胃切除後症候群

出典: meddic

postgastrectomy syndrome
胃切除合併症 complication of gastric surgery胃切除後遺症 postgastrectomy sequela
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IMD.855

  • 器質性障害
  • 機能性障害


UpToDate Contents

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和文文献

  • 症例報告 身近に潜んでいる機能性消化管障害患者とその治療 (特集 機能性消化管異常症--消化管を一本の管としてみる)
  • 臨床講義 胃切除後症候群とその克服(再建術式の工夫)
  • SF-113-4 胃切除後症候群に対する積極的介入治療のエビデンス : 体重減少, H.pylori除菌治療, 骨代謝障害, 貧血, VitB12欠乏, 逆流および残胃症状と残胃炎との関連(第107回日本外科学会定期学術集会)
  • 加藤 俊二,松倉 則夫,菅野 仁士,藤田 逸郎,奥田 武志,木山 輝郎,徳永 昭,田尻 孝
  • 日本外科学会雑誌 108(臨時増刊号_2), 313, 2007-03-10
  • NAID 110006331278

関連リンク

ダンピング症候群. 胃切除手術を受けた人の15~30%にみられる胃切除後症候群で、 炭水化物が急速に小腸に流入するために起こるものです。 食事中や食後の直後に症状 が現れる早期ダンピング症候群と、食後2~3時間たってから現れる後期ダンピング ...
胃の機能が失われることにより起こるさまざまな障害が胃切除後症候群として知られて いる。体調変化が劇的で、驚く患者も少なくない。これには単純に胃の大きさが小さく なる(「小胃症状」と呼ぶ)こととそれに伴う機能の低下のみならず、 ...

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★リンクテーブル★
リンク元」「ダンピング症候群」「輸入脚症候群
関連記事症候群」「切除」「」「症候

胃」

  [★]

stomach (Z)
gaster, ventriculus
消化器系#上皮の移行
  • 図:KL.346(動脈)

解剖

  • 胃は以下の間膜によって連結されている。
    • 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
    • 脾臓との間は胃脾間膜

胃の位置

  • 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
  • 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
  • 幽門:L1の高さ (KL.342)

胃の動脈


生理

胃腺の分布

2007年後期生理学授業プリント

粘膜上皮細胞 主細胞 壁細胞 副細胞
(頚粘液細胞)
腸クロム親和様細胞 D細胞 G細胞
噴門腺            
固有胃腺  
幽門腺          

HIS

部位 胃小窩 胃表面上皮細胞 主細胞 頚粘液細胞
(副細胞)
壁細胞 幹細胞 内分泌細胞
噴門部 噴門腺 浅い  
胃体部 固有胃腺 中間
幽門部 幽門腺 深い  

胃腺の移動

  • 胃底腺幽門腺の境界は移動する。
  • 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。

胃液のホルモンによる分泌調節

消化管ホルモン 分泌細胞 分泌調節(+) 分泌調節(-) 作用
ヒスタミン 腸クロム親和様細胞 アセチルコリン
ガストリン
  胃酸分泌
ソマトスタチン D細胞     胃酸分泌抑制
ガストリン G細胞   胃pH低下 胃酸分泌

生理

神経支配

  • 内在神経系
  • 1.粘膜下神経叢
  • 2.筋層間神経叢
  • 外来神経系
  • 1.交感神経系
T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
  • 2.副交感神経系
迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))

役割

  • 1. タンパク質の消化
  • 2. 食物の貯蔵
  • 3. 殺菌

機能

  • 1. 食物貯蔵
受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
  • 2. 食物混和
蠕動運動、逆移送
  • 3. 糜粥排出

受け入れ弛緩

  • 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経

臨床関連





ダンピング症候群」

  [★]

dumping syndrome
胃切除後症候群


概念

  • 胃切除術を受けた患者の食後に見られる種々の腹部症状と全身症状。
  • 胃の食塊保持機能が喪失されるためであり、胃切除後の他、幽門の機能が失われても同様の症状が起こりうる。
  • 症状の出る時間帯で2つに分類され、一つは早期症状で高浸透圧の食塊の腸管への流入による腸管の拡張と高浸透圧による血管運動症状、もう一つは後期症状で、急激な高血糖に対して生じたインスリン過剰分泌による低血糖症状である。

早期症状

  • 食後20-30分以内に起こりうる。
  • 食後5-30分:冷や汗、動悸、顔面紅潮、頭痛、めまいなど。
  • 小腸内に多量に流入した高張な食物により、直接・間接的に血管作動性物質が分泌される。血管作動性物質にはセロトニン、ブラジキニン、ヒスタミン、 GIPなどがある。
  • 食後30-60分:悪心・嘔吐、腹痛、腹部膨満感、下痢など。上部空腸の過伸展、蠕動亢進による

後期症状/晩期症状

  • 2-3時間後に起こる。
  • 全身倦怠感、めまい、心悸亢進、発汗、悪心など
  • 急激な糖分の吸収により高血糖をきたし、これに対するインスリン過剰分泌により低血糖をきたすために起こる。

治療・予防

  • 後期症状に対しては速やかに糖分摂取
  • ダンピング症候群自体の予防として、単糖類への分解を阻害する薬剤の同時摂取により高血糖を予防する試みがある。



輸入脚症候群」

  [★]

afferent loop syndrome
胃切除後遺症胃切除後症候群



症候群」

  [★]

syndrome, symptom-complex
症状群
[[]]
  • 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患


内分泌

先天的代謝異常

高プロラクチン血症

分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。

性腺機能低下

嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長

性早熟

思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。

脳神経外科・神経内科

  • Wallenberg症候群 ワレンベルグ症候群:椎骨動脈、後下小脳動脈の血栓塞栓症などで生じる。頚部より下位で温度覚の障害が健側に出現するのに対し、頚部より上位では障害側に温度覚の障害が出現する。



切除」

  [★]

横切横切開横断横断面消失切除術切除法切断摘出摘出術摘除摘除術離断アブレーション切り取る焼灼焼灼術


群」

  [★]

group
グループ集団分類群れグループ化


症候」

  [★]

symptom and sign
症状, 徴候 兆候




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