消毒
出典: meddic
- 英
- disinfection
- 関
- 滅菌、殺菌、消毒剤 消毒薬
- 病原微生物を殺菌、あるいは減弱させて感染を防ぐこと (SMB.49)
- 非病原菌は残存していても良い (SMB.49)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/03 01:49:03」(JST)
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UpToDate Contents
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- 1. 感染症管理の一般原則 general principles of infection control
- 2. 内視鏡の洗浄消毒 endoscope disinfection
- 3. 病院および施設におけるクロストリジウム・ディフィシルの予防および管理 prevention and control of clostridium difficile in hospital and institutional settings
- 4. 手術部位感染症の疫学、病因および危険因子 epidemiology and pathogenesis of and risk factors for surgical site infection
- 5. コンタクトレンズの概要 overview of contact lenses
和文文献
- ここで押さえる! くすり キホンのキ(第4回)くすりにはどんな種類があるの?(3)消毒薬
- 石関 紗代子
- 養豚界 = The pig magazine 49(1), 56-58, 2014-01
- NAID 40019934503
- ネギ黒腐菌核病の総合防除法
- 小河原 孝司
- 植物防疫 68(1), 25-29, 2014-01
- NAID 40019933463
- 消毒液散布後放置の除菌効果への影響についての基礎的検討
- 横関 正直
- 畜産の研究 68(1), 177-179, 2014-01
- NAID 40019929165
関連リンク
- 消毒(disinfection、しょうどく)とは、広義では人体に有害な物質を除去または無害化 することであり、広義の消毒には有害化学物質の中和(無毒化)なども含まれる。 狭義 では病原微生物を殺すこと(殺菌など)、または病原微生物の能力を減退させ病原性を ...
- 消毒剤・殺菌剤は防疫に欠かすことのできないものです。外出後のヒトの消毒、病気 感染鳥が発生した場合のケージの殺菌など、通常の熱湯消毒や日光消毒では不可能 な殺菌処置が必要な場合もあります。まず消毒・殺菌といった用語を分類すると次のよう に ...
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★リンクテーブル★
国試過去問 | 「099F021」「102E045」「109E018」 |
リンク元 | 「栄養サポートチーム」「次亜塩素酸」「antisepsis」「disinfection」「防腐剤」 |
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関連記事 | 「毒」 |
「099F021」
- 76歳の男性。高熱を主訴に来院した。
- Parkinson病で日常生活動作(ADL)が低下していたが、3日前から黄色の喀痰が増加し、前日からは高熱が出てほとんど動かなくなった。肺炎のため当日入院した。ペニシリン系抗菌薬による治療を開始して、肺炎の症状は改善した。入院時に発赤がみられた仙骨部の皮膚が、入院5日目の清拭時に径3cm大で黒褐色に変色し、周辺部に腫脹と熱感とを伴うようになってきた。
- この病変部の治療として最も重要なのはどれか。
※国試ナビ4※ [099F020]←[国試_099]→[099F022]
「102E045」
- 70歳の男性。2か月前から脳梗塞のため入院し寝たきりになっている。清拭時、仙骨部に境界明瞭な紅斑がみられた。まず行う処置はどれか。2つ選べ。
※国試ナビ4※ [102E044]←[国試_102]→[102E046]
「109E018」
- 要介護高齢者の褥瘡予防に最も有効なのはどれか。
※国試ナビ4※ [109E017]←[国試_109]→[109E019]
「栄養サポートチーム」
栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)とは、職種の壁を越え、栄養サポートを実施する多職種の集団(チーム)である。栄養サポートとは、基本的医療のひとつである栄養管理を、症例個々や各疾患治療に応じて適切に実施することである。<ref name=A>東口高志 『NST完全ガイド』照林社、2005年</ref>
NSTは1960年代の中心静脈栄養(TPN)の開発普及とともに誕生し、欧米を中心に世界各地に広がった。日本ではその普及が容易でなく、1998年のPPM方式の考案が契機となり、全国の医療施設に広がった。2006年4月の診療報酬改定により、多くの病院でNSTが立ち上がることとなった。<ref name=A>東口高志 『NST完全ガイド』照林社、2005年</ref>
この項では日本におけるNSTについて述べる。
NSTの歴史
1968年、米国のダドリック(Dudrick)らによって、中心静脈栄養法(Total Parenteral Nutrition)が開発され、全米に普及した。同時期に、医師・薬剤師・看護師などの栄養管理を専門とするメディカル・スタッフが各施設で求められるようになり、栄養管理チーム構築の始まりとされる。一方、同時期にブラックバーンにより栄養アセスメントが初めて体系化された。
1973年、米国ボストンシティ病院に初のNSTが本格的に誕生した。同時期に、マサチューセッツ総合病院ではフィッシャー教授がNSTをHyperalimentation Unitという名称で構築していた。
NSTは中心静脈栄養法の普及と相まって全米、ヨーロッパ諸国に広がった。 欧米ではNSTは診療部門の一つとして設立されていることが多い。施設内の全ての症例に対して提言・発言する権利を与えられ、中心静脈栄養法の施行にもNSTの承認を必要とするなどの規定が設けられたりしている。NSTが医療の質の向上や医療費の削減に貢献することを全ての医療従事者が認識している。<ref name=B>東口高志、『NSTの運営と栄養療法』医学芸術社、2006年</ref>
日本においても、中心静脈栄養法の普及と同時にNSTが導入されたが、数施設で単科・少数科での活動であったり、全科型でも中心静脈栄養法の管理が中心であった。<ref name=B>東口高志、『NSTの運営と栄養療法』医学芸術社、2006年</ref>栄養管理の有用性が認識されていなかった為、経費のかかる専属チームの設立は考えられていなかった。
全科型のNSTの発足は、PPM(Potluck Party Method)方式によるNSTが、1998年6月に鈴鹿中央総合病院に、2000年7月に尾鷲総合病院に設置されたものが日本初である。<ref name=B>東口高志、『NSTの運営と栄養療法』医学芸術社、2006年</ref>
現在日本でもNST活動の有用性は認識されており、2004年5月に病院機能評価項目Ver5.0の中にNSTの設立が取り上げられ、2005年末には全国で約700施設でNSTが設立されている。また、2006年4月の診療報酬改定に伴い、栄養管理実施加算が新設された。この加算が求めるものは、全科型のNST活動であり、全国の医療施設がNSTを積極的に設立するきっかけとなった。
組織と役割
NSTは職種の壁を越えたチーム医療であり、多職種のメンバーで組織される。主な職種は以下の通りである。
- 医師(歯科医師を含む)
- 看護師(訪問看護師を含む)
- 薬剤師
- 管理栄養士
- 臨床検査技師
- リハビリテーションスタッフ(OT (作業療法士)、PT (理学療法士)、ST (言語聴覚士))
- 歯科衛生士
- 臨床工学技士
- 医療事務職員
- 資材事務職員
これらのチームによって、患者に対して栄養状態の評価・判定を行い、適正な栄養補給を実施し、さらに経緯を確認しながら栄養を改善することを目的に組織される。
NSTの補助組織
適切な栄養療法を基盤として、より大きな治療効果や予防効果をもたらす補助組織(ワーキングチーム)やコラボレーション組織の育成が必要となる。
- 褥瘡チーム
- 摂食・栄養障害チーム
- 呼吸療法チーム
- 感染症対策チーム
- 生活習慣病対策チーム
- 病院食改善チーム
NSTにおける各職種の役割
医師の役割
看護師の役割
カテーテルの管理、栄養・食事のチェック、身体測定、NST診療録の管理などがあるが、中でも重要な役割は、①患者の身体状況を確認し、正確な情報をチームにアドバイスすること、②患者に栄養状態の実状を把握してもらい、協力してもらうことであろう。
薬剤師の役割
第一に、輸液製剤の無菌的な調製があげられる。また、薬学的見地より栄養状態、処方内容を検討すること。特に輸液製剤、経腸栄養剤と薬剤との相互作用の検討、消毒剤と消毒方法の検討と医療従事者及び患者、患者家族への教育がある。<ref name=C>島田慈彦ら 『実践静脈栄養と経腸栄養』エルゼビア・ジャパン、2003年</ref>。
管理栄養士の役割
NSTにおいて管理栄養士は患者の食事摂取量や摂取状況など情報を元に食事量や食事形態の調節を行う
臨床検査技師の役割
リハビリテーションスタッフの役割
その他
日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)、日本病態栄養学会、日本栄養療法推進協議会などがNST認定施設、NST専門療法士などの認定を行っている。
参考文献
Template:脚注ヘルプ <references/>
外部リンク
保険点数
- 2010年4月の診療報酬改定により栄養サポートチーム加算(NST加算)がなされるようになり、患者にNSTを行うことにより診療報酬点数が200点/週/人が加算される。(参考1)
参考
- 1.
- 2.
「次亜塩素酸」
次亜塩素酸(じあえんそさん、Hypochlorous acid)は塩素のオキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1である。組成式では HClO と表わされるが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H−O−Cl を持つ。不安定な物質であり水溶液中で徐々に分解する。次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。
性質
実験室的には水酸化カリウム水溶液などに塩素を通じたりして調整した次亜塩素酸塩水溶液を硫酸で中和し、水蒸気蒸留して遊離酸の水溶液を得る。また、酸化水銀 の四塩化炭素懸濁液に塩素を通じた後に水で抽出したり、あるいは酸化ビスマスを水懸濁液中に塩素を通じることで遊離酸の水溶液を得る方法も知られている。
薄い水溶液としては存在するが、25%以上の濃度では一酸化二塩素に変化するので遊離酸を単離することはできない。濃厚水溶液は淡黄色である。また、遊離酸が弱酸 (pKa = 7.53)<ref>「次亜塩素酸」、『岩波理化学辞CD-ROM版』 第5版、岩波書店、1998年。</ref> のため、次亜塩素酸ナトリウムなどの次亜塩素酸塩水溶液はかなり強い塩基性を示す。
水溶液中でも不安定で、次のような不均化により塩化水素を放出しながら徐々に分解する。
- <math>\rm 2 HClO \longrightarrow 2 HCl + O_{2}</math>
- <math>\rm 3 HClO \longrightarrow 2 HCl + HClO_{3}</math>
次亜塩素酸やその塩の水溶液は、カルキ臭と呼ばれるプールの消毒槽のようなにおいを持つ。
また、塩素を水に溶かすと、次のような平衡により一部が塩酸と次亜塩素酸となる<ref>「次亜塩素酸」、『世界百科事典CD-ROM版』 V1.22、平凡社、1998年。</ref>。
- <math>
{\rm Cl_2 + H_2O \ \overrightarrow\longleftarrow \ HCl + HClO} \quad K _{\rm w}=1.56 \times 10^{-4} </math> すなわち、中性~酸性条件ではこの反応はあまり進行しないが、アルカリ性条件では生成する遊離酸が次亜塩素酸塩となり平衡が右に偏るので、次亜塩素酸塩を製造する方法の1つとなる。
- 水と一酸化二塩素の反応
- <math>
\rm Cl_2O + H_2O \longrightarrow 2HClO </math>
- <math>
\rm HClO + H_2O_2 \longrightarrow HCl + H_2O + O_2 </math>
塩
- 次亜塩素酸カルシウム — いわゆるさらし粉
- 次亜塩素酸ナトリウム
- 次亜塩素酸カリウム
出典
<references />
参考文献
- R・B・ヘスロップ、K・ジョーンズ 『ヘスロップ ジョーンズ無機化学(下)』 第1版、斎藤喜彦訳、東京化学同人、1977年。
関連項目
「antisepsis」
WordNet [license wordnet]
「the process of inhibiting the growth and multiplication of microorganisms」PrepTutorEJDIC [license prepejdic]
「殺菌による防腐[法](消毒[法])」
「disinfection」
- 消毒、殺菌
WordNet [license wordnet]
「treatment to destroy harmful microorganisms」PrepTutorEJDIC [license prepejdic]
「消毒,滅菌,殺菌」
「防腐剤」
商品
「殺菌消毒剤」
「毒」
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