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絨毛性疾患

出典: meddic

chorionic disease
栄養胚芽性疾患 trophoblastic disease
絨毛癌侵入胞状奇胎胞状奇胎


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国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービスのウェブサイトです ... 症状があれば、絨毛性疾患の有無を調べるための検査、例えば、内診や超音波検査、血液検査などを行います。
絨毛性疾患とは妊娠時の胎盤をつくる絨毛細胞(正式には栄養膜細胞またはトロホブラストと呼ばれます)から発生する病気の総称で、大きく分けると異常妊娠の1つである胞状奇胎、胞状奇胎後に発生する腫瘍である侵入胞状奇胎 ...

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絨毛性疾患 - ある産婦人科医の 女性向け医療・健康情報サイト 絨毛性疾患における代表的な 病気 胎盤 や 卵膜 を 作る 絨毛 絨毛性疾患取扱い規約☆第3版 産科 2012年 07月号 絨毛性疾患


★リンクテーブル★
先読み胞状奇胎」「絨毛癌
国試過去問097B034」「075A018」「077A013
リンク元侵入胞状奇胎」「胎盤部トロホブラスト腫瘍
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関連記事疾患」「絨毛性」「絨毛

胞状奇胎」

  [★]

hydatid mole
hydatidiform mole, hydatid mole
mola hydatidosa

概念

  • 妊娠時に、妊卵由来の絨毛が水腫様変化を起こしたもの。
  • 肉眼的に絨毛の嚢胞化がみられる。嚢胞化とは腫大した絨毛の短径が2mmを超えるもの(参考1)。  ⇔  2mm未満で絨毛間質の水腫化が認められるものは顕微鏡的奇胎とし、胞状奇胎とはしないとする(参考1)。

疫学

  • 日本を含む東南アジア、メキシコに多い。
  • 頻度は350分娩に1胞状奇胎である。
  • 発生数は生殖年齢(20-30歳代)に多い。(G9M.182)
  • 発生年齢は40歳以上の高年妊娠に多く発生し(10-30倍)、妊娠可能年齢の終わりに近づくほど高くなる。

分類

発生機序による分類

進展性による分類

病因

  • 雄性接合子:胎盤の形成に関与 → 倍加して二倍体の精子が染色体を欠いた卵子と受精した場合に胎盤のみが増殖 → 全胞状奇胎(complete hydatidiform mole)
  • 雌性接合子:胎芽の形成に関与 → 高齢になるに従い、卵の加齢による染色体を欠いた異常な卵の出現頻度が高まり全胞状奇胎の原因となってくる。

症候

HBEsT (NGY.243)
  • 1. history(病歴): 妊娠の成立を示す所見(無月経、つわりなど)
  • 2. bleeding(子宮出血):切迫流産様の異常出血
  • 3. enlargement and softness(子宮の増大と軟化):妊娠週数に比して過度に腫大して軟化
  • 4. toxemia(妊娠高血圧症候群):浮腫、高血圧、タンパク尿
  • 不正性器出血(90%)、悪阻(30-40%) (G9M.182)
  • 部分胞状奇胎の場合には典型的な症状を示さないことが多い。
  • 黄体嚢胞による卵巣腫大が認められる(NGY.243)

検査

  • 経腟超音波検査:子宮腔内の大小の低輝度・高輝度混在
[show details]

治療

  • 子宮内容除去術を施行し、1週間後に再施行する。hCGを5週(103mIU/ml)、8週(102mIU/ml)、20週(cut off値以下)となれば、経過順調型(I型)とされる。以降、4年以上はhCG測定、基礎体温測定、胸部X撮影を行い、フォローする。(NGY.243)
  • hCG値の低下が悪い場合、子宮内胞状奇胎遺残、進入胞状奇胎、転移性胞状奇胎が考えられ、それぞれ子宮内容除去術、化学療法もしくは子宮摘出術、化学療法を行う。
  • 40歳以上では絨毛癌の頻度が高くなるため、40歳以上で挙児希望の場合は子宮全摘術を考慮。(G9M.182)

続発症

参考

  • 1. D.産科疾患の診断・治療・管理 6.異常妊娠 - 日産婦誌59巻11号
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5911-682.pdf

国試


Table 19-3. Features of Complete and Partial Hydatidiform Mole
Feature complete mole partial mole
Karyotype 46,XX (46,XY) Triploid (69,XXY)
Villous edema All villi Some villi
Trophoblast proliferation Diffuse; circumferential Focal; slight
Atypia Often present Absent
Serum hCG Elevated Less elevated
hCG in tissue ++++
Behavior 2% choriocarcinoma Rare choriocarcinoma
AFP
fatus


絨毛癌」

  [★]

chorio
choriocarcinoma
絨毛上皮腫 chorioepithelioma
悪性合胞体腫、絨毛疾患

疫学

  • 日本、東南アジア、中東、ラテンアメリカに多い
  • 人口10万人にたいして年間0.05人
  • 正常妊娠からは5-10万例に1例、全胞状奇胎の1-2%に発症、部分胞状奇胎では稀とされる(G9M.184)

病理

NGY.242
  • 組織構造:絨毛構造無し。破壊的増殖。出血、壊死。
  • 細胞形態:細胞性、合胞体、中間型栄養膜細胞に類似した細胞。破壊的な増殖像。細胞異型あり


転移

  • 血行性転移

治療

  • 化学療法:(参考1)
  • EMA/CO regimen
  • EMA regimen
  • MAC regimen
  • 手術療法:子宮、肺の病変に関しては適応となることがある。
  • 放射線療法:脳、肝臓に対して行われる。

参考

  • 1. [charged]Malignant gestational trophoblastic disease: Staging and treatment - uptodate

[1]

国試


097B034」

  [★]

  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 097B033]←[国試_097]→[097B035

075A018」

  [★]

  • 絨毛性疾患について正しいのはどれか。
  • (1) 卵巣ルテイン嚢胞があれば破壊性胞状奇胎である
  • (2) 先行妊娠から発症までの3年以上のものは絨毛癌が多い
  • (3) 先行妊娠が正常産のときは絨毛癌である。
  • (4) 肺転移があれば絨毛癌である
  • (5) 骨盤血管造影法 PAGで、絨毛間腔に造影剤の貯留を認めれば絨毛癌である。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

077A013」

  [★]

  • 絨毛性疾患について正しいのはどれか。
  • (1) 発生頻度に人種差がある
  • (2) 恒例の妊娠では胞状奇胎の発生頻度が高い
  • (3) 卵巣ルテイン嚢胞はhCGの作用によって発生する
  • (4) 絨毛癌ではvillous patternを認める
  • (5) 転移は主としてリンパ行性である
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

侵入胞状奇胎」

  [★]

invasive hydatidiform mole
mola hydatidosa destruens
破壊性胞状奇胎 destructive hydatidiform mole
侵入奇胎絨毛性疾患



胎盤部トロホブラスト腫瘍」

  [★]

placental-site trophoblastic tumor, placental site trophoblastic tumor, PSTT
絨毛性疾患


妊娠性絨毛性疾患」

  [★]

gestational trophoblastic disease GTD


疾患」

  [★]

disease, disorder, disturbance, illness, sickness, malady
疾病病気
疾病障害乱れ無秩序病害病気病弊



絨毛性」

  [★]

chorionictrophoblastic
栄養膜コリオン漿膜絨毛膜絨毛膜性


絨毛」

  [★]

villi






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