肺炎球菌性髄膜炎

出典: meddic

pneumococcal meningitisStreptococcus pneumoniae meningitis
肺炎球菌髄膜炎実験的肺炎球菌髄膜炎

UpToDate Contents

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和文文献

  • 予後不良であった肺炎球菌性髄膜炎の1剖検例
  • 齋藤 倫子,永井 玲恩,並木 みずほ [他],阿部 勝,原田 知幸,武田 宗和,宇都 健太,小田 秀明,平井 由児,矢口 有乃
  • 東京女子医科大学雑誌 85(1), 16-21, 2015-02-25
  • … 中耳炎の診断で通院中に意識障害を呈し前医に搬送され、肺炎球菌性髄膜炎の診断に至った。 …
  • NAID 110009883331
  • 高度難聴を合併した肺炎球菌性髄膜炎―内耳MRI画像所見と治療の試み―
  • 原 直之,柚木 太淳,久保 智司,藤井 裕樹,高松 和弘,田中 朗雄,栗山 勝
  • 臨床神経学 55(2), 119-122, 2015
  • … 症例は66歳の男性である.肺炎球菌性髄膜炎の経過中に両側高度感音性難聴が生じた.頭部MRIの3D‐FLAIR撮像法で,両側蝸牛および前庭の信号上昇がみられ,さらにガドリウム造影効果をみとめ,この所見は発症約2ヵ月経過しても継続した.蝸牛リンパの蛋白性状の変化および血液迷路関門の破綻が推測された.免疫反応が関連した所見とも推測され,ステロイドパルスおよび高圧酸素療法を試みた.B型肝炎と糖尿病の …
  • NAID 130004921316
  • 症例報告 7価結合型肺炎球菌ワクチン3回接種後に発症した肺炎球菌性髄膜炎・膿瘍の1例
  • 田中 裕,石井 敏夫,西岡 貴弘 [他]
  • 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 118(10), 1526-1531, 2014-10
  • NAID 40020243374

関連画像

細菌性髄膜炎について 細菌性 細菌性髄膜炎になっても早期の 小児細菌性髄膜炎・菌血症の 性髄膜炎の起炎菌は肺炎球菌 肺炎球菌性髄膜炎・菌血症 細菌性髄膜炎|ヒブ・肺炎球菌

添付文書

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★リンクテーブル★
リンク元実験的肺炎球菌髄膜炎」「Streptococcus pneumoniae meningitis」「肺炎球菌髄膜炎
関連記事髄膜炎」「肺炎」「髄膜」「」「球菌

実験的肺炎球菌髄膜炎」

  [★]

experimental pneumococcal meningitis
肺炎球菌髄膜炎肺炎球菌性髄膜炎


Streptococcus pneumoniae meningitis」

  [★]

肺炎球菌性髄膜炎

experimental pneumococcal meningitispneumococcal meningitis


肺炎球菌髄膜炎」

  [★]

pneumococcal meningitis
実験的肺炎球菌髄膜炎肺炎球菌性髄膜炎


髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試




肺炎」

  [★]

pneumonia pneumonitis

疫学

  • 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
  • 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
  • 死亡者の95%以上が高齢者である。
年代と病原体
乳児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 インフルエンザ菌  
小児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 クラミジア・ニューモニエ マイコプラズマ・ニューモニエ
青年期 肺炎球菌 インフルエンザ菌 マイコプラズマ・ニューモニエ    
成人 肺炎球菌 インフルエンザ菌      
高齢者 肺炎球菌 インフルエンザ菌 レジオネラ・ニューモニエ インフルエンザウイルス  

日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対,2002 年)

ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
  年齢階級 総数 15~ 25~ 35~ 45~ 55~ 65~ 75~ 85~ 90~
19 29 39 49 59 69 79 89  
受療率 外来 6 3 4 3 3 6 7 14 21 21
入院 19 2 3 2 3 7 21 86 309 489
死亡率 男性 76.4 0.5 0.5 1.5 4.6 15.2 69.2 339 2087 4317
女性 62.7 0.3 0.5 0.9 1.9 5.6 22.4 144 934 2291
総数 69.4 0.4 0.5 1.2 3.2 10.3 44.6 249 1291 2787

分類

発症の場

  • 市中肺炎:上気道のウイルス感染後に多い。

原因

病理

  • 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
  • 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在

ガイドライン

  • 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン





髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症


球菌」

  [★]

coccus
細菌





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