肺拡散能

出典: meddic

pulmonary diffusing capacity


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和文文献

  • 膠原病性肺高血圧症の早期診断法
  • 船内 正憲,岸本 和也,木下 浩二
  • 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 32(6), 457-465, 2009-12-31
  • … 受け易い.近年,PHの診断法が進歩し,また,優れた血管拡張薬の開発によってPHの予後が改善したが,早期に診断が行われないと更なる改善は期待できない.これまで早期診断の試みがなされてきたが,肺拡散能(DLco)の低下は早期から出現する事が知られ,また,血清LDH値の上昇も比較的早期から出現する事を認めている.一方,安静時心エコー検査は非侵襲性であり,PHの存在を推測するのに優れているが,必ず …
  • NAID 10026352310
  • 呼吸機能検査
  • 一ノ瀬 正和
  • 日本内科学会雑誌 97(6), 1206-1213, 2008-06-10
  • NAID 10021254487

関連リンク

肺拡散能(はいかくさんのう)とは、肺胞と毛細血管の間で行われるガス交換において、酸素や二酸化炭素が肺胞上皮・間質・毛細血管内皮を通り抜け、移動する能力のことである。肺拡散能を調べる検査を肺拡散能検査…
肺機能検査④肺拡散能検査 - 呼吸器の検査・診断 肺拡散能検査 肺胞(ハイホウ)と毛細血管の間ではガス交換が行われます。ただし、吸い込んだ空気と血液が直接的に接触するわけではありません。ガス交換が行われるためには ...
肺拡散能検査(はいかくさんのうけんさ)とは、肺拡散能を調べる検査のことである。酸素の肺拡散能を調べることが技術的に困難なため、ヘモグロビンと結合しやすい一酸化炭素の肺拡散能を測定する。身体に害がない…

関連画像

の時の毎分の拡散量を肺の拡散 kensa_10.jpgなどがあり、膜全体(拡散路)の 肺拡散能表1 なるので拡散障害になる.jpg


★リンクテーブル★
国試過去問107D052」「099G014」「107B013」「102D001」「089B013
リンク元一回呼吸法
拡張検索一酸化炭素肺拡散能力
関連記事拡散能」「拡散

107D052」

  [★]

  • 68歳の男性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。3年前から労作時の呼吸困難を自覚していたが、3か月前から徐々に増強した。喫煙は20本/日を35年間。10年前に禁煙した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。意識は清明。身長172cm、体重73kg。脈拍72/分、整。血圧136/76mmHg。呼吸数18/分。SpO2 95%(room air)。聴診で両側の背下部にfine cracklesを聴取する。血液所見:赤血球461万、Hb 13.9g/dl、Ht 44%、白血球8,700(好中球58%、好酸球5%、単球6%、リンパ球31%)、血小板26万。血液生化学所見:総蛋白7.6g/dl、アルブミン4.1g/dl、尿素窒素14mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST 22IU/l、ALT 19IU/l、LD 247IU/l(基準130~235)。免疫学所見:CRP 1.0mg/dl、サーファクタントプロテインD(SP-D)240ng/ml(基準0~109)。胸部エックス線写真(別冊No.26A)と胸部高分解能CT(別冊No.26B)とを別に示す。
  • この患者で低下しているのはどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 107D051]←[国試_107]→[107D053

099G014」

  [★]

  • 72歳の男性。労作時呼吸困難を主訴に来院した。20本/日、40年間の喫煙歴がある。身体所見では、両側肺野で呼吸音の減弱を認めるが、ラ音は聴取しない。胸部エックス写真と胸部単純CTとを以下に示す。低下が予想されるのはどれか。2つ選べ。


[正答]
※国試ナビ4※ 099G013]←[国試_099]→[099G015

107B013」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107B012]←[国試_107]→[107B014

102D001」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 102C031]←[国試_102]→[102D002

089B013」

  [★]

一回呼吸法」

  [★]

single breath method, single-breath test, single-breath method
肺拡散能



一酸化炭素肺拡散能力」

  [★]

carbon monoxide pulmonary diffusing capacity carbon monoxide diffusing capacity of lung DLCO
CO拡散能力
一酸化炭素トランスファーファクター拡散能

概念

  • 肺胞気から肺毛細血管に至るガス移動効率の指標
  • 肺毛細血管内を通過する血液の気層との接触時間は0.75sあれば酸素化に影響はない。この接触時間が短くなる、すなわち血流速度が増加した状態では酸素化が不十分となり拡散能の低下として認められる。血流速度は運動時や、あるいは毛細血管が破壊されたり閉塞したりして血管床が減少した病態で上昇する。(SPU.24)
  • 20-30ml/min/Torr(YN.I-27)

方法

  • 4種混合ガスを用い、最大呼出後急速に最大吸気位まで吸気し、10秒息止めをした後、急速に最大呼出をしCOガスの吸収量を測定して肺拡散能を検査する。

DLCOを低下せしめるファクター

肺間質、気道、肺血管の異常
  • (1) 肺胞から肺毛細血管赤血球内ヘモグロビンに至るまでの拡散距離の増加
  • (2) 肺胞・肺毛細血管の有効拡散面積の減少
  • (3) 換気、血流、拡散能力の肺内不均等分布
YN.I-27

読み方

DLCO上昇

  • 軽度肺うっ血 → 肺血流量の増加により軽度上昇(SPU.354)

DLCO低下

  • 肺水腫

呼吸器内科 必修マニュアル

p.86

DLCOの基準

  • 高値   :予測値の141%以上
  • 正常   :予測値の76-140%
  • 軽度低下 :予測値の61-75%
  • 中等度低下:予測値の41-60%
  • 高度低下 :予測値の40%以下

解釈

スパイロメトリー DLCO  
閉塞性障害あり 低下 肺気腫
正常~上昇 気管支喘息
拘束性障害あり 低下 肺線維症、(肺切除後)
正常 胸郭・胸膜異常、神経筋疾患
正常 低下 早期の間質性肺疾患、肺血管障害貧血一酸化炭素中毒
上昇 高度肥満、多血症、(気管支喘息)、左右心内シャント、軽度の左心不全、肺胞出血

参考

  • [display]http://xakimich.hp.infoseek.co.jp/laboratory/node30.html



拡散能」

  [★]

diffusing capacity, diffusion capacityF
拡散能力、(in europe)transfer factor
DLCO

拡散能に影響を及ぼす因子

  • 気体の肺胞内皮~基底膜~毛細血管内皮の透過性
  • 血流の流速
  • 肺胞の換気量
  • 気体の運搬体への結合能力

疾患との関連

  • 低下:肺気腫、間質性肺炎、塵肺、肺うっ血など
  • 上昇:気管支喘息、慢性気管支炎、多血症など

気体の種類による分類

  • 一酸化炭素拡散能力 DLCO



拡散」

  [★]

diffusion








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