/dl。動脈血ガス分析(room air):pH 7.32、PaCO2 38Torr、PaO2 94Torr、HCO3- 19mEq/l。
  • まず行うべき治療はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107C029]←[国試_107]→[107C031

107D056」

  [★]

  • 73歳の女性。発熱腰痛とを主訴に来院した。5年前から糖尿病腎症による腎不全のため、維持血液透析を導入された。数日前から発熱と腰痛とが出現した。本日は疼痛のため朝から立てなくなった。意識は清明。仰臥位では常に両側の股関節を屈曲し、膝を立てている。体温39.0℃。脈拍112/分、整。血圧98/60mmHg。呼吸数28/分。SpO2 96%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両側の股関節を伸展させると腰痛を訴える。血液所見:赤血球288万、Hb 8.2g/dl、Ht 25%、白血球13,200(桿状核好中球20%、分葉核好中球40%、単球15%、リンパ球25%)、血小板8.0万。血液生化学所見:尿素窒素64mg/dl、クレアチニン7.8mg/dl、AST 48IU/l、ALT 68IU/l、LD 348IU/l(基準176~353)、Na 131mEq/l、K 5.8mEq/l、Cl 102mEq/l。CRP10mg/dl。腹部造影CT(別冊No.30A)と腹部造影CT冠状断像(別冊No.30B)とを別に示す。
  • 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 107D055]←[国試_107]→[107D057

104A033」

  [★]

  • 66歳の女性。倦怠感腰痛とを主訴に来院した。半年程前から倦怠感があり徐々に増惑していたが、昨夕から急に腰痛を生じた。意識は清明。身長165cm、体重58kg。体温35.8℃。脈拍88/分、整。血圧128/76mmHg。肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球 320万、Hb 9.8g/dl、Ht 30%、網赤血球 1.2%、白血球 6,300(桿状核好中球4%、分葉核好中球56%、好酸球3%、好塩基球1%、単球4%、リンパ球32%)、血小板 13万。血液生化学所見:血糖 96mg/dl、総蛋白 9.8g/dl、アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 38mg/dl、クレアチニン 2.1mg/dl、尿酸 8.2mg/dl、総コレステロール 212mg/dl、トリグリセリド 120mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、直接ビリルビン 0.4mg/dl、AST 28IU/l、ALT 32IU/l、LD 280IU/l(基準176-353)、Na 142mEq/l、K 4.2mEq/l、Cl 102mEq/l、Ca 10.4mg/dl、P 4.0mg/dl。血清蛋白電気泳動検査結果(別冊No.14)を別に示す。
  • 次に行う検査はどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 104A032]←[国試_104]→[104A034

106D052」

  [★]

  • 64歳の男性。腰痛頻尿とを主訴に来院した。 1か月前から腰痛が出現し、自宅近くの診療所で鎮痛薬コルセットとを処方されたが、次第に増悪してきた。 3日前から疼痛で歩行が困難になったため受診した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。身長169cm、体重69kg。体温36.2℃。脈拍68/分、整。血圧148/84mmHg。呼吸数14/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診で小鶏卵大、石様硬の前立腺を触知する。腰椎部に叩打痛を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球と白血球とを認めない。血液所見:赤血球480万、 Hb15.0g/dl、 Ht45%、白血球6,800、血小板24万。血清PSA320ng/ml(基準4.0以下)。前立腺生検で低分化型の前立腺癌を認める。腹部造影CTで所属リンパ節の腫大を認める。骨シンチグラム(別冊No. 22)を別に示す。
  • 治療として適切なのはどれか。 2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 106D051]←[国試_106]→[106D053

107D046」

  [★]

  • 35歳の女性。腰痛を主訴に来院した。自宅近くの医療機関で腰椎骨密度低値を指摘され、紹介されて受診した。33歳時の分娩後から腰痛が出現し、以後持続している。28歳時の分娩後にも、同様に腰痛が出現していた。身長155cm、体重42kg。夫と子供2人の人暮らしで、本人が家事と育児とを行っている。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒である。体温、呼吸、脈拍および血圧に異常を認めない。眼球の青色強膜と難聴とを認める。脊柱には軽度の後弯変形を認めるが、上肢と下肢とに神経学的異常を認めない。
  • 診断のために聴取すべき最も重要な情報はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107D045]←[国試_107]→[107D047

105E059」

  [★]

  • 48歳の女性。性器出血を主訴に来院した.5年前から性交時に性器出血を認め、1年前から下腹部痛腰痛とを自覚している。子宮頚部に径7cmで易出血性の腫瘍を認めた。子宮頚癌IIIb期と診断され、手術療法は適応外と判断された。体温37.2℃。血液所見:赤血球 285万、Hb 7.0g/dl、Ht 23%、網赤血球 1.0%、白血球 9,500、血小板 25万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dl、アルブミン 3.5g/dl、尿素窒素 28mg/dl、クレアチニン 0.7mg/dl、AST 30IU/l、ALT 22IU/l。CRP 2.4mg/dl。
  • 治療として適切なのはどれか。3つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 105E058]←[国試_105]→[105E060

105I072」

  [★]

  • 56歳の男性。妻に顔色が悪いといわれて来院した。1か月前から強い腰痛を自覚していた。眼瞼結膜に貧血を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腰部に叩打痛を認める。血液所見:赤血球 353万、Hb 10.8g/dl、Ht33%、白血球 3,600(好中球70%、単球2%、リンパ球28)、血小板 22万。総蛋白 8.8g/dl。胸腰椎エックス線写真(別冊No.23)を別に示す。
  • 診断確定のために必要な検査はどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 105I071]←[国試_105]→[105I073

106I069」

  [★]

  • 78歳の男性。右腰痛立ちくらみとを主訴に来院した。今朝、居間でテレビを見ていたときに突然、右腰部に激痛を感じた。しばらくして痛みは軽快したものの、立ちくらみが出現したために受診した。 65歳時に高血圧を指摘されたが受診はしていない。意識は清明。身長168cm、体重89kg。体温36.2℃。脈拍96/分、整。血圧102/68mmHg。呼吸数14/分。腹部に拍動性の腹痛を触知する。尿所見:潜血(-)、白血球反応(-)。
  • 次に行うべき検査として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106I068]←[国試_106]→[106I070

107I046」

  [★]

  • 71歳の女性。全身の皮膚と粘膜のびらんとを主訴に来院した。6日前から腰痛に対して非ステロイド性抗炎症薬を内服している。2日前から結膜充血と両頬粘膜のびらんとが、昨日から全身に紅斑とびらんとが出現した。顔面と体幹の写真(別冊No.9A、B)を別に示す。
  • 対応として適切でないのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107I045]←[国試_107]→[107I047

106E069」

  [★]

  • 68歳の女性。左膝関節痛と腰痛とを主訴に来院した。 2年間に10kg、最近の1か月に1.5kgの体重増加があった。体重の増加に伴い、次第に左膝関節痛と腰痛とが強くなってきた。身長150cm、体重76.5kg、腹囲85cm。体脂肪率35%。
  • この患者のBMI(body mass index)を求めよ。
  • 解答:①②
  •   a b c d e f g h i j
  • ① 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
  • ② 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9


[正答]


※国試ナビ4※ 106E068]←[国試_106]→[106F001

104G017」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104G016]←[国試_104]→[104G018

105I007」

  [★]

  • 卵管癌で最も高頻度にみられる症状はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I006]←[国試_105]→[105I008

100Cases 10」

  [★]

☆case10 背痛
症例
27歳 女性
主訴背中に突き抜ける?痛み(pain across her back)
現病歴背中に広がる痛みを訴えて、27歳の女性救急部に運ばれてきた。2日前に熱が出て背部痛が始まり、以降調子が悪い。痛みは増強している。6時間前に2度嘔吐した。
既往歴:3ヶ月前に合併症のない胆嚢炎
・身体診断
調子が悪そうであり、紅潮している。体温:39.2℃。脈拍:120/分。血圧:104/68 mmHg心血管系呼吸器系に異常を認めず。腹部全体的圧痛両側腰部著明圧痛
検査
(血液生化学)
白血球↑、血清尿素↑、CRP
(尿検査)
タンパク:++、鮮血:+++、亜硝酸塩:++
尿の顕微鏡検査:(おそらく400倍の一視野に)赤血球>50、白血球>50
腹部X線:正常
glossary
loin n. (pl)腰、腰部(→(adj.)lumbar)。(獣の)腰肉、ロイン。(pl)陰部生殖器性器
腸雑音、腸音、intestinal murmurintestinal soundbowel sound
urine microscopy 尿の顕微鏡検査
dysuria 排尿障害
urgency n. 切迫、急迫、危急。緊急、火急、焦眉の急。[pl]しつこい要求、懇願。せき立てる力、刺激
hydronephrosis 水腎症
-nephros 腎臓
-stomy 開口術
nephrostomy n. 腎瘻造設術、腎造瘻術、腎瘻術
obstructive urophathy 閉鎖性尿路疾患
intravenous fluid 静脈内輸液
commence vt. 始める、開始する。 vi. ~から始める、始まる(with)
urgently
eradication n. 根絶、撲滅
mimic vt. ~の物まねをする、まねて馬鹿にする。そっくりに[卑屈に]まねる。~によく似る
renal ultrasound 腎臓超音波検査
obstructive uropathy 閉塞性尿路疾患
polycystic kidney disease 多発性嚢胞腎
medullary sponge kidney 海綿腎
loin-pain hematuria syndrome 腰痛血尿症候群
解説
(第1パラグラフ)疫学
 急性腎盂腎炎男性より女性more common尿路からの細菌の上行感染リスク妊娠糖尿病、免疫低下者、尿路奇形(尿の腎臓への逆流。そして多分狭窄していたりして結石閉塞されやすいこともあると思う)
(第2パラグラフ)病態
 食欲不振悪心嘔吐と共に40℃の発熱が出ることがある。
 腎盂腎炎患者の中には膀胱炎先行症状(排尿障害頻尿、尿意切迫血尿)がある人がいるけど、こういう下部尿路症状がいつも出現するわけではない。
 多くの腎盂腎炎患者は、先行する6ヶ月以内の膀胱炎既往がある。
 老人場合、非典型的な症状を示し、そして混乱した状態でやってくる。
 腎盂腎炎は他の病態によく似ている:急性虫垂炎、急性胆嚢炎急性膵炎下葉肺炎
 普通体表から見て腎臓の直上に前からも後ろからも圧痛を感じる。
 未治療腎盂腎炎では敗血症になるかもしれない。
(第3パラグラフ)本ケースについて
 ・CRP上昇急性感染症示唆
 ・顕微鏡的血尿タンパク尿、白血球増多は尿路炎症を示す。
 ・硝酸塩(nitrate, HNO3と何かの塩)から亜硝酸塩(nitrite, HNO2と何かの塩)への還元により細菌存在確認される。
  覚え方:亜硝酸は(Oが一つ)足らないi(愛)
  でも複雑です。
   HNO2 亜硝酸 nitrous acid, nitrite 。亜硝酸塩 nitrite
   HNO3 硝酸 nitric acid, nitrate   。硝酸塩 nitrate
(第4パラグラフ)管理
 ・女性入院すべき。
 ・血液と尿の採取
 ・静脈内輸液抗生物質治療開始微生物同定されたら、感受性のある抗菌薬を使用する。初期治療ではゲンタマイシンアンピシリンシプロフロキサシンを用いる
 ・腎臓エコー検査尿路閉塞除外するため。閉塞性尿路疾患では、激しい痛み、発熱敗血症ショック腎不全を伴う脳腎症を起こしうる。
 ・尿路敗血症経過水腎症が疑われたら、合併症を防ぐために緊急に腎瘻を造設すべき
(第5パラグラフ)薬物治療
 ・(腎結石など合併していない)腎感染症(ucomplicated renal infection)患者抗生物質2週間のコース治療すべき。
 ・感染根絶確実にする治療が終わった後10-14日間は、反復して細菌培養をする。<
 ・尿路結石を有する感染症や腎瘢痕を有する患者では抗生物質6週間のコースが用いられる。
鑑別診断ポイント
 腎盂腎炎片側性、あるいは両側性の腰痛を引き起こす。
 腰部痛の鑑別診断
  閉塞性尿路疾患
  腎梗塞心疾患などで生じた血栓腎動脈またはその分枝閉塞し、その血管の支配領域が虚血性壊死に陥った状態
  腎細胞癌:腎尿細管上皮細胞より発生する悪性腫瘍
  腎乳頭壊死腎乳頭より腎髄質にかけて、その支配動脈の虚血により壊死を来したもの。 主として基礎疾患糖尿病を有する人にみられ、しばしば急性腎盂腎炎などの尿路感染に伴って発症する。
  腎結石
  糸球体腎炎
  多発性嚢胞腎先天性かつ両側性に腎実質内に大小無数の嚢胞発生する。 ほとんどが両側性で、貧血、顕微鏡的血尿蛋白尿、高血圧といった症状を呈しながら腎機能が低下し、最終的には腎不全となる疾患
  海綿腎腎錐体における集合管先天性嚢状拡張症。症状としては拡張した集合管に尿の停滞 → 感染・細かな結石ができる。
  腰痛血尿症候群:若年女性に好発し、反復して出現する腰部から側腹部の強い疼痛血尿主徴とする病因不明の疾患。肉眼的血尿軽度蛋白尿がみられることもあるが、特異的検査所見はなく、診断は他疾患除外診断による
■KEYPOINT
急性腎盂腎炎は下部尿路症状があったり無かったりする。
腎臓超音波検査尿路閉塞否定するために入院24時間後に行うべき。
抗菌薬は、再発リスク最小限するために、少なくとも2週間継続すべき。
閉塞性尿路疾患(http://merckmanual.jp/mmpej/sec17/ch229/ch229a.htmlより引用)
KUB陰影から尿路結石成分の推定
 リンカルシウム(22.0)
 シュウ酸カルシウム(10.8):シュウ酸カルシウム結石は,尿路結石のうちで最も頻度が高く(70~80%),シュウ酸カルシウム結石の約半数はリンカルシウムとの混合結石である。
 リン酸マグネシウムアンモニウム(4.1):ストラバイト結石:尿素分解菌(Proteus 、Klebsiella 、Pseudomonas )による尿路感染原因で、尿素分解されアンモニアとなると尿がアルカリ性となり、リン酸マグネシウムアンモニウム結石形成される。
 シスチン(3.7):ホモシスチン尿症
 尿酸(1.4):痛風
 キサンチン(1.4):プリン
□多嚢胞
 常染色体劣性多発性嚢胞腎ARPKD
  旧名:幼児型嚢胞
 常染色体優性多発性嚢胞腎ADPKD
  旧名:成人型嚢胞


子宮内膜症」

  [★]

endo metr
endometriosis
異所性子宮内膜症, heterotopic endometriosis, endometriosis heteropica骨盤内子宮内膜症, pelvic endometriosis、エンドメトリオーシス
子宮腺筋症

概念

  • 子宮内膜組織(子宮内膜様組織)が異所性に存在するもの。

病型

疫学

  • 婦人科で、新規外来患者の5%、開腹手術の5-15%程度、。腹腔鏡施行令では、不妊症の30%、原因不明の不妊症の50%、月経困難症の50%、腹痛・腰痛などの15%。 (NGY.195)
  • 好発年齢
  • 子宮腺筋症:30代後半-40代
  • 骨盤子宮内膜症:20代後半-30代

病態

症状

  • 骨盤子宮内膜症:疼痛、不妊
  • 性交時痛、排便時痛:Douglas窩周辺の病変がひどくなると癒着してDouglas窩が閉鎖するため、月経痛以外にも性交痛や排便痛を生じる。
  • 症状の特徴は、以前より明らかに強くなっている痛み不妊である。

診断

臨床的子宮内膜症

  • 1. 問診:(月経困難症性交痛不妊腰痛
  • 2. 内診直腸診可動性不良(癒着性子宮後屈)、ダグラス窩の圧痛や硬結
  • 3. 画像診断:超音波断層撮影、MRI
  • 4. 血液検査:CA125

確定診断

  • 直接観察:腹腔鏡検査・手術 → 組織診断

治療

(妊娠希望)保存的手術、生殖補助医療技術 ART
(挙児希望)ホルモン療法 + 保存的手術
(挙児希望しないor進行例)子宮全摘 + 両側付属器摘出

内科的治療

  • ホルモン療法

外科的治療

  • 保存的手術:嚢胞開放切開・嚢胞壁焼灼、嚢胞摘出・病巣摘出、癒着剥離
  • 根治手術:子宮摘出、両側卵巣摘出

症例

  • 33歳女性。不妊と昨年よりも増強する月経痛のため来院した。最近では夫婦生活の時に痛みを感じるようになった。内診では、子宮は鶏卵大だが可動性はやや不良で、Douglas窩に圧痛を認めた。血中CA125は上昇していた。


急性腰痛症」

  [★]

acute low back pain
腰痛急性腰痛腰仙部挫傷

治療

参考1より抜粋改変
  • 生活指導:安静臥床は有効ではなく、段階的な日常活動への復帰が回復を促進する
  • 肢痛の有無に関わらず、急性または再発性腰痛に対して、2-7日の安静臥床は、プラセボあるいは通常活動よりも悪化させる。安静臥床は、代替治療よりも有効ではない。
  • 長期安静臥床は、衰弱、腰痛の慢性化、リハビリの支障につながることがある。
  • 通常の活動を継続するようにという助言は、従来の通常活動は痛みによって判断するという助言よりも、症状回復を早くすることができ、慢性化は少なく、休業期間は短くなる。
  • 短期間(数日または数週間)の段階的再活動化と腰痛の行動的管理を組み合わせると、痛みの程度と機能障害の回復速度にはほとんど差がないが、慢性化は少なく、休業期間は短くなる。
  • 薬物療法
  • 疼痛の除去:パラセタモール、パラセタモール・弱オピオイド化合物、NSAID
  • その他の治療
  • マッサージや超音波は、治療効果がない
  • 牽引は効果がない

参考

  • 1. 厚生科学研究班編/医療・GL(01年)/ガイドライン 第1章 急性腰痛の診療 研究1:欧米のガイドラインからみた急性腰痛の診療 急性腰痛の治療
[display]http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0021/1/0021_G0000052_0015.html


backache」

  [★]

back painback pain with radiationlow back painlow backachelower back painlumbagolumbar pain

WordNet   license wordnet

「an ache localized in the back」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「背の痛み」


lumbago」

  [★]

  • n.
  • 腰痛

WordNet   license wordnet

「backache affecting the lumbar region or lower back; can be caused by muscle strain or arthritis or vascular insufficiency or a ruptured intervertebral disc」
lumbar pain

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「腰痛」


腰痛血尿症候群」

  [★]

loin pain-hematuria syndrome, loin-pain hematuria syndrome, loin pain hematuria syndrome, LPHS


概念

  • 1967年に報告された疾患概念
  • 若い女性の腰痛を伴う顕微鏡的血尿/肉眼的血尿が典型的な臨床像

病因

  • 不明

疫学

  • 若年(平均31歳)、女性(79-80%)に多い。
  • 有病率:0.012% (セントラルオハイオ)
→稀な疾患(有病率が0.07%であるため(the Rare Disease Act of 2002 (House Resolution 4013))
  • 半数の患者に尿路結石が認められたという報告有り。

疾患概念

  • 間欠的/持続的な側腹部痛/腰痛 and/or 血尿(糸球体由来)
  • まれに微熱、排尿困難
  • 尿路感染なし

診断

  • 先天性糸球体疾患なく、後天性の糸球体疾患(IgA腎症など)を有するときに診断を考慮する。

予後

  • 腎機能予後:良好

参考


仙腸関節性腰痛症」

  [★]

low back pain caused sacro-iliac joint instability
リチャード病


腰痛症」

  [★]

low back pain
腰痛
腰背部痛腰背痛




痛」

  [★]

pain
痛み疼痛




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