UpToDate Contents
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- 1. 前立腺生検の解釈 interpretation of prostate biopsy
- 2. BCG膀胱内注入療法の感染性合併症 infectious complications of intravesical bcg immunotherapy
Japanese Journal
- 池田 純一,村上 彰悟,河 源,渋谷 信介
- 泌尿器科紀要 = Acta urologica Japonica 65(3), 69-73, 2019-03
- Case 1 : A 65-year-old man visited withfrequent urination and dysuria. Pyuria and bacteriuria were observed and prostate specific antigen (PSA) was elevated to 5.69 ng/ml. Prostate cancer and urinary …
- NAID 120006624094
- 悪性腫瘍との鑑別に苦慮した非特異性肉芽腫性前立腺炎の一例
- 滝澤 弘樹,田部井 正,福田 哲央,篠木 理沙,三留 拓,佐野 太,岡島 和登,小林 一樹
- 日本泌尿器科学会雑誌 110(1), 65-69, 2019
- … <p>非特異性肉芽腫性前立腺炎の一例を報告する.症例は58歳男性.発熱と排尿困難を主訴に近医を受診した.膿尿と前立腺の圧痛があり,急性前立腺炎の診断で抗菌薬により加療したが,症状の改善が乏しく当科紹介となった.直腸診では,石様硬・表面不整な前立腺を触れた.PSAは2.624ng/mlであった.MRIでは,不整に腫大した前立腺を認め,拡散強調像でびまん性に高信号を呈していた.検査所見より,前立腺癌を …
- NAID 130007787653
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- 肉芽腫性前立腺炎の3 例 池田 純一1,村上 彰悟1,河源1,渋谷 信介2 1大阪府済生会野江病院泌尿器科,2大阪府済生会野江病院病理診断科 GRANULOMATOUSPROSTATITIS:THREECASESREPORT JunichiIkeda1,ShogoMurakami1,GenKawa1 andShinsukeShibuya2 ...
- 前立腺炎についてのご感想・ご質問(3) 以下は32歳の方からのメールです。 父が前立腺癌の疑いがあるということで、組織検査をうけました。その結果、しこりはあるが癌ではないとのこと… 肉芽腫性前立腺炎ではないかと思うのですが、この場合その後前立腺癌に発展することはないの ...
- その結果,乾酪壊死を認めない類上皮細胞肉芽腫が散見され,サルコイドーシスが疑われた。. 全身検索を施行したが診断基準を満たさず,他のアレルギー疾患や感染症も認めなかったため,非特異性肉芽腫性前立腺炎として経過を観察した。. 本疾患は前立 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- prostate (KL,KH,N,Z), prostate gland
- ラ
- prostata
- 同
- 前位腺、摂護腺
解剖
- くるみ大の大きさ。体積は5ml(??)程度が普通で、大きい場合、前立腺肥大症や前立腺癌などが考えられる
- 膀胱の直下にある栗の実に似た固い器官
- 内腺と外腺からなる。現在では、central zone CZ,transitional zone TZ,peripheral zone PZという分け方が一般的。
組織
- 円柱上皮と立方上皮が2相構造を呈している → 多列円柱上皮? : 前立腺肥大症ではこの構造が保たれ、前立腺癌ではこの構造が乱れる。
- 30-50個からなる複合管状胞状腺の集合体からなる。(HIS.427)
- 管状胞状腺の内腔に前立腺石(アミロイド小体)を認める。(HIS.428)
機能 (KL.446)
- 特有の臭気を有する乳白色の液で、クエン酸や、デヒドロゲナーゼ、亜鉛を含み、精液の15-30%を構成する。
- 分泌はジヒドロテストステロンに制御されている(HIS.428)
発生学的な関係 (KH.258,264 N.362,368)
臨床関連
- inner, periurethral glandsに見られる。肥大はinner region(central and transitional region)で著明
- outer region(peripheral) glandsで起こる → 尿路の閉塞は初期に出づらい。
参考
- http://img4.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/2d/5d/zr750soyokaze/folder/1188086/img_1188086_27786171_0?1242055767
[★]
- 英
- prostatitis
- 関
- 前立腺
分類
- 最も多い
前立腺炎のためのNIH分類
型
|
分類
|
|
症状
|
I
|
急性細菌性前立腺炎
|
発熱、排尿痛、全身倦怠で急激に発症
|
II
|
慢性細菌性前立腺炎
|
Iが慢性化したもの。再発性細菌感染としての症状を認める。
|
III
|
慢性非細菌性前立腺炎
|
頻尿・残尿感、排尿時痛(不快感)、ソケイ部・会陰部・尿道部痛など多彩。
|
慢性骨盤内疼痛症候群/前立腺関連疼痛症候群
|
|
A 炎症性
|
B 非炎症性
|
IV
|
無症候性炎症性前立腺炎
|
たまたま採取した前立腺液中に白血球を認めて発見されるなど、偶然発見されることがあるが、現時点では積極的に治療の必要はない。
|
[★]
- 英
- granuloma
- 関
- 肉芽腫症
分類
- NDE.34
肉芽腫を形成する疾患
- 抗酸菌(結核、、らい菌)
- 真菌(クリプトコッカス、アスペルギルス、ヒストプラズマ、ブラストミセス、コクシジオイデスなど)
- トレポネーマ(梅毒)
- その他の菌(ネコひっかき病など)
- 炎症性疾患(サルコイドーシス、クローン病、血管炎・膠原病、過敏性肺臓炎など)
- 異物(ベリリウム、バリウム、縫合糸)
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- bulbil、brood bud
- 関
- ムカゴ、鱗芽