羞明

出典: meddic

photophobia
まぶしがり症
光感受性


  • 眼に限局する疾患でも全身性疾患でも起こる。どちらも炎症が原因だけど例外が3つある。白皮症 albinism, 片頭痛 migraine, 眼精疲労 eye strain from astigmatism and hyperopia。眼に限局する疾患で結膜炎角膜炎、角膜への外来異物、虹彩炎網膜炎脈絡網膜炎視神経炎が羞明を起こす。全身性疾患では熱性の疾患、特に結膜を介して感染症と関連した熱性の疾患が羞明を起こす。麻疹髄膜炎脳炎hay feverインフルエンザ感冒旋毛虫症が羞明を起こすことは少ない(just a few)。毒物(特に、ヨード、臭素、アトロピン誘導体)も羞明を起こす。暗所にいるだけでも羞明は起こる。ヒステリーと恐怖症・群集不安も羞明の原因となる。(DIF 354)


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/06/17 11:15:07」(JST)

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和文文献

  • 羞明の科学-遮光眼鏡適合判定のために
  • 堀口 浩史,仲泊 聡
  • 視覚の科学 = Japanese journal of visual science 31(2), 77-81, 2010-12-10
  • NAID 10027667600
  • 中枢性の羞明
  • 気賀沢 一輝
  • あたらしい眼科 = Journal of the eye 27(5), 613-619, 2010-05-30
  • NAID 10026924943
  • 羞明感と眼精疲労により多焦点眼内レンズを交換した2例 (特集 第63回日本臨床眼科学会講演集(2))
  • 鳥居 秀成,根岸 一乃,村戸 ドール [他]
  • 臨床眼科 64(4), 459-463, 2010-04
  • NAID 40017100988

関連リンク

羞明(しゅうめい、英: photophobia)は、強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどを 生じることをいう。英語では恐怖症を示す「phobia」と付いているが、原因の多くは網膜 や視神経に対する過度な刺激による眼科的な要因である。
「羞明」とは - 普通の光が眩しく、眼が痛い、涙が出るなど訴える状態。 時にはこれが 原因で視力の低下をきたすことがある。

関連画像

羞明の画像 p1_5特に、瞳孔が小さくなっている 羞明(まぶしさ)を示した写真 図5-6 羞明羞明の画像 p1_3羞明の画像 p1_7羞明の画像 p1_12視力低下・羞明(眩しい)


★リンクテーブル★
国試過去問105D036」「106G056」「102A040」「098I027
リンク元100Cases 76」「髄膜刺激症状」「photophobia」「光感受性

105D036」

  [★]

  • 83歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。6か月前から左眼の見え方に違和感があった。1か月前から視力低下が進行した。75歳時に両眼の白内障手術の既往がある。視力は右1.0(矯正不能)、左0.6(矯正不能)。眼圧は右14mmHg、左14mmHg。眼内レンズが両眼に挿入されている。両眼の眼底写真(刺冊No.11A、B)を別に示す。
  • 6か月前からあったと推定される症候はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105D035]←[国試_105]→[105D037

106G056」

  [★]

  • 20歳の女性。強い頭痛発作を主訴に来院した。最近の10日間は仕事で多忙であったが、 2日前に一段落した。昨日の朝、目覚めたときから右側頭部が痛み始めた。痛みは急速に増悪して拍動性となり、約30分でピークに達して、立っていられなくなった。起き上がったり歩いたりすると痛みが増強した。その後、頭痛は徐々に軽減して数時間で消失した。同様の頭痛発作が3年前から年に2、3回出現するという。
  • この疾患の頭痛発作時に伴いやすいのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G055]←[国試_106]→[106G057

102A040」

  [★]

  • 83歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。3年前に白内障手術を受けた。6か月前から左眼の見え方の違和感を自覚していた。1か月前から視力低下が進行した。視力:右0.8(1.0×-0.75D)、左0.6(矯正不能)。眼圧:右14mmHg、左14mmHg。眼内レンズが両眼に挿入されている。眼底写真を以下に示す。
  • 6か月前からあったと推定されるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 102A039]←[国試_102]→[102A041

098I027」

  [★]

  • 50歳の男性。人間ドックの眼底検査視神経乳頭の異常を指摘され来院した。視力は右1.2(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。眼圧は右22mmHg、左24mmHg。
  • 右の眼底写真を以下に示す。
  • 左眼も同様の所見である。
  • 最も考えられる症候はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 098I026]←[国試_098]→[098I028

100Cases 76」

  [★]

☆case76 頭痛
glossary
傾眠 drowsiness 正常病的の区別なく眠り込む場合に用いられる
意識不鮮明 confusion 周囲に対する認識や理解は低下し、思考清明さや記憶正確さが失われる
錯乱 confusion 夢幻様状態より見当識障害思考滅裂が見られる状態(PSY.40)
MA = Master of Arts 文学修士
 The Master of Arts (BrE: MA, UsE: M.A.) is awarded in Arts, Humanities, Theology and Social Sciences (Wikipedia)
graduate student 大学院生
rousable adj. 覚醒できる、目を覚ますことができる
rouse vt. ~の目を覚まさせる、呼び起こす。喚起する、鼓舞する、奮起させる。(感情を)起こさせる、かき立てる
lateralize vt. (生理)(大脳が)(左右半球に心的機能差がある、左右差がある。(器官機能活動などが)大脳の(左右いずれかの)片側優位下にある。(医学)(障害などが)大脳の片半球にあると診断される
乳頭浮腫 papilledema 原因を問わず視神経乳頭腫脹している状態
うっ血乳頭 choked disc 脳圧亢進による乳頭浮腫
症例
24歳、男性 精神学の修士過程を専攻している大学院生
主訴:激しい頭痛
現病歴頭部全体に痛みがある。2回嘔吐傾眠錯乱が認められるようになった。明るい光を嫌う()he finds bright lights uncomfortable
既往歴病気既往はない。アレルギーはない。タバコ1日10本。アルコール24 unit/week(缶ビール(350ml)13.7本/週)。薬は服用してない。
家族歴:彼女と同居。3歳と4歳の子供がいる。
診察 examination
 見た感じ紅潮しており、調子が悪そう。体温:39.2℃。項部硬直あり(he has stiffness on passice flexion of his neck)。皮疹なし。副鼻腔圧痛なし。鼓膜所見は正常脈拍:120/分。血圧:98/74 mmHg心血管系胸部腹部に異常所見なし(normal)。意識レベル低下。命令に応じて覚醒する(JCS10?)。局所神経症状認めない。眼底所見正常
検査 investigation
 血液検査
  白血球上昇血清Na:低下。血清尿素:上昇血清クレアチニン上昇血液培養検査
 画像検査
  胸部X線:異常所見なし。頭部CT正常
 心電図洞性頻脈
 腰椎穿刺
  髄液所見:混濁白血球:増多。蛋白:増多。糖:低下(普通の人の血糖100mg/dLと考える。→ 1g/L → 1/180 mol/L → 5.56 mmol/L。グラム染色結果待ち
■Q
 診断鑑別診断管理
■A
 細菌性髄膜炎髄膜炎クモ膜下出血、経験的抗菌薬投与
解説
(第1パラグラフ)細菌性髄膜炎
・(症状)突然発症。激しい頭痛嘔吐錯乱羞明項部硬直
・低血圧白血球増多、腎機能低下 → ウイルス性よりむしろ細菌性感染示唆する。 ← 重症敗血症敗血症ショックかな?(私見)
・(髄膜炎菌の種類)
テーブル挿入 髄膜炎
・(疫学)HIM. 2621 (多分、全患者中(←私見))
 Streptococcus pneumoniae ~50%
 Neisseria meningitidis ~25%、
 group B streptococci ~15%
 Listeria monocytogenes ~10%
 Haemophilus influenzae type B <10%
Neisseria meningitidis全身性脈管皮疹(点状出血紫斑)が特徴的(generalized vasculitic rash)
(第2パラグラフ)鑑別診断
・激しい頭痛
 ・the most severe headaches are experienced in meningitis, subarachnoid hemorrhage and classic migraine.
  ・meningitis単回発作(single episode)。症状は時間単位で出現
  ・subarachnoid hemorrhage単回発作(single episode)。突然発症(突発完成?)。硝子体出血を認めることがある。
  ・classic migraine:繰り返す(数回/年~1回/週。平均月2回。発作は4-72時間継続)
髄膜刺激急性発熱をきたした多くの病態でみられる(acute febrile conditions)。特に子供。 ← そうなの?
頚部硬直頚部脊椎の局所感染症でも起こる。 ← パーキンソン病などによる筋トーヌスの異常亢進も除外しよう
・他の髄膜炎:脳脊髄液所見で鑑別する
(第3パラグラフ)経験的治療
・(細菌性)髄膜炎が疑われたら、確定診断する前に適切抗菌薬投与(empirical treatment)。 → 数時間の経過死亡することがある。
・ペニシリンアレルギーがなければ、ceftriaxoneかceftaximeの静脈内投与一般的治療法
(第4パラグラフ)腰椎穿刺
乳頭浮腫がない、あるいは占拠性病変示唆する片側性の神経徴候(lateralized neurological signs)がある患者では(CT結果を待たずに)腰椎穿刺をすぐにやるべき(CASES) ← どういう事?
局在性の神経徴候(localized neurological sign)がある場合はまずCTを撮るべき(CASES)。 → the dangers of coning ← 鉤ヘルニアの事?
(第5パラグラフ)細菌性髄膜炎管理
診断CSF検査(グラム染色、髄液培養(確定診断感受性試験)
管理
 ・意識が低下しているのでそれなりの看護(must be nursed)。アヘン剤による鎮痛生理食塩水による低ナトリウム血症の補正。低血圧補正するためにinotrope(a drug with positive inotropic effects, e.g. dobutamine, digitalis, milrinone )も必要かもしれない。(100CASES)
 ・感受性のある抗菌薬投与(大量静注、髄液移行性の高いもの)、髄液所見の正常化・CRP 陰転後、1週間抗菌薬投与して治療終了対症療法として脳圧亢進には高張脳圧降下薬(マンニトールなど)を投与。(IMD.1042)
(第6パラグラフ)家族構成を考えた治療
・(意訳)誰が3-4歳の世話をしていたのか分からないけど、子供検査すべき。髄膜炎菌か原因菌が不明だったら、リファンピシンによる予防的治療髄膜炎球菌に対する予防接種をすべき。 ← 日本ではどうなんでしょうか。
□350ml アルコール5%
350x0.05/10=1.75 unit
莢膜を有し、髄膜炎を起こす細菌 → 莢膜を有することで血液中補体などを介した貪食を免れ、血行性クモ膜下腔まで到達しうる。
Streptococcus pneumoniae
Haemophilus influenzae type b
Neisseria meningitidis
敗血症
定義
 感染症による全身性炎症反応症候群(SIRS)をセプシス(sepsis, 広義の敗血症?)とする
 感染症の病原体は、一般細菌(グラム陽性菌・陰性菌)、真菌寄生虫ウイルスなど
 皮膚粘膜の傷とか、種々の臓器にある感染巣から、細菌リンパ流から血中に入り、全身播種されて、新たに転移性感染巣をつくり、重篤全身症状を引き起こす。
全身性炎症反応症候群の診断基準
 下記項目のうち2項目以上が当てはまる
  1. 体温>38℃ or 体温<36℃
  2. 心拍数>90bpm
  3. 呼吸数>20回/min or PaCO2<32mmHg
  4. (白血球数>12,000/ul or 白血球数<4,000/ul) or ( 幼若好中球>10% ) ← ここでいう幼若好中球とは桿状好中球のことである。
敗血症の周辺疾患概念
 1. 全身性炎症反応症候群 systemic inflammatory response syndrome SIRS
  発熱白血球増加などの全身炎症徴候によって特徴づけられる病態(SIRS診断基準に合致する病態)
 2. 敗血症 sepsis
  SIRS感染結果である場合
 3. 重症敗血症 severe sepsis
  主要臓器障害を伴う敗血症
 4. 敗血症ショック septic shock
  輸液投与不応性の低血圧を伴う重症敗血症
 5. 多臓器機能障害症候群 multiorgan dysfunction syndrome MODS
  2つ以上の主要臓器機能異常
 6. 多臓器不全 multiorgan failure MOF
  2つ以上の主要臓器の不全状態
参考文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
PSY = 標準精神医学 第3版
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
IMD = 内科診断学第2版

髄膜刺激症状」

  [★]

meningeal irritation sign
髄膜刺激症候?(使い分けるべき?)

症状

徴候

髄膜刺激徴候


SLRテストに見える。


photophobia」

  [★]

  • n.
  • 羞明
light sensitivityphotophobic


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「a morbid fear of light」


光感受性」

  [★]

light sensitivityphotosensory
羞明




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