UpToDate Contents
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- 1. 尿路性器結核 urogenital tuberculosis
- 2. 成人の潜在性結核感染症の診断法(結核検診) approach to diagnosis of latent tuberculosis infection tuberculosis screening in adults
- 3. 腸結核 abdominal tuberculosis
- 4. 結核の皮膚症状 cutaneous manifestations of tuberculosis
- 5. 結核の疫学 epidemiology of tuberculosis
Japanese Journal
- 結核性尿管狭窄に対する尿管回腸膀胱吻合術後45年で発生した膀胱腺癌の1例
- 小林 秀一郎,塚本 哲郎,遠坂 顕 [他],當眞 嗣裕
- 泌尿器科紀要 54(3), 235-238, 2008-03
- … 45年前に結核性尿管狭窄に対する尿管回腸膀胱吻合術の既往があり, 超音波検査で膀胱内の腫瘍と血液塊を認めた。 …
- NAID 120001178009
- 内視鏡的尿管切開により腎保存し得た結核性尿管狭窄の一例
- 結核性尿管狭窄に対する保存的療法 : 第51回東部総会
Related Links
- urethrostenosis 解説:今津 哲央 ( 千里病院 泌尿器科部長) 医学解説 早期発見のポイント 予防の基礎知識 尿道狭窄症はこんな病気 尿道狭窄とは、文字通り尿道が狭くなることです。 原因としては、外傷によるものや炎症によるものなどがあります。 外傷によるものとは、何らかの原因で尿道に傷がつき、治る過程で傷が引きつれて治ることで、尿道が狭くなる状態をいいます。 具体例としては、ガードレールをまたごうとして滑ってしまい、会陰部 (男性は陰のうと肛門の間)を強打し尿道が切れる (断裂)例や、交通事故で骨盤骨折をきたし、尿道を損傷してしまう例、さらには、尿道に内視鏡を挿入する手術 (経尿道的手術)後に発症する例などがあります。
- 男性は、尿道が長いため病気や外傷の可能性が高くなります。このため尿道狭窄は男性に多く、女性や乳児ではまれです。 尿道狭窄は、膀胱から陰茎先端までどこでも発生する可能性があり、尿の流出障害や遅延を起こします。一般的な
- 尿管狭窄(ureteral stricture)は,外科手術や放射線治療などに続発する医原性狭窄が約半数を占める。側腹部や背部の疼痛,緊満感が主症状であるが,慢性例では無症状であることも多く,発見時には既に腎機能障害が進行している例
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★リンクテーブル★
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- 英
- tuberculosis, TB
- 同
- 結核症
- 関
- 結核菌 Mycobacterium tuberculosis、抗結核薬
- 肺結核、腸結核、脳結核腫
- 感染予防学 080423I,II
- first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
- Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis
概念
病原菌
疫学
平成21年
- 参考3
- 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
- 新登録結核患者数 24,170人
- 罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
- 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
- 80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
- 70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
- 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
- 日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。
感染の型
- SPU.178
一次感染
- 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎
二次感染
症状
結核の皮膚病変
検査
- 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)
診断
- 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
- 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。
治療
- 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
- 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
- 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株
2009年に厚生労働省告示
- ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
- PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。
感染経路
公衆衛生
参考
- http://www.kekkaku.gr.jp/
- http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
- 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
- http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html
ガイドライン
- 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
- http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm
国試
[★]
- 英
- ureter (Z)
- 同
- 輸尿管
- 関
- 腎臓、膀胱、尿道
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男性
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女性
|
前面
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N.327
|
N.328
|
上面
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N.350
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N.349、351、354、355
|
神経 (KL.402)
- 腎盂と同じ
自律神経
求心性線維
生理的狭窄部 (KH.176|KL.401)
- 腎管から尿管に移行する部分
- 尿管が総腸骨動脈と交叉する部分
- 膀胱壁の中を通過する部分
走行(男性)
走行(女性)
- 骨盤側壁から前内方に向かい、子宮頚と膣円蓋の約2cm外側で子宮動脈と交叉(KL.402)
- 子宮広間膜後葉に沿って、子宮動静脈の下をくぐるように走行し、基靭帯の上部をかすめ膀胱子宮靭帯の前層と後層の間を貫いて膀胱に入る(G9M.191)
- 図:G9M.191 N.349
発生
- 中腎管から尿管芽として発生。腎臓の上昇につれて尿管の開口部が上昇する
- 胎生第3ヶ月に尿道前立腺部の上皮が増殖して周囲の間質に広がり前立腺を形成する (L.301) ⇔ 中腎管からは精管、精嚢
組織 HIS.388
- 粘膜:移行上皮、基底板、粘膜固有層(密不規則性結合組織)
- 筋層:(上位2/3)内縦筋層、外輪筋層、(下位1/3)内縦筋層、中輪筋層、外縦筋層 ⇔消化器系では内側が輪筋
臨床関連
- 生理的狭窄部には尿管結石が引っかかりやすく、臨床的に重要(尿管結石)
- 女性の場合、骨盤部での尿管の走行は重要
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- 英
- stenosis, stricture, constriction, narrowing
[★]
- 英
- ureteric stenosis
- 関
- 尿管狭窄症
[★]
- 英
- tuberculous
- 関
- 結核