肺塞栓

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肺塞栓症

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/06/03 16:29:20」(JST)

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和文文献

  • 肺癌手術後の退院後早期に肺血栓塞栓症を呈した一例
  • 張 吉天,陳 豊史,藤永 卓司,板東 徹,仁木 俊一郎,伊達 洋至
  • 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 25(2), 187-193, 2011-03-15
  • … 行された.周術期に肺塞栓症予防対策を施行し,術後回復良好,16日目に退院した.同日に呼吸苦が出現したが我慢した.20日目に受診し,脱水症状や血液検査で軽度の炎症所見が存在した.しかし,補液などの対症的な治療によってすぐに呼吸困難を含めた全身状態の改善を認めた.原因究明のための精査をすすめたところ,術後26日目の胸部造影CT,下肢血管エコーにて肺塞栓症と深部静脈血栓症 …
  • NAID 10027955356
  • 医療訴訟の「そこが知りたい」 ギプス固定で肺塞栓発症 医療水準から予防義務なし[仙台地裁2008.8.19判決]
  • 蒔田 覚
  • 日経メディカル 40(10), 128-130, 2011-10
  • … 整形外科診療所の通院患者が、ギプス固定が原因とみられる肺塞栓症で死亡しました。 …
  • NAID 40019021102

関連リンク

【肺塞栓】 肺塞栓症は、主として下肢静脈、骨盤腔内静脈に存在した血栓が剥離し、 肺動脈を 閉塞した結果生ずる肺循環障害を本態とする疾患で、発症後1時間以内の 死亡率が 約10%と高いので、早期診断・早期治療が大切である。しかし本症に特異的 な症 ...
この血栓が血流に乗って肺へ流れ肺動脈が詰まると、肺塞栓症となる。肺動脈が詰まる と .... 血栓が飛んで肺塞栓を引き起こすと、呼吸困難と胸痛などの症状が出る。 ... 肺 塞栓症の診断に最も適しているとされていたが、近年は造影CTにその座を譲りつつある 。

関連画像

肺塞栓肺塞栓症図1 肺塞栓肺塞栓・深部静脈血栓症とは肺塞栓最近『エコノミークラス症候群


★リンクテーブル★
国試過去問095C014」「106E045」「104C025
リンク元抗リン脂質抗体症候群」「間接ビリルビン」「パクリタキセル」「右心不全」「5H5T
拡張検索肺塞栓症」「急性肺塞栓症」「慢性肺塞栓症
関連記事」「塞栓

095C014」

  [★]

  • 28歳の初産婦。妊娠39週で自然陣痛が起こり入院した。身長158cm、体重83kg、脈拍80/分、整。血圧120/80mmHg。分娩経過観察中であったが、子宮ロ5cm開大で分娩進行が停止した。胎児心拍数異常も出現したので緊急帝王切開術が行われた。児は2,450gの女児、出血量は680 g、手術時間は45分であった。術後48時間のベッド上安静後、歩行を開始したところ、トイレで排尿後に突然激しい胸痛と呼吸困難とを訴え、チアノーゼが出現した。最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095C013]←[国試_095]→[095C015

106E045」

  [★]

  • 78歳の男性。全身麻酔冠動脈バイパス術を受けた。手術終了後、未覚醒の状態で、人工呼吸管理下にある。心拍数92/分、整。血圧132/72mmHg。動脈血ガス分析(100%酸素投与下) : pH7.30、 PaCO2 53Torr、 PaO2 270Torr、 HCO3- 22mEq/L。術前と術後の胸部エックス線写真(別冊No. 5A、 B)を別に示す。
  • 術後の病態として最も考えられるのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 106E044]←[国試_106]→[106E046

104C025」

  [★]

  • 62歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。1か月前に呼吸困難が出現し、増強してきた。喫煙は30本/日を40年間。体温36.4℃。呼吸数28/分。脈拍 104/分、整。血圧 132/86mmHg。心音に異常を認めない。呼吸時に胸郭の動きに左右差を認める。左胸部の打診は濁音を呈し、聴診では左肺の呼吸音が減弱している。
  • 考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104C024]←[国試_104]→[104C026

抗リン脂質抗体症候群」

  [★]

antiphospholipid syndrome, antiphospholipid antibody syndrome, anti-phospholipid syndrome, anti-phospholipid antibody syndrome, APS
抗リン脂質症候群
[[]]

概念

分類

  • 原発性
  • 続発性
  • 全身性エリテマトーデスに合併(SLEの20-40%に合併)
  • 劇症型(catastrophic APS):血小板減少症・重症、3部位以上の多臓器不全

病因

疫学

症状

  • 動静脈血栓症
  • 胎盤内の血栓形成→胎盤機能不全。妊娠5-6か月に多い。明らかな基礎疾患のない習慣流産患者のうちの20%を占める。3回続けて流産した場合は疑われる。
  • 1. 静脈血栓症:深部静脈血栓症(Budd-Chiari症候群、下肢、腎、網膜など)、肺塞栓症、腸間膜静脈血栓症
  • 2. 動脈血栓症:脳血管障害(一過性脳虚血発作、脳梗塞)、末梢動脈閉塞、腸間膜動脈血栓症、心筋梗塞、網膜動脈血栓症
  • 3. 習慣性流産:子宮内胎児死亡
  • 4. 血小板減少症(出血傾向は来さないことが多い)
  • 5. その他:網状皮斑(livedo),皮膚潰瘍、溶血性貧血、偏頭痛、舞踏病、てんかん、肺高血圧症など

REU.188

皮膚 網状皮斑、浅在性血栓性静脈炎、爪下線状出血足潰瘍、皮膚遠位部虚血、皮膚梗塞、blue-toe syndrome
神経系 一過性脳虚血脳卒中多発梗塞性認知症舞踏病横断性脊髄炎脳症片頭痛pseudotumor cerebri、脳静脈血栓
心臓 狭心症心筋梗塞、冠状動脈症、心弁膜症疣贅、心臓内血栓
肺塞栓肺高血圧
血液 血小板減少溶血性貧血
消化器 Budd-Chiari syndrome肝梗塞
腎臓 糸球体血栓、腎不全高血圧の亢進、腎動脈血栓、腎静脈血栓
産科系 胎児喪失、子宮内胎児発育遅延HELLP症候群羊水過少
眼科 網膜静脈閉塞網膜動脈閉塞、血管閉塞性網膜症、虚血性視神経症
内分泌 副腎不全
筋骨格系 阻血性壊死(?)
  • SLE様症状(蝶形紅斑、DLE、光線過敏症など)もありうる

診断

診断基準 REU.190

臨床症状1椎上、検査基準1つ以上を満たしたとき、抗リン脂質抗体症候群と診断
  • 臨床症状
  • 1. 血栓症:動脈、静脈、小血管
  • 2. 妊娠合併症
  • a. 妊娠10週以降の胎児死亡
  • b. 重症子癇前症、子癇、あるいは重症胎盤機能不全による34週以前の早産
  • c. 3回以上続けての妊娠10週以前の自然流産
  • 検査基準

検査

→ 梅毒血清反応(STS):偽陽性
抗β2-GFI/カルジオリピン複合体抗体
→ リン脂質依存性の血液凝固反応の阻害(内因系) → APTT:延長。PT:正常
  • 血小板減少 ← 血栓症

治療

  • 動脈血栓症の再発予防・・・アスピリン少量内服が第一選択
  • 静脈血栓症の再発予防・・・ワルファリン

予後

予防

間接ビリルビン」

  [★]

indirect bilirubin
ビリルビン


  • ポリフィリンが開裂してビリルビンとなるが不溶性であるために、血中ではアルブミンと結合する(これが、間接ビリルビン)。肝臓に運ばれた後、グルクロン酸抱合を受けて水溶性となったビリルビンが直接ビリルビンである。

基準値

  • (HIM A-4)
総ビリルビン 0.3-1.3 mg/dL
直接ビリルビン 0.1-0.4 mg/dL
間接ビリルビン 0.2-0.9 mg/dL

鑑別疾患

  • 0.9-5mg/dl(軽度増加)
  • 5-20mg/dl(中等度増加)
  • 20mg/dl以上(高度増加)
LAB 568
ジェネラリストのための内科外来マニュアル. 384



パクリタキセル」

  [★]

paclitaxel
タキソール taxol TXL、(アルブミン添加)アブラキサン
抗悪性腫瘍薬

分類

  • 抗悪性腫瘍薬
  • タキサン系

適応

パクリタキセル注
  • 卵巣癌、非小細胞肺癌、乳癌、胃癌、子宮体癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、再発又は遠隔転移を有する食道癌、血管肉腫、進行又は再発の子宮頸癌

作用機序

  • チューブリンの脱重合を抑制して、中間径フィラメントを安定化させることで有糸分裂期(M期)を停止させ、これにより細胞分裂を阻害 (⇔ ビンクリスチン)

重要な基本的注意

  • 骨髄抑制。過敏反応。低血圧、高血圧、徐脈。関節痛(高頻度)、筋肉痛(高頻度)。発熱(高頻度)。末梢神経障害(高頻度)。感染症、出血傾向。

重大な副作用





右心不全」

  [★]

right heart failure, right-sided heart failure RHF
左心不全うっ血腎心不全


  • 右室は左室よりコンプライアンスが高い(低圧で拡張できる)。このため幅広良い血液量の変化に対応できる。反面、高負荷の急激な増加には脆弱である。例えば、肺塞栓など。(PHD.234)
  • ほとんどの右心不全の原因が左心不全によるもので、右心不全が一次的なものはあまり一般的ではない。
  • 肺性心 cor pulmonaleは肺に原発的する過程から生じる右心系の心疾患のことを差している。肺性心から右心不全に至ることは良くある。(PHD.235)

原因

PHD.235
  • 肺間質性疾患 parenchymal pulmonary disease

症状

  • 頚静脈怒張
  • 下肢の浮腫
  • 胸水 → 壁側胸膜で産生されるが、静脈系のうっ滞により胸水産生量が増えすぎるため、かも?
  • 腹水
  • 肝腫大
  • 蛋白漏出性胃腸症

国試



5H5T」

  [★]

無脈性電気活動
hypovolemia 循環血液量減少
hypoxia 低酸素血症
hypothermia 低体温
hyperkalemia/hypokalemia 高K血症/低K血症
hydrogen ion アシドーシス
tamponade 心タンポナーデ
tension pneumothorax 緊張性気胸
tablet 薬物中毒
thrombosis, pulmonary 肺塞栓
thrombosis, coronary 急性心筋梗塞


肺塞栓症」

  [★]

pulmonary embolism PE
肺梗塞, 肺動脈塞栓症
[[]]
  • 静脈系を経由して血栓、脂肪、腫瘍、空気、異物が肺動脈を閉塞したもの。総称

症状

  • 呼吸困難、胸痛、血痰、失神、咳

身体所見 SPU.380

  • 多呼吸、頻脈
  • ときに、発熱、チアノーゼ
  • 胸部聴診:約半数に湿性ラ音・乾性ラ音
  • 廃校血圧が著明な場合IIp音の増強

検査

血算

  • 白血球:1万/ul → 肺組織の壊死を示唆

血液生化学

LDH、総ビリルビンは半分の症例で上昇。心筋梗塞ではASTが上昇する。

凝固線溶系検査

  • FDP、D-ダイマー、TAT:(血栓塞栓症の急性期)上昇

動脈血ガス

血清学検査

  • IgE:上昇(250 U/ml以上)(50%の症例)

心電図 HIM.1653

  • 洞性頻脈
  • SI,QIII,TIII:I誘導でS波、III誘導でQ波が見られる。III誘導で陰性T波 ← 特性は高いが、感度は低い
  • 前胸部誘導(V1~V4)で陰性T波がよく見られる。
  • 右軸偏位 ← 右室負荷のため
  • 一過性の右脚ブロック、心房細動

心エコー

  • The specific appearance of the right ventricle on echocardiography is referred to as the McConnell's sign. This is the finding of akinesia of the mid-free wall but normal motion of the apex. This phenomenon has a 77% sensitivity and a 94% specificity for the diagnosis of acute pulmonary embolism.(wikipedia enより)

参考

  • wiki ja
  • [display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%BA%E5%A1%9E%E6%A0%93%E7%97%87



急性肺塞栓症」

  [★]

acute pulmonary embolism
静脈血栓塞栓症


慢性肺塞栓症」

  [★]

chronic pulmonary embolism

栓」

  [★]

plugcockstopper
コックストッパー栓子共栓塞ぐプラグ雄鳥


塞栓」

  [★]

embolus, (pl.)emboli
塞栓症




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