胸腺

出典: meddic

thymus (M)


  • HIS.244
  • 一次リンパ性器官

機能

  • T細胞を分化させる
  • 正の選択:自己のMHC+自己ペプチドに結合できるT細胞のみ生存
  • 負の選択:自己のMHC+自己ペプチドに強く結合するT細胞は死滅

解剖

血管の分布

リンパの分布

発生 L.337

  • 第3咽頭嚢の腹側翼から形成される


組織学

特徴

細胞

  • 皮質
  • 細網細胞
  • 髄質
  • 髄質上皮細胞








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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/16 13:23:03」(JST)

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和文文献

  • 〈原著〉騒音を伴うネガティブラック飼育環境における実験動物の適応性 : 1週間の予備飼育の有効性
  • 井上 恒志郎,岡本 正洋,イ ミンチョル,Inoue Koshiro,Okamoto Masahiro,Lee Min Chul,イノウエ コウシロウ,オカモト マサヒロ,イ ミンチョル
  • 体育科学系紀要 34, 45-52, 2011-03
  • NAID 120002949942
  • [日本体質医学会]研究奨励賞審査講演 インスリン転写調節因子MafAは胸腺におけるインスリン発現と1型糖尿病疾患感受性に関与する
  • 能宗 伸輔,片岡 浩介,川畑 由美子 [他]
  • 日本体質医学会雑誌 73(1), 18-23, 2011-02
  • NAID 40018766353
  • 異種臓器移植の臨床応用をめざして--前臨床異種移植はここまで進んでいる (第5土曜特集 臓器移植の新時代) -- (研究の新しい展開)
  • 山田 和彦,佐原 寿史
  • 医学のあゆみ 237(5), 559-566, 2011-04-30
  • NAID 40018756468

関連リンク

発生の過程において胸腺の原基は第3咽頭嚢に由来しており、これが下に降りてくる。 はじめ胸腺の原基は上皮細胞のみから構成されているが、ここに血流を介してリンパ球の 前駆細胞が割り込んで入り上皮細胞を押しのける形で猛烈に増殖する。 ...
胸腺は胸の中央上部に あります。 ... 胸腺細胞は、胎生期の 肝臓や骨髄といった造 血 器官から、前駆細胞 が胸腺に移動して成熟 した細胞です。 ... 胸腺内部. 髄質. 皮質. 胸腺内部. 4/8. 胸腺の実質は網目構造 をしています。 ...

関連画像


★リンクテーブル★
国試過去問099D054」「104G023」「098G038
リンク元新生児」「胸腺腫」「鰓弓」「気管支カルチノイド」「上縦隔
拡張検索胸腺静脈」「無胸腺ラット」「抗胸腺細胞免疫グロブリン
関連記事

099D054」

  [★]

  • 一次リンパ組織はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099D053]←[国試_099]→[099D055

104G023」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104G022]←[国試_104]→[104G024

098G038」

  [★]

  • 髄外造血を最も生じやすいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G037]←[国試_098]→[098G039

新生児」

  [★]

neonate
新産児 newborn
胎児 fetus,乳児 infant
neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant

定義

  • 出生後28日未満の乳児
  • 早期新生児期:出生後1週未満
  • 後期新生児期:7日から28日未満

出生後にみとめられるもの

098G051
  • 吸啜反射:出生時より
  • 胎便:出生直後-3日頃
  • 生理的黄疸:出生後2-3日に出現。出生後4-6日にピーク   ←  出生時~出生後24時間内の黄疸は病的
  • 生理的体重減少:出生後3-4日で最大。
  • 臍帯の脱落:出生後5-7日

解剖

  • 静脈管:閉鎖
  • 動脈管:閉鎖
  • 卵円孔:閉鎖
  • 胸腺:心臓に比して大きい → 右第1弓の突出が認められる。

生理

腎機能

  • 尿量:1-2ml/kg/hr-

免疫

  • 細胞性免疫>液性免疫
  • 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
  • 出生後5ヶ月で消失

血液

  • Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
  • Hb:17-19g/dL
  • 白血球:9,000-30,000/mm3
  • 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)

身体所見

身体の大きさ

QB.P-329
  • 前後径、肩幅:11cm
  • 大横径、小斜径、殿幅:9cm
  • 体重:3300g
  • 頭囲:33cm
  • 胸囲:33cm

正常なバイタルサインなど

呼吸器

SPE.78
  • 腹式呼吸
  • 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
  • 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。

経過観察できる所見

QB.O-76改変

診察箇所と疑われる疾患

SPE.77

出生体重による分類

  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満
  • 極低出生体重児 very low birth weight infant : 1500g未満
  • 超低出生体重児 extremely low birth weight infant : 1000g未満

身長、体重による区分

SPE.48
日本での定義/体重のみで評価
  • light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
  • apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
  • heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
参考1
体重による評価
  • light for date LFD
  • appropriate for date AFD
  • hearve for date
参考1
身長と体重による評価
small for date SFD / small for gestational age SGA
large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?

成熟新生児の身体所見

参考2 G10.M235 SPE.78 など
  • 頭部
  • 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
  • 産瘤(経腟分娩による場合)
  • 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
  • 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
  • 頭髪の長さは2cm前後
  • 耳介の巻き込み
  • 面疱は鼻に限局
  • 体幹
  • うぶ毛は背中、肩甲部に限局   ←  未成熟の場合、うぶ毛は多い
  • 皮膚は厚く、血管は透けない
  • 四肢
  • 足底にしわを認める   ←  未成熟の場合、しわは少ない
  • 四肢に浮腫を認めない
  • 関節屈曲部に胎脂が残る
  • 姿勢
  • 上下肢は屈曲位をとる
  • ホルモンの影響
  • 乳房組織を触れる
  • 大陰唇の発達

新生児と疾患

在胎週数と疾患

  • 早産時に多い
  • 正産児~過期産児

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
  • 2.
[display]http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55

国試





胸腺腫」

  [★]

thymoma, thymomas
胸腺縦隔腫瘍

概念

  • 上縦隔の前部、前縦隔の前部に発生
  • 胸腺固有の上皮細胞が腫瘍化したもの。precursor T cell(thymocytes)も存在することがあるが、悪性ではない。

分類

  • begign or encapsulated thymoma
  • malignant thymoma
  • type I: cytologically benign but biologically aggressive and capable of local invasion and, rarely, distant spread
  • type II: also called thymic carcinoma: cytologically malignant with all of the features of cancer and comparable behavior
HIM. e89
組織型 割合,% 予後(10-year
disease-free survival), %
A medullary thymoma 8 100
AB mixed thymoma 17 100
B1 predominantly cortical thymoma 27 83
B2 cortical thymoma 8 83
B3 well-differentiated thymic carcinoma 12 36
C thymic carcinoma 28 28

病因

  • 不明なことが多い。EBウイルスが関わっているかもしれない

疫学

  • 胸腺腫は希であって、悪性のものはさらに希
  • 全縦隔腫瘍の20-30%を占める。
  • どの年齢にも起こりうるが、とりわけ中年に後発する。平均50歳代。

症状

  • 30%:無症状。
  • 30-40%:CTでとらえられ、咳嗽、胸痛、呼吸困難、上大静脈症候群などの周胸臓器圧迫症状
  • 残り:全身病の合併
  • 左反回神経を圧迫して嗄声もありうる、と思う

合併症

症例

  • 40歳の女性。夕方になると、ものが二重に見える(複視)ことを主訴に来院した。眼瞼下垂を認める。血液検査では網赤血球の減少を認める。

参考

  • 1. 15-year-old boy with noninvasive cystic thymoma
http://www.ajronline.org/cgi/content-nw/full/186/4/1176/FIG5
  • 2.
http://telomelysin.com/article/52766550.html
  • 3. Imaging of Cystic Masses of the Mediastinum1
http://radiographics.rsna.org/content/22/suppl_1/S79.full



鰓弓」

  [★]

branchial arch
咽頭弓 pharyngeal arch
鰓嚢咽頭嚢


first aid step1 2006 p.122
  • 鰓弓由来の構造とその神経支配.xls
# 鰓弓 神経 骨格 動脈*
1 顎弓(上顎隆起下顎隆起) CN V
三叉神経: 上顎枝、下顎枝(第一鰓弓の筋を支配)
咀嚼筋(側頭筋咬筋内側翼突筋外側翼突筋)、顎舌骨筋顎二腹筋前腹、口蓋帆張筋鼓膜張筋 上顎突起(顎前骨上顎骨頬骨側頭骨の一部)、メッケル軟骨(下顎骨キヌタ骨ツチ骨、前ツチ骨靱帯、蝶下顎靱帯) 消失し一部残存(顎動脈)
2 舌骨弓 CN VII
顔面神経
顔面表情筋(頬筋耳介筋前頭筋広頚筋口輪筋および眼輪筋)、顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋アブミ骨筋 アブミ骨茎状突起、茎突舌骨靱帯、舌骨小角と舌骨体の上部 消失し一部残存(舌骨動脈、アブミ骨動脈)
3   CN IX
舌咽神経
茎突咽頭筋 舌骨大角と舌骨体の下部 総頚動脈、内頚動脈の基部。外頚動脈が出芽
4   CN X
迷走神経
輪状甲状筋口蓋帆挙筋 喉頭軟骨(甲状軟骨輪状軟骨披裂軟骨小角軟骨、および楔状軟骨 大動脈弓の一部
5 上喉頭神経(第四鰓弓支配神経) 咽頭収縮筋 消失
6 反回神経(下喉頭神経)(第六鰓弓支配神経) 喉頭内の筋 動脈管と肺動脈の基部





気管支カルチノイド」

  [★]

bronchial carcinoid
カルチノイド、肺カルチノイド

概念

  • 気管支カルチノイドは肺腫瘍の中でも珍しい部類である;神経内分泌分化を呈し、比較的潜行性の経過を辿るのが特徴である。
  • 元々、気管支腺腫と言われていたが、転移する可能性があることから悪性腫瘍とみなされている。
  • 体の他の部位にできる癌腫のように気管支カルチノイドは、胚の神経堤から遊走したペプチドやアミンを産生する内分泌細胞に由来すると考えられている。
  • カルチノイドは体の多くの部位から発生する可能性がある;胸腺消化管卵巣。消化管が最もカルチノイドが発生する部位であり、肺はその次に多い。

疫学

  • 世界的には、罹患率は10万人対0.2-2人/年。
  • 女性に多い、また黒人より白人に多いことが示唆されている。
  • 悪性肺腫瘍の1-2%
  • カルチノイドの20-30%
  • 子供(晩期思春期)の原発性肺新生物としては気管支カルチノイドが最も一般的。
  • 頻度;定型的カルチノイド:非定型的カルチノイド=4:1
  • 定型的カルチノイド:低分化度で分裂速度は遅い。
  • 非定型的カルチノイド:中等度分化度で分裂速度は速く、壊死を伴う。



上縦隔」

  [★]

superior mediastinum (M)


胸腺静脈」

  [★]

thymic vein, thymic veins
venae thymicae
胸腺


無胸腺ラット」

  [★]

nude ratathymic rat
ヌードラット


抗胸腺細胞免疫グロブリン」

  [★]

antithymocyte immunoglobulin


腺」

  [★]

gland
glandula
腺細胞分泌





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