腎性急性腎不全

出典: meddic

renal acute renal failure
腎実質性急性腎不全 renal parenchymal acute renal failure
急性腎不全腎性腎不全


UpToDate Contents

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和文文献

  • 急速に腎機能が低下している患者
  • 室 かおり,小山 哲夫
  • 日本内科学会雑誌 90(7), 1248-1253, 2001-07-10
  • … 急性腎不全は腎血流の減少による腎前性急性腎不全,腎実質固有の障害による腎性急性腎不全,尿路閉塞による腎後性急性腎不全の3つに大別される.まずはいずれの群に分類されるのかをみきわめることが肝要である.原疾患の治療が優先されるが,それと平行して水・電解質の管理が行われる.一時的あるいは恒久的に血液浄化療法を必要とする症例も少なくないので,判断に迷った場合には時期を逸することなく専門家に相 …
  • NAID 10007312729
  • VI.腎疾患・電解質異常 1.急性腎不全の診断と治療
  • 今井 裕一
  • 日本内科学会雑誌 88(12), 2394-2399, 1999-12-10
  • … は初期治療により腎不全を脱する可能性が高いことから適切な対応が望まれる.病歴聴取, BUN/クレアチエン比,腎臓の大きさ,血中・尿中電解質,クレアチニン,浸透圧の測定を至急検討することで腎前性,腎性,腎後性の鑑別が可能である.生命予後にとって重要な点は,肺水腫・呼吸不全と高カリウム血症である.状況を判断し透析療法を適切に開始することが望まれる.主に腎性急性腎不全をきたす代表的疾患について概説した. …
  • NAID 10005009977

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4)治療の目標(急性腎不全では腎機能の回復を目標とし,慢性腎不全では腎機能の それ以上の悪. 化を防ぐ). などが異なる。 2.急性腎不全の原因と分類. 急性腎不全は 原因により,. 1)腎血流量の減少が原因となる腎前性急性腎不全. 2)腎実質に障害が ある ...
(2)腎性 腎臓自体が障害されたために起こる急性腎不全です。腎臓自身の病気、薬物、 その他の病気の代謝産物による閉塞や、その物質の腎毒性などが原因となります。 (3) 腎後性 腎臓でつくられた尿を体外へ排泄するための経路(尿管、膀胱、尿道など)が ...

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先読み腎性腎不全
国試過去問097A038」「105I029
リンク元腎実質性急性腎不全
関連記事急性腎不全」「腎不全」「不全」「急性」「腎性

腎性腎不全 」

  [★]

intrinsic renal failure, intrarenal failure
腎不全急性腎不全

病因

血管

糸球体

  • 炎症

尿細管障害(急性尿細管壊死 ATN)

  • 虚血(腎低灌流の遷延による)
  • 毒物による誘発
  • 薬物(アミノグリコシドなど)
  • 放射線造影剤
  • 重金属(シスプラチンなど)
  • 尿細管内の色素(ミオグロビン、ヘモグロビン)、結晶(尿酸、シュウ酸)、蛋白(骨髄腫)

腎間質

097A038」

  [★]

  • 55歳の男性。尿量の減少と全身倦怠感とのため来院した。腰痛のため市販の非ステロイド性抗炎症薬を3日間大量に服用した。顔面と下腿とに軽い浮腫を認める。脈拍104/分、整。血圧180/100mmHg。肺野にcoarse crackles(水泡音)を聴取する。尿道カテーテルを留置し10ml/時の尿量が得られた。尿所見:蛋白3+、糖1+、クレアチニン95mg/dl、Na50mEq/l、K11mEq/l。血清生化学所見:総蛋白6.3g/dl、尿素窒素40mg/dl、クレアチニン4.2mg/dl、Na131mEq/l、K6.7mEq/l、Cl100mEq/l。腹部エックス線単純写真で腎陰影の長径は左右とも14cmである。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097A037]←[国試_097]→[097A039

105I029」

  [★]

  • 腎性急性腎不全の原因となるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I028]←[国試_105]→[105I030

腎実質性急性腎不全」

  [★]

renal parenchymalacute renal failure
腎性急性腎不全

急性腎不全」

  [★]

acute renal failure, ARF
腎不全
HIM.1752-

定義

  • 急激な腎機能の低下により恒常性が維持された状態。

分類

原因部位による分類

  • 1. 腎前性急性腎不全
  • 2. 腎性急性腎不全
  • 3. 腎後性急性腎不全

検査

腎前性急性腎不全と腎性急性腎不全の鑑別

YN.E-21改変
指標 腎前性 腎性
濃縮能 尿浸透圧 >500 mOsm/L <350 mOsm/L
尿/血漿浸透圧 >1.5 <1.1
尿/血清Cr比 > 40 < 20
尿/血清BUN比 > 20
尿の濃縮は正常(ってこと?)
< 20
BUN/血清Cr
(BUN/Cr比)
> 20
腎前性要素(腎血量↓)を示唆
< 20
Na再吸収 尿中Na濃度 < 20 mEq/L > 40 mEq/L
FENa < 1.0%
尿細管機能は保たれる
> 1.0%
Naダダ漏れ

治療

病期に応じた治療

  • 発症期
  • 体液欠乏の補充、腎後性閉塞の検索、腎毒性物質の中止、基礎疾患の治療、フロセミド、マンニトールの使用
  • 乏尿期
  • 血液浄化療法、水・電解質の維持、K摂取制限、アシドーシス補正、リン結合薬・Caの投与、適切な蛋白・カロリーの摂取、尿毒症の自他覚所見の監視、感染の監視、腎機能障害の程度に応じた薬物投与量の減量
  • 利尿期
  • 多量の体液電解質喪失の監視と補充、感染の監視、適切な薬物投与量

血液浄化療法

急性腎不全における血液浄化療法の導入基準

出典不明
  • 1.臨床症状
  • 1)腎不全による溢水症状、肺水腫、心タンボナーデ
  • 2)腎不全による中枢神経症状
  • 3)腎不全による消化器症状
  • 2.治療反応性
  • 利尿剤に反応しない無尿・乏尿
  • 3.臨床検査値
  • 1)BUN上昇1日20mg/dl以上
  • 2)血清K  6-6.5mEq/I以上
  • 3)血清重炭酸イオン 12-15mEq/l未満
出典不明
  • 意識障害、肺水腫の出現
  • 3日以上続く乏尿
  • 血清Cr 7mg/dl以上
  • 血清K 6mg/l以上

予防

  • 医原性の急性腎不全
  • 全般 :必要最小限の薬剤使用、補液による尿量の確保
  • 造影剤:腎機能低下例(多発性骨髄腫、糖尿病性腎症、慢性腎不全)では造影剤の使用を避ける
  • 高尿酸尿の予防:悪性腫瘍、白血病に対し細胞崩壊を来す薬剤を使用する場合にはアロプリノールを投与し尿酸の産生を抑制する




腎不全」

  [★]

renal failure, renal insufficiency, renal dysfunction
腎臓腎排泄
  • 腎機能の低下を来す病態の総称

定義

腎不全

経過による分類

  • 急激に腎機能が低下。組織の一時的な障害
  • ネフロン数の持続的な減少。進行は緩徐。

原因による分類

症状

  • 呼吸・循環器症状
  • 消化器症状
  • 中枢・末梢神経症状
  • 骨代謝異常
  • 造血障害
  • 免疫不全
  • 内分泌機能異常
  • 糖・脂質代謝障害
  • 眼症状
  • 皮膚症状

検査

  • 高窒素血症
  • 代謝性アシドーシス
  • 高カリウム血症
  • 高リン血症
  • 低カルシウム血症
  • 副甲状腺ホルモン増加
  • 画像検査:(超音波エコー、CT、MRI)慢性腎不全であれば腎の萎縮が認められる。

治療

  • 重篤な腎不全:血液浄化療法(人工腎)

注意

  • 造影剤の使用:腎機能をさらに悪化させる ← 血液透析で造影剤を除去する


参考

  • 1. CKD診察ガイド2009
[display]http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/CKDguide2009.pdf


国試



不全」

  [★]

機能不全、失敗、不十分不全症不足無能無能力弁閉鎖不全弁閉鎖不全症機能不全症

急性」

  [★]

acute
急性的鋭い鋭形急性型

腎性」

  [★]

renalrenally
腎臓




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