浸潤影

出典: meddic

肺葉




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和文文献

  • 気胸を契機に胸腔鏡で確定診断を得た気管支・肺・胸膜病変を有するサルコイドーシスの1例
  • 中島 裕康,川上 豪仁,北里 裕彦,田尾 義昭,川崎 雅之,岡林 寛
  • 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 32(6), 534-540, 2010-11-25
  • … 背景.肺および気管支病変を有するサルコイドーシス(以下サ症)症例が気胸を併発したため胸腔鏡で根治術と肺生検を施行した.症例.27歳男性.乾性咳嗽を主訴に近医を受診した.胸部X線で両肺野にびまん性浸潤影を認め,当院呼吸器内科に紹介された.胸部CTやガリウムシンチなどの画像診断でサ症が疑われた.肺機能検査は混合性障害を呈し,気管支鏡検査で複数の末梢気道に狭窄・閉塞を認めた.理学所見・画像所見から臨床 …
  • NAID 110007989575

関連画像

浸潤影.JPG浸潤影の模式図.JPG浸潤影・肺炎XP (86).jpgカ月 見目 の 胸部 xp 浸潤 右下葉の浸潤影)


★リンクテーブル★
先読み
国試過去問111G066」「106D048」「106B041」「107I033
リンク元胸部CT
関連記事浸潤」「

肺」

  [★]

lung
肺区域肺野呼吸器の上皮の移行
  • 図:M.78 N.204(肺のリンパ系),197(肺区域)

解剖

  • 重量:右:500g, 左:400g
  • 葉:右3葉、左2葉
右上葉、右中葉、右下葉、左上葉、左下葉

発生

L.247
  • 肺の上皮、喉頭、気管、および気管支の内面を覆う上皮 → 内胚葉
  • 気管および肺の軟骨性要素と筋要素、結合組織 → 中胚葉(臓側中胚葉)
NGY.283
  • 妊娠16週頃:気管、気管支が分岐し腺状構造をなす(腺状期)
  • 妊娠16-24週頃:管状構造を形成し、毛細血管が上皮に接触する。(管状期)
  • 妊娠28週頃:毛細血管が肺胞腔に露出

機能

  • 呼吸

肺の構造

SSUR.323
区分 気管支腺 軟骨 平滑筋 弾力線維
気管 2+ 3+ 2+ 4+
葉気管支 2+ 3+ 3+ 3+
区域-小気管支 2+ 2+ 3+ 3+
肺小葉 細-終末気管支 3+ 3+
肺胞道 呼吸細気管支
肺細葉
肺胞/肺胞嚢 2+

臨床関連

  • 肺の打診 (M.72)

胸部X線解剖

  • 右第1弓:上大静脈
  • 右第2弓:右心房
  • 左第1弓:大動脈弓
  • 左第2弓:肺動脈幹
  • 左第3弓:左心房(左心耳)
  • 左第4弓:左心室




シルエットサイン

  • 右第2弓:(陽性)[上葉]内側中葉区(S5)、[下葉]内側肺底区(S7)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)????  → 陰性だったら背面の区域、つまりS6,S10と考えて良いのではないだろうか?
  • 左第4弓:(陽性)[上葉]上舌区(S4)、下舌区(S5)、[下葉]前内側肺底区(S7+8)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)??? → 同様にS6,S10と考えて良いのでは?

肺のリンパ節

肺区域

  • 左肺は心臓があるために、右とは異なる形状・肺区域を有する。
  • S1とS2はまとめてS1+2と呼ばれる
  • S7とS8はまとめてS7+8あるいはS8と呼ばれる ← 心臓が左胸腔に全内側に突出しているからと考える
  • 背側にある区域は2・6・10と覚えよ

臨床関連

  • 分葉異常:奇静脈の走行異常による右上葉の奇静脈葉が最も多い(QB.I-295)






111G066」

  [★]

  • 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
  • 84歳の男性。早期胃癌の治療のため入院中である。
  • 現病歴:2か月前から上腹部痛を自覚し、改善がないため受診した。上部消化管内視鏡検査で胃前庭部小彎の早期胃癌と診断された。5日前に入院し、翌日に内視鏡的粘膜下層剥離術が行われたが、同日夜に200mL程度の吐血があり、緊急で内視鏡的止血術が行われた。吐血した際には激しい咳を伴っていた。昨日から38.7℃の発熱と呼吸困難とを自覚している。
  • 既往歴:60歳時に胆嚢摘出術。
  • 生活歴:喫煙は60歳まで10本/日を40年間。飲酒歴はない。石綿などの粉塵吸入歴はない。
  • 家族歴:父親が肺癌で死亡。母親が脳梗塞で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長 154cm、体重 41kg。体温 37.6℃。脈拍 96/分、整。血圧 112/60mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 92%(リザーバー付マスク6L/分酸素投与下)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音に異常を認めないが、両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(±)、潜血(-)。血液所見:赤血球 378万、Hb 11.4g/dL、Ht 33%、白血球 16,800(桿状核好中球 8%、分葉核好中球 76%、好酸球 3%、単球 3%、リンパ球 10%)、血小板 33万。血液生化学所見:総蛋白 6.1g/dL、アルブミン 2.3g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 32U/L、ALT 59U/L、LD 363U/L(基準 176~353)、尿素窒素 15mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、血糖 169mg/dL、HbA1c 6.0%(基準 4.6~6.2)、Na 135mEq/L、K 3.9mEq/L、Cl 99mEq/L、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 120pg/mL(基準 18.4以下)。免疫血清学所見:プロカルシトニン 0.20ng/mL(基準 0.05未満)、CRP 18mg/dL。尿中レジオネラ抗原陰性、尿中肺炎球菌抗原陰性。
  • 動脈血ガス分析(リザーバー付マスク6L/分酸素投与下):pH 7.45、PaCO2 35Torr、PaO2 63Torr、HCO3- 25mEq/L。仰臥位のポータブル胸部エックス線写真(別冊No. 11A)及び胸部CTの水平断像(別冊No. 11B)と冠状断像(別冊No. 11C)とを別に示す。



  • この患者にみられる所見はどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 111G065]←[国試_111]→[111G067

106D048」

  [★]

  • 70歳の女性。呼吸困難を主訴に来院した。 3週前に感冒様症状が出現し、自宅近くの診療所抗菌薬漢方薬とを処方された。その後も症状は改善せず、乾性咳嗽呼吸困難とが増悪したため、紹介されて受診した。紹介の時点で、診療所の医師から薬の内服を中止するよう指示されたという。意識は清明。体温36.9℃。脈拍88/分、整。血圧122/86mmHg。呼吸数22/分。 SpO2 92%(room air)。聴診で両側の胸部にfine cracklesを聴取する。喀痰検査: Gram染色で有意な菌を認めない。 Ziehl-Neelsen染色でGaffky0号。血液所見:赤血球456万、 Hb 12.5g/dl、Ht42%、白血球13,140(桿状核好中球10%、分葉核好中球50%、好酸球26%、単球4%、リンパ球10%)、血小板26万。血液生化学所見:総蛋白7.3g/dl、アルブミン3.5g/dl、総ビリルビン1.7mg/dl、 AST85IU/l、 ALT63IU/l、 LD619IU/l(基準176-353)、 ALP385IU/l(基準115-359)、 γ-GTP171 IU/l(基準8-50)。免疫学所見: CRP5.2mg/dl。 KL-6 733U/ml(基準500未満)。サイトメガロウイルス抗原血症(C7-HRP)(-)、 β-D-グルカン8pg/ml(基準10以下)、アスペルギルス抗原陰性。クラミジア・ニューモニエ抗体価とマイコプラズマ抗体価との有意な上昇を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、 room air) : pH7.50、 PaO2 65Torr、PaCO2 28Torr、 HCO3- 21mEq/l。胸部エックス線写真で両肺野に浸潤影を認める。胸部単純CT(別冊No. 19)を別に示す。
  • 治療薬として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106D047]←[国試_106]→[106D049

106B041」

  [★]

  • 98歳の女性。咳と発熱とを主訴に来院した。 1週前から咳が出るようになり、2日前から発熱が出現したが、入院を嫌って自宅で我慢していた。症状が改善しないため心配して訪ねてきた家族に伴われて受診した。 1人暮らしであり、最近まで日常的に畑仕事をしていたという。食欲に変化はなく食事は摂れており、全身倦怠感は訴えていない。
  • 意識は清明。身長154cm、体重38kg。体温38.5℃。脈拍96/分、整。血圧116/84mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 97%(room air)。右前胸部と右背部でcoarse cracklesを聴取する。
  • 血液所見:赤血球377万、 Hb 10.2g/dl、Ht33%、白血球9,800、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素12mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl。 CRP 2.8mg/dl。胸部エックス線写真で右下肺野浸潤影を認める。
  • 対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106B040]←[国試_106]→[106B042

107I033」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107I032]←[国試_107]→[107I034

胸部CT」

  [★]

chest CT


びまん性肺疾患のHRCTにおける用語(胸部のCT p.411)

  • 肺野高吸収陰影:正常陰影(深吸気時CT値-800~-900)より白く描出される異常影

修飾語

(すりガラス影)濃度の均一性:均一なhomogeneous、不均一なinhomogenous
びまん性の/広汎性の(diffuse)
区域性のsegmental、非区域性のnon-segmental
中心性のcentral,肺門周囲性のperihilar ⇔ 辺縁性ののperipheral,胸膜下領域のpubpleural
肺内層inner zone(肺門周囲部)、肺外層outer zone(胸膜から1/3程度の外側肺野)
気管支血管周囲性のperibronchovascular(気管支を取り囲む間質の変化では説明できない幅の変化を表現するときに用いる)
過重部のdependent(重力方向に最下部の肺野、仰臥位では背側肺
斑状のpatchy(病変と正常部が不規則に入り交じるように存在する状態)
汎小葉性のpanlobular、多小葉性のmultilobular(肺二次小葉全体が病変部となり、小葉間隔壁で止まって直線上の境界が正常部との間で形成されるとき)


浸潤」

  [★]

invasioninfiltrationinvadeinfiltrateinvasivepermeation
観血観血式観血的侵襲侵襲性浸潤性侵入侵入型侵襲的



影」

  [★]

shadow
陰影




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