病原性大腸菌

出典: meddic

enteropathogenic Escherichia coli EPEC
pathogenic Escherichia coli
下痢原性大腸菌
大腸菌
EPEC

分類

  • 症状:サルモネラ性腸炎に類似 乳幼児の胃腸炎の原因
  • 3)腸管毒素性大腸菌(enterotoxigenic E.coli, ETEC)
  • 症状:コレラ様の下痢 易熱性エンテロトキシンと耐熱性エンテロトキシン
  • ベロ毒素(VT1, VT2)を産生する。ベロ毒素志賀毒素
  • O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する
  • 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症する。
  • 5)腸管付着性(enteroaggregative E.coli, EAEC)



Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/04/08 06:46:34」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • PP-343 Urosepsisで検出された尿路病原性大腸菌の病原因子について(一般演題ポスター発表・討論,一般演題ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
  • 宮崎 淳,河合 弘二,島居 徹,人見 重美
  • 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 461, 2011-03-20
  • NAID 110008612716
  • APP-078 尿路におけるサーファクタント蛋白質(SP-A、SP-D)の感染防御 : 尿路病原性大腸菌の尿路上皮への接着阻害(総会賞応募ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
  • 栗村 雄一郎,西谷 千明,橋本 次朗,高橋 聡,有木 茂,高橋 素子,黒木 由夫,塚本 泰司
  • 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 331, 2011-03-20
  • NAID 110008612022
  • 腸管出血性大腸菌と腸管病原性大腸菌のゲノム解読と病原性進化メカニズムの解明
  • 小椋 義俊
  • 日本細菌学雑誌 66(2), 175-186, 2011
  • … 腸管出血性大腸菌(EHEC)は,出血性大腸炎や溶血性尿毒症症候群などの原因となる病原性大腸菌である。 … さらに,本研究では,腸管病原性大腸菌(EPEC)のゲノム解析を行い,代表的EPEC菌株が保有する病原遺伝子セットの全体像を明らかにした。 …
  • NAID 130001014363

関連リンク

... 結果、約87%もの大腸菌は腸管内の普通の大腸菌と区別できませんでしたが、残りはEPEC(病原性大腸菌)4.9%、EAggEC(凝集接着性大腸菌)4.9%、EHEC(出血性大腸菌)1.7%、ETEC(毒素原性大腸菌)1.6%、及び ...
毎年、O157の感染は見られ、今年もすでに死亡例が出ています。病原性大腸菌が検出されたと聞くと、まずO157が頭に浮かびますが、それ以外の大腸菌もあるので、気をつけてください。実は私の娘も今年の2月に毒素原性大腸菌に ...
大腸菌には病原性のないものから、腸管出血性大腸菌のように強い病原性を有するものまで様々な種類のものがあります。腸管出血性大腸菌は菌の構成成分の性質からみた分類ですが、大腸菌は病気の起こし方によって ...

関連画像

病原性大腸菌検査方法 病原性大腸菌O157レジオネラ属菌 病原性大腸菌 性大腸菌(病原性大腸菌O157病原大腸菌(下痢原性大腸菌 Description EscherichiaColi NIAID.jpg腸管出血性大腸菌感染症 - 広島 図 1 病原性大腸菌 O -157


★リンクテーブル★
先読みEPEC
国試過去問096D058」「099H001」「102D011
リンク元食中毒菌」「東南アジア」「大腸菌O157」「腸管付着性大腸菌」「下痢原性大腸菌
拡張検索腸管病原性大腸菌」「病原性大腸菌O157
関連記事大腸」「大腸菌」「病原」「

EPEC」

  [★]

enteropathogenic Escherichia coli
enteropathogenic Escberichia coli
enteropathogenic Escherichia coli


096D058」

  [★]

  • 54歳の女性。早朝から腹痛、嘔吐および頻回の下痢が出現し来院した。一昨日夕食にすき焼きと生卵とを食べた。夫にも同様の症状がある。体温37.6℃。脈拍88/分、整。腹部全体に腸雑音の亢進がある。血液所見:赤血球395万、Hb 12. 9g/dl、Ht39%、白血球9,900、血小板26万。CRP5.2mg/dl(基準0.3以下)。最も考えられる起因菌はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096D057]←[国試_096]→[096D059

099H001」

  [★]

  • ある町で下痢や腹痛を訴える者が相次ぎ、住民の半数以上にのぼった。そのすべてが町営水道水を飲用していたが、煮沸した水の飲用者に症状はみられなかった。末端の給水栓からは衛生上必要な遊離残留塩素が検出された。下痢、腹痛の原因として最も可能性の高いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099G060]←[国試_099]→[099H002

102D011」

  [★]

  • a. 病原性大腸菌の増殖が原因である。
  • b. 突然の新鮮血下血で発症する。
  • c. 注腸造影ではバリウムの貯留像として描出される。
  • d. 診断には内視鏡検査を行う。
  • e. 治療には広域スペクトル抗菌薬を投与する。
[正答]


※国試ナビ4※ 102D010]←[国試_102]→[102D012

食中毒菌」

  [★]

食中毒

細菌性食中毒

    法律 特徴 季節性 感染 毒素 症状 原因食品 潜伏期間 経過 治療 予防
感染型 グラム陰性桿菌 腸内細菌科 サルモネラ属   再興感染症     新生児・乳児での接触感染 菌体内毒素 下痢(粘液、水様で緑色)、嘔吐、腹痛、急激な発熱(38-40℃) レバー刺身、生肉、焼き鳥、生卵、ハム、ソーセージ、魚肉練り製品、乳製品、あん 6-48時間(平均12時間) 1-3日 対症療法 加熱、二次感染の予防(ネズミ、ゴキブリの駆除)
グラム陰性らせん菌   カンピロバクター属 Campylobacter jejuni     初夏(5-6月) まな板、包丁などによる2次感染 菌体内毒素 下痢(水樣、腐敗臭)、腹痛、嘔吐、発熱、まれに敗血症 肉類、生乳、水(家畜の屎尿による汚染) 2-5日(まれに10日) 1-2週間 対症療法、エリスロマイシン 加熱、ペットからの感染予防
  Campylobacter coli    
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 サルモネラ属 チフス菌                      
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 サルモネラ属 パラチフス菌                      
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 シゲラ属 赤痢菌                      
生体内毒素型 グラム陰性桿菌 ビブリオ科 ビブリオ属 コレラ菌                      
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 エシェリキア属 腸管出血性大腸菌 3種感染症     経口感染 ベロ毒素 激しい腹痛を伴う頻回の水樣便、溶血性尿毒症候群や脳症の合併により重症化 加熱不足の牛肉の摂食(牛乳、フルーツ、汚染野菜) 3-4日     75℃1分の加熱で菌は死滅する
グラム陰性桿菌 ビブリオ科 ビブリオ属 腸炎ビブリオ   耐熱性毒素、好塩菌、真水、酸に弱い 夏季 生板・包丁などによる二次感染。成年男子に多い   激しい下痢(水様、粘血便)、上腹部激痛、発熱(-38℃) 刺身、漬け物 10-20時間(平均13時間) 2-3日 対症療法 加熱(60℃, 10分)、冷蔵(10℃以下)、水洗い。まな板、包丁の洗浄
グラム陽性桿菌   クロストリジウム属 ウェルシュ菌   土壌、水、ヒトおよび動物の腸管に常在、嫌気性菌、芽胞形成     エンテロトキシン 下痢、腹痛、吐き気 畜肉および魚肉とその加工品、動物性蛋白質を用いて調理後、長期保存されていた食品(カレー、シチューなど) 8-22時間     肉類、魚介類の脹内容物からの汚染防止。長時間保存する場合、加熱調理後冷蔵庫内にて保存。再加熱を十分に行う。
毒素型 グラム陽性桿菌   バシラス属 セレウス菌   芽胞形成、芽胞形態で自然に広く存在。食品腐敗変敗細菌     エンテロトキシン 嘔吐型: 吐き気、嘔吐 米飯、チャーハン、スパゲティ 1-5時間     低温保存、長期保存を避ける
        下痢型: 下痢 食肉製品、スープ、プリン、野菜 8-12時間    
グラム陽性桿菌   クロストリジウム属 ボツリヌス菌   嫌気性細菌、致命率が高い。芽胞形成。     ボツリヌス毒素(80℃, 数分で無毒化) 悪心、吐き気、めまい、頭痛、腹痛、下痢。眼症状(眼瞼下垂、複視、視力低下、瞳孔散大)、神経・筋症状(言語障害、嚥下障害、呼吸困難) 缶詰、瓶詰(魚、獣肉、野菜、果実)、いずし、ハム、ソーセージ、からしレンコン) 12-36時間   抗毒素血清治療 野菜などの水洗い、魚の内臓による汚染を防ぐ
グラム陽性球菌   スタフィロコッカス属 黄色ブドウ球菌   ヒト常在菌(皮膚、口腔、粘膜、鼻咽頭粘膜)。化膿傷、咽頭炎、ニキビ、風邪の症状時には病巣となる     耐熱性エンテロトキシン 激しい吐き気、嘔吐、腹痛、下痢 おにぎり、柏餅、シュークリーム、生クリーム 0.5-6時間 1-3日   化膿巣のある人を調理に従事させない。低温保持(5℃以下)

食中毒菌

  起炎菌 潜伏期間 原因食 発熱 腹痛 嘔気嘔吐 下痢 その他
感染性食中毒 腸炎ビブリオ 5-24hr
平均10hr
魚介類(加工品)
6-9月に多い
++ +++ ++ +++ ショック
心筋障害
サルモネラ 7-72hr
平均12-24hr
肉、、サラダ +++ ++ ++ ショック
敗血症
カンピロバクター 2-5日 鶏肉、牛肉、牛乳
5-7月に多い
++ ++ ++  
病原性大腸菌 1-3日
平均24hr
牛肉が多い ++ ++  
毒素性食中毒 ブドウ球菌 0.5-6hr
平均3hr
乳製品、かまぼこ、氷小豆、
夏季に多い
± +++ エンテロトキシンによるショック
ボツリヌス菌 2hr-8日 いずし、キャビア ± 神経症状
眼症状


東南アジア」

  [★]

感染症 http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/01_area/h02_ases.html

経口(食品・水)

虫が媒介する疾患

その他

発熱

下痢


大腸菌O157」

  [★]

Escherichia coli O157E. coli O157、E coli O157
腸管出血性大腸菌病原性大腸菌大腸菌病原性大腸菌O157



腸管付着性大腸菌」

  [★]

enteroaggregative Escherichia coli, enteroaggregative E.coli, EAEC
大腸菌病原性大腸菌


下痢原性大腸菌」

  [★]

diarrheagenic Escherichia coli
病原性大腸菌
大腸菌
  • see 病原性大腸菌


腸管病原性大腸菌」

  [★]

enteropathogenic Escherichia coli EPEC
病原性大腸菌
EPEC



病原性大腸菌O157」

  [★]

pathogenic Escherichia coli O157
病原性大腸菌大腸菌O157

大腸」

  [★]

large intestine (Z)
intestinum crassum


小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)

  1. 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
  2. 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
  3. 腹膜垂という脂肪の塊を含む
  4. 内径は小腸よりも大きい

大腸を構成する部位

  1. 盲腸
  2. 結腸(上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)
  3. 直腸
  4. (虫垂)

生理

 1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
 2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
 3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
  1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
   → 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
 4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
    1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
 5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
   (通常は、直腸に内容物(-))
 6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
  小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)

*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋

2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
  ⇒  ①高位中枢(便奇形成)
      ②排便反射defecation reflex
           内肛門筋弛緩
           外肛門筋収縮(一過性)
          直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
    内容物200ml以上
    便意による排便動作 外肛門筋弛緩
               腹筋、横隔膜収縮



大腸菌」

  [★]

colibacillus
Escherichia coli, E. coli
下痢原性大腸菌

分類

  • a.下痢原性大腸菌(病原性大腸菌)
  • 症状:サルモネラ性腸炎に類似 乳幼児の胃腸炎の原因
  • 症状:赤痢様の下痢
  • 症状:コレラ様の下痢 易熱性エンテロトキシンと耐熱性エンテロトキシン
  • ベロ毒素(VT1, VT2)を産生する。ベロ毒素=志賀毒素]]
  • O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する
  • 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症する。
  • b.腸管外感染症:尿路感染症、胆道感染症、敗血症

参考

  • CGSC DB:大腸菌株の遺伝子情報センター
[display]http://cgsc.biology.yale.edu/index.php



病原」

  [★]

pathogenpathogenesis
原因病原性病原体発病病原菌病変形成


菌」

  [★]

fungusfungimicrobial
菌類真菌真菌類微生物




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡