脛骨神経

出典: meddic

tibial nerve (N,B)
nervus tibialis
総腓骨神経


筋枝:下腿、足底の屈筋
皮枝:下腿の外側半、足底}
  • 図:N.484(大腿後面),523(下腿後面)

由来

支配 (KL.214)

走行

脊髄神経

支配神経根 責任椎間高位 深部反射 感覚領域 支配筋
L4 L3-4 膝蓋腱反射 膝蓋骨の内側近辺 大腿四頭筋
L5 L4-5   膝蓋骨下外側から母趾にかけて下方に斜行 前脛骨筋長母趾伸筋長趾伸筋
S1 L5-S1 アキレス腱反射 小趾 下腿三頭筋長母趾屈筋長趾屈筋




Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


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和文文献

  • 経絡経穴とその周囲構造物との位置関係に関する解剖学的研究--下肢後面における経絡経穴について
  • 坂本 裕和,藤井 亮輔,光岡 裕一 [他]
  • 全日本鍼灸学会雑誌 61(3), 218-225[含 英語文要旨], 2011-08
  • NAID 40018994792
  • 足部の絞扼性神経障害の病態と保存的治療 (足部疾患のリハビリテーション)
  • 長岡 正宏
  • Monthly book medical rehabilitation (128), 50-54, 2011-02
  • NAID 40018733878
  • 脛骨神経および腓骨神経障害を伴ったChurg-Strauss症候群の1例 (特集 血管炎・血行障害)
  • 大澤 学,松尾 智央,爲政 大幾 [他]
  • 皮膚科の臨床 53(2), 196-199, 2011-02
  • NAID 40018707381
  • 足関節痙縮に対する脛骨神経縮小術後における歩行機能の変化
  • 森下 暁二,三宅 茂,岡本 昭義,近藤 威,甲村 英二,潤井 誠司郎,石原 洋右
  • Functional neurosurgery : proceedings of the annual meeting of the Japan Society for Stereotactic and Functional Neurosurgery 49(1), 6-7, 2010-06-15
  • NAID 10029745152

関連リンク

脛骨神経(けいこつしんけい、英: tibial nerve、羅: nervus tibialis)は、坐骨神経 に由来する総腓骨神経とならぶやや径の大きな神経で、解剖学的正位で、下腿部において は、膝窩の上方で脛骨に沿って内側を走行する。膝窩で内側腓腹皮神経を分枝し、膝 ...
足根管症候群(後脛骨神経炎)の鍼灸治療|北京中医康針灸院がお届けする足根管症候群 情報サイト。西洋医学と東洋医学両面から足根管症候群の原因、分類、症状、検査、診断 、針灸(鍼灸)治療事績などを詳しくご紹介。

関連画像

全身の神経(右90度)脛骨神経は、脛骨内顆の後方で Gray832.png下肢ー後面脛骨神経、総腓骨神経


★リンクテーブル★
国試過去問108C019
リンク元下肢の筋」「股関節の運動に関与する筋」「仙骨神経叢」「深腓骨神経」「総腓骨神経
拡張検索後脛骨神経刺激」「後脛骨神経損傷
関連記事神経」「脛骨

108C019」

  [★]

  • 50歳の男性。右足先が上がらないことを主訴に来院した。昨夜、泥酔して右脚を上にして脚を組んだ状態で寝込んでしまったところ、今朝、目覚めたときに右の足関節を背屈できなくなっていた。徒手筋力テストでは、左下肢はすべて正常、右下肢では膝関節の屈曲伸展と足関節の底屈とは正常、足関節の背屈は 2と低下している。右下腿外側と足背とに感覚低下を認める。下肢の腱反射は左右とも正常である。
  • 障害されているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108C018]←[国試_108]→[108C020

下肢の筋」

  [★]

下肢の筋

関節で分類

下肢の筋の起始停止

下肢の筋

肉単P 筋名   起始 停止 支配神経 機能
R-2 大腰筋   T12(椎体)、L1-L5(椎体横突起) 大腿骨(小転子) 腰神経叢 股関節屈曲(わずかに外旋)、脊柱屈曲
R-4 小腰筋   T12、L1(椎体椎間円板) 腸恥隆起 腰神経叢 脊柱屈曲の補助
R-3 腸骨筋   腸骨(腸骨窩) 大腿骨(小転子) 腰神経叢大腿神経 股関節屈曲(わずかに外旋)、脊柱屈曲
R-7 大殿筋   腸骨(後殿筋線)、仙骨尾骨(後面)、仙結節靭帯 大腿筋膜(腸脛靭帯)、大腿骨(殿筋粗面) 下殿神経 股関節伸展(特に屈曲位からの伸展)、外旋
R-8 中殿筋   腸骨(前殿筋線後殿筋線の間) 大腿骨(大転子外側面) 上殿神経 股関節外転内旋
R-9 小殿筋   腸骨(前・後殿筋線下殿筋線の間) 大腿骨(大転子) 上殿神経 股関節外転内旋
R-6 大腿筋膜張筋   腸骨(上前腸骨棘腸骨稜脛骨(外側)(腸脛靭帯を介して) 上殿神経 大腿筋膜の緊張、大腿屈曲外転内旋
R-10 梨状筋   仙骨(前面)、腸骨(大坐骨切痕) 大腿骨(大転子) 坐骨神経層(K) 股関節外旋
R-16 上双子筋   坐骨(坐骨棘小坐骨切痕) 大腿骨(大転子) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-17 下双子筋   坐骨(坐骨結節) 大腿骨(大転子) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-19 大腿方形筋   坐骨(坐骨結節) 大腿骨(転子間稜) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-15 内閉鎖筋   坐骨恥骨(閉鎖孔縁)、閉鎖膜(内面) 大腿骨(大転子転子窩) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-14 外閉鎖筋   恥骨(閉鎖孔下部)、閉鎖膜(外面) 大腿骨(転子窩) 閉鎖神経 股関節外旋内転(弱)
S-1 長内転筋   恥骨結合および恥骨(恥骨稜) 大腿骨(粗線内側唇) 閉鎖神経 股関節内転
S-2 短内転筋   恥骨(恥骨結合恥骨結合の間) 大腿骨(粗線内側唇) 閉鎖神経 股関節内転
S-3 大内転筋   坐骨(坐骨結節)、恥骨(恥骨下枝) 大腿骨(粗線内転筋結節) 閉鎖神経脛骨神経 股関節内転伸展
S-6 恥骨筋   恥骨(恥骨櫛) 大腿骨(恥骨筋線) 閉鎖神経大腿神経 股関節内転屈曲の補助
S-7 薄筋   恥骨(恥骨結合外側縁) 脛骨(上部の内側面) 閉鎖神経 股関節内転膝関節屈曲、下肢の内旋
S-9 大腿直筋   腸骨(下前腸骨棘寛骨臼の上縁) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展股関節屈曲
S-11 中間広筋   大腿骨(上部3/4) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展
S-12 外側広筋   大腿骨(大転子粗線外側唇) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展
S-13 内側広筋   大腿骨(粗線内側唇) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展
S-14 縫工筋   腸骨(上前腸骨棘) 脛骨(上部の内側面) 大腿神経 股関節屈曲外旋外転膝関節屈曲
T-2 大腿二頭筋 短頭 大腿骨(粗線外側唇) 脛骨(腓骨頭) 腓骨神経 股関節伸展外旋膝関節屈曲
T-2 大腿二頭筋 長頭 坐骨(坐骨結節) 脛骨(腓骨頭) 脛骨神経 股関節伸展外旋膝関節屈曲
T-3 半膜様筋   坐骨(坐骨結節) 脛骨(内側顆)、大腿骨(外側顆) 脛骨神経 股関節伸展内旋膝関節屈曲内旋
T-4 半腱様筋   坐骨(坐骨結節) 脛骨(上部の内側面) 脛骨神経 股関節伸展内旋膝関節屈曲内旋
U-2 腓腹筋 外側頭 外側顆 踵骨(踵骨突起) 脛骨神経 足関節底屈膝関節屈曲
U-2 腓腹筋 内側頭 内側顆 踵骨(踵骨突起) 脛骨神経 足関節底屈膝関節屈曲
U-3 ヒラメ筋   脛骨(ヒラメ筋線)、腓骨(頭、骨幹上部) 踵骨(踵骨突起) 脛骨神経 足関節底屈
U-5 足底筋   大腿骨(外側顆の上部) アキレス腱内側縁 脛骨神経 足関節底屈
U-6 膝窩筋   大腿骨(外側顆) 脛骨(上部の後面) 脛骨神経 膝関節屈曲下の下床を形成する
V-7 後脛骨筋   脛骨(後面)、腓骨(後面) 舟状骨、3個の楔状骨立方骨、第2-4中足骨 脛骨神経 足関節内反底屈
V-1 前脛骨筋   脛骨(外側面)、骨間膜 内側楔状骨、第1中足骨(基底部) 深腓骨神経 足関節の背屈内反足底のアーチ維持
V-2 長腓骨筋   腓骨(上部の外側面・腓骨頭)、脛骨(外側顆) 内側楔状骨、第1中足骨(基底部) 浅腓骨神経 足関節外反底屈
V-3 短腓骨筋   腓骨(下部の外側面) 第5中足骨(基底部) 浅腓骨神経 足関節外反底屈
V-4 第三腓骨筋   腓骨下部の前面) 第5中足骨(基底部) 深腓骨神経 足関節外反背屈


股関節の運動に関与する筋」

  [★]

下肢の筋

-歩行も参考

股関節の運動に関与する筋 (K.126,127 M.354)

肉単P 筋名 内転 外転 内旋 外旋 屈曲 伸展 支配神経
R-2 大腰筋       ◇*1   腰神経叢
R-3 腸骨筋       ◇*1   腰神経叢大腿神経
R-7 大殿筋         下殿神経
R-8 中殿筋   ●*2       上殿神経
R-9 小殿筋   ●*2       上殿神経
R-6 大腿筋膜張筋       上殿神経
R-10 梨状筋           仙骨神経叢
R-16 上双子筋           仙骨神経叢
R-17 下双子筋           仙骨神経叢
R-19 大腿方形筋           仙骨神経叢
R-15 内閉鎖筋           仙骨神経叢
R-14 外閉鎖筋 □*1         閉鎖神経
S-1 長内転筋         閉鎖神経
S-2 短内転筋         閉鎖神経
S-3 大内転筋       □*3 ●*4 閉鎖神経脛骨神経
S-6 恥骨筋         閉鎖神経大腿神経
S-7 薄筋       閉鎖神経
S-9 大腿直筋           大腿神経
S-14 縫工筋       大腿神経
T-2 大腿二頭筋短頭         腓骨神経
T-2 大腿二頭筋長頭         脛骨神経
T-3 半膜様筋         脛骨神経
T-4 半腱様筋         脛骨神経
肉単P 筋名 内転 外転 内旋 外旋 屈曲 伸展 支配神経

凡例

● :両方	
◇ :K.126,127
□ :M.354

脚注

*1:作用は弱い
*2:前部のみ(M.354)
*3:前部のみ(M.354)
*4:後部のみ(M.354)



仙骨神経叢」

  [★]

sacral plexus
plexus sacralis
腰神経叢腰仙骨神経幹


仙骨神経叢

  • KL.209, 488,489
神経 L4 L5 S1 S2 S3 S4
上殿神経      
下殿神経      
後大腿皮神経      
坐骨神経  
 総腓骨神経      
 脛骨神経  
陰部神経    
骨盤内臓神経      
  • M.204,205
神経 L4 L5 S1 S2 S3 S4
上殿神経      
下殿神経      
後大腿皮神経        
坐骨神経  
陰部神経      
骨盤内臓神経      
貫通皮枝        
梨状筋       
大腿四頭筋下双子筋     
内閉鎖筋上双子筋     
肛門挙筋尾骨筋       



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



深腓骨神経」

  [★]

deep peroneal nerve (KH,M), deep fibular nerve (N,M), deep peroneous nerve (N)
nervus fibularis profundus, nervus peroneus profundus



由来

坐骨神経→'総腓骨神経'+脛骨神経
       '総腓骨神経'浅腓骨神経深腓骨神経
  • L4-S2

支配

  • 下腿の前区画

深腓骨筋神経の前区画の支配筋(下肢の筋より一部抜粋)

肉単P 筋名 起始 停止 支配神経 機能
V-1 前脛骨筋 脛骨(外側面)、骨間膜 内側楔状骨、第1中足骨(基底部) 深腓骨神経 足関節の背屈内反足底のアーチ維持
V-4 第三腓骨筋 腓骨下部の前面) 第5中足骨(基底部) 深腓骨神経 足関節外反背屈
V-5 長趾伸筋 脛骨(外側顆)、腓骨(前縁上方) 第2-5指(基、中、末節骨底の背面) 深腓骨神経 第2-5趾の伸展
V-6 長母趾伸筋 腓骨(及び骨間膜の前面) 母趾(末節骨底の背面) 深腓骨神経 母趾の伸展(IP関節)

走行



総腓骨神経」

  [★]

common peroneal nerve (KL,N,M,KH), common fibular nerve (B,KL,N,M,)
nervus peroneus communis, nervus fibularis communis
筋枝:下腿の前区域、後区域の全ての筋、足背の筋
皮枝:下腿前面の外側、足背}
  • 図:N.522

由来

支配

走行

臨床関連


脊髄神経

支配神経根 責任椎間高位 深部反射 感覚領域 支配筋
L4 L3-4 膝蓋腱反射 膝蓋骨の内側近辺 大腿四頭筋
L5 L4-5   膝蓋骨下外側から母趾にかけて下方に斜行 前脛骨筋長母趾伸筋長趾伸筋
S1 L5-S1 アキレス腱反射 小趾 下腿三頭筋長母趾屈筋長趾屈筋



後脛骨神経刺激」

  [★]

posterior tibial nerve stimulation, PTNS
後脛骨神経


後脛骨神経損傷」

  [★]

posterior tibial nerve injury


神経」

  [★]

nerve
nervus
ニューロン


解剖で分類

情報で分類

機能で分類


脛骨」

  [★]

shank bone, shin bone
tibia





Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.




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