淡蒼球

出典: meddic

globus pallidus (KH), pallidum
レンズ核淡蒼部 pars pallida nuclei lentiformis
レンズ核被殻内包錐体外路線条体



解剖 (KL.753)

神経連絡 (KL.754)

入力線維

出力線維


-globus pallidus


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/05 16:06:22」(JST)

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和文文献

  • 小児神経学専門医に対するpantothenate kinase-associated neurodegeneration(PKAN)関連疾患の実態調査
  • 舟塚 真/伊藤 康/塩田 睦記/大澤 眞木子
  • 東京女子医科大学雑誌 83(E1), E69-E73, 2013-01-31
  • … PKAN4例で両側淡蒼球内節刺激療法が、同1例で同部位凝固術が施行されていた。 …
  • NAID 110009559374
  • 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA) (特集 脊髄小脳変性症(SCD)のUp-To-Date) -- (常染色体優性遺伝性SCD)
  • 症例報告 横紋筋融解症により生じた急性腎障害に両側淡蒼球病変を合併した一例
  • 村上 知幸,潘 勤雅,金田 朋子 [他]
  • 共済医報 61(1), 10-16, 2012-02-00
  • NAID 40019225879
  • 末梢性サイトカインに対するドパミン神経回路発達の脆弱性と統合失調症
  • 外山 英和,那波 宏之
  • 日本神経精神薬理学雑誌 = Japanese journal of psychopharmacology 31(5), 209-215, 2011-11-25
  • NAID 10030338014

関連リンク

淡蒼球(たんそうきゅう globus pallidus = ラテン語で「蒼いもの」 、あるいは pallidum) は、脳の皮質下構造のひとつで大脳基底核の一部。外節と内節とに区別されるが、 どちらも共にGABA作動性の大型の投射ニューロンを含んでいる。ミエリンの髄鞘を被っ た軸 ...
大脳基底核の一部である「淡蒼球(たんそうきゅう)」から送り出された信号によって、 モチベーションが高い状態になる。重要なのは、 ... 同じ大脳基底核に位置する線条体 から体への刺激が伝わるとき、この信号は同時に淡蒼球にまで達するのです(図表1 参照)。

関連画像

最初 の 頃 は 淡 蒼 球 手術 が 淡蒼球図1tachibana-1.jpghttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/55 Globus pallidus.png淡蒼球図2淡蒼球と黒質


★リンクテーブル★
先読み内包」「錐体外路
国試過去問095A093
リンク元視床」「不随意運動」「進行性核上性麻痺」「歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症」「脳深部刺激療法
拡張検索淡蒼球内節」「淡蒼球ルイ体萎縮症」「淡蒼球GABAニューロン
関連記事

内包」

  [★]

internal capsule (KH)
capsula interna
内嚢


  • 図:KL.751(体部位局在)

内包

  • 尾状核と被殻+淡蒼球の間を、白質からなる包みである内包が隔てている (PT.112)
  • 内包は外側のレンズ核と内側の尾状核および視床との間にある、大きい線維束の集団で、その大部分は下方に集まって大脳脚に移行する。内包は大脳半球の水平断は広く開いたV字形を呈し、その尖端が内側方に向かう。これに前脚、膝および後脚の3部が区別される。内包では種々の長い上行性ならびに下行性の投射路が密集して通過し、しかもここはしばしば出血を起こしやすい所である(脳出血) (http://web.sc.itc.keio.ac.jp/~funatoka/cerebrum/cerebrum8c.html)

体性局在

  • 内包には体性局在があり、内包膝から内包後脚に向かって、頭、上肢、下肢の順に皮質延髄・脊髄路が配列している。(B L-18 CNUR.296)

血管



錐体外路」

  [★]

extrapyramidal tract
tractus extrapyramidalis
錐体路movement disorderextrapyramidal system



  • 錐体外路症候群は、大脳基底核から始まる錐体路以外の下行性伝達経路が傷害されることで生じると考えられてきた。
  • 大脳基底核からの下行性の線維はわずかであり、ほとんどが大脳皮質に投射する
  • 従って、錐体外路という概念は正しくない



095A093」

  [★]

  • 頭部単純CTを以下に示す。出血部位はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095A092]←[国試_095]→[095A094

視床」

  [★]

thalamus
  • 図:N.105 B.41 KL.719

機能 (KL.719-722)

  視床核 入力 出力 関連している機能
1 視床前核 AP 乳頭体 帯状回 大脳辺縁系の一部
  前背側核 A      
  前腹側核 AV      
  前内側核 AM      
2 視床内側核 M 視床核 視床下部前頭葉 情動の体験・情動の具現
3 視床外側核 LT      
  背側外側核 LD 帯状回帯状回情動の発現
  後外側核 LP 頭頂葉連合野頭頂葉連合野高等な精神作用と関連
  前腹側核 VA 淡蒼球 前頭葉運動前野 運動系と関連
  外側腹側核 VL 小脳歯状核 前頭葉運動野運動前野 運動系と関連
  後外側腹側核 VPL 体性感覚(下肢~上肢) 頭頂葉の感覚野  
  後内側腹側核 VPM 体性感覚(頭部) 頭頂葉の感覚野  
4 視床後核   上丘側頭葉頭頂葉後頭葉 側頭葉頭頂葉後頭葉 視覚、聴覚、体性感覚

解剖 (KL.719-722)

7.中心正中核 8.視床網様核




不随意運動」

  [★]

involuntary movement IVM
不随意筋


不随意運動と大脳基底核との関連

  大脳基底核の障害との関連 特徴 好発部位 代表疾患
振戦 tremor 黒質 律動的な振動運動 指、手 Parkinson病
本態性振戦
舞踏病様運動 choreiform movement 尾状核 不規則で、目的のない、非対称性運動
[show details]
顔面、四肢 Huntington舞踏病
バリズム ballism/ballismus 視床下核 舞踏様病の一種。運動はより急速、粗大、持続性。四肢の抹消よりも体幹に誓い部分に強く起こり、上下肢を投げ出すよう激しい運動
[show details]
四肢 視床下核 Juys体の出血・梗塞
アテトーゼ athetosis 赤核被殻淡蒼球 舞踏病よりゆっくりで、持続性のある運動。舞踏病に比べ一定の運動。虫が這うような運動。
[show details]
手・指 脳性麻痺
CO中毒
レンズ核障害
ミオクローヌス myoclonus 赤核 1つまたは多くの筋の短時間の不随意な収縮。関節や四肢の強い運動を伴わないのが原則
[show details]
全身・局所 Creutzfeldt-Jakob病
Ramsay Hunt症候群
てんかん
リピドーシス
ミトコンドリア脳筋症
痙攣 cramp/convulsion   筋肉が不随意に,激しく攣縮する状態    
ジストニー dystonia   異常姿勢。筋緊張の亢進で異常な姿勢となり、体幹の捻転、胸郭の傾斜、頚の捻転、肘の過伸展、手首の過屈曲、指の過伸展などを呈する。
[show details]
体幹・近位筋 捻転ジストニー
チック tic   顔、頚部、肩などに起こる、比較的急激で、繰り返して起こる運動
[show details]
顔面 てんかん
緊張



進行性核上性麻痺」

  [★]

progressive supranuclear palsy PSP
進行性核上麻痺スティール・リチャードソン・オルゼウスキー症候群 スティール-リチャードソン-オルシェウスキィ症候群 Steele-Richardson-Olszewski syndrome
パーキンソン症候群
[show details]

概念

  • 難病であり、特定疾患治療研究事業の対象疾患である。
  • 大脳基底核や脳幹が障害され、核上性注視麻痺とパーキンソニズムを中核症状として呈する慢性進行性変性疾患
  • 中年期以降男性に好発し、易転倒性、核上性注視麻痺、パーキンソニズム、認知症などを特徴とする原因不明の疾患である。病理学的には淡蒼球視床下核、小脳歯状核赤核黒質、脳幹被蓋の神経細胞が脱落し、異常リン酸化タウ蛋白が神経細胞内およびグリア細胞内に蓄積が見られる。(参考1)

症状

後方への転倒傾向(歩行障害。姿勢反射障害に基づく) が特徴
  • 1. 項筋の緊張亢進:頭部背屈(項部ジストニア)
  • 2 垂直性核上性眼球運動障害(垂直方向、特に下方への眼球運動制限)
  • 下方注視障害により階段を降りることが困難。末期には水平運動も障害される。
  • 3 パーキンソニズム:筋強剛が前景に出る(振戦は稀)。動作緩徐、姿勢反射障害
  • 4 精神障害:皮質下性認知症(前頭側頭型認知症に類似)
  • 5 偽性球麻痺:構音障害、嚥下障害
※ すくみ足が前景に出る場合はpure akinesia またはPSP-Pと呼ぶ

検査

  • MRI:中脳被蓋部橋被蓋の萎縮、第三脳室の拡大、矢状断ではハチドリに似た所見(humming bird sign)
  • SPECT:前頭葉の血流低下

治療

  • L-ドーパやドパミンアゴニストなどのドパミン作動薬は無効
  • 三環系抗うつ薬が有効であるという報告がある。アミトリプチリン

参考

  • 1. パーキンソン病関連疾患 (1)進行性核上性麻痺 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/276
  • 2.
[display]http://www.jsnp.jp/cerebral_14.htm


歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症」

  [★]

dentatorubral-pallidoluysian atrophy DRPLA, dentatorubropallidoluysian atrophy, dentato-rubro-pallido-luysian atrophy
歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮, 内藤・小柳病 Naito-Koyanagi disease
進行性ミオクローヌスてんかんトリプレットリピート病脊髄小脳変性症
  • 小脳失調、錐体外路症状、アテトーゼ、痴呆

概念

  • 遺伝性脊髄小脳変性症のうち常染色体優性遺伝型小脳失調症が9割を占めており、その中に含まれている疾患である。

疫学

病因

  • 第12染色体短腕の遺伝子Atrophin1遺伝子における、コード配列上のCAG repeatの増加

遺伝形式

病理

病態

  • CAGリピートが長い場合、若年発症し、進行性ミオクローヌスてんかんを呈する。
  • CAGリピートが短い場合、成人発症し、認知機能障害、不随意運動を呈する。

参考

  • 1. DENTATORUBRAL-PALLIDOLUYSIAN ATROPHY; DRPLA - OMIM
[display]http://omim.org/entry/125370


脳深部刺激療法」

  [★]

deep brain stimulation DBS
脳深部刺激法、脳深部電気刺激、脳深部刺激、深部脳刺激
  • 神経系 091116IV

概念

  • 定位脳手術により脳に刺激電極を留置し電気刺激を行う。

適応

  • 疼痛のコントロール:視床感覚中継核、同非特殊核、中脳水道周囲灰白質などの低頻度刺激(医学事典)。(痛覚の下行性抑制系)視床下部、中脳中心灰白質を刺激(SCN.305)。(視床の血管障害による視床痛)視床後腹側核(VP)の電気刺激(SCN.305)
  • パーキンソン病の振戦:視床VIM核の高頻度刺激 (医学事典)
  • パーキンソン病:淡蒼球内節視床下核の高頻度刺激 (医学事典)

出典不明

  • パーキンソン病:両側視床下核:振戦、固縮、無動、歩行障害の改善。オフ時間の短縮(ただしオン時間の効果を上わまることはない)。L-ドーパの減量。精神症状、自立神経障害、睡眠障害には効果がない。
  • 本態性振戦:視床
  • ジストニア:両側淡蒼球:オフ時間の短縮。L-ドーパ誘発性ジスキネジアの軽減。
  • 三叉神経痛:視床


淡蒼球内節」

  [★]

globus pallidus interna
淡蒼球淡蒼球外節


淡蒼球ルイ体萎縮症」

  [★]

pallidoluysian atrophy
淡蒼球ルイ体萎縮


淡蒼球GABAニューロン」

  [★]

GABA neurons in globus pallidus


球」

  [★]

bulbus (KH)
bulbus cerebri
延髄


  • 延髄はその膨らんだ感じから「球」とも呼ばれる




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