消化管

出典: meddic

gastrointestinal tract, GI tract
alimentary tract
消化器系


以下の総称:食道小腸大腸


消化管の構造


運動

  • 蠕動運動:食塊を肛門側に1cm/sで送り出す:胃・食道・小腸・近位結腸・遠位結腸・直腸
  • 分節運動:分節を作ってくびれて食塊を混和:小腸・近位結腸
  • 振子運動:縦走筋の収縮により腸管を縦方向に収縮させる:小腸・近位結腸・(遠位結腸・直腸)





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和文文献

  • 消化管がん治療の進歩(2012年,第53回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(鹿児島))
  • 篠村 恭久
  • 心身医学 53(7), 646-651, 2013-07-01
  • … 内視鏡治療や分子標的治療の進歩により,消化管がんの治療成績が向上している,大腸癌や胃癌,食道癌は,画像強調観察など内視鏡診断の進歩により微小な早期癌が発見されて,内視鏡治療例が増加している.内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の開発により大きな腫瘍の一括切除が可能になって,治療成績が向上している.分子標的薬imatinibは,消化管間質腫瘍(GIST)に高頻度に遺伝子変異がみられるKITやPDGFRαを標的 …
  • NAID 110009615297
  • 急激な経過をとったG-CSF産生胃腺扁平上皮癌の1例
  • 齋藤 裕人,尾山 勝信,伏田 幸夫,柄田 智也,岡本 浩一,中沼 伸一,木下 淳,牧野 勇,中村 慶史,林 泰寛,井口 雅史,中川原 寿俊,宮下 知治,藤田 秀人,田島 秀浩,高村 博之,二宮 致,北川 裕久,藤村 隆,太田 哲生
  • Japanese Journal of Cancer and Chemotherapy 40(6), 799-802, 2013-07-00
  • … 上部消化管内視鏡で胃体下部から前庭部の小弯後壁に易出血性の5型胃癌を認め、画像所見で傍大動脈・腸間膜リンパ節転移を認めた。 …
  • NAID 120005327251
  • 腹腔内遊離ガス・門脈ガス血症を伴った腸管気腫症の1例
  • 浜田 隆志[他]
  • 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 88(2), 142-146, 2013-06-25
  • 消化管減圧および高濃度酸素投与療法により症状軽減、門脈内ガスも消失した。 …
  • NAID 110009613378
  • 1.ビタミンC及びポリフェノール化合物の消化管吸収動態と抗酸化活性の比較評価(第140回研究委員会研究発表要旨,ビタミンC研究委員会)
  • 武藤 徳男,山本 涼平,森下 雄太,原本 真里
  • ビタミン 87(5・6), 311-312, 2013-06-25
  • NAID 110009612922

関連リンク

世界大百科事典 第2版 消化管の用語解説 - 消化器官のうち付属器官をのぞいた管状の部分をいい,口腔,鰓域(さいいき)(咽頭),食道,胃,小腸,大腸,肛門よりなる。脊椎動物のうち,魚類では鰓域で呼吸に関係するが ...
平成25年度 胃腸科認定医、暫定処置による胃腸科専門医・指導医・指導施設の審査結果を掲載しました。 平成25年度日本消化管学会教育集会のキャンセル分 再募集を開始致しました。 平成25年度多施設研究助成の審査結果を ...
消化管は一言で言えば、食べ物が通る道です。 食物は口から取り込まれた後、消化管を通る間に消化され、必要な栄養素が管の壁を通して吸収された後、 残ったものが便として排泄されます。 したがって、消化管の機能は ...

関連画像

消化管写真上段左から)石山修平 消化器(正面) 】消化管の全体像と消化液 製剤(錠剤)の消化管での挙動おなかのCT画像を見てみよう。消化管の働き】消化管の全体図


★リンクテーブル★
国試過去問101H016」「106E037」「107B011」「098F008」「108A006」「095A064
リンク元血糖降下薬」「100Cases 84」「消化器系」「抗菌薬」「気管支カルチノイド
拡張検索下部消化管」「下部消化管閉塞
関連記事」「消化

101H016」

  [★]

  • 72歳の男性。健康診査に訪れた。生来健康で、特別な薬物の服用もしていない。身長172cm、体重62kg。血液所見:赤血球456万、Hb7.9g/dl、Ht30%、白血球8,600、血小板36万、プロトロンビン時間12.6秒(基準10~14)。血清生化学所見:空腹時血糖98mg/dl、HbA1c 4.6%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.6g/dl、尿素窒素24mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総コレステロール218mg/dl、HDL-コレステロール48mg/dl、総ビリルビン0.5mg/dl、AST28IU/l、ALT26IU/l、γ-GTP48IU/l(基準8~50)。PSA3.8ng/ml(基準4.0以下)。
  • 精密検査を必要とするのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101H015]←[国試_101]→[101H017

106E037」

  [★]

  • 胆道疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E036]←[国試_106]→[106E038

107B011」

  [★]

  • 環境基準に規定されている微小粒子状物質(PM2.5)について正しいのはどれか。
  • a 大気中に浮遊している。
  • b 消化管から血管内へ入る。
  • c 粒子の規定は2.5mg以下である。
  • d 工場からの排出が規制されている。
  • e 主成分はディーゼル排気微粒子<DEP>である。


[正答]


※国試ナビ4※ 107B010]←[国試_107]→[107B012

098F008」

  [★]

  • 60歳の男性。全身の掻痒感を主訴に来院した。手掌と腹部との写真を以下に示す。
  • まず検査すべき臓器はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 098F007]←[国試_098]→[098F009

108A006」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108A005]←[国試_108]→[108A007

095A064」

  [★]

  • 大量の被曝後、放射線障害が最も遅く発現するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A063]←[国試_095]→[095A065

血糖降下薬」

  [★]

hypoglycemics
hypoglycemic agentantidiabetic agentantidiabetic drugantidiabeticsglucose-lowering agenthypoglycemichypoglycemic drughypoglycemics
[[]]



投稿記事

k氏より

歴史

インスリンの抽出は大変意図的に行われたのに対し、スルフォニルウレア薬(SU)は偶然に見つかりました。で、1950年代にはじめに二型糖尿病患者に使われるようになりました。いまでは20種類くらいのSUが広く世界で使われています。 1997にはメグリチニドが臨床適用されました。食後高血糖治療薬としてはじめて使用された薬です。 メタフォルミンというビグアナイド薬(BG)は、ヨーロッパで広く使われていましたが、1995年にアメリカでも認可されました。 チアゾリジン1997年に市場導入され、二番目にメジャーインスリン刺激薬として使用されています。この種類の薬には、広汎肝障害を起こしにくく、世界中で使われています。

スルフォニルウレア薬 SU

作用機序

膵臓のβ細胞刺激によって、インスリン放出させ、血糖値を下げます。 治療が長引くと、インスリン分泌というSUβ細胞刺激性の効果が薄れてきますが、β細胞上のSU受容体ダウンレギュレーションによるものです。また、SUソマトスタチン放出刺激します。ソマトスタチングルカゴン分泌抑制しているので、これも関係SUの糖を下げる効果と関係しています。 SUはATP感受性Kチャンネルを抑制します。Kレベルが下がると、まく表面における、脱分極を促し、電位依存性カルシウムチャンネルを通じたカルシウムイオン流入促進します。 SUには無視できない膵臓作用があるという議論があります。確かにありうべきことですが、2型糖尿病患者治療においては、それほど重要なことではないようです。

ADME

SU薬はそれぞれが似たような作用スペクトラムを持っているので、薬物動態的な特性がここの薬を区別する手がかりです。腸管からのSU薬の吸収割合は薬によって違いますが、食物や、高血糖は、この吸収抑制します。高血糖はそれ自身、腸管運動抑制するので、ほかの薬の吸収阻害します。血漿濃度効果的な値にまで達する時間を考えると、半減期の短いSUは、食前三十分に投与するのが適切です。SU薬は90から99パーセントくらい血中たんぱく質と結合し、特にアルブミン結合します。 第一世代SU半減期分布において、大きく違っています。この半減期作用時間不一致理由はいまだはっきりしていません。 SUはすべて肝臓代謝を受け、尿中に排泄されます。なので、肝不全腎不全患者には要注意で処方します。

adverse effect

めったにありませんが、第一世代服用患者では、4パーセント割合でおきます。第二世代ではもっと少ないでしょう。低血糖による昏睡がしばしば問題になります。腎不全肝不全がある高齢者患者でおきやすいです。 重症低血糖脳血管障害も起こしうる。急性神経障害が見つかった高齢患者では血中グルコースレベルを測るのが大事です。半減期の長いSUもあるので、24から48時間グルコース輸液します。 第一世代は多くの薬物と相互作用を持っています。 ほかに、吐き気嘔吐、胆汁うっ滞性黄疸、脱顆粒球症、再生不良性溶血性貧血全身性アレルギー症状があります。 SU心血管障害による死亡率を上げるのかについては議論余地あり。

治療的使用

SUは、食事療法だけでは十分コントロールを得られない2型糖尿病患者血糖コントロールに用いられます。禁忌type 1 DM(diabetes mellitus:糖尿病)、妊婦授乳中患者腎障害肝障害患者です。 普通患者なら五割から八割くらい、経口糖尿病治療薬が効きます。インスリン療法必要になる患者もいます。 トルブタマイドの一日量は500ミリグラムで、3000ミリグラム最大の許容量です。SU治療成績の評価患者様子頻繁観察しながら、行います。 SUインスリン併用療法type 1, type 2 両方糖尿病で用いられていますが、βセルの残存能力がないとうまくいきません。

レパグリニド

レパグリニドはメグリチニドクラスの経口インスリン分泌促進物質です。化学構造上、SUとは異なっており、安息香酸から分離されたものです。 SU薬と同様にレパグリニド膵臓βセルにおけるATP依存性Kチャンネルを閉じることによりインスリン分泌促進します。AEもSU薬と同様、低血糖です。

ナテグリニド

Dふぇにるアラニンから分離された薬。レパグリニドよりもSEとして低血糖が認められづらいです。

ビグアナイド

メトフォルミンとフェノフォルミンは1957年に市場導入され、ブフォルミンが1958年に導入されました。ブフォルミンは使用が制限されていますが、前者二つは広く使われています。フェノフォルミンは1970年代乳酸アシドーシスのAEによって市場から姿を消しました。メトフォルミンはそのようなAEは少なく、ヨーロッパカナダで広く使われています。アメリカでは1995年に使用可能に。メトフォルミンは単独SU併用して使われます。

作用機序

ものの言い方によると、メトフォルミンは抗高血糖であって、血糖を下げる薬ではありません。膵臓からのインスリン放出は促さないので、どんな大容量でも低血糖は起こしません。グルカゴンコルチゾール成長ホルモンソマトスタチンにも影響なし。肝での糖新生抑制したり、筋や脂肪におけるインスリンの働きを増すことで、血糖を押さえます。

ADME

小腸から吸収安定構造で、血中蛋白結合しないで、そのまま尿中に排泄半減期は二時間。2.5グラム食事一緒に飲むのがアメリカで最もお勧めの最大用量。

adverse effect=

メトフォルミンは腎不全患者には投与しないこと。肝障害や、乳酸アシドーシス既往薬物治療中の心不全低酸素性慢性肺疾患なども合併症として挙げられる。乳酸アシドーシスはしかしながら、めちゃくちゃまれである。1000人年(たとえば100人いたら、10年のうちにという意味単位。または1000人いたら1年につき、ということ。)につき0.1という割合。 メトフォルミンの急性のAEは患者の20パーセントに見られ、下痢腹部不快感、吐き気、金属の味、食欲不振などです。メタフォルミンを飲んでいる間はビタミンB12葉酸のきゅうしゅうが 落ちています。カルシウムをサプリで取ると、ビタミンB12吸収改善されます。 血中乳酸濃度が3ミリMに達するとか、腎不全肝不全兆候が見られたら、メタフォルミンは中止しましょう。

チアゾリジン

作用機序

PPARγに効く。(ペルオキシソーム・プロライファレーター・アクチベイティッド・受容体、つまりペルオキシソーム増殖活性受容体みたいな。)PPARγに結合して、インスリン反応性をまして、炭水化物とか、脂質代謝調整します。

ADME

ロジグリタゾンとピオグリタゾンは一日一度。チアゾリジンは肝にて代謝され、腎不全のある患者にも投与できますが、活動性肝疾患があるときや肝臓トランスアミナーゼ上昇しているときは、使用しないこと。 ロジグリタゾンはCYP2C8で代謝されますがピオグリタゾンCYP3A4とCYP2C8で代謝されます。ほかの薬との相互作用や、チアゾリジン同士の相互作用はいまだ報告されていませんが、研究中です。

adverse effect

ピオグリタゾンとロジグリタゾンは肝毒性とはめったに関係しませんが、肝機能モニターする必要があります。心不全のある患者はまずそちらを治療してから。

αGI(グルコシダーゼ・インヒビター)

αGI小腸刷子縁におけるαグルコシダーゼの働きを阻害することによって、でんぷんデキストリン・ダイサッカリダーゼの吸収抑制します。 インスリンを増やす作用はないので、低血糖もおきません。吸収がよくない薬なので、食事開始一緒に飲むとよいです。 アカルボースミグリトールは食後高血糖抑制に使われます。 αGIは用量依存性に、消化不良ガス膨満下痢などをきたします。αGIインスリン併用中に低血糖症状が出たら、、グルコース補充します。

GLP1(グルカゴンペプチド)

経口から、グルコース静脈を通ると、インスリンが上がることがわかっていました。消化管上部からはGIP、消化管下部からはGLP1というホルモンが出ていて、糖依存性インスリン放出を促していることがわかりました。これらのホルモンインクレチンといわれています。この二つのホルモンは別の働き方でインスリン放出促進します。GIPはtype 2 DMではインスリン分泌促進する能力がほとんど失われています。一方GLP1は糖依存性インスリン分泌を強く促しています。つまりtype 2 DM治療ではGIPをターゲットにすればよいということになります。GLPグルカゴン抑制し。空腹感を押さえ、食欲を抑えます。体重減少実現できます。この長所相殺するように、GLP1は迅速DPPIV(ヂペプチジルペプチダーゼ4エンザイム)によって負活化されます。つまり、GLP1を治療に使うなら、連続的に体に入れなければなりません。GLP1受容体アゴニスト研究され、これはDPPIVにたいして抵抗性があります。 そのほかのGLP1療法アプローチに仕方としては、DPPIVプロテアーゼ不活性化で、それによってGLP1の循環量を増やそうとするものです。type 2 DM治療に新しい薬がでるかもしれないですね。


100Cases 84」

  [★]

☆case84 嘔吐
症例
32歳 男性
主訴
現病歴:2 amにからり酔っぱらって救急部受診。11.45 pmに気分が悪くなり2度嘔吐嘔吐物は最初は苦く感じられ、それは食べ物と2Lのビールであった。1時間程度後に、何度か猛烈に吐き気を催した。1 amに鮮赤血を吐いた(bright red blood)。患者が言うには最初少量だったが、2回目にはかなり多い量であった。服用薬なし。時々マリファナを吸う。タバコ1日10本、アルコール2-3 unit/week
既往歴:特記なし
家族歴:特記なし
生活歴:
・身体診断
酔っぱらっているように見える。口の周りに乾燥した血液付着を認める。脈拍:102/分。(臥位(lying))血圧:134/80 mmHg立位でも血圧変化は認められない。心血管系呼吸器系に異常を認めず。腹部:上腹部(心窩部)にわずかに圧痛
検査
(血液生化学)
異常なし
解説
(第1パラグラフ)
 もっともな診断は、下部食道もしくは胃上部における吐血を引き起こす粘膜裂傷である(Mallory-Weiss lesion/Mallory-Weiss tear/Mallory-Weiss laceration)。激しい嘔吐やむかつきによる機械的外傷で生じる。本症例では、なれない大量飲酒によって生じた。
(第2パラグラフ)
患者の話から出血量見積もるのは難しい。吐血はびっくりするような出来事であり、吐血の量を多く見積もりがちである。ヘモグロ分派性状であり、急性出血では吐血量を見積もる手がかりにならない。急性期にヘモグロ分が低ければ慢性出血をほのめかす。著しい失血最初サイン頻脈と起立時の血圧低下であることがある。本症例の彼の脈波速いが、これは不安関連しているのかもしれない。
(第3パラグラフ)
吐血の他の原因胃炎消化性潰瘍である。何度か血液を含まない胃内容物のむかつきと嘔吐の話はマロリーワイス症候群特徴的である。この疾患普通介入を必要としない良性病態である。確定診断上部消化管内視鏡必要とするが、典型的症例ではいつも必要になるわけではない。時に、出血がもりひどかったり、壁の解離粘膜より深いこともあり、穿孔につながる。
(第4パラグラフ)
この症例管理は注意深い観察嘔吐で失われた体液を戻すための静脈内輸液である。出血が激しい場合には血液検査のために採血するが、輸血は必ずしも必要ない。彼は生徒大とH2 blocker治療された。嘔吐は収まりそれ以上出血も見られなかった。彼は将来のパーティでは通院しすぎないように決めた。
管理(内科診断学 第2版 医学書院)
①本疾患大多数安静絶食制酸薬粘膜保護薬の投与保存的治療できる。
輸血必要なほどの貧血は稀である。
内視鏡検査時に出血している症例に対しては内視鏡的止血術を行う。
④クリッピング法(図4-89) [図] 、純エタノール局注法、アルゴンプラズマ凝固(APC)法などさまざまあるが、いずれの方法でも良好な止血成績を得られる。
鑑別診断 (内科診断学 第2版 医学書院 p.843)
・特発性食道破裂(ブールハーフェ症候群)
逆流性食道炎
食道静脈瘤破裂
出血性胃潰瘍
急性粘膜病変(AGML)
■KEYPOINT
吐血の前の血液を伴わない激しい嘔吐とむかつきの既往は、上部消化管裂傷示唆する。
患者血液の量を見積もるのが困難と分かるので、吐血で失われた失血程度多糸かでないし、消化管の中にとどまっている血液の量は分からない。
アルコールは救急入院の約1/4と直接連関があるという研究がある。
□マロリーワイス症候群(内科診断学 第2版 医学書院)
 嘔吐などにより腹腔内圧が急激上昇して噴門部近傍に裂創発生し、これを出血源として顕出血をきたしたもの。30-50歳代の男性に多く、全消化管出血例の約3-15%を占める。 アルコール多飲原因となることが多いが、ほかに妊娠悪阻、乗り物酔い、脳腫瘍髄膜炎医原性のものとしては上部消化管内視鏡検査心肺蘇生術など、原因となるものは種々である。 ②嘔吐などにより急激腹圧上昇すると、急激に胃内圧が上昇し、これにより食道胃接合部近傍に裂創が生じる。
吐血 hematemesis (内科診断学 第2版 医学書院)
 コーヒー残渣用の吐血 melanemesis
 鮮血吐血 hematoemesis
急性粘膜病変 acute gastric mucosal lesion AGML
急性胃炎劇症型であり、急速に起こる腹痛(時に、吐血下血)をきたし、潰瘍びらん出血が混在した病態を呈する。
病因アルコール薬物(アスピリンステロイド)、薬品ストレス食物(激辛食品など)、アニサキス中枢神経系障害熱傷外科手術
glossary
inebriate
vt. (人)を酔わせる(make drunk)。~を有頂天にする
adj. 酔っぱらいの、大酒飲みの
n. 酔っぱらい、大酒飲み
pint n. (液体単位)1パイント = 1/2クオート=(米)28.8753 inch cube = 0.473 liter = (英) 0.568 liter = 約500cc
retch
vi. むかつく、吐き気を催す、無理に吐こうとする
vt. 吐く
n. むかつく。ヒック(吐き気を催すときの音)
lager n. ラガー(ビール)(貯蔵ビール日本普通ビール)
violently adj. 激しく、猛烈に
drunk adj. (pred)酔って。(fig)酔いしれて
epigastrium n. 上腹部心窩部
blood grouping 血液判定血液検査
indulge
vt. ~にふけらせる。気ままにさせる、(子どもを)甘やかす。(欲求などを)思いのままに満たす。喜ばせる、楽しませる。
vi. (快楽・趣味などに)ふける、身を任す(in)。(略式)たらふく食べる、痛飲する。(~に)従事する。(好ましくないことに)かかわる(in)
□Hematemesis and Melena(Differential Diagnosis in Primary Care 4th)
吐血喀血を見分けたい場合はnitrazine paperを使って判定
・身体開口部(body orifice)からの出血鑑別するとき解剖学的アプローチがよい。
(食道)
静脈瘤逆流性食道炎癌腫、マロリーワイス症候群
・外来異物も忘れるな。
先天性まれな病因として異所性胃粘膜によるバレット食道炎と潰瘍もある。
大動脈瘤縦隔腫瘍肺癌食道潰瘍化させ出血させることもある。
(胃)
炎症胃炎と胃潰瘍アスピリンアルコールも良くある原因
・幽門部静脈瘤出血するかもしれない
出血がひどく、他の原因が見つからなければ血液疾患検索する。
(診断への道)
吐血の確固たる証拠がある時、内視鏡をつかえる状況にあれば問診とか検査無駄時間を使わずに内視鏡診断治療をやってしまえ。
血液検査血液クロスマッチ?して輸血準備凝固検査など鑑別必要検査をやりなさい。内視鏡検査準備をしている間に、アルコールアスピリン、そのほかの薬品服用潰瘍既往食道疾患既往を聴け
ひどい出血最近の急な吐血既往がなければ(内視鏡を使わずに?)伝統的アプローチでも良い
吐血の前に血液を伴わない嘔吐があればマロリーワイス症候群診断の助けとなる。


消化器系」

  [★]

digestive system (Z), alimentary system
消化システム
消化管


筋層構造

  • 外側の層は縦筋層であり、内側の層は輪筋層である傾向にあるが、胃のみ内側の層が斜筋である。
器官
食道 輪筋層   縱筋層
噴門部 斜筋層 輪筋層 縱筋層
胃体部 斜筋層 輪筋層 縱筋層
幽門部 斜筋層 幽門括約筋 縱筋層(発育悪)
十二指腸 輪筋層   縱筋層
空腸 輪筋層   縱筋層
回腸 輪筋層   縱筋層
結腸 輪筋層   結腸ひも
直腸 輪筋層   縱筋層
肛門管 内肛門括約筋   線維弾性板
虫垂 輪筋層   縦筋層

組織

上皮の移行

層構造 1 2 3 4 5 6
器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜
噴門部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 噴門腺、浅い胃小窩 胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
幹細胞
内分泌細胞
壁細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層
外縱筋層
漿膜
胃体部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 固有胃腺
(管状腺)
胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
壁細胞
幹細胞
主細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層
外縱筋層
漿膜
幽門部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 幽門腺、深い胃小窩 胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
壁細胞
幹細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層(幽門括約筋)
外縱筋層(発育悪)
漿膜
十二指腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
ブルンネル腺
(分枝管状胞状腺、アルカリ性の粘液、ウロガストロン産生)
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
外膜(下行部、水平部, see ムーアp143)
空腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
回腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺、パイエル板 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
結腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層は結腸ひもを構成
漿膜と外膜
(上行、下行は後腹膜に密着。横行とS字は間膜?)
直腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
浅い腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
外膜
肛門管       肛門柱、肛門周囲腺、肛門においては毛包と脂腺   内輪層
外縱層
内外痔静脈叢 内輪筋層(内肛門括約筋を形成)
外縱筋層
(線維弾性板に移行)
外膜
虫垂     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞
内分泌細胞
浅い腸腺、リンパ小節 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
リンパ小節、脂肪細胞 内輪筋層
外縱筋層
漿膜



抗菌薬」

  [★]

antibacterial drug, antibacterial
抗生剤薬理学抗菌薬一覧抗細菌薬
first aid step 1 2006 p.165

定義

  • 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
  • このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ


作用機序による分類

first aid step 1 2006 p.165
  Mechanism of action Drugs
1 Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
2 Block peptidoglycan synthesis bacitracin, vancomycin, cycloserine
3 Disrupt bacterial/fungal cell membranes polymyxins
4 Disrupt fungal cell membranes amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
5 Block nucleotide synthesis sulfonamides, trimethoprim
6 Block DNA topoisomerases quinolones
7 Block mRNA synthesis rifampin
8 Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
9 Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin
 ATuSi → あつし


薬物動態

  • 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
  • 時間依存性:βラクタム系抗菌薬

治療期間

小児

尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断 原因菌 投与期間(抗菌薬)
髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
肺炎球菌 10-14日
髄膜炎菌 7-10日
GBS,腸内細菌,リステリア 21日
中耳炎 <2 歳 10日
2 歳≦ 5-7日
咽頭炎 A 群連鎖球菌 10日(ペニシリン系薬)
5日(セフェム系薬)
肺炎 肺炎球菌,インフルエンザ菌 解熱後3-4日
黄色ブドウ球菌 3-4週間
マイコプラズマ,クラミジア 10-21日
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎 大腸菌,プロテウス,腸球菌 3日
14日
骨髄炎 黄色ブドウ球菌 21日
連鎖球菌,インフルエンザ菌 14日

主要な感染症の抗菌薬投与期間

感染レジマニュ p.27
骨髄炎 4-6週
耳鼻咽喉 中耳炎 5-7日
副鼻腔炎 5-14日
A群溶連菌咽頭炎 10日
肺炎 肺炎球菌 7-10日 or 解熱後3日間
インフルエンザ菌 10-14日
マイコプラズマ 14日(7-10日)
レジオネラ 21日
肺化膿症 28-42日
心臓 感染性心内膜炎 α連鎖球菌 2-4週
黄色ブドウ球菌 4-6週
消化管 腸炎 赤痢菌 3日
チフス 14日(5-7日)
パラチフス
腹膜炎 特発性 5日
二次性 10-14日
胆肝膵 肝膿瘍 細菌性 4-8週
アメーバ性 10日
尿路 膀胱炎 3日
急性腎盂腎炎 14日(7-10日)
急性腎盂腎炎・再発 6週
慢性前立腺炎 1-3ヶ月
髄腔 髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
髄膜炎菌
肺炎球菌 10-14日
リステリア 21日
敗血症 敗血症 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 5-7日
黄色ブドウ球菌 28日(14日)
グラム陰性桿菌 14日(7-14日)
カンジダ 血液培養陰性化後, 14日

ソース不明

妊婦に避けるべき抗菌薬

  • Antibiotics to avoid in pregnancy
  • Sulfonamides––kernicterus.
  • Aminoglycosides––ototoxicity.
  • Fluoroquinolones––cartilage damage.
  • Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
(and clarithromycin––embryotoxic).
  • Metronidazole––mutagenesis.
  • Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
  • Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
  • Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
  • Chloramphenicol––“gray baby.”
  • SAFE Moms Take Really Good Care.

使っても良い

YN.H-24
  • βラクタム系
  • エリスロマイシン、アジスロマイシン

参考

  • 抗菌薬インターネットブック
まとまっていてよい
[display]http://www.antibiotic-books.jp

抗菌薬一覧

気管支カルチノイド」

  [★]

bronchial carcinoid
カルチノイド、肺カルチノイド

概念

  • 気管支カルチノイドは肺腫瘍の中でも珍しい部類である;神経内分泌分化を呈し、比較的潜行性の経過を辿るのが特徴である。
  • 元々、気管支腺腫と言われていたが、転移する可能性があることから悪性腫瘍とみなされている。
  • 体の他の部位にできる癌腫のように気管支カルチノイドは、胚の神経堤から遊走したペプチドやアミンを産生する内分泌細胞に由来すると考えられている。
  • カルチノイドは体の多くの部位から発生する可能性がある;胸腺消化管卵巣。消化管が最もカルチノイドが発生する部位であり、肺はその次に多い。

疫学

  • 世界的には、罹患率は10万人対0.2-2人/年。
  • 女性に多い、また黒人より白人に多いことが示唆されている。
  • 悪性肺腫瘍の1-2%
  • カルチノイドの20-30%
  • 子供(晩期思春期)の原発性肺新生物としては気管支カルチノイドが最も一般的。
  • 頻度;定型的カルチノイド:非定型的カルチノイド=4:1
  • 定型的カルチノイド:低分化度で分裂速度は遅い。
  • 非定型的カルチノイド:中等度分化度で分裂速度は速く、壊死を伴う。



下部消化管」

  [★]

lower gastrointestinal tract, lower GI tract


下部消化管閉塞」

  [★]

low intestinal obstruction
下部消化管


管」

  [★]

ducttubecanalpipe
ductusvasmeatus
水路チューブ導管道管卵管


消化」

  [★]

digestion






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