糸球体外メサンギウム細胞

出典: meddic

extraglomerular mesangial cell (HIS,Z), EGM cell
EGM細胞ゴールマハティヒ細胞 Goormaghtigh cell
メサンギウム細胞


  • 図:HIS.380
  • 糸球体外に存在する


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/16 09:37:26」(JST)

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この項目では、糸球体外のメサンギウム細胞について記述しています。メサンギウム細胞の概要については「メサンギウム細胞」を、糸球体内のメサンギウム細胞については「糸球体内メサンギウム細胞」をご覧ください。
23 4 図2 ラット糸球体の電子顕微鏡写真 上方の血管極には遠位尿細管が付着し,下方の尿細 管ではボウマン嚢壁側上皮が近位尿細管につながる。図3 ラット糸球体表面の電子顕微鏡写真 足細胞から出る複数の一次突起と,そこからさらに

関連画像

糸球体


★リンクテーブル★
リンク元腎臓」「傍糸球体装置」「ゴールマハティヒ細胞」「EGM細胞
関連記事糸球体」「メサンギウム細胞」「メサンギウム」「」「細胞

腎臓」

  [★]

kidney
ren
腎機能








  • 図:N.265(水平断,上部) N.320(背面) N.332(水平断)
  • 図:Z.92、M.173(体表解剖)、N.321,322

解剖

大きさ

  • 長さ:11cm
  • 幅:4-5cm
  • 厚み:2-3cm

重量

  • 115-170g(PT.461), 160g(♂)/140g(♀)(KL.395)

血管尿管との関係

  • 腎臓を内側から見るとき、腹側から静脈動脈尿管の順に並んでいる

位置

  • 腹腔の後壁で、脊椎の両側にある(PT.461)
  • 右腎:T11-L2椎体、左腎:T12-L3椎体 (M.173)。T12-L3椎体。右腎は左腎より約1.5cm低位 (KL.395)
  • 両方の腎も幽門平面を貫くが、右腎は腎の上方で貫いている (M.173)
  • 尋問は中面より5cm離れた場所にある (M.173)
    • 腸骨稜の高いところを通る矢状面を貫く。この面は第12肋骨の先端をかすめる (M.173)
  • 腎臓の背側側は上方では横隔膜を挟む。さらにその下層では第11胸神経、肋下神経、腸骨下腹神経、腸骨鼡径神経が下外側に走行している (M.173)

血管

  • 腎動脈前枝
  • 上区動脈
  • 上前区動脈
  • 下前区動脈
  • 前区動脈
  • 下区動脈
  • 腎動脈後枝
  • 後区動脈
それぞれから以下の通りに分岐する

部位名

生理

機能 (SP.776 2007年度後期生理学授業プリント)

  • 1. 代謝により生じた老廃物の濾過・排出
  • 1-1. 酸の排泄
  • リン酸の排泄
  • NH4+の分泌
  • 重炭酸イオンの分泌
尿中酸総排泄量 = 滴定酸(リン酸, 硫酸など) + NH4+ - HCO3-(重炭酸イオンの再吸収)
  • 1-2. 尿素・尿酸・クレアチニンの排泄
  • 1-3. 異物の排泄
肝臓でP450やグルクロン酸抱合された解毒物の排泄
  • 2. 体液恒常性の維持 (腎機能参照)
  • 体液のNa,Kなどの電解質濃度
  • 浸透圧
  • pH
  • 3-1. ビタミンD3
活性型ビタミンDの産生(腎小体で濾過したビタミンDを近位尿細管で再吸収し、活性型に転換して血中に戻す)
pO2↓→近位尿細管近傍の線維芽細胞が分泌~
赤血球を作る増殖因子
輸入細動脈顆粒細胞から分泌される
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の最初に位置する
副腎皮質を刺激して鉱質コルチコイド(アルドステロン)を放出させる & 血管の平滑筋を刺激して血圧を上昇させる。
  • 4. 代謝機能
糖新生

ホルモンによる調節

  • バソプレシン[視床下部後葉]により、遠位尿細管で水の再吸収が促進される
  • 鉱質コルチコイド(アルドステロン)[副腎皮質]により、遠位尿細管でのNa( H2O)の再吸収が促進される
  • 重炭酸イオン(HCO3-)の再吸収[近位尿細管、CO2が細胞内に拡散]
  • ナトリウムイオン(Na+)の再吸収[近位尿細管、遠位尿細管]
  • アンモニア(NH3)の排出[細胞外に拡散]
  • 水素イオンH+の排出[近位尿細管、遠位尿細管のNa+-H+交換輸送体]

神経による調節 (SP.784)

  • 交感神経により腎血流が調節されている
  • 弱い刺激:輸出細動脈が収縮→RPF↓、濾過圧↑→GFRほぼ不変
  • 強い刺激:輸入細動脈も収縮→RPF↓、GFR↓

尿の生成 (生理学実習1 実習テキストp.3)

  • 腎を流れる血流量 1L/min = 1440L/day
  • 原尿生成 0.1L/min = 160L/day
  • 尿生成 0.7-1.0ml/min = 1-1.5L/day


-kidney


傍糸球体装置」

  [★]

juxtaglomerular apparatus (SP,Z), JGA
糸球体傍装置、糸球体近接装置
傍糸球体細胞 juxtaglomerular cells、傍糸球体細胞装置
糸球体輸入細動脈輸出細動脈



  • 図:SP.777,HIS.380
  • 傍糸球体装置 = 緻密斑(=密集斑細胞) + 糸球体外メサンギウム細胞 + 傍糸球体細胞(=輸入細動脈顆粒細胞)


  • 糸球体の血管極付近の次の構造を傍糸球体装置と呼ぶ (出典不明)
  • 輸入細動脈:平滑筋細胞、顆粒細胞
  • 遠位尿細管:緻密斑の細胞
  • 輸出細動脈:平滑筋細胞
  • 糸球体外メサンギウム細胞:両細動脈と緻密斑に囲まれる
  • 糸球体内メサンギウム細胞

臨床関連


ゴールマハティヒ細胞」

  [★]

Goormaghtigh cell
糸球体外メサンギウム細胞

EGM細胞」

  [★]

EGM cell
糸球体外メサンギウム細胞


糸球体」

  [★]

glomerulus (Z)
ボウマン嚢腎小体腎臓輸出細動脈#調節

概念

  • 1個の腎臓に100万個存在。
  • 房状の毛細血管からなる
  • 糸球体の毛細血管は有窓型毛細血管である

糸球体の微細構造 (SP.785)

  • 血管内皮細胞
  • 基底膜
  • 上皮細胞間隙

詳細には

  • 糸球体内皮細胞 endothelium
  • 基底膜 basement membrane, glomerular basement membrane
  • 糸球体上皮細胞 visceral epithelium, podocyte
  • ボウマン嚢の壁側板 parietal epithelium

血流の調節 (HIM.1742)

  • 輸入細動脈:autonomous vasoreactive reflex in afferent arteriole, tubuloglomerular feedback
緻密斑でのCl-の低下 = 原尿流速が早い → 腎灌流量の低下と解釈
  • 腎灌流圧↑→輸入細動脈の平滑筋収縮
  • 腎灌流圧↓→輸入細動脈の平滑筋弛緩
緻密斑はNaClの再吸収にとともにATP、(アデノシン)を細胞外に放出。細胞外のecto-5'-nucleotidaseがATPからアデノシンを産生。アデノシンが輸入細動脈のvasoconstrictorとして作用
  • loop diureticsは緻密斑でのNaClの再吸収を妨げるので、尿細管糸球体フィードバックを阻害→糸球体濾過量は高レベルに保たれる
  • アンジオテンシンIIと活性酸素種は尿細管糸球体フィードバックを増強 → 輸入細動脈収縮 → 糸球体濾過量低下
  • NOは尿細管糸球体フィードバックを減弱 → 輸入細動脈弛緩 → 糸球体濾過量上昇
  • 輸出細動脈:angiotensin II-mediated casoconstriction of the efferent arteiole

臨床関連







メサンギウム細胞」

  [★]

mesangial cell (HIS,Z)
血管間膜細胞
糸球体


  • 図:HIS.380

概念

  • ボウマン嚢の中では輸入細動脈はメサンギウム細胞という特殊な結合組織性の細胞によって支持される (HIS.373)

種類

  • 糸球体外メサンギウム細胞
    • 糸球体外に存在する
  • 糸球体内メサンギウム細胞
    • 腎小体・血管極に存在する
    • 食作用を持ち、基底板の吸収に関与 (HIS.373)

臨床関連

  • メサンギウム細胞の増殖:先行感染・疾患で産生された抗原により形成された免疫複合体のメサンギウム領域への沈着により炎症が起きた結果生じるとされる → 急性糸球体腎炎IgA腎症、ヘノッホ・シェンーライン紫斑病、膜性増殖性糸球体腎炎]]


メサンギウム」

  [★]

mesangium
糸球体間質、血管間膜
糖尿病

概念

臨床関連

メサンギウムにIgAが沈着する疾患


外」

  [★]

externalexternallyextraexo
エキソエクソ外側外部余分


細胞」

  [★]

cell
cellula







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