破傷風

出典: meddic

tetanus, lockjaw
テタヌス
破傷風菌 Clostridium tetani

病型

参考1
  • 全身性破傷風:全身の筋の強直性攣縮 + 自律神経症状(早期は易刺激性、不穏、発汗、頻脈。後期には著しい発汗、不整脈、不安定な高血圧・低血圧、発熱)
  • 限局性破傷風
  • 頭部破傷風
  • 新生児破傷風

病態

SMB.260
  • 破傷風毒素(テタノスパスミン)は亜鉛依存性プロテアーゼ活性を有しており、シナプス小胞不随蛋白であり開口分泌に関与するシナプトブレビンを特異的に切断し、シナプスへの神経伝達物質の放出を妨げる。
  • 症状の発現は脊髄の抑制ニューロンが遮断される事による。
  • 自律神経ニューロンも遮断されるので、自律神経症状も発現する。 → 著しい血圧、脈拍の変動

治療

SMB.260 YN. H-55 SPE.359
  • 創部 :デブリドマン
  • 抗毒素:ヒトTIGの投与 → 神経細胞に取り込まれた後では毒素を中和できなくなる。
  • 抗菌 :ペニシリンGの大量投与。テトラサイクリン(SPE.359)
  • 対症療法:呼吸管理、筋弛緩薬、抗痙攣薬(ジアゼパム)、刺激の軽減(日光の遮蔽)

予防

予後

  • 死亡率:40% (SPE.359)

参考

  • 1. [charged] Tetanus - uptodate [1]

国試




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/09/04 16:02:48」(JST)

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和文文献

  • 演題3.開口障害を主訴として来科した破傷風の1例(一般演題,岩手医科大学歯学会第72回例会抄録)
  • 角田 直子,熊谷 章子,松本 直子,飯島 伸,星 秀樹,杉山 芳樹
  • 岩手医科大学歯学雑誌 36(2), 110, 2011-08-19
  • NAID 110008733440
  • PS-181-5 破傷風に対する治療戦略(PS-181 ポスターセッション(181)救急・外傷-2,第111回日本外科学会定期学術集会)
  • 遠野 千尋,下沖 収,坂下 伸夫,馬場 誠朗,高橋 正統,皆川 幸洋,伊藤 達朗,阿部 正
  • 日本外科学会雑誌 112(臨時増刊号_1・2), 821, 2011-05-25
  • NAID 110008685577
  • 臨床情報による的確な検体処理で Clostridium tetani の分離に成功した破傷風の一症例
  • 大橋 一孝,河合 裕美,渡邉 美菜子,山本 詩子,岡崎 恵美,高野 由喜子,早川 希威,佐藤 敏夫,大花 昇,山本 夏男,今福 裕司,塚田 泰彦,須釜 久美子,小黒 祐子,山本 明彦,高橋 元秀,金光 敬二
  • 日本臨床微生物学雑誌 = The journal of the Japanese Society for Clinical Microbiology 21(1), 35-39, 2011-03-25
  • NAID 10028122511

関連リンク

破傷風(はしょうふう、Tetanus)は、破傷風菌を病原体とする人獣共通感染症の一つ。 日本では感染症法施行規則で5類感染症全数把握疾患に定められており、診断した 医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出る。 世界的には、先進諸国での発症症例数 の ...
破傷風は、破傷風菌(Clostridium tetani )が産生する毒素のひとつである神経毒素( 破傷風毒 素)により強直性痙攣をひき起こす感染症である。破傷風菌は芽胞の形で 土壌中に広く常在し、 創傷部位から体内に侵入する。侵入した芽胞は感染部位で発芽・ 増殖 ...

関連画像

破傷風患者のベッド破傷風の症状震える舌』のワンシーン 先月 ミシェル に 噛まれ 痛い ワクチン で 防げる 病気 310px-Opisthotonus_in_a_patient_suffering 破傷風是怎樣傳播的 ?

添付文書

薬効分類名

  • ワクチン・トキソイド混合製剤

販売名

沈降ジフテリア破傷風混合トキソイド「タケダ」

組成

製法の概要

  • 本剤は、ジフテリア菌(Park-Williams No.8株)及び破傷風菌(Harvard株)を個別に純培養後除菌ろ過して得られた各毒素液を精製濃縮し、ホルマリンを加えて無毒化したトキソイド原液を混合し、更にアルミニウム塩及び希釈液としてリン酸塩緩衝塩化ナトリウム液を加え、規定濃度に調製したものである。本剤は製造工程でヒトの毛髪由来成分(L-シスチン)、トリの羽毛由来成分(L-チロシン)、ウシの肝臓、心臓、肉、乳由来成分(スキムミルク、ポリペプトン、バクトカジトン、カザミノアシド)及びウマの血清を使用している。

組 成

  • 本剤は1mL(1瓶)中に、次の成分を含有する。

有効成分

  • ジフテリアトキソイド 約50Lf
    破傷風トキソイド 約10Lf

添加物

  • アルミニウム塩(免疫増強剤) 0.5mg(アルミニウム換算)
    フェノキシエタノール(保存剤) 5μL
    ホルマリン(不活化剤) 0.01%以下(ホルムアルデヒド換算)

禁忌

(予防接種を受けることが適当でない者)

  • 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
  • 明らかな発熱を呈している者
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
  • 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
  • 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者


効能または効果

  • 本剤は、ジフテリア及び破傷風の予防に使用する。

○初回免疫

  • 通常、1回0.5mLずつを2回、3〜8週間の間隔で皮下に注射する。ただし、10歳以上の者には、第1回量を0.1mLとし、副反応の少ないときは、第2回以後適宜増量する。

○追加免疫

  • 第1回の追加免疫には、通常、初回免疫後6箇月以上の間隔をおいて、(標準として初回免疫終了後12箇月から18箇月までの間に)0.5mLを1回皮下に注射する。ただし、初回免疫のとき副反応の強かった者には適宜減量し、以後の追加免疫のときの接種量もこれに準ずる。
    また、10歳以上の者には、0.1mL以下を皮下に注射する。

一般的注意

  • 予防接種法に基づく、ジフテリア、百日せき及び破傷風の第1期の予防接種は、沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチンにより同時に行うことを原則とする。

接種対象者・接種時期

  • 定期接種の場合には、ジフテリア及び破傷風の第2期の予防接種については、11歳以上13歳未満の者(11歳に達した時から12歳に達するまでの期間を標準的な接種期間とする)に、通常、本剤0.1mLを1回皮下に注射する。

他のワクチン製剤との接種間隔

  • 生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。

慎重投与

(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)

  • 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
  • 過去にけいれんの既往のある者
  • 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
  • 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者


重大な副作用

  • まれにショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • ジフテリア及び破傷風を予防するためには、生体内にあらかじめ各々の感染防御抗原に対する血中抗体が一定(感染防御レベル)以上産生されている必要がある。ジフテリアに対する感染防御は、0.01IU(国際単位)/mLの抗毒素(抗体)が、また破傷風に対する感染防御は、0.01IU/mLの抗毒素がそれぞれ血中に存在すればよいと考えられている3,4)
    本剤を2回接種後4週間すると、一時的にジフテリア、破傷風、いずれも前述の防御レベル以上の抗体価が得られるが、含まれる抗原成分が不活化されたトキソイドであるため、漸次各々の抗体価は低下する。したがって、それ以後少なくとも数年にわたり、感染防御効果を持続(抗体価レベルの維持)するためには、追加免疫が必要である。


★リンクテーブル★
国試過去問101G057」「104E020」「106I054」「105B062」「099G055」「098G010」「096B009」「104E015」「096G024」「102B023」「106H016」「100G005
リンク元細菌」「五類感染症」「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則」「予防接種法」「ワクチン

101G057」

  [★]

  • 45歳の男性。開口障害を主訴に来院した。10日前に農道をバイクで走行中、転倒した。右下腿に5cm程度の圧挫創を認め救急病院で縫合処置を受けた。抗菌薬を処方され、その後は自宅で加療していた。一昨日から舌がもつれ、開口障害と嚥下障害とが出現した。意識は清明。顔貌はやや苦悶様。右下腿の創汚染がみられる。
  • 処置として適切でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101G056]←[国試_101]→[101G058

104E020」

  [★]

  • 診断した場合、直ちに届け出なければならないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104E019]←[国試_104]→[104E021

106I054」

  [★]

  • 61歳の女性。嚥下困難を主訴に来院した。 5日前から水を飲み込みにくい感じがあり、徐々に増悪してきた。嚥下困難の原因検索のため入院となった。血液検査、上部消化管内視鏡検査、頸部CT及び胸部CTに異常を認めなかった。入院後4日、患者は口を開けられないと訴えた。身体診察で胸鎖乳突筋の筋緊張亢進を認める。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106I053]←[国試_106]→[106I055

105B062」

  [★]



[正答]


※国試ナビ4※ 105B061]←[国試_105]→[105C001

099G055」

  [★]

  • 55歳の男性。開口障害を訴えて来院した。2週前に庭で古釘を足に刺したが放置していた。1週前から微熱、開口障害および肩・頭部のこわばり感が出現し悪化してきた。咽頭に異常はなく、顎関節部に疼痛と腫脹とを認めない。体温37.5℃。白血球7,400。血清アミラーゼ120単位(基準37~160)。CRP2.8mg/dl。考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099G054]←[国試_099]→[099G056

098G010」

  [★]

  • 感染症法に基づき入院勧告を行うのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G009]←[国試_098]→[098G011

096B009」

  [★]

  • 予防接種後に他の疾患の予防接種を行うまで、1か月以上の間隔をおいた方がよいのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096B008]←[国試_096]→[096B010

104E015」

  [★]

  • 感染経路検索が感染拡大予防に有用なのはどれか。 3つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 104E014]←[国試_104]→[104E016

096G024」

  [★]

  • 我が国の最近の下記の感染症患者報告数で最も多いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G023]←[国試_096]→[096G025

102B023」

  [★]

  • 予防接種後、他の予防接種までに4週以上の間隔をおいた方が良いのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102B022]←[国試_102]→[102B024

106H016」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106H015]←[国試_106]→[106H017

100G005」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 100G004]←[国試_100]→[100G006

細菌」

  [★]

bacterium,(pl.) bacteria
バクテリア
特殊な細菌 細菌の鑑別細菌の同定?、細菌の分類

細菌の命名

  • ラテン語であり、イタリックで表す。
  • 「属名 + 種名」で表現される。

グラム染色性と形状による分類と疾患

形状 グラム陽性菌 グラム陰性菌
球菌   スタフィロコッカス属 黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus 多様     ナイセリア属 淋菌 Neisseria gonorrhoeae 淋病  
ストレプトコッカス属 化膿性連鎖球菌 Streptococcus pyogenes 多様 莢膜 髄膜炎菌 Neisseria meningitidis 多様  
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae     ベイヨネラ属   Veillonella    
エンテロコッカス属 (総称)腸球菌 Enterococcus faecalis     モラクセラ属/
ブランハメラ亜属
  Moraxella catarrhalis 肺炎  
Enterococcus faecium      
桿菌   バシラス属 炭疽菌 Bacillus anthracis 炭疽 好気性菌、有芽胞菌、莢膜 腸内細菌科 エンテロバクター属     肺炎、尿路感染  
  セレウス菌 Bacillus cereus 細菌性食中毒 好気性菌、有芽胞菌 エシェリキア属 大腸菌 Escherichia coli パラチフス 通性嫌気性
  クロストリジウム属 破傷風菌 Clostridium tetani 破傷風 嫌気性菌、有芽胞菌 クレブシエラ属     下痢、肺炎、尿路感染  
  ボツリヌス菌 Clostridium botulinum ボツリヌス中毒 プロテウス属     尿路感染  
  ウェルシュ菌 Clostridium perfringens 多様 サルモネラ属 パラチフス菌 Sallmonella serovar Paratyphi 腸チフス 通性嫌気性
  ディフィシル菌 Clostridium difficile 多様 チフス菌 Sallmonella serovar Typhi   通性嫌気性
    ガス壊疸菌群       セラチア属   Serratia 日和見感染 通性嫌気性
マイコバクテリウム科 マイコバクテリウム属 結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 無芽胞菌 シゲラ属 赤痢菌 Shigella 赤痢 通性嫌気性
ライ菌 Mycobacterium leprae ライ病 エルシニア属 ペスト菌 Yersinia pestis ペスト 通性嫌気性
コリネバクテリウム科 コリネバクテリウム属 ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア   Yersinia enterocolitica 多様 通性嫌気性
ノカルジア科 ノカルジア属 ノカルジア     ビブリオ科 ビブリオ属 コレラ菌 Vibrio cholerae コレラ 通性嫌気性
アクチノマイセス科 アクチノマイセス属(放線菌属) (総称)放線菌 Actinomyces   腸炎ビブリオ Vibrio parahaemolyticus 腸炎ビブリオ感染症 通性嫌気性
  リステリア属   Listeria monocytogenes リステリア症 嫌気性菌、無芽胞菌、人獣共通感染症、通性細胞内寄生菌 パスツレラ科 ヘモフィルス属 インフルエンザ菌 Haemophilis influenzae 多様  
  パスツレラ属 パスツレラ属菌 Pasteurella multocida 人獣共通感染症  
ストレプトバシラス属 ストレプトバシラス属菌 Streptobacillus moniliformis 鼠咬症  
  シュードモナス属 緑膿菌 Psudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症 好気性、院内感染症
ボルデテラ属 百日咳菌 Bordetela pertussis 百日咳 好気性、短桿菌
ブルセラ属 ブルセラ Brucella ブルセラ症 好気性、細胞内増殖菌、短桿菌
フランシセラ属 野兎病菌 Francisella tularensis 野兎病 好気性、球桿菌
レジオネラ属   Legionella pneumophila ポンティアック熱/レジオネラ肺炎 好気性
バクテロイデス属   Bacteroides fragilis 嫌気性感染症 偏性嫌気性菌
らせん菌   スピロヘータ科 トレポネーマ属 梅毒トレポネーマ Treponema pallidum subspecies pallidum 梅毒  
ボレリア属 回帰熱ボレリア Borrelia recurrentis 回帰熱
ライム病ボレリア Borrelia burgdorferi ライム病
レプトスピラ科 レプトスピラ属 黄疸出血性レプトスピラ Leptospira interrogans serovar icterohaemorrhagiae 黄疸出血性レプトスピラ症(レプトスピラ症ワイル病、黄疸性ワイル病)
スピリルム 鼠咬症スピリルム   鼠咬症
カンピロバクター属 カンピロバクター属菌   カンピロバクター腸炎
ヘリコバクター属   Helicobacter pylori  



五類感染症」

  [★]

感染症法感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則

概念

  • 国が感染症発生動向調査を行い、その結果等に基づいて必要な情報を国民や医療関係者等に提供・公開していくことによって、発生・拡大を防止すべき感染症(現在42疾患)
  • 発生動向の収集把握と情報の提供を行う。

五類感染症

全数把握疾患

定数把握疾患

統計

五類感染症のうち、全数把握とされる疾患。
診断後7日以内に届出。
参考1を改変
西暦 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
元号 平成11 平成12 平成13 平成14 平成15 平成16 平成17 平成18 平成19 平成20 平成21
アメーバ赤痢 276 378 429 465 520 610 698 752 801 871 786
ウイルス性肝炎 B型肝炎 510 425 330 332 245 241 209 228 199 178 178
C型肝炎 136 119 65 61 65 43 57 46 34 52 40
D型肝炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他 74 41 29 23 19 7 10 6 4 8 5
不明 36 22 14 14 4 2 1 0 0 0 0
急性脳炎 ... ... ... ... 12 167 188 167 228 192 526
クリプトスポリジウム症 4 3 11 109 8 92 12 18 6 10 17
クロイツフェルト・ヤコブ病 92 108 133 147 118 176 153 178 157 151 142
劇症型溶血性レンサ球菌感染症 21 44 46 92 52 52 60 106 95 104 103
後天性免疫不全症候群 合計 588 794 947 916 970 1162 1203 1348 1493 1565 1446
無症候性キャリア 346 413 570 547 564 699 753 852 951 1000 882
AIDS 215 331 320 312 337 386 359 406 414 441 429
その他 27 50 57 57 69 77 91 90 128 124 135
ジアルジア症 42 98 137 113 103 94 86 86 53 73 70
髄膜炎菌性髄膜炎 10 15 8 9 18 21 10 14 17 10 10
先天性風しん症候群 0 1 1 1 1 10 2 0 0 0 2
梅毒 I期梅毒 112 129 104 99 114 136 151 175 198 172 142
II期梅毒 126 157 134 121 127 179 180 205 234 282 251
晩期顕症梅毒 47 46 40 53 54 54 37 50 55 65 44
先天梅毒 9 8 6 9 5 7 3 12 7 9 5
無症候 457 421 301 293 209 160 172 195 225 299 249
破傷風 66 91 80 106 73 101 115 117 89 123 113
バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症 ... ... ... ... 0 0 0 0 0 0 0
バンコマイシン耐性腸球菌感染症 23 36 40 44 59 58 69 83 84 80 116
風疹 ... ... ... ... ... ... ... ... ... 293 147
麻疹 ... ... ... ... ... ... ... ... ... 11012 732

参考

  • 年別報告数一覧(その1:全数把握) 一類~五類感染症、新型インフルエンザ等感染症および指定感染症(全数)
[display]http://idsc.nih.go.jp/idwr/ydata/report-Ja.html

国試


感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則」

  [★]

感染症法法令

第1条

五類感染症

 第三章 感染症に関する情報の収集及び公表

(医師の届出)

第4条

  • 3 法第十二条第一項第二号に規定する厚生労働省令で定める五類感染症(法第十二条第一項の規定により、当該感染症の患者について届け出なければならないものに限る。)は、次に掲げるものとする。
  • 一 アメーバ赤痢
  • 二 ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く。)
  • 三 急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く。)
  • 四 クリプトスポリジウム症
  • 五 クロイツフェルト・ヤコブ病
  • 六 劇症型溶血性レンサ球菌感染症
  • 七 後天性免疫不全症候群
  • 八 ジアルジア症
  • 九 髄膜炎菌性髄膜炎
  • 十 先天性風しん症候群
  • 十一 梅毒
  • 十二 破傷風
  • 十三 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症
  • 十四 バンコマイシン耐性腸球菌感染症
  • 十五 風しん
  • 十六 麻しん

(指定届出機関の指定の基準)

第6条

  •  法第十四条第一項 に規定する厚生労働省令で定める五類感染症は、次の表の各項の上欄に掲げるものとし、同項 に規定する五類感染症の発生の状況の届出を担当させる指定届出機関の指定は、地域における感染症に係る医療を提供する体制、保健所の設置の状況、人口等の社会的条件、地理的条件等の自然的条件その他の地域の実情を勘案して同欄に掲げる五類感染症の区分(以下この条並びに次条第一項及び第三項において「五類感染症指定区分」という。)に応じ、原則として当該各項の下欄に定める病院又は診療所のうち当該五類感染症指定区分の感染症に係る指定届出機関として適当と認めるものについて行うものとする。
RSウイルス感染症咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎水痘手足口病伝染性紅斑突発性発しん百日咳ヘルパンギーナ及び流行性耳下腺炎 診療科名中に小児科を含む病院又は診療所
インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く。) 診療科名中に内科又は小児科を含む病院又は診療所
急性出血性結膜炎及び流行性角結膜炎 診療科名中に眼科を含む病院又は診療所
性器クラミジア感染症性器ヘルペスウイルス感染症尖圭コンジローマ及び淋菌感染症 診療科名中に産婦人科若しくは産科若しくは婦人科、医療法施行令(昭和二十三年政令第三百二十六号)第三条の二第一項第一号ハ及びニ(2)の規定により性感染症と組み合わせた名称を診療科名とする診療科又は泌尿器科若しくは皮膚科を含む病院又は診療所
クラミジア肺炎、(オウム病を除く。)、細菌性髄膜炎ペニシリン耐性肺炎球菌感染症マイコプラズマ肺炎無菌性髄膜炎メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、薬剤耐性アシネトバクター感染症及び薬剤耐性緑膿菌感染症 患者を三百人以上収容する施設を有する病院であって、その診療科名中に内科及び外科を含むもの

(感染症の発生の状況及び動向の把握)

第7条

  •  法第十四条第二項 の届出は、当該指定届出機関に係る五類感染症指定区分の感染症の患者又はこれらにより死亡した者については診断し、又は検案した日の属する週の翌週(診断し、又は検案した日が日曜日の場合にあっては、当該診断し、又は検案した日の属する週)の月曜日(前条第一項の表の四の項の上欄に掲げる五類感染症、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、薬剤耐性アシネトバクター感染症又は薬剤耐性緑膿菌感染症に係るものにあっては、診断した日の属する月の翌月の初日)に、当該指定届出機関に係る疑似症指定区分の疑似症の患者については直ちに行うものとする。ただし、次に掲げる場合は、当該届出をすることを要しない。
  • 一 当該指定届出機関(患者を三百人以上収容する施設を有する病院であって、その診療科名中に内科及び外科を含むもののうち、都道府県知事が指定するものに限る。)に係る前条第一項の表の二の項の上欄に掲げる五類感染症の患者に係るものにあっては、当該患者が入院を要しないと認められる場合
  • 二 当該指定届出機関に係る疑似症指定区分の疑似症の患者に係るものにあっては、当該疑似症が二類感染症、三類感染症、四類感染症又は五類感染症の患者の症状であることが明らかな場合
  • 2 法第十四条第二項 に規定する厚生労働省令で定める事項は、前条第一項の表の二の項の上欄に掲げる五類感染症に係るものについて前項第一号の指定届出機関が届け出る場合にあっては診断した患者に係る集中治療室及び人工呼吸器の使用の有無並びに脳波検査その他急性脳症の発症の有無を判断するために必要な検査の実施に関する事項とし、前条第一項の表の五の項の上欄に掲げる五類感染症に係るものにあっては原因となった病原体の名称及びその識別のために行った検査の方法とする。
  • 3 法第十四条第三項 に規定する報告は、五類感染症指定区分の感染症の患者又はこれらにより死亡した者に係るものについては同条第二項 に規定する届出を受けた後七日以内に、疑似症指定区分の疑似症の患者に係るものについては直ちに行うものとする。

法令

  • 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則(平成十年十二月二十八日厚生省令第九十九号)
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H10/H10F03601000099.html


予防接種法」

  [★]

Preventive Vaccination Law
法令予防接種

 第一章 総則

第1条

  •  この法律は、伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防するために、予防接種を行い、公衆衛生の向上及び増進に寄与するとともに、予防接種による健康被害の迅速な救済を図ることを目的とする。

第2条

  •  この法律において「予防接種」とは、疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種することをいう。
  • 2 この法律において「A類疾病」とは、次に掲げる疾病をいう。
  • 3  この法律において「B類疾病」とは、次に掲げる疾病をいう。
  • 一  インフルエンザ
  • 二  前号に掲げる疾病のほか、個人の発病又はその重症化を防止し、併せてこれによりそのまん延の予防に資するため特に予防接種を行う必要があると認められる疾病として政令で定める疾病
  • 4  この法律において「定期の予防接種」とは、次に掲げる予防接種をいう。
  • 一  第五条第一項の規定による予防接種
  • 二  前号に掲げる予防接種に相当する予防接種として厚生労働大臣が定める基準に該当する予防接種であって、市町村長以外の者により行われるもの
  • 5  この法律において「臨時の予防接種」とは、次に掲げる予防接種をいう。
  • 一  第六条第一項又は第三項の規定による予防接種
  • 二  前号に掲げる予防接種に相当する予防接種として厚生労働大臣が定める基準に該当する予防接種であって、第六条第一項又は第三項の規定による指定があった日以後当該指定に係る期日又は期間の満了の日までの間に都道府県知事及び市町村長以外の者により行われるもの
  • 6  この法律において「定期の予防接種等」とは、定期の予防接種又は臨時の予防接種をいう。
  • 7  この法律において「保護者」とは、親権を行う者又は後見人をいう。

 第二章 予防接種基本計画等

(予防接種基本計画)

第3条

  •  厚生労働大臣は、予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、予防接種に関する基本的な計画(以下この章及び第二十四条第二号において「予防接種基本計画」という。)を定めなければならない。
  • 2 予防接種基本計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。
  • 一 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関する基本的な方向
  • 二 国、地方公共団体その他関係者の予防接種に関する役割分担に関する事項
  • 三 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に係る目標に関する事項
  • 四 予防接種の適正な実施に関する施策を推進するための基本的事項
  • 五 予防接種の研究開発の推進及びワクチンの供給の確保に関する施策を推進するための基本的事項
  • 六 予防接種の有効性及び安全性の向上に関する施策を推進するための基本的事項
  • 七 予防接種に関する国際的な連携に関する事項
  • 八 その他予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関する重要事項
  • 3 厚生労働大臣は、少なくとも五年ごとに予防接種基本計画に再検討を加え、必要があると認めるときは、これを変更するものとする。
  • 4 厚生労働大臣は、予防接種基本計画を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめ、関係行政機関の長に協議しなければならない。
  • 5 厚生労働大臣は、予防接種基本計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、これを公表しなければならない。

(予防接種を行ってはならない者)

第7条

  •  市町村長又は都道府県知事は、第三条第一項又は前条第一項若しくは第三項に規定する予防接種を行うに当たつては、当該予防接種を受けようとする者について、厚生労働省令で定める方法により健康状態を調べ、当該予防接種を受けることが適当でない者として厚生労働省令で定めるものに該当すると認めるときは、その者に対して当該予防接種を行つてはならない。
予防接種法施行令#第1条の二予防接種法施行規則#第二条によれば、1) 当該予防接種に相当する予防接種を受けたことのある者で当該予防接種を行う必要がないと認められるもの、2) 明らかな発熱を呈している者、3) 重篤な急性疾患にかかつていることが明らかな者、4) 当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によつてアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者、5) 急性灰白髄炎、麻しん及び風しんに係る予防接種の対象者にあつては、妊娠していることが明らかな者、6) 結核に係る予防接種の対象者にあつては、結核その他の疾病の予防接種、外傷等によるケロイドの認められる者、7) そのほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者。

第8条

  •  市町村長又は都道府県知事は、第五条第一項の規定による予防接種であってA類疾病に係るもの又は第六条第一項若しくは第三項の規定による予防接種の対象者に対し、定期の予防接種であってA類疾病に係るもの又は臨時の予防接種を受けることを勧奨するものとする。
  • 2  市町村長又は都道府県知事は、前項の対象者が十六歳未満の者又は成年被後見人であるときは、その保護者に対し、その者に定期の予防接種であってA類疾病に係るもの又は臨時の予防接種を受けさせることを勧奨するものとする。

法令

  • 1. 予防接種法(昭和二十三年六月三十日法律第六十八号)
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO068.html
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23SE197.html
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23F03601000036.html

国試



ワクチン」

  [★]

vaccine
予防接種 immunization感染症感染症予防法シードロット・システムimmunization

種類

  • 遺伝子組換えワクチン

副反応

風疹ワクチン

  • 発熱、発疹、関節痛、リンパ節腫脹

おたふくかぜワクチン

  • 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
  • MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
  • 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐

学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)

病原体 感染症 ワクチン 学校伝染病 ワクチンの形状 潜伏期間 季節性 年齢 出席停止解除条件
ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン    トキソイド        
百日咳菌 Bordetella pertussis 百日咳 不活化 6~14     咳の消失
結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 BCG 不活化       伝染のおそれが無くなるまで
ポリオウイルス poliovirus ポリオ ポリオワクチン(経口)          
麻疹ウイルス measles virus 麻疹 麻疹・風疹混合ワクチン 10~12   0~2 解熱後3日
風疹ウイルス rubella virus 風疹 18 春~初夏 4~9 発疹消失
日本脳炎ウイルス Japanese encephalitis virus 日本脳炎 日本脳炎ワクチン   不活化        
インフルエンザウイルス influenza virus インフルエンザ インフルエンザワクチン 不活化 1~5 冬期   解熱後2日
インフルエンザ菌 Haemophilus influenzae  化膿性髄膜炎など Hibワクチン            
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae                
水痘・帯状疱疹ウイルス varicella zoster virus 水痘   11~21 冬(12, 1) 5~9 発疹の痂皮化
ムンプスウイルス mumps virus 流行性耳下腺炎   18~21     耳下腺腫脹消失
B型肝炎ウイルス hepatitis B virus B型肝炎     成分 60~160      
A型肝炎ウイルス hepatitis A virus A型肝炎     不活化 15~40      
狂犬病ウイルス rabies virus 狂犬病     不活化        
アデノウイルス adenovirus 咽頭結膜熱            
黄熱病ウイルス yellow fever virus 黄熱病            

日本で使われているワクチン

その他マイナーなワクチン

  • 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
  • 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする

接種間隔


参考

  • 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
  • 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html






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