痛覚

出典: meddic

pain sensation, algesthesia, algesia
痛感覚侵害感覚 nociception
上行性伝導路痛覚の中枢


2007年度後期生理学授業プリント

痛みの分類

  • 鋭痛(Aδ線維)
  • 鈍痛(C線維) 

内因性発痛物質

  • ブラディキニン・ヒスタミン・セロトニン・プロスタグランジン・乳酸・K+

痛覚過敏

痛覚の伝導路




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/01 15:49:22」(JST)

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和文文献

  • 痛みのメカニズム : 痛覚と痛み認知 (特集 痛みと作業療法)
  • 住谷 昌彦,宮内 哲
  • 作業療法ジャーナル 47(1), 10-15, 2013-01-00
  • NAID 40019527569
  • 自閉症スペクトラム障害における「痛覚鈍麻」について
  • 糖尿病神経障害性痛覚過敏は下行性ノルアドレナリン作動性制御系の機能不全を伴う (第129回成医会総会一般演題)
  • 木下 淳,高橋 由香里,渡部 文子,横田 太持,宇都宮 一典,加藤 総夫
  • 東京慈恵会医科大学雑誌 127(6), 258-258, 2012-11-15
  • NAID 120005104550

関連リンク

この結果、痛覚過敏やアロディニアがおこると考えられており、この機構を末梢性感作 という。実は非ステロイド性抗炎症 ... EP受容体を介する痛覚過敏には有効だが ブラジキニンやヒスタミンを介するものには効かない。またペインコントロールは一度失敗 すると、 ...
痛覚は痛覚を感じるための侵害受容器が外来からの侵害刺激を感受し、それが末梢 神経、次いで中枢神経へ渡され、中脳の大脳脚の網様体を経て視床に入り、そして大脳 皮質の知覚野へと達する事で痛覚となる。 この痛みには二種類があり、損傷時にすぐに ...

関連画像

痛覚反射痛覚・温覚・冷覚触覚の伝導路は、温痛覚の伝導 痛覚残留痛みの伝達経路と慢性痛の 痛みの伝導路


★リンクテーブル★
先読み痛覚の中枢
国試過去問102E063」「104H006
リンク元上行性伝導路」「神経線維の分類」「受容器」「疼痛」「ブラウン・セカール症候群
拡張検索痛覚受容器」「痛覚過敏性偽性血栓静脈炎

痛覚の中枢」

  [★]


102E063」

  [★]

  • 次の文を読み、61~63の問いに答えよ。
  • 68歳の女性。複視を主訴に来院した。
  • 現病歴:1か月前から物が二重に見えるようになった。同じころから上の方を見上げると、右目に異物があるような感じがするようになった。眼科を受診したところ、視力に異常はないが眼底に出血があると言われた。脳神経外科で受けた頭部MRIでも異常がないと言われた。症状が良くならないので、精密検査を希望して来院した。
  • 既往歴:10年前から糖尿病で内服薬を服用している。
  • 現症:意識は清明。身長158cm、体重56kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。顔面の発汗に左右差はない。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛や抵抗を認めない。起立・歩行障害はない。四肢に不随意運動はなく、頭痛、失語・失行・失認および項部硬直を認めない。正面視における顔の写真を以下に示す。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖2+。血液所見:赤血球429万、Hb13.6g/dl、Ht41%、白血球6,000、血小板27万。血液生化学所見:空腹時血糖146mg/dl、HbAl。6.8%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.4g/dl、アルブミン4.5g/dl、尿素窒素13.0mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、AST19IU/l、ALT24IU/l、Na141mEq/l、K5.1mEq/l、Cl 103mEq/l。CRP 0.1mg/dl。


  • 異常を認める可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E062]←[国試_102]→[102E064

104H006」

  [★]

  • 頭蓋内で痛覚を感受する組織はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104H005]←[国試_104]→[104H007

上行性伝導路」

  [★]

ascending pathway (KL)
伝導路下行性伝導路

上行性伝導路を伝導する感覚

上行性伝導路の種類

上行性伝導路 交叉のレベル ニューロン 一次

ニューロンの 種類

体性感覚 深部感覚
1 2 3 4 痛覚 温度覚 粗大な触圧覚 識別性触覚
後索-内側毛帯系 毛帯交叉 脊髄神経節 薄束楔状束 視床        
外側脊髄視床路 脊髄 脊髄神経節 後角 視床   C      
前脊髄視床路 脊髄 脊髄神経節 後角 視床          
脊髄網様体視床路 脊髄 脊髄神経節 後角 延髄網様体 視床            

各伝導路の概要 (SP.231)

後索-内側毛帯系

 皮膚、特に四肢遠位端無毛部の触圧覚受容器や筋、関節受容器からの太い有髄線維は、脊髄に入り同側の後索を上行する。延髄レベルで、上下肢からの線維はそれぞれ楔状束核、薄束核のニューロンに終わる。これら後索核ニューロンの軸索は交差して内側毛帯となり、その大部分が視床外側部の腹側基底核に、一部は後核群にも終わっている(SP.231)。  深部感覚+繊細な触圧覚、振動覚(B.P-2)

脊髄視床路

 後根から入力を受けた後、直ちに交差して対側の前側索を上行し、視床に達する。  脊髄視床路起始ニューロンには、腹側基底核や後核群など視床外側部に終わるものと、髄板内核など内側部に終わるものがある(SP.231)。  温覚+痛覚+粗大な触圧覚(識別力なし)(B.P-2)

脊髄網様体視床路

 視床下部や大脳辺縁系を介して痛みの情動的側面に関係(SP.231)。  視床、脳幹網様体を介して睡眠覚醒サイクル、意識レベル、注意などに影響を及ぼす(SP.231)。


神経線維の分類」

  [★]

受容器神経線維

形状・機能による神経線維の分類(PT.42,43,http://atopy.wakabagari.com/joukyu15.html, SP.68,69)

神経線維 髄鞘 直径(μm) 伝導速度(m/s)  
有髄 12-20 70-120 体性運動(運動神経)、自己受容(筋の感覚神経)
有髄 5-12 30-70 触圧覚
有髄 3-6 15-30 筋紡錘への運動神経
有髄 2-5 12-30 痛覚温度覚
B 有髄 <3 3-15 交感神経節前線維
C 無髄 0.4-1.2 0.5-2 交感神経節後線維、痛覚

受容器による神経線維の分類(PT.42 43)

線維群 神経線維 機能
Ia群線維 筋紡錘のらせん系終末
Ib群線維 腱紡錘
II群線維 触圧受容器
III群線維 自由終末
IV群線維 C 自由終末
 

痛覚に関与する神経線維

局在のはっきりした痛み 機械的受容器 外骨膜
C Aδの後に続く鈍い痛み ポリモーダル受容器 骨膜、筋膜、関節包、血管など


受容器」

  [★]

receptor
神経線維の分類


受容体の分類

  外受容器 内受容器
接触性受容器 遠隔受容器 固有受容器 内蔵受容器
機械受容器 皮膚感覚(触圧覚聴覚 平衡感覚深部感覚(運動覚位置覚) 臓器感覚
侵害受容器 皮膚感覚(痛覚)   深部痛覚 内臓痛覚
光受容器   視覚    
化学受容器 味覚 嗅覚   (頚動脈洞反射)
温度受容器 皮膚感覚(温冷覚)     (体温調節反射)


疼痛」

  [★]

pain, dolor
痛み
痛覚 pain sensation

疼痛

疼痛の伝達

  • Aδ線維
  • C線維

疼痛の調節

  • ゲートコントロール:Aδ線維とC線維による痛みはAβ線維による入力で中枢伝達細胞のレベルで抑制される。
  • 下行性疼痛抑制系神経系:下行性疼痛抑制系神経系による入力で中枢伝達細胞のレベルで抑制される。
  • 下行性疼痛抑制系神経系は中脳水道周辺灰白質からの脊髄への入力からなる。具体的には大縫線核(セロトニン作動性)、巨大細胞網様核・傍巨大細胞網様核(ノルアドレナリン作動性)がの2系統が起点となる。抗うつ薬はこれらの神経伝達物質の再吸収を妨げ鎮痛作用を発揮する。




ブラウン・セカール症候群」

  [★]

Brown-Sequard syndrome
Brown-Sequard症候群脊髄半側傷害症候群脊髄半側切截症候群、脊髄半離断症候群


症状とその原因

  • 同側の触・圧・運動覚などの識別性が高い生体感覚の麻痺~
後索-内側毛帯系の離断
  • 対側の温度覚、痛覚の麻痺~
外側脊髄視床路の離断
外側皮質脊髄路の離断



痛覚受容器」

  [★]

pain receptor
侵害受容器
PT.131


痛覚過敏性偽性血栓静脈炎」

  [★]

hyperalgesic pseudothrombophlebitis




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