胃アニサキス症

出典: meddic

gastric anisakiasis
胃アニサキス
アニサキス症、腸アニサキス症


  • 生鮮魚介類(サバ、イワシ、アジ、イカ)とともに経口摂取されたアニサキス幼虫が胃粘膜に穿入することにより発生する。
  • 病型は急性と慢性とがある。慢性のものはほとんど無症状で、腫瘤性病変の疑いで偶然発見され、病理組織標本から診断されることが多い。
  • 即時型過敏性反応による胃の攣縮による疼痛が病態。痛みの質は疝痛である。
  • 潜伏期間:原因食品摂取後2時間から8時間、ないし生食後6~12時間以内
  • 疼痛部位:心窩部
  • 疼痛の質:疝痛、絞扼感
  • 随伴症状:時に悪心・嘔吐、下痢、蕁麻疹、多量吐血
  • 治療:上部消化管内視鏡で虫体を確認し、生検鉗子で虫体を除去する。

UpToDate Contents

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和文文献

  • 胃アニサキス症--千葉県小都市の1診療所の経験から
  • 胃・十二指腸疾患 急性胃炎,慢性胃炎,急性胃粘膜病変,胃・十二指腸潰瘍,胃アニサキス症 (消化・吸収・排泄イラストレイテッド--病態生理とアセスメント) -- (消化・吸収・排泄系の疾患)
  • アニサキス症 (特集 内科エマージェンシー--病態生理の理解と診療の基本) -- (消化器系疾患)

関連リンク

胃アニサキス症。胃アニサキス症とはどんな病気か アニサキス類(アニサキス、シュード テラノーバなど)の幼虫が寄生した魚類(マサバ、スケソウダラ、マアジ、スルメイカなど) を食べることによって発症する病気です。 これら寄生 gooヘルスケア 家庭の医学。
時によっては症中毒と間違えられることもありますが、食中毒と異なり、発熱や下痢を 伴いません。 このような患者さんが来られたとき、経験のある先生はまず『胃アニサキス 症』を疑い、『何か生魚を食べませんでしたか?』と質問してくるはずです。 お刺し身、 ...

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胃アニサキス症同僚が胃アニサキス症に 胃アニサキス症胃アニサキス症参考症例:胃アニサキス症胃アニサキス症はアニサキス


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国試過去問107I034
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107I034」

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胃」

  [★]

stomach (Z)
gaster, ventriculus
消化器系#上皮の移行
  • 図:KL.346(動脈)

解剖

  • 胃は以下の間膜によって連結されている。
    • 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
    • 脾臓との間は胃脾間膜

胃の位置

  • 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
  • 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
  • 幽門:L1の高さ (KL.342)

胃の動脈


生理

胃腺の分布

2007年後期生理学授業プリント

粘膜上皮細胞 主細胞 壁細胞 副細胞
(頚粘液細胞)
腸クロム親和様細胞 D細胞 G細胞
噴門腺            
固有胃腺  
幽門腺          

HIS

部位 胃小窩 胃表面上皮細胞 主細胞 頚粘液細胞
(副細胞)
壁細胞 幹細胞 内分泌細胞
噴門部 噴門腺 浅い  
胃体部 固有胃腺 中間
幽門部 幽門腺 深い  

胃腺の移動

  • 胃底腺幽門腺の境界は移動する。
  • 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。

胃液のホルモンによる分泌調節

消化管ホルモン 分泌細胞 分泌調節(+) 分泌調節(-) 作用
ヒスタミン 腸クロム親和様細胞 アセチルコリン
ガストリン
  胃酸分泌
ソマトスタチン D細胞     胃酸分泌抑制
ガストリン G細胞   胃pH低下 胃酸分泌

生理

神経支配

  • 内在神経系
  • 1.粘膜下神経叢
  • 2.筋層間神経叢
  • 外来神経系
  • 1.交感神経系
T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
  • 2.副交感神経系
迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))

役割

  • 1. タンパク質の消化
  • 2. 食物の貯蔵
  • 3. 殺菌

機能

  • 1. 食物貯蔵
受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
  • 2. 食物混和
蠕動運動、逆移送
  • 3. 糜粥排出

受け入れ弛緩

  • 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経

臨床関連





アニサキス症」

  [★]

anisakiasis
アニサキス AnisakisアニサキスIgG・IgA抗体

分類

穿入部位は胃が90%以上、腸管は5-8%
  • 胃アニサキス症
  • 腸アニサキス症
  • 大腸アニサキス症

病態

  • 虫体刺入によるI型、III型アレルギーが関与している、らしい。

病理

  • 虫体刺入部位の粘膜には好酸球が浸潤し肉芽腫を形成。末梢血の好酸球は増加しない。

予防

  • 加熱処理により幼虫は死亡する

参考

  • 1
[display]http://www.travel-med.bug4all.jp/zoology/parasites/nematoda/anisakis.html
  • 2
[display]http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/anisakiasis.html
  • . [charged] Miscellaneous nematodes - uptodate [1]



アニサキス」

  [★]

Anisakis
アニサキス属アニサキス症胃アニサキス症




症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態


キス」

  [★]

kiss
接吻




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