UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 線維組織の増殖がみられる良性腫瘍。 原因 ・反応性の場合、慢性的な剌激や慢性炎症が原因となる。 ・腫瘍性の増殖がみられない有茎性の腫瘤を特に線維性ポリープと呼ばれる。 ・義歯の不適合による剌激を特に義歯性線維腫と呼ぶ。 症状 ・平滑な正常粘膜に被覆された弾性硬の腫瘤でしばしば有茎性 ・義歯性線維腫は表面凹凸不整で、色は正常粘膜色または白色 好発年齢・好発部位 ・年齢による偏りは特にない。 ・舌が多く、次に頬粘膜が多い。 検査所見 病理組織所見 ・上皮に被覆された線維性結合組織の増殖で、線維芽細胞が密在している。 ・線維性ポリープではコラーゲン線維の増生が主体。 線維芽細胞などの細胞増殖は少ない。 治療 ・切除(予後は良好) ・原因がある場合は原因を除去する。 (不適合義歯に対する調整など)
- 線維性ポリープ ♦外科疾患♦ 2016.11.07更新 口腔内には悪性腫瘍、良性腫瘍、炎症に伴う腫瘤病変、過形成病変などさまざまな腫瘤が発生します。 写真は軟口蓋にできた腫瘤ですが病理検査の結果、線維性ポリープと診断されました。 線維性ポリープは悪性ものではありませんが、口腔内には悪性の腫瘍も多く発生するため注意が必要です。 川崎市幸区・中原区・川崎区/横浜市鶴見区/大田区の動物病院 エアリーズ動物病院 投稿者: エアリーズ動物病院 動物たちとご家族様がより楽しく幸せに暮らせるように 病気や予防での来院以外の時もお気軽に病院にお立ち寄りください
- 真の腫瘍は非常に稀である。 ほとんどが反応性の病変である(線維性・線維上皮性ポリープ、外傷性線維腫、刺激性線維腫)。 臨床事項 口腔粘膜上皮下に形成される充実性の腫瘤である。 舌や頬粘膜部に好発する。 発育は緩慢である。 広基性ないし有茎性で、表面は比較的滑沢であるが、中央部に歯圧痕をみることもある。 病理組織所見 口腔粘膜上皮下に線維性結合組織の増生がみられる。 腫瘤増大に伴い、上皮基底面が圧迫され、上皮の菲薄化がみられる。 被膜を欠くが周囲組織との境界明瞭である(真の腫瘍の場合)。 炎症性細胞浸潤を伴うことがある。 代表画像 切除組織(割入れ後) ホルマリン固定後の割面 充実性で均一な白色調を呈する。 線維性ポリープ(弱拡大)
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- polyp
- 同
- 茸腫、隆起性病変 protruded lesion
- 関
- ポリポーシス、消化管ポリポーシス
- 平坦な表皮や粘膜表面より突出する形で局所的に増殖する病変
[★]
- 英
- fibrous、fibrotic
- 関
- 線維状