空気感染

出典: meddic

aerosol transmission, air-borne infection
感染経路

定義

  • 何らかの経路で空気中に放出されたウイルスが宿主に吸引、吸着されることで感染が成立する様式

空気感染

  • 空気感染
1-2μm
結核ウイルス


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/05/24 07:29:39」(JST)

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和文文献

  • 生物学的製剤使用前におけるニューモシスチス肺炎のスクリーニングと使用中のモニタリング (特集 生物学的製剤の使用前と使用中における感染症(B型肝炎を含む)のスクリーニングとモニタリングをいかにおこなうか?)
  • 小児病棟 (特集 小児科医に求められる感染制御の基礎知識) -- (小児診療部門別の感染対策)
  • 咳から考える感染症とその対策 (特集 病院で"あればこそ"感染症を見逃さない : 教科書にはない,現場に必要な視点から)
  • 中澤 靖
  • Infection control : The Japanese journal of infection control 22(7), 663-667, 2013-07
  • NAID 40019732075
  • 医療従事者の結核感染対策 (総合医学会報告 シンポジウム 職業感染対策)
  • 重藤 えり子 [座長]
  • 医療 = Japanese journal of National Medical Services : 国立医療学会誌 67(5), 202-204, 2013-05
  • NAID 40019738050

関連リンク

飛沫として空気中に飛散した病原体が、空気中で水分が蒸発して5マイクロメートル以下 の軽い微粒子(飛沫核)となってもなお病原性を保つものは、単体で長時間浮遊し、3 フィート(約1m)以上の長距離を移動 ...
接触感染と呼ばれる。皮膚同士のふれあい、または手すりや聴診器など物体の表面 を通じての間接的なふれあいで病原体が皮膚に付着し感染が成立するもの。疥癬を はじめ、性感染症の多くも含まれる。医療現場ではMRSAなどの薬剤耐性菌の伝染の 主要な ...

関連画像


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★リンクテーブル★
国試過去問098G059」「108B033」「097G063
リンク元結核」「麻疹」「飛沫核感染」「感染経路」「空気伝染
関連記事空気」「感染

098G059」

  [★]

  • 空気感染対策が必要なのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 098G058]←[国試_098]→[098G060

108B033」

  [★]

  • 空気感染を起こす病原体はどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B032]←[国試_108]→[108B034

097G063」

  [★]

  • 麻疹の感染予防対策として最も重要な感染経路はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G062]←[国試_097]→[097G064

結核」

  [★]

tuberculosis, TB
結核症
結核菌 Mycobacterium tuberculosis抗結核薬
肺結核腸結核、脳結核腫
  • 感染予防学 080423I,II
  • first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis

概念

病原菌

疫学

  • 罹患率は男性の方が多い。

平成21年

参考3
  • 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
新登録結核患者数 24,170人
罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
  • 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
  • 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。

感染の型

SPU.178

一次感染

  • 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎

二次感染

  • 初感染から長期間を経て発症するもの

症状

結核の皮膚病変

  • 真性皮膚結核

検査

  • 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)

診断

  • 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
  • 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。

治療

  • 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
  • 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
  • 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株

2009年に厚生労働省告示

  • A法
  • ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
  • B法
  • PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。

薬物療法:抗結核薬

感染経路

  • 空気感染

公衆衛生

参考

  • 1. 日本結核病学会
[display]http://www.kekkaku.gr.jp
  • 2. 共益財団法人結核予防学会
[display]http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
  • 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html

ガイドライン

  • 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
[display]http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm

国試




麻疹」

  [★]

ましん
measles, rubeola
はしか麻しん
麻疹ウイルス感染症法ワクチン学校伝染病

特徴

病原体

疫学

  • 1-5歳に好発
  • 6ヶ月までは母体からの移行抗体により発症しない

感染経路

  • 空気感染
  • 上気道粘膜に進入・増殖 → 所属リンパ節で増殖 → ウイルス血症 → 全身諸臓器で増殖
  • リンパ節腫脹は伴わない

潜伏期

  • 10-12日

経過、症状

NDE.437
  • 1. カタル期:1-5病日:発熱、くしゃみ、鼻水、目脂。コプリック斑
  • 白血球が劇的に低下し、2000-3000まで落ち込むことがある。
  • カタル期終わりの1-2病日に解熱してコプリック斑が発生
  • カタル期の鼻汁、唾液、涙液、気道分泌液は感染性有り
  • 2. 発疹期:6-10病日:発熱。発疹は耳後部、頚部から始まり体幹から四肢へ。色素沈着を残す ⇔風疹
  • 発疹は斑状紅色丘疹。融合する (⇔風疹)

細胞性免疫の低下

リンパ球への感染→細胞性免疫が低下
結核に罹患している場合、粟粒結核に進展することがある

合併症

晩期合併症

  • M蛋白の欠損した麻疹ウイルスによる、らしい
  • 麻疹に感染し、小児期に知能低下ミオクローヌスなどを、初発症状として発症し、意識障害をきたし致命的となる。

妊娠

  • 胎児への影響は報告されていない

検査

  • 画像検査
  • 胸部単純X線写真:間質性肺炎像

鑑別疾患

治療

  • 対症療法
  • 合併症の治療:肺炎、中耳炎などの細菌性二次感染が多く、予防のために抗菌薬投与が行われる

学校伝染病

  • 学校保健安全法では、解熱後3日経過するまで出席停止(NDE.438)
  • 出席停止の解除は、主要症状が消退したあと7日?

予防

  • 麻疹生ワクチン
  • 免疫不全患者にはγグロブリン製剤
  • 免疫があれば重症化しない

予後

  • 2大死因は肺炎と脳炎

参考

uptodate

  • 1. [charged] 麻疹の臨床症状および診断 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 麻疹の予防および治療 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 麻疹の疫学および伝染 - uptodate [3]





飛沫核感染」

  [★]

droplet nuclei infection
空気感染飛沫散布


  • 結核、麻疹、インフルエンザ
  • 病原体の周囲の水分が空中で乾燥し、1-2μmの大きさの飛沫核となる。すると、(1)空中を長時間浮遊。(2)飛沫核は肺の末梢に達する


感染経路」

  [★]

route of infection

感染経路


空気伝染」

  [★]

airborne infectionaerosol transmission
空気感染


空気」

  [★]

airaero
大気 atmospheric air
気体エアロ
表1: 乾燥空気の成分
成分 化学式 体積比
[%]
重量比
[%]
窒素 N2 78.084 75.510
酸素 O2 20.946 23.010
アルゴン Ar 0.930 1.286
二酸化炭素 CO2 0.034 0.040



感染」

  [★]

infection
定着感染症不顕性感染顕性感染サブクリニカル感染
  • 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
  • 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる






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