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Japanese Journal
- 重藤 寛史
- 認知神経科学 21(1), 10-20, 2019
- … てんかん手術の成績で良好な結果が得にくいのはMRI画像で病変のない新皮質てんかんであり、運動感覚野や言語野などの重要部位にてんかん原性部位が推定される場合は手術を行っても寛解を得ることは難しい。 …
- NAID 130007845573
- 横田 英典,小黒 恵司,紺野 武彦 [他],アリフ ダハ,渡辺 英寿
- 認知神経科学 17(1), 8-11, 2015
- … 一方で、睡眠中の発作発症率は内側側頭葉てんかん(MTLE)で28%、新皮質てんかん(NCE)で44%と、有意差はないがNCEで高かった(<i>P</i>=0.074, Mann-Whitney U test)。 …
- NAID 130005180513
- 頭蓋内脳波における高周波解析を基に切除計画を立てた難治性てんかんの1手術例
- 近藤 聡彦,吉永 治美,伊達 勲,秋山 倫之,上利 崇,岡 牧郎,小林 由典,林 裕美子,柴田 敬,新治 有径,小林 勝弘
- 脳神経外科ジャーナル 24(1), 32-39, 2015
- … 難治性新皮質てんかんの外科治療の際, 発作焦点の同定のために頭蓋内脳波記録は有用であるが, 脳波の解析法や結果の解釈の相違により切除範囲や手術成績に影響が生じ得る. …
- NAID 130004842132
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- 41.てんかんの原因、皮質形成異常について(2006年8月号) 2006/8/1 2018/11/9 てんかんと発作, 原因 ここ近年CTやMRIの技術が著しく発展したので、これを通して細かい脳の内部構造が見られるようになった。 その結果それまで知られていなかったてんかんの病巣や原因が分かるようになった。 そのひとつに皮質形成異常がある。 人間の脳はほぼ140億個の神経細胞があるという。 1個の神経細胞を支えるため、その10倍のグリア細胞があるのでそれを含めるとその数は膨大である。 地球上の全人口が65億というから、まさにその10数倍の神経細胞群が1人の人間の脳に存在するのだ。
- 新皮質は発生学的に新しい脳で、大脳の表面を覆い尽くしている。 特に人間では前頭葉が発達しており、脳の前半を広く占領している。 そしてそこは高次脳機能(知能、認識、注意、判断、運動、感覚)をつかさどる場所でもある。 ここのてんかん外科は慎重を要する。 術後の成績も側頭葉てんかんほど良くはない。 まずてんかん焦点を正確に同定しなければならない。 できれば発作時脳波を記録して焦点を確認する必要がある。 (1)MRI, SPECT, PET, 脳磁図など各種の精密な検査を行い病巣が脳のどこにあるかを推定する。 仮にMRIで右の脳前頭葉に器質的病巣が見つかったからといって、必ずしもそこからてんかん発作が始まるとは限らない。 そこからちょっと離れた場所にてんかん焦点があるのかもしれない。
- てんかん発作は 部分発作 と 全般発作 に大きく分類されます。 部分発作 は大脳皮質(表面)に発生した焦点部(発作を起こさせる病変)が引き起こす発作です。 このうち、発作時に意識障害がない場合は、 単純部分発作 といい、意識障害を伴っている場合は、 複雑部分発作 といいます。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- epilepsy
- ラ
- epilepsia
- 同
- 癲癇
- 関
- 抗てんかん薬、てんかん発作 seizure
091009 III
- 大脳灰白質神経細胞の過剰で無秩序な電気的発射による
WHOの定義
- さまざまな原因で起こる慢性の脳疾患で、大脳神経細胞の過剰な放電からくる繰り返す発作(てんかん発作)を主な徴候とし、多種多様な臨床及び検査所見を伴う
分類
-
- 1. 運動徴候を有するもの
- 2. 知覚症状を有するもの
- 3. 自律神経症状ないし徴候を有するもの
- 4. 精神症状を有するもの
-
- a. 単純部分発作で発症し、意識障害が次に続く
- b. 自動症を伴う
- 1. 単純部分発作で全身発作に進展
- 2. 複雑郡分発作で全身発作に進展
- 3. 単純部分発作で複雑部分発作、全身発作へと進展
- 全般発作 primarily generalized seizure
- 未分類てんかん発作 unclassified seizure
てんかん、てんかん症候群および発作性関連疾患の分類(1989) (PED.1424)
-
-
- 3. 焦点性か全般性かを決定できないてんかん及び症候群
-
単純化
- 特発性全般性てんかん
- 特発性局所関連性てんかん:大脳の特定の位置に焦点がある
- 症候性全般性てんかん
- 症候性局所関連性てんかん:大脳の特定の位置に焦点がある
疫学
- 200人に1人 (0.5%)
- 人口1000対3-10(0.3-1.0%) (PSY.376)
病因
-
- 出産障害(酸素不足)、先天性異常、熱性血栓症
- 外傷、腫瘍
- GABA作動性ニューロンなどの抑制性のニューロンは損傷を受けやすい→ニューロンの過剰興奮につながる
症状
- post ictal state:もうろうとした状態。
- postictal psychosis:発作後精神病はてんかんの発作後に幻覚妄想状態が出現するものであり、数時間から数日の経過で消退する。
- 慢性経過のてんかんで幻覚妄想状態が出現しうる、らしい。
診断
- てんかん発作→バイタルサインの確認→医療面接→身体所見・神経学的所見
医療面接
病歴の問診
- てんかん治療ガイドライン2010
- 発作の頻度
- 発作の状況と誘因(光過敏性など)
- 発作の前および発作中の症状(身体的,精神的症候および意識障害)
- 症状の持続
- 発作に引き続く症状
- 外傷,咬舌,尿失禁の有無
- 発作後の頭痛と筋肉痛
- 複数回の発作のある患者では初発年齢
- 発作および発作型の変化・推移
- 最終発作
- 発作と覚醒・睡眠との関係
身体所見・神経学的所見
- 1. 外傷、咬舌の有無
- 2. 尿失禁の有無
- 3. 意識レベル:発作時の意識の有無、post ictal state(発作後のもうろう状態)
- 4. 眼位:眼球偏倚(皮質注視中枢が興奮することにより、病側と反対側を見つめる)
- 5. 局所神経症状の有無
治療
[★]
- 英
- cortex (Z)
- 同
- eloquent area??
[★]
- 英
- quality
- 関
- 品質