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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/19 20:21:48」(JST)
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ジェームズ・ギルレー(英語版)による、当時の巷説を反映した風刺画(1802年)。種痘を受けた人々の体から牛が生えている。
牛痘(ぎゅうとう、英: cowpox)は、牛痘ウイルス感染を原因とする感染症。牛痘ウイルスはポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属するDNAウイルスであり、ネコ科動物、ヒト、牛など種々の動物を宿主とする。ネコ科動物では感受性が高い。症状として丘疹、結節、水疱、膿疱を形成する。
ヒトでは症状が軽く、瘢痕も残らず、しかも近縁である天然痘ウイルスに対する免疫を獲得できるので、18世紀末にエドワード=ジェンナーにより種痘に用いられた。天然痘ウイルスが牛痘ウイルスと同じポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属しているためで、牛痘ウイルスと天然痘ウイルスのDNA塩基配列も極めて酷似していることが判明している。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747
外部リンク[編集]
- 日本獣医学会 人獣共通感染症(第139回)
- 公式情報トピックス(2007年) : FORTH
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Japanese Journal
- 『牛痘一巻』(一八六八年)について : 史料翻刻と紹介(下)
- 琉球アジア文化論集 : 琉球大学法文学部紀要 : bulletin of the Faculty of Law and Letters, University of the Ryukyus (3), 95-162, 2017-03
- NAID 120006225074
- 『牛痘一巻』(一八六八年)について : 史料翻刻と紹介(上)
- 琉球アジア文化論集 : 琉球大学法文学部紀要 : bulletin of the Faculty of Law and Letters, University of the Ryukyus (2), 43-90, 2016-03
- NAID 120005823127
- 「種痘人(しゅとうにん)取調書上帳(とりしらべかきあげちょう)」分析プログラムの開発
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