胸郭出口症候群

出典: meddic

thoracic outlet syndrome (M), TOS
肋骨鎖骨症候群

疫学

  • 20歳代のなで肩の女性

病態

  • 腕神経叢と鎖骨下動静脈の圧迫による

症状

  • 上肢のしびれ、痛み、だるさなど

検査

ルース試験 Roos test

アドソン試験 Adson test

モーリー試験 Morley test

ライト試験 Wright test

エデン試験 Eden test


検査


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/11 15:00:59」(JST)

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UpToDate Contents

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和文文献

  • 第1肋骨奇形による胸郭出口症候群の一例
  • 澤田 智一,宮城 道人,松山 幸弘 [他]
  • 静岡整形外科医学雑誌 4(1), 25-28, 2011
  • NAID 40018777799
  • 胸郭出口症候群に対する前方アプローチによる神経剥離術の成績
  • 松田 智,野村 博紀
  • 日本手外科学会雑誌 27(5), 512-515, 2011
  • NAID 40018736617
  • 胸郭出口症候群に対する前方アプローチによる神経剥離術の成績と合併症
  • 松田 智,野村 博紀,中村 功
  • 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 中部日本整形外科災害外科学会抄録 53(6), 1359-1360, 2010-11-01
  • NAID 10027629251

関連リンク

胸郭出口症候群は、いろいろな原因で、これらの神経の通り道が狭くなり、血管や神経 を圧迫するために、肩こり、腕や手のしびれ、手の血行不良(冷え、だるさ)などの症状を 引き起こします。 ちょうど長時間正座をしたときに、足がしびれてくるのと似ています。
胸郭出口症候群とはどんな病気か. 鎖骨(さこつ)周辺で腕神経叢(わんしんけいそう) という腕や手指に行く末梢神経の束が、腕や手指に行く鎖骨下動脈や鎖骨下静脈という 血管とともに圧迫されて起こる病気です。 心臓から続く血管が、胸郭を出た所で神経 ...

関連画像

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★リンクテーブル★
先読みTOS」「thoracic outlet syndrome
国試過去問097D045」「100B053
リンク元急性動脈閉塞症」「血圧」「頚椎疾患」「モーリー試験」「肩こり
拡張検索神経性胸郭出口症候群
関連記事症候群」「」「症候」「出口

TOS」

  [★]

thoracic outlet syndrome,胸郭出口症候群


thoracic outlet syndrome」

  [★]

胸郭出口症候群,TOS


097D045」

  [★]

  • 20歳の女性。コンピュータ入力作業中に右上肢のしびれとだるさとを自覚するようになり来院した。なで肩で右上肢下垂時に症状が強くなる。右前斜角筋部に強い圧痛がある。深部腱反射は正常で、病的反射はない。感覚障害と筋力低下とはみられない。考えられる疾患はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097D044]←[国試_097]→[097D046

100B053」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 100B052]←[国試_100]→[100B054

急性動脈閉塞症」

  [★]

acute arterial occlusion
急性動脈閉塞
動脈閉塞症

病因

ガイドライン1改変
  塞栓症 血栓症
心原性 心房細動  
不整脈
僧帽弁狭窄症
心筋梗塞後壁在血栓
左室瘤
心筋症
人工弁置換術後
心臓腫瘍左房粘液腫
卵円孔開存
血管性 大動脈瘤 閉塞性動脈硬化症
末梢動脈瘤 バージャー病
shaggy aorta syndrome 大動脈解離
動静脈瘻 膝窩動脈瘤
  グラフト閉塞
血管炎(大動脈炎症候群など、膠原病)
膝窩動脈外膜嚢腫
膝窩動脈捕捉症候群
胸郭出口症候群
外傷
医原性
その他 空気塞栓 多血症
腫瘍塞栓 血小板増多症
カテーテル検査 悪性腫瘍

臨床的分類

  予後 臨書所見 ドプラ聴診器所見  
知覚消失 筋力低下 動脈 静脈
I viable
(下肢循環が維持されている状態)
ただちに下肢生命が脅かされることはない   なし 聞こえる 聞こえる
IIa threatened viability
(下肢生命が脅かされる状態)/marginally(境界型)
早急な治療により救肢が可能 軽度(足趾)/なし なし (しばしば)
聞き取れない
聞き取れる
IIb threatened viability
(下肢生命が脅かされる状態)/immediately(緊急型)
ただちに血行再建することにより救肢が可能 足趾以外にも
安静時痛を伴う
軽度~中等度 聞き取れない 聞き取れる
III irreversible
(不可逆的な状態)
組織大量喪失または、恒久的な神経障害が避けられない 重度
知覚消失
重度
麻痺(筋硬直)
聞き取れない 聞き取れない

治療

ガイドライン1 SSUR.421 YN.C-152
  • 急性動脈閉塞症の診断がつけばすぐに血栓形成の進展、およびこれによる再閉塞を予防するためにヘパリンを投与。
  • 急性下肢虚血の臨床的分類(TASC区分?)I, IIaでは経カテーテル直接血栓溶解療法(catheter directed thrombolysis, CDT)を考慮
  • TASC区分IIbでは外科的血行再建の適応(フォガティカテーテルによる血栓除去など)
  • TASC区分IIIやTASC区分IIb以上で血栓塞栓除去術が奏効しない例において、肢切断が行われる。

合併症

予後

ガイドライン1
  • 動脈閉塞から6時間以内であれば高率に救肢可能であり、血栓塞栓除去術の良い適応。
  • 24時間を経過すると約20%の症例で肢切断を要する。
  • 死亡率は15-20%

ガイドライン

  • 1. 末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_shigematsu_h.pdf
  • 2. INTER-SOCIETY CONSENSUS FOR THE MANAGEMENT OF PERIPHERAL ARTERIAL DISEASE (TASC II)
http://www.tasc-2-pad.org/upload/SSRubriqueProduit/Fichier2/597.pdf

血圧」

  [★]

blood pressure, BP
動脈圧 arterial pressure AP
血圧測定

成人の血圧(日本高血圧学会 2004年版ガイドライン)

  • 至適血圧:120mmHg かつ 80mmHg
  • 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
  • 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
  • 軽症高血圧:140~159mmHg または 90~99mmHg
  • 中等症高血圧:160~179mmHg または 100~109mmHg
  • 重症高血圧:≧180mmHg または ≧110mmHg
  • 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg

糖尿病性腎症

  • 管理目標: 130/80 mmHg
  • 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg

冠血管と血圧

  • In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.

血圧の異常

血圧の上肢における左右差

  • 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
  • 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる

血圧の上下肢の差(下肢>上肢)

  • 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
  • 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
  • 大動脈閉鎖不全症Hill徴候

収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない

拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
脈圧が上昇する
  • 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
  • 3. その他

ショック

  • 収縮期血圧 90 mmHg以下

非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差

  • 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。


心血管とその周囲の血圧 YN.C-29

see also PHD.61
中心静脈   肺動脈楔入圧
4~8 8~20
右心房 左心房
1~4 8~20
右心室 左心室
8~20 120~20
肺動脈 大動脈
8~20 120~70

臓器移植における脳死判定の除外

脳死判定#脳死判定の除外規定臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
  • 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
  • 1歳未満の者 65
  • 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
  • 13歳以上の者 90

国試



頚椎疾患」

  [★]

頸椎疾患
胸郭出口症候群

身体診察

  • 頸椎叩打痛
  • Spurling test:頭部を側屈した状態でうえから圧迫して疼痛が誘発されるかどうか。
  • Jackson test:頭部を背屈させうえから押さえたときに疼痛が誘発されるかどうか。

モーリー試験」

  [★]

Morley test
斜角筋三角圧迫試験胸郭出口症候群斜角筋症候群
[show details]
  • 鎖骨上窩で胸鎖乳突筋の外側を圧迫。同部位に圧痛があり、疼痛が手に放散するかどうか。


肩こり」

  [★]

muscle stiffness of the shoulder, stiff neck and shoulder
項部硬直頸部硬直頚部硬直, neck stiffness, stiffed neck

原因


神経性胸郭出口症候群」

  [★]

neurogenic thoracic outlet syndrome
胸郭出口症候群前斜角筋症候群


症候群」

  [★]

syndrome, symptom-complex
症状群
[[]]
  • 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患


内分泌

先天的代謝異常

高プロラクチン血症

分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。

性腺機能低下

嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長

性早熟

思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。

脳神経外科・神経内科

  • Wallenberg症候群 ワレンベルグ症候群:椎骨動脈、後下小脳動脈の血栓塞栓症などで生じる。頚部より下位で温度覚の障害が健側に出現するのに対し、頚部より上位では障害側に温度覚の障害が出現する。



群」

  [★]

group
グループ集団分類群れグループ化


症候」

  [★]

symptom and sign
症状, 徴候 兆候


出口」

  [★]

exitoutlet
出る




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