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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2021/05/24 03:22:32」(JST)
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白菊会(しらぎくかい)とは、医学および歯学の発展のため、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供する「篤志献体」の組織である。
なお、白菊会は各大学の医・歯学部、また自治体に支部組織を持っており、献体登録者の総数は約20万人である(平成16年3月31日現在)。
歴史
- 1951年 倉屋利助が東京大学の解剖学教室をたずね、死後自分の遺体を医学の発展のために医学生に献ずると願った。
- 1955年 倉屋利助逝去。翌日、遺体は大学に運ばれ、利助の願いは聞き入れられた。
- 1955年 倉屋利助の息子、倉屋利一とその友人、東大解剖学教室の教授らの手によって献体の会が発足した。会の名は清純を連想させる「白菊会」と命名した。
関連項目
- 日本の貧困
- 解剖学
- 医学 - 歯学
- 医師 - 歯科医師
外部リンク
(公財)日本篤志献体協会
Japanese Journal
- 東京慈恵会医科大学における献体制度「慈恵白菊会」 (第134回成医会総会一般演題)
- 根岸 義勝,浅尾 康隆,村端 志奈子,山口 理,橋本 透,河合 良則,ネギシ ヨシカツ,アサオ ヤスタカ,ムラハタ シナコ,ヤマグチ オサム,ハシモト トオル,カワイ ヨシノリ,Negishi Yoshikatsu,Asao Yasutaka,Murahata Shinako,Yamaguchi Osamu,Hashimoto Tohru,Kawai Yoshinori
- 東京慈恵会医科大学雑誌 132(6), 156-156, 2017-11-15
- NAID 120006542551
- 梅本 ひとみ,福井 義浩
- 四国医学雑誌 = Shikoku acta medica 73(1・2), 117-122, 2017-04-25
- Shiragiku-kai, established in 1967, is a nonprofit organization whose members are individually registered for the willed body donation program at Tokushima University. Main activities of Shiragiku-kai …
- NAID 120006361043
- 医学教育実習のための解剖業務 (第13回筑波大学技術職員技術発表会報告集)
Related Links
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