- 肘関節の単純X線写真側面像において、脂肪組織は肘関節の前面に通常認められるが、後方には認められない。
- 肘周辺の外傷で単純X線写真上異常を認めない場合にも、肘頭窩周辺の出血や浮腫により脂肪組織が押し上げられ、肘関節の前後に脂肪組織が認められる場合、脂肪体徴候陽性となる。(SOR.665)
UpToDate Contents
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- 1. 脂肪異栄養症症候群 lipodystrophic syndromes
- 2. レプチンの生理学 physiology of leptin
- 3. インスリン抵抗性：定義および臨床像 insulin resistance definition and clinical spectrum
- 4. バレット食道：疫学、臨床症状、および診断 barretts esophagus epidemiology clinical manifestations and diagnosis
- 5. 大麻使用障害：臨床的特徴および診断 cannabis use disorder clinical features and diagnosis
Japanese Journal
- 画像診断 肘関節における正常前方脂肪体像と前方脂肪体徴候
- 吉峰 史博,井口 理,佐々木 政幸 [他]
- 整形外科 62(9), 1017-1021, 2011-08
- NAID 40018930843
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★リンクテーブル★
| リンク元 | 「上腕骨顆上骨折」 |
| 関連記事 | 「脂肪」「脂肪体」 |
「上腕骨顆上骨折」
- 英
- supracondylar humeral fracture, supracondylar fracture
- ラ
- fractura supracondylica humeri
- 関
- 上腕骨外側上顆、上腕骨内側上顆
概念
- 上腕骨遠位の内・外上顆のやや中枢での骨折であり、小児、5-10歳に多い。肘関節を伸展させたまま転倒した時に起こる。
検査
- 単純X線写真：骨折線が明らかではない場合、脂肪体徴候 fat pad signが認められることがある。
合併症
- 血管損傷：上腕動脈
- 神経損傷：正中神経、橈骨神経、尺骨神経
- 変形癒合：内反変形 → 15°以上の変形では美容的観点から矯正骨切り術を施行することがある。
- コンパートメント症候群
- フォルクマン拘縮：
「脂肪」
- 英
- fat
- 関
- トリアシルグリセロール、脂肪酸
- 一般的にはトリアシルグリセロールと考えられているが、厳密には脂質と同義 (→脂質)
- 日本人の食事摂取基準では「脂質」が使われている。