糖尿病合併妊娠

出典: meddic

pregnancy in diabetic, pregnancy complicated with diabetes mellitus
ホワイト分類糖尿病糖代謝異常合併妊娠



UpToDate Contents

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和文文献

  • 非妊時の自己管理が良好ではなかった1型糖尿病をもつ女性の妊娠前から妊娠中期における経験と思い
  • 福島 千恵子,杉浦 絹子,Fukushma Chieko,Sugiura Kinuko
  • 三重看護学誌 14(1), 11-17, 2012-03-15
  • … は〈適当に糖尿病自己管理をおこなっていた〉状態であった.血糖コントロールが悪い状態での妊娠のため,〈予期せぬ妊娠への戸惑い〉が生じ,指定された期限までに〈妊娠継続の決断〉を迫られ,糖尿病合併妊娠の管理を専門とする医師のいる病院へ移ることを余儀なくされる.妊娠による代謝の変化や妊娠維持と,より正常な児を得るために,今までとは異なる厳格な管理が必要となり,〈これまでの感覚に基 …
  • NAID 120003974432
  • 糖尿病 (特集 妊娠と薬物療法) -- (合併症妊娠への対応)

関連リンク

糖尿病になってしまったら? 妊娠と糖尿病 妊娠中に糖尿病には、妊娠前から糖尿病のある「糖尿病合併妊娠」と、妊娠中に発見された糖尿病があります。妊娠中に発見された糖尿病には、軽い糖代謝異常である「妊娠糖尿病」と ...
もともと糖尿病だった人が妊娠した場合を「糖尿病合併妊娠」といい、妊娠してから糖尿病になった人を「妊娠糖尿病」といいます。「妊娠糖尿病」と「糖尿病合併妊娠」について紹介します。

関連画像

試験デザイン糖代謝の異常によって 妊娠中に高血糖が続くと?妊娠して、はじめて糖尿病 妊娠中の糖代謝異常とは?糖尿病合併妊娠』とは、糖尿病


★リンクテーブル★
国試過去問104B050」「102A001」「101F003」「089A087
リンク元糖代謝異常妊娠
関連記事糖尿病」「妊娠」「合併」「糖尿

104B050」

  [★]

  • 次の文を読み、50-52の問いに答えよ。
  • 34歳の1回経産婦。妊娠31週5日に周産期管理目的で紹介され来院した。
  • 現病歴:   半年前に無月経を主訴として自宅近くの診療所を受診し、妊娠7週と診断された。診療所で健診を受けていたが、妊娠10週時に胎児頭殿長 CRLから分娩予定日が補正された。補正後の妊娠16週ころから尿糖陽性が時々認められていたが、27週時から尿糖強陽性(定性試験で3+)が出現したため29週時に75g経口ブドウ糖負荷試験 OGTTが施行された。負荷前値: 110mg/dl、1時間値: 204mg/dl、2時間値 168mg/dlであった。
  • 既往歴:   特記すべきことはない。耐糖能低下を指摘されたことはない。
  • 月経歴:   初経11歳。月経周期28日、整。持続5-6日。月経障害なし。
  • 妊娠・分娩歴:  25歳時に正常経腟分娩(妊娠39週、3,790g)。
  • 家族歴:   母が糖尿病。
  • 現 症:   意識は清明。身長156cm、体重76kg(妊娠前体重62.5kg、BMI 25.7)。体温37℃。脈拍88/分、整。血圧136/86mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿浮腫を認めない。内診で胎児先進部は児頭で子宮口は閉鎖。超音波検査で子宮頚管長は4.2cmで胎児推定体重は2,200g(+1.8SD)、明らかな奇形は認めない。Biophysical profile scoreは10点である。
  • 検査所見   尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 305万、Hb 10.2 g/dl、Ht 31%、白血球 6,900、血小板 11万。血液生化学所見:血糖 148mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.2g/dl、尿素窒素 16mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、尿酸 7.8mg/dl、総コレステロール 240mg/dl、トリグリセリド 130mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、直接ビリルビン 0.5 mg/dl、AST 40IU/l、ALT 48IU/l、LD 320IU/l(基準176-353)、ALP 270IU/l(基準115-359)。
  • この患者で正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104B049]←[国試_104]→[104B051

102A001」

  [★]

  • 糖尿病合併妊娠について誤っているのはどれか。 
[正答]


※国試ナビ4※ [    ]←[国試_102]→[102A002

101F003」

  [★]

  • 糖尿病合併妊娠で正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F002]←[国試_101]→[101F004

089A087」

  [★]

  • 羊水検査について誤っている組み合わせはどれか

糖代謝異常妊娠」

  [★]

糖代謝異常合併妊娠
糖尿病合併妊娠妊娠糖尿病
[show details]

糖代謝異常妊娠の分類

G10M.162
参考2
  • 1. 糖尿病合併妊娠:妊娠以前からの糖尿病+妊娠
  • 2. 初めてみつかった糖代謝異常(hyperglycemic disorders in pregnancy)

母体への影響

参考1
  • (糖尿病合併妊娠の場合)糖尿合併症(網膜症、腎症)の悪化、ケトアシドーシスの悪化、
  • 妊娠高血圧症候群合併リスクの上昇
  • 巨大児による分娩遷延

胎児・新生児への影響

G10M.164
  • 流産・早産:多くなる (QB.P-270)
  • 子宮内胎児発育遅延、胎盤機能不全、胎児死亡
  • 先天奇形
  • 器官形成期(妊娠5-8週)に高血糖が細胞分化に干渉する
  • 羊水過多症
  • 高血糖による浸透圧利尿 → 多尿、多飲 → 羊水過多
  • 臓器障害
  • 内分泌
  • (新生児期)低血糖:高血糖によりβ細胞が過形成となり、出生後に母体からの糖供給が無くなったとたんに低血糖をきたす。

母体糖尿病児に見られる症状

QB.O-84
  • 低血糖>巨大児>多血症>高ビリルビン血症>呼吸障害>低カルシウム血症

診断

  • 糖尿病合併妊娠:糖尿病と診断されている女性が妊娠した場合
  • 妊娠糖尿病  :妊娠により糖代謝異常を来した場合
参考2
  • 妊娠初期の初診時:空腹時血糖 or 随時血糖 or HbA1cの測定
  • (1) 空腹時血糖が92以上126mg/dL未満 → 妊娠糖尿病
  • (2) 非妊時の糖尿病の判定基準を満たす場合 → あきらかな糖尿病
空腹時血糖:126mg/dL以上 or 随時血糖:200mg/dLを超える or HbA1c値:6.1%以上  ← このHbA1c国際基準じゃないのでしょう?国際標準値での基準は HbA1c(国際標準値)≧ 6.5%
  • 妊娠中期:75g OGTT施行
  • (3) 92-180-153のうち1点以上満たした場合 → 妊娠糖尿病
  • (4) 非妊時の糖尿病の判定基準を満たす場合 → あきらかな糖尿病
空腹時血糖:126mg/dL以上 or 随時血糖:200mg/dLを超える or HbA1c値:6.1%以上

治療

  • 血糖自己測定:
  • 一日4-7回の測定を行い、糖代謝異常合併妊娠の目標血糖値を達成できるかモニターする。改善の見込みがなければ、食事療法、インスリン療法を開始する。
目標:(食前)100mg/dl以下、(食後2時間)120mg/dl以下
  • 食事療法:
NGY.429
妊娠前半:標準体重(kg) x 30(kcal/kg) + 150
妊娠後半:標準体重(kg) x 30(kcal/kg) + 350
G10M.167
妊婦 :標準体重(kg) x 30(kcal/kg) + 200
授乳婦:標準体重(kg) x 30(kcal/kg) + 500
2005年に厚生労働省から推奨された栄養指針(参考1)
妊娠初期:標準体重(kg) x 25~30(kcal/kg) + 50
妊娠中期:標準体重(kg) x 25~30(kcal/kg) + 250
妊娠末期:標準体重(kg) x 25~30(kcal/kg) + 500
  • インスリン療法:
食事療法でコントロールできない場合。
  • 管理目標 (NGY.429 G10M.167)
空腹時血糖値   :≦100 mg/dL
食後2時間後血糖値:≦120 mg/dL
1日平均血糖値  :≦100 mg/dL
HbA1c      :≦6 %(NGY.429), 4.3-5.8%(G10M.167)

参考

  • 1. D.産科疾患の診断・治療・管理 8.合併症妊娠の管理と治療 糖代謝異常合併妊娠
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/60/6003-035.pdf
  • 2. クリニカルカンファレンス1 母体合併症 3)糖代謝異常合併妊娠 - 日産婦誌62巻9号 (2010/9)
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/62/6209-114.pdf
  • 3. 症例から学ぶ周産期医学 1)内科疾患合併妊娠 糖尿病合併妊娠 - 日産婦誌57巻9号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/57/5709-233.pdf


糖尿病」

  [★]

diabetes mellitus (SP), DM
糖尿病治療薬
  • first aid step1 2006 p.first aid step1 2006 p.256,423

定義

インスリンの不足

病型

インスリン分泌の低下
血中インスリン濃度:低
遺伝や生活習慣病に関係なく発症。治療はインスリンの注射
インスリン受容体や細胞内情報伝達系の質的・量的変化
一般に血中インスリン濃度:高
肥満、喫煙、運増などが関連
中高年に多い
運動療法と食事療法

参考1

  • NIDDM:インスリン不要
  • NIDDM:高血糖是正にインスリン必要
  • IDDM:ケトーシス防止や生存にインスリン必要
  • DM type1
  • 治療にインスリンが必要~生存にインスリンが必要
  • DM type2
  • 境界領域~インスリン不要~治療にインスリンが必要

症状

  • 慢性的な高血糖状態
  • 尿糖陽性
  • 血糖値が170-180mg/dl以上で尿糖陽性となる。
血糖150mg/dlでも尿糖陽性であれば腎性尿糖が疑われる
  • 口渇、多飲、多尿
  • ケトーシス、アシドーシス体重減少

合併症

  • 多発神経障害(広汎性左右対称性神経障害)
  • 単神経障害
  • 栄養血管の閉塞による脳神経障害
  • 外眼筋(動眼神経、滑車神経、外転神経)麻痺、顔面神経麻痺
  • 認知症
  • 皮膚病変

医療系の雑誌より(日経カデット11月?)

表5 糖尿病患者にみられる筋骨格系症状を呈する疾患と臨床的特徴

糖尿病との関係 疾患 臨床的特徴
糖尿病が直接病因に関与する疾患 糖尿病性手関節症(diabetic cheiroarthropathy) コントロール不良の糖尿病に多い。原因不明の皮膚硬化が徐々に進行し、手指の屈曲拘縮を来し手全体に及び、強皮症と誤診される。手指を合わせることができない(Prayer徴候)。
シャルコー関節 頻度は低い(1%)が、長期糖尿病コントロール不良患者に多い。通常、足根中足関節などの中足部が多く、足底表面、前足部、中足部に潰瘍形成の合併を認めることがあり、骨髄炎との鑑別が困難な例あり。
糖尿病性骨溶解(diabetic osteolysis) 原因不明の足趾の末節骨や基節骨の骨吸収が起こリ、足痛の原因となる。X線ではickedcandy変形を呈し、骨髄炎との鑑別が困難。
糖尿病性筋梗塞 外傷、感染、腫瘍がなく大腿部などに急激に増大する疼痛を伴う腫瘤を認める。生検は出血の危険があるため行わない。通常1~2カ月で自然寛解する
糖尿病性筋萎縮症(diabetic amyotrophy) 糖尿病性末梢神経障害の一型。大腿前部の痛みで、時に脱力や萎縮が非対称性に起きる。CPKの上昇はなく、脳脊髄液で軽度蛋白上昇以外の有意な所見はない。神経伝導速度.筋電図では神経原性変化を認め、筋生検では炎症細胞浸潤を伴わない筋線経の萎縮あり。
直接の関係は不明だが糖尿病患者に頻度が高い疾患 癒着性関節包炎(凍結肩または五十肩) 糖尿病患者の10-33%にみられる。長期2型糖尿病を有する女性に多く、肩の痛みと可動域障害を呈する。約半数が両側性だが非利き手側で症状が強い。炎症反応やX線異常を認めず、数週~数カ月で自然寛解する。
複合性局所疼痛症候群1型(complex regional pain syndrome CRPS) 四肢の疼痛、皮膚色変化、皮膚温の変化、浮腫、可動域制限などの症候を呈するまれな症候群。
手掌屈筋鍵炎 糖尿病患者の5-33%に認められる。長期に罹患した女性に多く、利き手側の母指に頻度(75%)が高いが、どの指にもみられる。
Dupuytren拘縮 手掌筋膜の短縮と肥厚(有痛性結節)を生じ、第4、5指の屈曲拘縮を呈する。1型糖尿病で長期に罹患した患者に多いが、血糖コントロールとの関係はない。
手根管症候群 手根管症候群の全患者の最大15%に糖尿病を認める。
広汎性特発性骨増殖症(diffuse idiopathic skeletal hyperostosis DISH) 2型糖尿病患者の約20%にみられ、50才以上の肥満患者に多い。頭部、腰部のこわばリ、関節の可動域制限を呈する。全身の腱付着部痛を呈することもある。
その他 感染性関節炎や骨髄炎 血糖上昇による免疫力低下が感染症リスクを上昇させることによる

診断

血糖値検査による分類

             正常           糖尿病型
 空腹時血糖値      <110mg/dL         ≧126mg/dL
                         and                        or
 75g OGTT2時間値   <140mg/dL         ≧200mg/dL
  • 正常型、境界型、糖尿病型に分類する
正常型であっても、食後1時間値が180mg/dL(10.0mmol/l)以上の場合には、180mg/dl未満のものに比べて糖尿病に進展する可能性が高いので、境界型に準じた取り扱い(経過観察)を行う(参考1)。

診断基準

参考2-4
  • 1) 初回検査で、①空腹時血糖値≧126mg/dl、②75gOGTT2時間値≧200mg/dl、③随時血糖値≧200mg/dl、④HbA1c(国際標準値)≧ 6.5%のうちいずれかを認めた場合は、「糖尿病型」と判定する。別の日に再検査を行い、再び「糖尿病型」が確認されれば糖尿病と診断する。但し、HbA1cのみの反復検査による診断は不可とする。また、血糖値とHbA1cが同一採血で糖尿病型を示すこと(①~③のいずれかと④)が確認されれば、初回検査だけでも糖尿病と診断してよい。
  • 2)血糖値が糖尿病型(①~③のいずれか)を示し、かつ次のいずれかの条件がみたされた場合は、初回検査だけでも糖尿病と診断できる。
  • 糖尿病の典型的症状(口渇、多飲、多尿、体重減少)の存在
  • 確実な糖尿病網膜症の存在
  • 3)過去において、上記1)ないしは2)の条件がみたされていたことが確認できる場合には、現在の検査値が上記の条件に合致しなくても、糖尿病と診断するか、糖尿病の疑いを持って対応する必要がある。
  • 4)上記1)~ 3)によっても糖尿病の判定が困難な場合には、糖尿病の疑いをもって患者を追跡し、時期をおいて再検査する。
  • 5)初回検査と再検査における判定方法の選択には、以下に留意する。
  • 初回検査の判定にHbA1cを用いた場合、再検査ではそれ以外の判定方法を含めることが診断に必須である。検査においては、原則として血糖値とHbA1cの双方を測定するものとする。
  • 初回検査の判定が随時血糖値≧200mg/dlで行われた場合、再検査は他の検査方法によることが望ましい。
  • HbA1cが見かけ上低値になり得る疾患・状況の場合には、必ず血糖値による診断を行う。
[show details]

予後

  • 糖尿病の死因の一位は心筋梗塞(Q book p.259)。

USMLE

  • Q book p.245 38(死因)

高血圧と糖尿病を合併する病態

参考

  • 1. 糖尿病の分類
http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/newcriteria.htm
  • 2. 糖尿病の新診断基準2010
[display]http://d.hatena.ne.jp/bonbokorin/20100608/p1
  • 3. 糖尿病の新しい診断基準を7月に施行 日本糖尿病学会-糖尿病NET-資料室
[display]http://www.dm-net.co.jp/calendar/2010/010167.php
  • 4. 委員会報告 糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告 2010
[display]http://www.jds.or.jp/jds_or_jp0/uploads/photos/635.pdf





妊娠」

  [★]

pregnancy, gravidity, gestation
妊娠週数妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさtrimester妊婦
妊娠x週
x weeks of gestation

妊娠期間 (L.107)

  • 最終月経の開始から280日(40週)
  • 受精後266日(38週)

妊娠に伴う自覚、検査所見

QB必修
  • 尿検査による妊娠反応陽性:4週
  • つわり症状       :6週
  • 胎動の自覚       :18-20週

検査

超音波検査

  • 第5週で胎嚢がみとめられる。
QB必修
  • 妊娠4週:胎囊
  • 妊娠5週:胎児
  • 妊娠6週:胎児心拍
  • 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍

尿妊娠反応

  • 第5-8週で妊娠反応が陽性となる

妊娠による変化

G10M.38 NGY.293-303
  • 循環
  • 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
  • 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
  • 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
  • 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
  • 消化管
  • 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
  • 呼吸器
  • 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
→[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
  • 代謝:
  • 糖:
  • 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
  • 内分泌
  • FSH, LH:非妊娠時の基礎値
  • hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
  • PRL:妊娠末期に向かって増加

妊娠によるエネルギー付加量

NGY.324
  • 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
妊婦 +350
G10M.72
  • 付加エネルギー量(/day)
  • 妊娠初期:50kcal
  • 妊娠中期:250kcal
  • 妊娠末期:500kcal
  • 授乳中:450kcal

妊娠と服用薬

  • 妊婦は以下の機関に相談することを進める。
  • 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

服用薬の影響

  • 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
一般名または薬物群名 報告された催奇形性・胎児毒性
アミノグリコシド系抗菌薬 非可逆的第VIII脳神経障害、先天性聴力障害
アンギオテンシン変換酵素阻害薬
アンギオテンシン受容体拮抗薬
(中・後期)胎児腎障害・無尿・羊水過少、肺低形成、四肢拘縮、頭蓋変形
エトレチナート 催奇形性、皮下脂肪に蓄積されるため継続治療後は年単位で血中に残存
カルバマゼピン 催奇形性
サリドマイド 催奇形性:サリドマイド胎芽病(上肢・下肢形成不全、内臓奇形、他)
シクロホスファミド 催奇形性:中枢神経系、他
ダナゾール 催奇形性:女児外性器の男性化
テトラサイクリン系抗菌薬 (中・後期)歯牙の着色、エナメル質の形成不全
トリメタジオン 催奇形性:胎児トリメタジオン症候群
バルプロ酸ナトリウム 催奇形性:二分脊椎、胎児バルプロ酸症候群
非ステロイド性消炎鎮痛薬 (妊娠後期)動脈管収縮、胎児循環持続症、羊水過少新生児壊死性腸炎
ビタミンA 催奇形性
フェニトイン 催奇形性:胎児ヒダントイン症候群
フェノバルビタール 催奇形性:口唇裂・口蓋裂、他
ミソプロストール 催奇形性、メビウス症候群
子宮収縮・流早産
メソトレキセート 催奇形性:メソトレキセート胎芽病
ワルファリン 催奇形性:ワルファリン胎芽病、点状軟骨異栄養症、中枢神経系の先天異常

臨床関連

届出

参考

  • 1. 産婦人科 診療ガイドライン 産科編2008
[display]http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf




合併」

  [★]

combination、(会社の)mergercombinemergecomplicateally
組み合わせ結合混合配合併用複雑にする化合組み合わせるコンビネーション組合せ複雑化同盟


糖尿」

  [★]

glycosuriaglucosuria




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