緑膿菌

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Pseudomonas aeruginosa

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和文文献

  • インターネット販売購入の1週間連続装用コンタクトレンズによる重篤な角膜潰瘍の1例
  • 小野 まどか/篠崎 和美/三田 覚/木全 奈都子/高村 悦子/堀 貞夫
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E239-E243, 2012-01-31
  • … 角膜擦過物の細菌学的検査にて、緑膿菌が検出された。 … インターネット販売によるCL購入、受診の遅れ、糖尿病、自己判断で行ったステロイド点眼、緑膿菌感染が、本症例の重篤化した要因と考えた。 …
  • NAID 110008767984
  • PS-032-5 小児外科病棟における入院時緑膿菌保菌率の検討(PS-032 ポスターセッション(32)小児:肝・胆道・栄養・その他,第111回日本外科学会定期学術集会)
  • 大野 耕一,中村 哲郎,東 孝,中岡 達雄,林 宏昭,堀池 正樹,銭谷 昌弘
  • 日本外科学会雑誌 112(臨時増刊号_1・2), 561, 2011-05-25
  • NAID 110008684539

関連リンク

感染症の話トップページへ戻る 感染症の話 2000年第36週(9月4~10日)、第37週(9月11~18日)掲載 薬剤耐性緑膿菌(drug‐resistant Pseudomonas aeruginosa)感染症 緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa )は、水まわりなど ...
通常2~4週間以内に発送 通常配送無料 こちらからもご購入いただけます - 単行本 ¥ 9,914 中古品 (4 出品) 抜粋 80ページ: ... 指定、マクロライド少量長期療法、2L /分の 在宅酸素療法を受けています。喀痰培養では緑膿菌 ...
感染症へ 子供に多い耳鼻科疾患 一般的な医学用語へ 耳疾患へ 【緑膿菌】 耐性菌・・急性中耳炎や慢性中耳炎でMRSA、緑膿菌、 PRSP ペニシリン耐性肺炎球菌感染症が 検出された場合はあります。 Pseudomonas aeruginosa(緑 ...

関連画像

緑膿菌、染色ヘタですね。今 写真. 緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症の症状写真イメージ 1図1Close

添付文書

薬効分類名

  • 皮膚疾患治療剤

販売名

エキザルベ

組成

成分・含量(1g中)

  • 混合死菌浮遊液:0.166mL
     大腸菌死菌:約1.5億個
     ブドウ球菌死菌:約1.5億個
     レンサ球菌死菌:約0.15億個
     緑膿菌死菌:約0.15億個を含有
    ヒドロコルチゾン:2.5mg

添加物

  • 精製ラノリン
    白色ワセリン
    フェノール

禁忌

(次の場合には使用しないこと)

  • 皮膚結核、単純疱疹、水痘、帯状疱疹、種痘疹〔本剤に含まれるヒドロコルチゾンはこれらの疾患を悪化させるおそれがある〕
  • 真菌症(カンジダ症、白癬等)〔本剤に含まれるヒドロコルチゾンは真菌症(カンジダ症、白癬等)を悪化させるおそれがある〕
  • 本剤に対し、過敏症の既往歴のある患者
  • 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷〔本剤に含まれるヒドロコルチゾンはこれらの疾患、症状の治癒を遅延させるおそれがある〕

効能または効果

湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している下記疾患

  • 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、熱傷、術創

湿疹様変化を伴う膿皮症(感染性湿疹様皮膚炎、湿疹様膿痂疹)

  • 通常、1日1〜数回直接患部に塗布又は塗擦するか、あるいは無菌ガーゼ等にのばして貼付する。
    なお、症状により適宜増減する。

薬効薬理

  • 本剤の局所感染防御作用、肉芽形成促進作用及び抗炎症作用は、混合死菌浮遊液及びヒドロコルチゾンの協力作用に基づく2)。(ラット、マウス)
  • 混合死菌浮遊液は白血球遊走能を高め3)、局所感染防御作用を示す2)。(in vitro、マウス)
  • 混合死菌浮遊液は、肉芽形成促進作用により創傷治癒を促進する2)。(ラット)
  • ヒドロコルチゾンは血管透過性亢進抑制、浮腫抑制等の抗炎症作用を有する2)。(ラット)


★リンクテーブル★
先読みPseudomonas aeruginosa
国試過去問106A033」「107D049」「096A058」「104H021」「102I069」「104D039」「101A038」「097A057」「102A041」「100B068」「105A005」「100B021」「099E073」「104A002」「102I020」「096G078」「089B013
リンク元細菌」「髄膜炎」「肺炎」「耐性菌」「キノロン系抗菌薬
拡張検索多剤耐性緑膿菌」「緑膿菌敗血症」「抗緑膿菌ペニシリン」「緑膿菌性肺炎」「緑膿菌用ペニシリン

Pseudomonas aeruginosa」

  [★]

Pseudomonas aeruginosa
シュードモナス・エルジノーサ
日和見感染SPACE
  • 院内感染症
  • 健常人には病原性は低い

治療



106A033」

  [★]

  • 51歳の女性。咳嗽と膿性痰とを主訴に来院した。 3年前から咳嗽喀痰とを自覚していたがそのままにしていた。 6か月前から痰の性状が黄色となり、量も増加してきたため受診した。 47歳時に鼻茸切除術の既往がある。喫煙歴はない。
  • 体温36.3℃。脈拍88/分、整。血圧112/86mmHg。呼吸数16/分。後鼻漏を認める。両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。白血球7,800(桿状核好中球10%、分葉核好中球50%、好酸球1%、単球7%、リンパ球32%)。 CRP0.5mg/dl。
  • 肺機能検査所見: %VC82%、 FEV1.0%58%。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air) : pH7.41、 PaCO2 36Torr、 PaO2 73Torr、 HCO3- 22mEq/l。喀痰Gram染色標本で緑膿菌は認めるが、好中球による貪食像を認めない。胸部エックス線写真で両側肺野にびまん性粒状影を認める。胸部単純CT(別冊No. ll)を別に示す。
  • 治療として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A032]←[国試_106]→[106A034

107D049」

  [★]

  • 38歳の男性。発熱を主訴に来院した。3か月前から38℃台の発熱と多発するアフタ性口内炎とが出現するようになった。1か月前から両眼が赤くなり、まぶしく感じるようになった。身長164cm、体重65kg。体温38.2℃。脈拍92/分、整。血圧128/78mmHg。呼吸数14/分。両眼が充血しており、左眼に前房蓄膿を認める。下~に皮疹がみられた。尿検査と血液検査とを行い、2日後に再診した。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球420万、Hb 13.0g/dl、Ht40%、白血球12,800、血小板42万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.4g/dl。CRP 12mg/dl。皮疹のみられた下腿の写真(別冊No.24)を別に示す。再診時に採血部位に小膿疱が生じていた。
  • この膿疱内容物の培養で予想されるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107D048]←[国試_107]→[107D050

096A058」

  [★]

  • 60歳の男性。3日前に同窓会の懇親会で泥酔し、何回も嘔吐を繰り返した。2日前から発熱と咳献、今朝から膿性痰と右側胸痛とが現れたため来院した。体温38℃。脈拍90/分、整。血液所見:白血球13,000(桿状核好中球8%、分葉核好中球72%、好酸球2%、単球3%、リンパ球15%)。CRP14.5mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真では右下肺野に浸潤影と胸水とを認め、試験穿刺で悪臭の強い膿性胸水を採取した。胸水のGram染色で多数の好中球とグラム陽性球菌とを認めた。
  • 胸水培養で検出が予想されるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096A057]←[国試_096]→[096A059

104H021」

  [★]

  • 62歳の男性。3か月前からの体重減少、夜間の発汗および咳嗽を主訴に来院した。喫煙は50本/日を40年間。飲酒は日本酒5台/日を40年間。路上生活の経験がある。意識は清明。身長175cm、体重40kg。体温37.8℃。呼吸数24/分。脈拍104/分、整。血圧140/86mmHg。聴診で胸部全体にrhonchi(いびき様音)を聴取する。胸部エックス線写真で両上肺野に浸潤影と空洞を伴う辺縁不整な結節影とを認める。喀痰Gram染色で多数の白血球を認めるが、細菌は認めない。
  • 考えられる起炎菌はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104H020]←[国試_104]→[104H022

102I069」

  [★]

  • 23歳の女性。右眼の痛みと充血とを主訴に来院した。4年前からソフトコンタクトレンズを常用している。3日前から右眼の異物感と充血とがあったが、そのままコンタクトレンズを装用していた。昨夜、コンタクトレンズをはずした後、眼痛が強くなった。病変部の擦過物塗抹検鏡検査でグラム陰性桿菌が検出された。右眼の細隙灯顕微鏡写真を以下に示す。
  • 起因菌として考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 102I068]←[国試_102]→[102I070

104D039」

  [★]

  • 27歳の女性。発熱と左腰部痛とを主訴に来院した。2日前から排尿時痛があり、昨晩から悪寒戦慄を伴う39℃台の発熱と左腰部痛とが出現した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。体温39.4℃。左肋骨脊柱角部に叩打痛を認める。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血1+、沈渣に赤血球10-20/1視野 白血球100以上/ 1視野。腹部超音波検査に異常を認めない。
  • 起炎菌として最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104D038]←[国試_104]→[104D040

101A038」

  [★]

  • 25歳の男性。排尿時の違和感と尿道分泌物とを主訴に来院した。2週前に性行為感染の機会があった。1週前に前医を受診し、尿道炎と診断されペニシリンの投与を受けたが、症状が改善しなかった。外陰部と前立腺とに異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(±)、沈渣に赤血球2~3/1視野、白血球10~20/1視野。尿沈渣のグラム染色で細菌を認めない。
  • 尿道炎の原因で最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101A037]←[国試_101]→[101A039

097A057」

  [★]

  • 68歳の男性。脳梗塞で入院中に発熱と咳嗽とが出現した。膿性痰を認め、右上肺野にcoarse crackles(水泡音)を聴取する。体温38.9℃。呼吸数20/分。脈拍96/分、整。血液所見:白血球13,600(好中球86%、単球2%、リンパ球12%)。喀痰のGram染色像を以下に示す。
  • 起因菌と推定されるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 097A056]←[国試_097]→[097A058

102A041」

  [★]

  • 7歳の男児。発熱と耳痛とを主訴に来院した。昨日から左耳痛を訴えていたが、夕方から39.0℃の発熱を認め、耳痛が増悪したため救急外来を受診した。鼓膜の写真を以下に示す。起因菌として考えられるのはどれか。2つ選べ。


[正答]
※国試ナビ4※ 102A040]←[国試_102]→[102A042

100B068」

  [★]

  • 肺感染症の原因微生物と治療薬の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100B067]←[国試_100]→[100B069

105A005」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105A004]←[国試_105]→[105A006

100B021」

  [★]

  • 呼吸器感染症と原因菌の組合せで誤っているのはどれか,
[正答]


※国試ナビ4※ 100B020]←[国試_100]→[100B022

099E073」

  [★]

  • 組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099E072]←[国試_099]→[099E074

104A002」

  [★]

  • 乳児の細菌性髄膜炎の起炎菌として頻度が高いのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 104A001]←[国試_104]→[104A003

102I020」

  [★]

  • 新生児髄膜炎の起因菌として頻度の高いのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I019]←[国試_102]→[102I021

096G078」

  [★]

  • 皮膚腺病の起因菌はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G077]←[国試_096]→[096G079

089B013」

  [★]

細菌」

  [★]

bacterium,(pl.) bacteria
バクテリア
特殊な細菌 細菌の鑑別細菌の同定?、細菌の分類

細菌の命名

  • ラテン語であり、イタリックで表す。
  • 「属名 + 種名」で表現される。

グラム染色性と形状による分類と疾患

形状 グラム陽性菌 グラム陰性菌
球菌   スタフィロコッカス属 黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus 多様     ナイセリア属 淋菌 Neisseria gonorrhoeae 淋病  
ストレプトコッカス属 化膿性連鎖球菌 Streptococcus pyogenes 多様 莢膜 髄膜炎菌 Neisseria meningitidis 多様  
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae     ベイヨネラ属   Veillonella    
エンテロコッカス属 (総称)腸球菌 Enterococcus faecalis     モラクセラ属/
ブランハメラ亜属
  Moraxella catarrhalis 肺炎  
Enterococcus faecium      
桿菌   バシラス属 炭疽菌 Bacillus anthracis 炭疽 好気性菌、有芽胞菌、莢膜 腸内細菌科 エンテロバクター属     肺炎、尿路感染  
  セレウス菌 Bacillus cereus 細菌性食中毒 好気性菌、有芽胞菌 エシェリキア属 大腸菌 Escherichia coli パラチフス 通性嫌気性
  クロストリジウム属 破傷風菌 Clostridium tetani 破傷風 嫌気性菌、有芽胞菌 クレブシエラ属     下痢、肺炎、尿路感染  
  ボツリヌス菌 Clostridium botulinum ボツリヌス中毒 プロテウス属     尿路感染  
  ウェルシュ菌 Clostridium perfringens 多様 サルモネラ属 パラチフス菌 Sallmonella serovar Paratyphi 腸チフス 通性嫌気性
  ディフィシル菌 Clostridium difficile 多様 チフス菌 Sallmonella serovar Typhi   通性嫌気性
    ガス壊疸菌群       セラチア属   Serratia 日和見感染 通性嫌気性
マイコバクテリウム科 マイコバクテリウム属 結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 無芽胞菌 シゲラ属 赤痢菌 Shigella 赤痢 通性嫌気性
ライ菌 Mycobacterium leprae ライ病 エルシニア属 ペスト菌 Yersinia pestis ペスト 通性嫌気性
コリネバクテリウム科 コリネバクテリウム属 ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア   Yersinia enterocolitica 多様 通性嫌気性
ノカルジア科 ノカルジア属 ノカルジア     ビブリオ科 ビブリオ属 コレラ菌 Vibrio cholerae コレラ 通性嫌気性
アクチノマイセス科 アクチノマイセス属(放線菌属) (総称)放線菌 Actinomyces   腸炎ビブリオ Vibrio parahaemolyticus 腸炎ビブリオ感染症 通性嫌気性
  リステリア属   Listeria monocytogenes リステリア症 嫌気性菌、無芽胞菌、人獣共通感染症、通性細胞内寄生菌 パスツレラ科 ヘモフィルス属 インフルエンザ菌 Haemophilis influenzae 多様  
  パスツレラ属 パスツレラ属菌 Pasteurella multocida 人獣共通感染症  
ストレプトバシラス属 ストレプトバシラス属菌 Streptobacillus moniliformis 鼠咬症  
  シュードモナス属 緑膿菌 Psudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症 好気性、院内感染症
ボルデテラ属 百日咳菌 Bordetela pertussis 百日咳 好気性、短桿菌
ブルセラ属 ブルセラ Brucella ブルセラ症 好気性、細胞内増殖菌、短桿菌
フランシセラ属 野兎病菌 Francisella tularensis 野兎病 好気性、球桿菌
レジオネラ属   Legionella pneumophila ポンティアック熱/レジオネラ肺炎 好気性
バクテロイデス属   Bacteroides fragilis 嫌気性感染症 偏性嫌気性菌
らせん菌   スピロヘータ科 トレポネーマ属 梅毒トレポネーマ Treponema pallidum subspecies pallidum 梅毒  
ボレリア属 回帰熱ボレリア Borrelia recurrentis 回帰熱
ライム病ボレリア Borrelia burgdorferi ライム病
レプトスピラ科 レプトスピラ属 黄疸出血性レプトスピラ Leptospira interrogans serovar icterohaemorrhagiae 黄疸出血性レプトスピラ症(レプトスピラ症ワイル病、黄疸性ワイル病)
スピリルム 鼠咬症スピリルム   鼠咬症
カンピロバクター属 カンピロバクター属菌   カンピロバクター腸炎
ヘリコバクター属   Helicobacter pylori  



髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試




肺炎」

  [★]

pneumonia pneumonitis

疫学

  • 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
  • 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
  • 死亡者の95%以上が高齢者である。
年代と病原体
乳児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 インフルエンザ菌  
小児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 クラミジア・ニューモニエ マイコプラズマ・ニューモニエ
青年期 肺炎球菌 インフルエンザ菌 マイコプラズマ・ニューモニエ    
成人 肺炎球菌 インフルエンザ菌      
高齢者 肺炎球菌 インフルエンザ菌 レジオネラ・ニューモニエ インフルエンザウイルス  

日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対,2002 年)

ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
  年齢階級 総数 15~ 25~ 35~ 45~ 55~ 65~ 75~ 85~ 90~
19 29 39 49 59 69 79 89  
受療率 外来 6 3 4 3 3 6 7 14 21 21
入院 19 2 3 2 3 7 21 86 309 489
死亡率 男性 76.4 0.5 0.5 1.5 4.6 15.2 69.2 339 2087 4317
女性 62.7 0.3 0.5 0.9 1.9 5.6 22.4 144 934 2291
総数 69.4 0.4 0.5 1.2 3.2 10.3 44.6 249 1291 2787

分類

発症の場

  • 市中肺炎:上気道のウイルス感染後に多い。

原因

病理

  • 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
  • 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在

ガイドライン

  • 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン




耐性菌」

  [★]

resistant bacterium
薬剤耐性菌 drug resistance bacterium drug resistant bacterium
菌交代症R因子


医療系の雑誌より(日経カデット11月?)

表1抗菌薬投与後に出現する可能性か高い耐性菌

系統 前投与抗菌薬 抗菌薬投与後に高頻度に検出される細菌
自然耐性菌 獲得耐性菌
ペニシリン系 アンピシリン Klebsiella pneumoniae 大腸菌黄色ブドウ球菌(MSSAMRSA)
ピベラシリン 緑膿菌
セフエム系(第1・2世代) セフアゾリン、セフォチアム 緑膿菌腸球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA)、大腸菌
セフエム系(第3世代) セフ卜リアキソン 腸球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌大腸菌
セフタジジム
セフエビム
カルバペネム系 メロペネム Stenotrophomonas maltophilia 黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌
イミペネム
アミノグリコシド系 アミカシン 腸球菌嫌気性菌 緑膿菌, Serratia marcescens
トブラマイシン レンサ球菌肺炎球菌
マクロライド系 クラリスロマイシン 腸内細菌科 黄色ブドウ球菌肺炎球菌化膿性レンサ球菌
アジスロマシン
テトラサイクリン系 ミノサイクリン Proteus mirabilis 黄色ブドウ球菌(MRSA)、Brukholderia cepacia、 Acinetobacter baumannii
Morganella morganii
Providencia rettgeri
キノロン系 レポフロキサシン レンサ球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA大腸菌緑膿菌

表2主な耐性菌と治療薬

主な耐性菌 治療薬
緑膿菌 アズトレオナム+ブラマイシン、シプロフロキサシン(感性株)、(コリスチン)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) バンコマイシン、テイコプラ二ン、アルベカシンリネゾリド、(ST合剤リファンピシン)
ESBLs産生大腸菌 ドリペネムメロペネムイミペネムアミカシンST合剤
グルコース非発酵性グラム陰性桿菌 ミノサイクリン、ピベラシリン、アンピシリン+スルバクタムクロラムフェニコールST合剤、(コリスチン)
バンコマイシン耐性腸球菌 テイコプラ二ン(VanB型)、リネゾリドキヌプリスチン/ダルホプリスチン
()は多分保険適用かないか、日本では未発売



キノロン系抗菌薬」

  [★]

quinolone antibacterial agent, quinolone
ピリドンカルボン酸系抗菌薬 pyridone carboxylic acid anti-microbials pyridone carboxylic acid antibacterial agent
抗菌薬ニューキノロン

キノロン系抗菌薬

概念

  • クロロキンを改良してつくられた抗菌薬をキノロン系抗菌薬と呼ぶ。
  • 超らせん構造の維持に関わる酵素とDNAの複合体を安定化し、DNA鎖を切断したままにしておくことにより、生存・細胞分裂を障害する。
  • キノロン系抗菌薬にフッ素を導入して改良した抗菌薬がニューキノロン系抗菌薬である。
  • ニューキノロン系抗菌薬はグラム陰性菌とグラム陽性菌に対して強い抗菌力を有する。

作用機序

副作用

  • 消化器症状:(5-10%)
  • 発疹:(1-2%)
  • 中枢神経症状:(5%)頭痛・浮動性眩暈
  • 軟骨毒性:幼弱な動物で軟骨に異常をきたす → 18歳未満は注意。妊婦には使用しない。 (ABM.106)
  • 日光過敏症
  • 低血糖

適応

第一選択となる適応(IRE.158)




多剤耐性緑膿菌」

  [★]

MDRP
Pseudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症法感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則

概念

法令

[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H10/H10F03601000099.html

国試


緑膿菌敗血症」

  [★]

Pseudomonas aeruginosa sepsis
敗血症緑膿菌
[show details]


抗緑膿菌ペニシリン」

  [★]

antipseudomonal penicillins
緑膿菌ペニシリン系抗菌薬



緑膿菌性肺炎」

  [★]

Pseudomonas aeruginosa pneumonia
緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa細菌性肺炎


緑膿菌用ペニシリン」

  [★] 抗緑膿菌ペニシリン




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