直腸

出典: meddic

rectum (Z)
大腸

概念

直腸・肛門の区分

SSUR.559
  • 直腸S状部:rectosigmoid,RS:岬角の高さより第2仙骨下縁の高さまで
  • 上部直腸:rectum above the peritoneal reflection,Ra:第2仙骨下縁の高さから腹膜反転部まで
  • 下部直腸:rectum below the peritoneal reflection,Rb:腹膜反転部から恥骨直腸筋付着部上縁まで
  • 肛門管:proctos,P:恥骨直腸筋付着部上縁から肛門縁までの管状部
  • 肛門周囲皮膚:external skin,E:肛門縁より外側の皮膚




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/23 01:39:07」(JST)

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和文文献

  • 内視鏡外科手術における研究と治療の進歩(2)消化器外科領域 (2)下部消化管:大腸癌,大腸癌に対する腹腔鏡下手術の治療と最近の進歩
  • 板橋 道朗/番場 嘉子/橋本 拓造/廣澤 知一郎/小川 真平/亀岡 信悟
  • 東京女子医科大学雑誌 82(2), 51-56, 2012-04-25
  • … その適応は、早期大腸癌だけでなく、進行大腸癌や直腸癌の手術にも適応が拡大されつつある。 … しかしながら、横行結腸癌に対する中結腸動脈根部および下部直腸癌に対する側方リンパ節の郭清は腹腔鏡下では技術的に困難とされ多くの施設で適応外とされているのが現状である。 …
  • NAID 110009004319
  • 直腸未分化癌の一例
  • 西村 純一,柳井 秀雄,古谷 卓三,村上 知之,帆足 誠司,坂井田 功
  • 山口医学 60(6), 249-254, 2011-12-31
  • … 症例は69歳女性.下血を主訴に近医受診し,下部消化管内視鏡検査で下部直腸(Rb)にIIc+IIa様の腫瘍を認め,生検では当初扁平上皮癌あるいは低分化腺癌と診断された.治療としては,本人の強い希望で直腸局所切除術を施行.手術標本では組織学的に腺管構造はみられず,免疫組織学的検索で粘液分泌や内分泌顆粒を認めず,未分化癌と診断した.大腸未分化癌の予後は極めて不良とされており早期発見が望まれ …
  • NAID 120003958778
  • 急性腹症で発症した小児直腸重複症の1例
  • 大割 貢,臼井 規朗,曹 英樹,中井 弘,福澤 正洋
  • 日本小児外科学会雑誌 47(7), 1033-1037, 2011-12-20
  • … ,直腸壁が右方から圧迫されている所見を認めた.直腸診でも腫瘤を触知したため,当初,奇形腫などの骨盤内腫瘍と考えた.しかし,翌日には筋性防御が出現し,血液検査にてCRPが16mg/dlと上昇したため,急性虫垂炎による骨盤内膿瘍を疑って,緊急手術を施行した.開腹所見では,虫垂は正常で,直腸の背側に直径4cm大の,半球状で弾性軟の腫瘤を認めた.感染を伴った直腸
  • NAID 110008896724

関連リンク

動物一般 消化管はほとんどの動物では入り口から出口への一方通行であり、口から取り入れられた食物は途中で消化吸収されて肛門から排出される。その、排出される寸前の部分が直腸である。体外への排出のための筋肉が発達して ...
直腸がんの概要。大腸がんは結腸がんと直腸がんとに分類されていますが、頻度、原因に大きな違いはありません。日本の新たな大腸がんの患者さんは年間約6万人で、男女比は5対4でやや男性に多くみられます。大腸がんの約5分の2が ...
肺がんに次いで多い大腸がん。大腸がん・直腸がんに関する正しい知識をつけていただけるよう、原因、初期症状、進行、予防法、治療法について、わかりやすくまとめました。

関連画像

これは検査段階でポリープが 図:大腸の区分図1大腸の区分直腸直腸診大腸検査


★リンクテーブル★
国試過去問104G059」「106C021」「096G038」「106E033」「108E021」「103C005」「102G003」「105D014」「102E035」「104E011」「101B109
リンク元消化器系」「子宮内膜症」「下血」「直腸癌」「大腸
拡張検索下直腸動脈」「上直腸静脈」「孤立性直腸潰瘍」「直腸孤立性潰瘍症候群
関連記事

104G059」

  [★]

  • 次の文を読み、58-60の問いに答えよ。
  • 84歳の男性。両足の痛みを主訴に来院した。
  • 現病歴   3年前から長い距離を歩くと両足が痛くなって休憩するようになった。徐々に歩ける距離が短くなってきた。現在では、自宅から300mのところにある畑まで歩くのに2回休憩する。動悸や労作時の息切れは自覚しておらず、歩行以外で日常生活には支障を感じていない。
  • 既往歴   50歳から糖尿病のため食事療法経口糖尿病薬の服用とを行っている。
  • 生活歴   喫煙は20本/日を20歳から30年間であったが、その後禁煙している。飲酒は機会飲酒。
  • 現症    意識は清明。身長 160cm、体重 51kg。体温 36.4℃。脈拍 72/分、整。血圧 154/82mmHg。眼瞼結膜貧血を認める。眼球結膜に異常を認めない。心尖部で2/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。前脛骨部と足背部とに浮腫を認めない。
  • 検査所見  尿所見:蛋白(-)、糖2+。血液所見: 赤血球 319万、Hb 7.1g/dl、Ht 24%、白血球 5,800、血小板 14万。血液生化学所見: 血糖 134mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 6.2g/dl、アルブミン 3.7g/dl、尿素窒素 25mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、尿酸 6.4mg/dl、総コレステロール 146mg/dl、トリグリセリド 66mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、直接ビリルビン 0.1mg/dl、AST 17IU/l、ALT 9IU/l、LD 186IU/l(基準176-353)、ALP 242IU/l(基準115-359)、Na 139mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 107 mEq/l。CRP 1.3mg/dl。下肢MRA(別冊No.11A,B)と腰部単純MRI(別冊No.11C、D)とを別に示す。



  • 貧血の原因を探るために検査を施行したところ、腫瘍が同定された。病期を確定するために行った腹部単純CT(別冊No.11E、F、G、H)とポジトロンエミッション断層撮影 FDG-PET(別冊No.11I)とを別に示す。



  • 病変部位はどこか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104G058]←[国試_104]→[104G060

106C021」

  [★]

64歳の女性。 2週前から、家庭用血圧計で測定した脈拍が毎分90回を超えるようになったことを心配して来院した。 1週前から、 2階まで階段を昇ると息切れを自覚するようになった。食生活に偏りはなく、過去1年の体重は一定しており、便通は5日に1回程度、黒色調であったという。体温36.2℃。脈拍96/分、整。血圧132/72mmHg。呼吸数24/分。眼瞼結膜は蒼白である。眼球結膜に黄染を認めない。甲状腺の腫大を認めない。胸骨左縁第3肋間を最強点とするⅡ/Ⅵ度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腹部に腹痛や圧痛を認めない。

  • 診察する部位で最も重要なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106C020]←[国試_106]→[106C022

096G038」

  [★]

  • 消化器とその粘膜上皮の組合せで正しいのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096G037]←[国試_096]→[096G039

106E033」

  [★]

  • 排便時の生理で誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E032]←[国試_106]→[106E034

108E021」

  [★]

  • 腹腔鏡の写真 (別冊 No. 3)を別に示す。
  • 矢印で示す臓器はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108E020]←[国試_108]→[108E022

103C005」

  [★]

  • 身体診察の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103C004]←[国試_103]→[103C006

102G003」

  [★]

  • 非ステロイド性抗炎症薬によって出血をきたしやすい部位はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G002]←[国試_102]→[102G004

105D014」

  [★]

  • 軸捻転症が起こり得るのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 105D013]←[国試_105]→[105D015

102E035」

  [★]

  • 体温測定を行うのに最も長い計測時間が必要な部位はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E034]←[国試_102]→[102E036

104E011」

  [★]

  • 正常組織で放射線感受性が最も高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104E010]←[国試_104]→[104E012

101B109」

  [★]

  • 正常組織で放射線感受性が最も高いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B108]←[国試_101]→[101B110

消化器系」

  [★]

digestive system (Z), alimentary system
消化システム
消化管


筋層構造

  • 外側の層は縦筋層であり、内側の層は輪筋層である傾向にあるが、胃のみ内側の層が斜筋である。
器官
食道 輪筋層   縱筋層
噴門部 斜筋層 輪筋層 縱筋層
胃体部 斜筋層 輪筋層 縱筋層
幽門部 斜筋層 幽門括約筋 縱筋層(発育悪)
十二指腸 輪筋層   縱筋層
空腸 輪筋層   縱筋層
回腸 輪筋層   縱筋層
結腸 輪筋層   結腸ひも
直腸 輪筋層   縱筋層
肛門管 内肛門括約筋   線維弾性板
虫垂 輪筋層   縦筋層

組織

上皮の移行

層構造 1 2 3 4 5 6
器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜
噴門部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 噴門腺、浅い胃小窩 胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
幹細胞
内分泌細胞
壁細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層
外縱筋層
漿膜
胃体部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 固有胃腺
(管状腺)
胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
壁細胞
幹細胞
主細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層
外縱筋層
漿膜
幽門部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 幽門腺、深い胃小窩 胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
壁細胞
幹細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層(幽門括約筋)
外縱筋層(発育悪)
漿膜
十二指腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
ブルンネル腺
(分枝管状胞状腺、アルカリ性の粘液、ウロガストロン産生)
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
外膜(下行部、水平部, see ムーアp143)
空腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
回腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺、パイエル板 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
結腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層は結腸ひもを構成
漿膜と外膜
(上行、下行は後腹膜に密着。横行とS字は間膜?)
直腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
浅い腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
外膜
肛門管       肛門柱、肛門周囲腺、肛門においては毛包と脂腺   内輪層
外縱層
内外痔静脈叢 内輪筋層(内肛門括約筋を形成)
外縱筋層
(線維弾性板に移行)
外膜
虫垂     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞
内分泌細胞
浅い腸腺、リンパ小節 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
リンパ小節、脂肪細胞 内輪筋層
外縱筋層
漿膜



子宮内膜症」

  [★]

endo metr
endometriosis
異所性子宮内膜症, heterotopic endometriosis, endometriosis heteropica骨盤内子宮内膜症, pelvic endometriosis、エンドメトリオーシス
子宮腺筋症

概念

  • 子宮内膜組織(子宮内膜様組織)が異所性に存在するもの。

病型

疫学

  • 婦人科で、新規外来患者の5%、開腹手術の5-15%程度、。腹腔鏡施行令では、不妊症の30%、原因不明の不妊症の50%、月経困難症の50%、腹痛・腰痛などの15%。 (NGY.195)
  • 好発年齢
  • 子宮腺筋症:30代後半-40代
  • 骨盤子宮内膜症:20代後半-30代

病態

症状

  • 骨盤子宮内膜症:疼痛、不妊
  • 性交時痛、排便時痛:Douglas窩周辺の病変がひどくなると癒着してDouglas窩が閉鎖するため、月経痛以外にも性交痛や排便痛を生じる。
  • 症状の特徴は、以前より明らかに強くなっている痛み不妊である。

診断

臨床的子宮内膜症

確定診断

  • 直接観察:腹腔鏡検査・手術 → 組織診断

治療

(妊娠希望)保存的手術、生殖補助医療技術 ART
(挙児希望)ホルモン療法 + 保存的手術
(挙児希望しないor進行例)子宮全摘 + 両側付属器摘出

内科的治療

  • ホルモン療法

外科的治療

  • 保存的手術:嚢胞開放切開・嚢胞壁焼灼、嚢胞摘出・病巣摘出、癒着剥離
  • 根治手術:子宮摘出、両側卵巣摘出

症例

  • 33歳女性。不妊と昨年よりも増強する月経痛のため来院した。最近では夫婦生活の時に痛みを感じるようになった。内診では、子宮は鶏卵大だが可動性はやや不良で、Douglas窩に圧痛を認めた。血中CA125は上昇していた。


下血」

  [★]

melena
melaena
タール便 tarry stool
消化管出血(上部消化管出血下部消化管出血)、黒色便、赤色便。吐血


定義

  • 肉眼的に便に血液が混入する病態  ⇔  潜血便 潜出血 occult bleeding(肉眼的に血液混入がはっきりしない)
  • 肛門からの血性排泄物を排泄すること
  • 古典的:タール便(黒色を意味する)
  • 臨床的:
  • (広義)便の中に血液が含まれている状態:黒色便、タール便、粘血便、鮮血便   (ただし潜血便は含まれない)
  • (狭義)タール便     

狭義

症候名 便性状
下血 タール便 黒色便
血便 鮮血便 赤色便

下血

分類

頻度

IMD.566
疾患 頻度(%)
虚血性腸炎 26.4
抗菌薬起因性腸炎 16.4
大腸癌大腸ポリープ 11.2
憩室炎 10
小腸より口側の出血 7.6
感染性腸炎 7.2
裂肛 6.4
宿便性潰瘍 5.2
その他の腸炎 4
その他の出血 1.2
不明 4.4

出血部位と便の性状

IMD.567
暗褐色~赤褐色便 十二指腸 消化性潰瘍乳頭部癌
肝臓 肝癌
胆道 胆道腫瘍、胆道炎
膵臓 膵炎膵癌
小腸 クローン病メッケル憩室、腸管動静脈血栓症、腸重積感染性腸炎結核、良悪性腫瘍
鮮紅色便 結腸 結腸癌潰瘍性大腸炎虚血性腸炎ポリープ憩室炎悪性リンパ腫薬物性腸炎腸結核S状結腸軸捻転放射線腸炎
直腸肛門 直腸癌裂肛痔核ポリープ潰瘍性大腸炎放射線腸炎子宮内膜症




直腸癌」

  [★]

rectal cancer, cancer of the rectum
carcinoma recti
大腸癌直腸colorectal cancer


治療

  • 治療方針:
  • イレウス状態になっている直腸癌に対しては
  • 1. 経肛門的にイレウス管を挿入・減圧後、一期的手術 ← 増えてきている。
  • 2. 人工肛門造設、腫瘍摘出の二期的手術

手術療法

  粘膜内癌 粘膜下層癌 RS Ra Rb P
内視鏡的粘膜切除術          
内視鏡的粘膜下層剥離術        
前方切除術 高位前方切除術          
低位前方切除術        
超低位前方切除術 結腸肛門吻合術        
結腸嚢肛門吻合術        
直腸切断術(Mile's手術)        
  • Hartmann手術:遺残直腸は閉鎖し、結腸口側を人工肛門とする。

国試


大腸」

  [★]

large intestine (Z)
intestinum crassum


小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)

  1. 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
  2. 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
  3. 腹膜垂という脂肪の塊を含む
  4. 内径は小腸よりも大きい

大腸を構成する部位

  1. 盲腸
  2. 結腸(上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)
  3. 直腸
  4. (虫垂)

生理

 1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
 2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
 3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
  1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
   → 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
 4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
    1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
 5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
   (通常は、直腸に内容物(-))
 6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
  小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)

*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋

2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
  ⇒  ①高位中枢(便奇形成)
      ②排便反射defecation reflex
           内肛門筋弛緩
           外肛門筋収縮(一過性)
          直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
    内容物200ml以上
    便意による排便動作 外肛門筋弛緩
               腹筋、横隔膜収縮


下直腸動脈」

  [★]

inferior rectal artery
arteria rectalis inferior
内腸骨動脈

中直腸動脈と下直腸動脈

  • 中直腸動脈は、内陰部動脈が内腸骨動脈から分岐した後、その近くで内陰部動脈から分岐し、肛門挙筋の内側を通り肛門管に分布。
  • 下直腸動脈は、陰部神経管に入った後、内陰部動脈から分岐し、肛門挙筋の外側を通り、肛門管に分布

起始

走行

分布


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



上直腸静脈」

  [★]

superior rectal vein
vena rectalis superior
同?
上痔静脈 superior hemorrhoidal vein
上直腸静脈叢内痔核

起始

終止

臨床関連


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


孤立性直腸潰瘍」

  [★]

solitary ulcer of the rectum
孤立性直腸潰瘍症候群


直腸孤立性潰瘍症候群」

  [★]

solitary rectal ulcer syndrome


腸」

  [★]

intestine
intestinum
小腸(十二指腸空腸回腸)、大腸(結腸S状結腸直腸盲腸)





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