罹患率

出典: meddic

incidence rate, morbidity rate
発病率疾病率罹病率
有病率 prevalence ← 区別する!
罹患期間


罹患率(incidence)の定義

SUB.178
  • 単位人口(暴露人口、危険人口)に対する一定期間内に新たに疾病異常者となった者の割合  →  動的な数字
罹病率= 一定の観察期間内に新規発生した患者数 [人] / 危険暴露人口一人一人の観察期間の総和 [人年]

疾患と死亡に関わる疫学指標

  定義 特徴
罹患率 incidence rate 単位人口(暴露人口、危険人口)に対する一定期間内に新たに疾病異常者となった者の割合 動的 一定の観察期間内に新規発生した患者数 [人] / 危険暴露人口一人一人の観察期間の総和 [人年]
有病率 prevalence rate 単位人口に対する一時点における疾病異常者の割合 静的 集団のある一時点における疾病を有する者の数[人] / 集団の調査対象全員の数[人]
死亡率 mortality rate 単位人口に対する一定期間内における死亡数の割合   集団のある一定期間内における死亡者数[人] / 集団の調査対象全員の数[人]
致命率 case fatality rate 一定期間内において、対象とする疾患にかかった者がその疾患で死亡する者の割合 急性疾患の重篤度を表す。 死亡率 / 罹患率
生存率 survival rate 対象とする疾患に罹患しているのものが、一定期間中に死亡から免れる確率 慢性疾患の予後判定に用いられる。 (1-死亡率)の積和

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

国試


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/08 01:55:32」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 結核年報2010(4)高齢者結核
  • 結核研究所疫学情報センター
  • 結核 87(9), 585-589, 2012-09
  • NAID 40019436675
  • 特殊災害時における一般市民のPTSD罹患率に影響を与える要因
  • 香月 毅史,鈴木 英子,叶谷 由佳 [他]
  • 精神医学 54(8), 837-845, 2012-08
  • NAID 40019370133
  • 透析患者における歯周病と心臓血管疾患の関係
  • 篠部 道隆
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E2), E376-E381, 2012-07-31
  • … 歯周病は最も罹患率の高い疾患であり、歯周組織の慢性炎症を主な特徴とする慢性感染症である。 …
  • NAID 110009435916

関連リンク

「罹患率」とは - 罹患率(incidence) 集団における疾病発生を表す基本的な方法として罹患率と有病率(prevalence)とがあります。罹患率は、特定の期間内に集団に新たに生じた疾病の症例数を割合として示すもので、「...
疫学における罹患率(りかんりつ、Incidence rateまたは単に紛れの無い場合はIncidenceという場合もあるが,推奨されない.)は、観察対象の集団のある観察期間に疾病の発症の頻度をあらわす指標の一つである [1] [2]。疫学において罹患 ...
罹患とは?健康用語辞典では健康に関する用語をわかりやすく説明 ... 疾病に新たにかかること。ある期間に発生した特定の疾病の新患者数の、その疾病にかかる危険にさらされた人口に対する比率を「罹患率」といい、ある時点、ある地域内 ...

関連画像

全結核罹患率地図罹患率』の画像を検索 全結核罹患率地図罹患率上昇」に関する画像 全結核罹患率地図全結核罹患率地図乳癌粗罹患率と過剰相対 全結核罹患率地図


★リンクテーブル★
国試過去問105C018」「106G022」「101B013」「104G068」「099F003」「096G020」「099D022」「108G005」「104D018」「078B099
リンク元脳腫瘍」「結核」「コホート研究」「症例対照研究」「気管支カルチノイド
拡張検索標準化罹患率」「累積罹患率比」「予測罹患率
関連記事」「罹患

105C018」

  [★]

  • 病院内のある委員会の様子を示す。
  • 委員長 :これから委員会を開催します。まず、 MRSAの分離状況について検査部から報告をお願いします。
  • 検査部委員: 1月はMRSA感染率罹患率とも前月までと比較して大きく上回っていました。
  • 委員長 :それは好ましくない状況ですね。手洗いの状況はどうですか。看護部から報告をお願いします。
  • 看護部要員:先月は手洗い実施の程度を表す消毒用アルコールの消費量が少なかったようです。さっそく手洗いを各部署に徹底させたいと思います。
  • 委員長 :よろしくお願いします。抗菌薬の使用状況はどうですか。薬剤部から報告をお癖いします。
  • 薬剤部要員:先月はカルバぺネム系抗菌薬の長期使用件数が増加していました。
  • 委員長 :それは好ましくない状況ですね。広域抗菌薬の使用は最小限にとどめ、抗菌薬を適正に使用するよう、各部署への通知をお願いします。
  • この委員会の名称として考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105C017]←[国試_105]→[105C019

106G022」

  [★]

  • 集団に対してある癌の検診を行った。検診後に観察された変化の中で、検診が有効であったことを示す根拠はどれか。
  • a 検診で発見されたその癌の患者数の増加
  • b 検診で発見されたその癌の患者の生存率の上昇
  • c 集団全体におけるその癌の死亡率の低下
  • d 集団全体におけるその癌の罹患率の低下
  • e 検診に用いられた検査の陽性反応適中率の上昇


[正答]


※国試ナビ4※ 106G021]←[国試_106]→[106G023

101B013」

  [★]

  • 正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B012]←[国試_101]→[101B014

104G068」

  [★]

  • 都市Aは人口50万人で、疾患Bの登録事業を実施している。2008年の初めの時点での疾患Bの患者数は120人、2008年に疾患Bが新たに発症したのは40人、疾患Bが治癒したのは20人、疾患Bで死亡したのは30人であった。都市Aにおける2008年の疾患Bの罹患率(人口10万対)はどれか。
  • a 4
  • b 6
  • c 8
  • d 20
  • e 24
  • f 32
  • g 50
[正答]


※国試ナビ4※ 104G067]←[国試_104]→[104G069

099F003」

  [★]

  • ある疾患のA町での罹患率が郡内で高いかどうかを調べるために、郡全体を標準集団として、A町での標準化罹患率(%)を求めた。


  • 正しいのはどれか。
  • a. 2.4%
  • b. 2.8%
  • c. 3.0%
  • d. 3.6%
  • e. 3.8%
[正答]


※国試ナビ4※ 099F002]←[国試_099]→[099F004

096G020」

  [★]

  • a. 結果が出るまでの観察期間は長期にわたる。
  • b. コホート研究に比較して費用がかかる。
  • c. オッズ比を計算する。
  • d. 罹患率の低い疾患の解析に適する。
  • e. 前向き研究である。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G019]←[国試_096]→[096G021

099D022」

  [★]

  • a. 全数調査である。
  • b. 疾患の罹患率が分かる。
  • c. 国勢調査と同時に行われる。
  • d. 介護についての調査が含まれる。
  • e. 所得に関する調査は含まれない。
[正答]


※国試ナビ4※ 099D021]←[国試_099]→[099D023

108G005」

  [★]

  • a オッズ比が計算できる。
  • b 観察研究に分類される。
  • c 交絡因子を補正できる。
  • d 想起バイアスの影響を受けやすい。
  • e 罹患率を推計できる。


[正答]


※国試ナビ4※ 108G004]←[国試_108]→[108G006

104D018」

  [★]

  • 膵癌について正しいのはどれか。
  • a 女性に多い。
  • b 膵頭部に多い。
  • c 肝癌よりも予後が良い。
  • d 罹患率が低下している。
  • e ウイルス感染と関連が深い。
[正答]


※国試ナビ4※ 104D017]←[国試_104]→[104D019

078B099」

  [★]

  • (1) 男性では女性よりも罹患率が高い
  • (2) 脊椎すべり症を合併することが多い
  • (3) しばしば両側に発生する
  • (4) 15歳前後が好発年齢である。

脳腫瘍」

  [★]

brain tumor, cerebral tumor
脳新生物 brain neoplasm
頭蓋内腫瘍

概念

分類

疫学

  • 発生率:10万人対10-15人。罹患率:10万人対46人 → 

腫瘍別発生頻度

腫瘍別発生頻度 小児 成人
神経膠腫 33% 星状細胞腫 髄膜腫
髄膜腫 22% 髄芽腫 膠芽腫
下垂体腺腫 15% 頭蓋咽頭腫 下垂体腺腫
神経鞘腫 9% 胚細胞腫 神経鞘腫
頭蓋咽頭腫 5% 上衣腫 転移性脳腫瘍

YN.J.188

部位 種類 小児 成人
頭蓋骨 頭蓋骨腫瘍
大脳半球 神経膠腫  
髄膜腫  
松果体 胚細胞腫  
小脳半球 星細胞腫  
血管芽腫  
小脳虫部 髄芽腫  
第四脳室 上衣腫  
鞍上部・
視交叉部・
下垂体部
頭蓋咽頭腫  
視神経膠腫  
胚細胞腫  
下垂体腺腫  
髄膜腫  
小脳橋角部 聴神経鞘腫  
脳幹部 神経膠腫

小児の脳腫瘍

SCN.173
  • 腫瘍:星細胞腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、胚細胞腫、上衣腫の順に多い。
  • 部位:1歳まではテント上、2-7歳まではテント下、8-15歳まではテント上に多い。

放射線感受性

SCN.173
  • (高い)髄芽腫、胚細胞腫 > (低い)神経膠腫

転移性脳腫瘍

  • 肺癌(約半数)、乳癌、消化器癌、腎癌
  • 頻度:肺癌>乳癌>胃・腸癌 (SCN.173)

石灰化が見られる脳腫瘍

  • 乏突起膠腫:CT上、低吸収領域の中に石灰化がみられる。(SCN.173)
  • 上衣腫:CT:(単純CT)等~低吸収、(造影CT)中~強度の増強。小嚢胞や壊死、石灰化を認める
  • 髄膜腫:腫瘍の一部石灰化が少なからず見られる
  • 頭蓋咽頭腫:小児において石灰沈着が高頻度にみられる。

嚢胞性腫瘍

参考

  • 1. がんサポートセンター 脳腫瘍
[display]http://www.gsic.jp/cancer/cc_19/hc/02.html
  • 1-1. がんサポートセンター 脳腫瘍 フローチャート
[display]http://www.gsic.jp/cancer/cc_19/hc/cc_19_021.html
  • 2. 脳腫瘍 治療法ガイドライン [総論]
[display]http://www.ebm.jp/disease/brain/07noshuyo1/guide.html
  • 3. 資料
[display]http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/brain_adult.html
  • 4. 資料
[display]http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/brain_child.html
  • 5. 小児脳腫瘍
[display]http://www.geocities.jp/ululu_o_ululu/report-11.html

国試



結核」

  [★]

tuberculosis, TB
結核症
結核菌 Mycobacterium tuberculosis抗結核薬
肺結核腸結核、脳結核腫
  • 感染予防学 080423I,II
  • first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis

概念

病原菌

疫学

  • 罹患率は男性の方が多い。

平成21年

参考3
  • 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
新登録結核患者数 24,170人
罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
  • 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
  • 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。

感染の型

SPU.178

一次感染

  • 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎

二次感染

  • 初感染から長期間を経て発症するもの

症状

結核の皮膚病変

  • 真性皮膚結核

検査

  • 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)

診断

  • 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
  • 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。

治療

  • 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
  • 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
  • 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株

2009年に厚生労働省告示

  • A法
  • ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
  • B法
  • PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。

薬物療法:抗結核薬

感染経路

公衆衛生

参考

  • 1. 日本結核病学会
[display]http://www.kekkaku.gr.jp
  • 2. 共益財団法人結核予防学会
[display]http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
  • 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html

ガイドライン

  • 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
[display]http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm

国試




コホート研究」

  [★]

cohort study
研究デザインコホート内症例対照研究



定義

  • 対照集団を要因の有無別に分けて、疾病罹患の傾向を比較する
  • ある時点で研究対象を決めて、その人たちを追跡調査するスタイルの研究
  • なんらかの共通特性をもった人たちと、その特性をもっていない人たちを追跡調査し、疾病の発症率を調べることで、特性の有無が疾病の発生リスクにどのような効果をもつかを直接計算できる。(http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epi-spc/term4.pdf)

種類

  • 前向きコホート研究 (Prospective Cohort Study)
  • 後ろ向きコホート研究 (Retrospective Cohort Study)

特徴

  名称 患者対照研究 コホート研究
時間軸 後向き研究 前向き研究
調査の方法 既往調査、病歴調査 追跡調査
対象 曝露情報の
信頼性
患者の過去の記録やカルテに頼るため 信頼性は低い 現時点での曝露状況が判明しているので信頼性は高い
対象 偏り
バイアス
抽出の段階で、既に患者、対照群とも に偏りが発生している場合が多い 母集団から、要因の有無別に対照群が 抽出されるため、偏りは小さい
対象 まれな要因 評価不能 評価可能
調査 観察期間 なし 長期
調査 費用
労力
患者と対照のみを観察するので、費用・労力が少ない 大きな集団を長期に追跡しなければな らないので、費用・労力が多い
疾患 対照疾患 単一 複数
疾患 診断の正確性 正確性が高い 正確性が低い
→診断基準が必要
疾患 まれな疾患 可能 困難
解析 罹患率 計算不可 算出可能
解析 相対危険度 近似値の算出 算出可能
解析 寄与危険度 計算不可 算出可能

その他の特徴

  • 人口の移動の激しい地域で追跡調査は困難
  • 前もって発生頻度を予測して対照群の人口サイズを決定する必要がある
  • 診断基準の設定が必要な場合もある →長期の観察では診断方法や疾病概念が変化することがあるため
  • 因果関係について、患者対照研究よりも、より多くの情報が得られる
  • 患者対照研究に比べ、選択バイアスが生じにくい。
  • 患者対照研究に比べ、交絡因子の調整が容易。

参考

  • 1.
[display]http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epidemiology/epi03.html
  • 2.
[display]http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epi-spc/term4.pdf



症例対照研究」

  [★]

case-control study
ケース・コントロール研究
患者対照研究
症例対照法アトリビュータブル・リスクコホート研究分析疫学マッチング


特徴

  名称 患者対照研究 コホート研究
時間軸 後向き研究 前向き研究
調査の方法 既往調査、病歴調査 追跡調査
対象 曝露情報の
信頼性
患者の過去の記録やカルテに頼るため 信頼性は低い 現時点での曝露状況が判明しているので信頼性は高い
対象 偏り
バイアス
抽出の段階で、既に患者、対照群とも に偏りが発生している場合が多い 母集団から、要因の有無別に対照群が 抽出されるため、偏りは小さい
対象 まれな要因 評価不能 評価可能
調査 観察期間 なし 長期
調査 費用
労力
患者と対照のみを観察するので、費用・労力が少ない 大きな集団を長期に追跡しなければな らないので、費用・労力が多い
疾患 対照疾患 単一 複数
疾患 診断の正確性 正確性が高い 正確性が低い
→診断基準が必要
疾患 まれな疾患 可能 困難
解析 罹患率 計算不可 算出可能
解析 相対危険度 近似値の算出 算出可能
解析 寄与危険度 計算不可 算出可能

その他の特徴

  • 対照群は母集団を代表しているわけではない →対照は必ずしも健常者でなくともよい(同じ病院の他の疾病の患者が選ばれることが多い)
  • 交絡因子を考慮した調査対象の選択が必要である.
  • 統計学的検定にはカイ二乗検定などが用いられる

参考

  • はじめてケースコントロールシート2.5 Beginners’ Training Sheet for Case-control study
[display]http://spell.umin.jp/BTS_CCS2.5.pdf



気管支カルチノイド」

  [★]

bronchial carcinoid
カルチノイド、肺カルチノイド

概念

  • 気管支カルチノイドは肺腫瘍の中でも珍しい部類である;神経内分泌分化を呈し、比較的潜行性の経過を辿るのが特徴である。
  • 元々、気管支腺腫と言われていたが、転移する可能性があることから悪性腫瘍とみなされている。
  • 体の他の部位にできる癌腫のように気管支カルチノイドは、胚の神経堤から遊走したペプチドやアミンを産生する内分泌細胞に由来すると考えられている。
  • カルチノイドは体の多くの部位から発生する可能性がある;胸腺消化管卵巣。消化管が最もカルチノイドが発生する部位であり、肺はその次に多い。

疫学

  • 世界的には、罹患率は10万人対0.2-2人/年。
  • 女性に多い、また黒人より白人に多いことが示唆されている。
  • 悪性肺腫瘍の1-2%
  • カルチノイドの20-30%
  • 子供(晩期思春期)の原発性肺新生物としては気管支カルチノイドが最も一般的。
  • 頻度;定型的カルチノイド:非定型的カルチノイド=4:1
  • 定型的カルチノイド:低分化度で分裂速度は遅い。
  • 非定型的カルチノイド:中等度分化度で分裂速度は速く、壊死を伴う。


標準化罹患率」

  [★]

直接法年齢調整罹患率罹患率
直接法年齢調整死亡率、年齢調整死亡率、直接法
  • 直接法年齢調整罹患率 = 標準化罹患率 らしい

国試


累積罹患率比」

  [★]

cumulative incidence rate ratio
罹患率比


予測罹患率」

  [★]

expected incidence rate
期待罹患率


率」

  [★]

rate
  • 集団における現象発生の頻度を表す指標。全体に対する部分の割合を示す。
  • 値は0~1


罹患」

  [★]

morbiditymorbid
病的罹患率罹病率病的状態




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡
週間・日々の人気記事
最近7日間の人気記事
 タイトル表示
1マーフィー徴候 18
2narrow segment 16
3" wounds are made"  15
4グレイ症候群 15
5"phenoxypolyethoxylethanol" 15
6ロイシンエンケファリン 13
7硝酸ミコナゾール 11
8Common Laboratory Equipment 11
9content 10
10だいすいたいしんけい 9
11粟粒結核と肉下種 9
12全身性ヒマン細胞小 9
13細胞内寄生菌 9
14kligler培地 原理 9
15不整脈  9
16角膜反射 中枢 9
17膜性骨化 8
18ソルデム 8
19ハプロ不全 疾患 8
20日本多毛 8

昨日の人気記事
 タイトル表示
1" wounds are made"  15
2kligler培地 原理 9
3kligler培地 硫化鉄 4
4ǸCαꥦ륹ΤǤ뤳ȤŦƤ֤Ƥ 4
5歳の女性。右目の疼痛、充血および霧視を主訴に来院した。眼底に異常を認めない。視力は右 0.9 (矯正不能)、左 1.2 (矯正不能)。眼圧は右 11 mmHg、左 12 mmHg。フルオレセイン染色後の前眼部写真 (別冊No. 5) を別に示す。 治療薬として適切なのはどれか。 4
6胃癌 borrmann分類 3
7回復過程 3
8ジェンドラシック法 メカニズム 3
9しょうすいたいしんけい 3
10ラリンゲルマスク ゼリー 3
11ハッセルバッハ三角 3
12白内障 grade 3
13フォンギールケ病 3
14マッコーネルサイン 3
15小児骨折 好発部位 3
16咽頭神経叢 3
17低アルドステロン症 3
18フロマン徴候 3
19オーグメンチン 販売中止 3
20クスマウル徴候 3