水痘・帯状疱疹ウイルス

出典: meddic

varicella zoster virus, varicella-zoster virus, VZV
水痘帯状疱疹ウイルスヒトヘルペスウイルス3 human herpesvirus 3 HHV-3
ウイルスヘルペスウイルス水痘水痘ウイルス

ウイルス学

感染症

持続感染潜伏部位



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/10 23:18:01」(JST)

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和文文献

  • 病気について知りたい! 臨床講座(40)帯状疱疹
  • 関山 裕詩,山田 芳嗣
  • Pharma tribune : なりたい薬剤師になる! 4(4), 47-54, 2012-04
  • NAID 40019300850
  • ウイルス感染症対策 (造血器腫瘍学 : 基礎と臨床の最新研究動向) -- (造血器腫瘍の診断と治療)
  • 神田 善伸
  • 日本臨床 70 (1018 増刊2), 258-263, 2012-04
  • NAID 40019281666
  • 臨床研究 帯状疱疹・水痘・Kaposi水痘様発疹症患者における単純ヘルペスウイルスおよび水痘-帯状疱疹ウイルスの抗体価の解析
  • 稲岡 峰幸,狩野 葉子,倉田 麻衣子 [他]
  • 皮膚科の臨床 54(1), 67-72, 2012-01
  • NAID 40019159107

関連リンク

ウィキペディアは医学的助言を提供しません。免責事項もお読みください。 Varicella ( Chickenpox) Virus PHIL 1878 lores.jpg. 水痘・帯状疱疹ウイルス(すいとう・たいじょう ほうしんウイルス、Varicella Zoster virus)とはウイルスの一つ。 目次. 1 構造; 2 臨床像 ...
ただし、帯状疱疹の活性化時期には体液中にも水痘ウイルスが存在する可能性もある ので、皮膚と皮膚の接触たけでなく口腔内にも水痘ウイルスはあり、また物品を介しても 伝染の可能性もあるといわれる。よって、皮膚と皮膚の接触感染だけでなく、体液感染 ...

関連画像

http://hica.jp/kono/kogiroku/herpes/zoster 水痘帯状疱疹ウイルス水痘・帯状疱疹ウイルスの画像 水痘帯状疱疹ウイルス水痘・帯状疱疹ウイルスの画像 水痘帯状疱疹ウイルス水痘・帯状疱疹(ヴァリセラ 水痘・帯状疱疹ウイルスの画像


★リンクテーブル★
先読みhuman herpesvirus 3」「HHV-3」「ヘルペスウイルス
国試過去問099A054」「102A044」「107I045」「106E049」「101F010」「101F072」「106A002」「102I033
リンク元髄膜炎」「母子感染」「ヘルペスウイルス科」「血球貪食症候群」「急性心膜炎
拡張検索水痘・帯状疱疹ウイルス感染症」「水痘・帯状疱疹ウイルス免疫グロブリン」「抗水痘・帯状疱疹ウイルス免疫グロブリン
関連記事水痘」「ウイルス」「帯状疱疹」「帯状疱疹ウイルス」「帯状

human herpesvirus 3」

  [★]

herpes zoster virusHHV-3varicella-zoster virus

HHV-3」

  [★]

herpes zoster virushuman herpesvirus 3varicella-zoster virus

ヘルペスウイルス」

  [★] ヘルペスウイルス科


099A054」

  [★]

  • 67歳の女性。左上眼瞼が垂れ下がって見えにくいことを主訴に来院した。2か月前、左耳の痛みと痒みとがあり、耳介と外耳道とに小水疱を認めたが、特に治療せず2週ほどで軽快した。その後、左上眼瞼の下垂に気付いた。両側上眼瞼の挙筋力には左右差を認めない。両眼を閉じながら「いー」と発声しようとした時の顔面の写真を以下に示す。
  • 原因微生物はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099A053]←[国試_099]→[099A055

102A044」

  [★]

  • 2歳の男性。右顔面の麻痺を主訴に来院した。4日前に右耳痛、右軽度難聴および右顔面の違和感が続いていた。昨日から飲水時に右口角から水が漏れ、今朝から右眼が閉じられなくなった。右耳介の写真(別冊No12)を以下に示す。誤っているのはどれか。
  • a. 右額のしわ寄せは可能である。
  • b. 舌右側の味覚の低下がみられる。
  • c. 右アブミ骨筋反射は減弱する。
  • d. 聴力検査で感音難聴を認める。
  • e. 水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化が原因である。


[正答]
※国試ナビ4※ 102A043]←[国試_102]→[102A045

107I045」

  [★]

  • 33歳の男性。発熱と顔面の皮疹とを主訴に来院した。幼少期からアトピー性皮膚炎があり、治療を受けていた。2日前から38℃台の発熱、顔面の紅斑、びらん及び小水疱が出現している。顔面の写真(別冊No.8A)と水疱内容のTzanck試験のMay-Giemsa染色標本(別冊No.8B)とを別に示す。
  • 原因として最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107I044]←[国試_107]→[107I046

106E049」

  [★]

  • 61歳の男性。急性骨髄性白血病に対する抗がん化学療法開始後13日。今朝から悪寒戦慄を伴う39℃台の発熱を認める。白血球1,100(好中球10%、好酸球1%、好塩基球1%、単球7%、リンパ球81%)。 CRP23mg/dL。
  • 発熱の原因として最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E048]←[国試_106]→[106E050

101F010」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 101F009]←[国試_101]→[101F011

101F072」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 101F071]←[国試_101]→[101F073

106A002」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106A001]←[国試_106]→[106A003

102I033」

  [★]

  • ヘルパンギーナを起こすのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I032]←[国試_102]→[102I034

髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試




母子感染」

  [★]

mother-to-child transmission MTCT
垂直感染, vertical disease transmission, vertical transmission周産期感染症


母子感染において重要なウイルス

資料より(http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5609-541.pdf)

RV風疹ウイルス先天性風疹症候群
CMVサイトメガロウイルス巨細胞封入体症
HSV単純ヘルペスウイルス新生児ヘルペス
VZV水痘・帯状疱疹ウイルス先天性水痘帯状疱疹症候群
B19V:パルボウイルス非免疫性胎児水腫
HPVヒトパピローマウイルス:咽頭乳頭症

その他

HBV :B型肝炎ウイルス感染症
HCV :C型肝炎ウイルス感染症
HIV :ヒト免疫不全ウイルス感染
HTLV:ヒトT細胞白血病ウイルス感染症

TORCHS症候群

  • 古典的な母子感染
TO:トキソプラズマ
R :風疹ウイルス
C :サイトメガロウイルス
H :ヘルペスウイルス(単純ヘルペス水痘・帯状疱疹ウイルス
S :梅毒

母子感染の経路

資料2

1. 胎内感染

1. 母体が感染した場合,あるいは持続感染した微生物が再活性化した場合に,母体血を介し胎盤から臍帯を通じ児に感染
2. 胎盤に感染した微生物が増殖し児に感染
3. 子宮頸部や腟から上行性に羊膜や羊水を介し感染

2. 分娩時感染

1. 産道感染:
1. 子宮頸部,腟,外陰部などに感染している微生物が分娩時に産道内で児の粘膜などから感染
2. 産道内の母体血中の微生物が児の粘膜などから感染
2. placental leakage : B 型肝炎ウイルスやHIV の胎内感染率が切迫早産既往群に多いことから推定された.母体血の新生児血中への混入量を胎盤性アルカリフォスファターゼを指標として測定した場合,予定帝切群で0.8ml/kg(新生児体重)、経腟分娩群で1.2ml/kg と有意差があるという報告もある

3. 経母乳感染

母乳中の微生物や感染リンパ球が経口的に児に感染。
サイトメガロウイルスは経母乳感染をするが、成熟児はこの感染により自然免疫を得て,成人してから初感染することは防げる。
1,500g 未満の極低出生体重児では経母乳感染により,肝炎などを発症する可能性がある。

母子感染症

G10M.168
  胎内感染 分娩時感染 母乳時感染
経胎盤感染 上行性感染 経胎盤感染 産道感染 母乳感染
ウイルス 風疹ウイルス × × × ×
サイトメガロウイルス × ×
ヒトパルボウイルスB19 × × × ×
水痘・帯状疱疹ウイルス × × ×
単純ヘルペスウイルス × ×
B型肝炎ウイルス × ×
C型肝炎ウイルス × ×
成人T細胞白血病ウイルス1型 × × ×
ヒト免疫不全ウイルス
細菌 梅毒トレポネーマ × × ×
淋菌 × × × ×
B群連鎖球菌 × × × ×
真菌 カンジダ・アルビカンス × × × ×
原虫 トキソプラズマ × × × ×
クラミジア クラミジア・トラコマチス × × × ×
G10M.182改変
病原体 疾患 感染経路 問題となる感染時期 母体 胎児
ウイルス 風疹ウイルス 先天性風疹症候群 経胎盤感染 妊娠12週未満。18週未満は軽微 初感染妊婦  
サイトメガロウイルス 巨細胞封入体症 経胎盤感染 妊娠前半 初感染妊婦。感冒様症状 小頭症、脳内石灰化、精神遅滞、網脈絡膜炎、感音性難聴、貧血、黄疸、出血斑、低体重児、肝脾腫
ヒトパルボウイルスB19   経胎盤感染 妊娠20週未満 伝染性紅斑 非免疫性胎児水腫、胎児死亡
水痘・帯状疱疹ウイルス 先天性水痘症候群 産道感染 妊娠20週未満 初感染妊婦 精神遅滞、網脈絡膜炎、皮膚瘢痕、四肢低形成、低出生体重児
単純ヘルペスウイルス 新生児ヘルペス 産道感染   中枢神経:小頭症、眼:脈絡網膜炎角結膜炎、皮膚:水疱疹
B型肝炎ウイルス   産道感染   無症候キャリアー化
C型肝炎ウイルス   産道感染    
成人T細胞白血病ウイルス1型   母乳感染    
ヒト免疫不全ウイルス HIV感染症 産道感染 HIV感染症 HIV感染症
細菌 梅毒トレポネーマ 先天梅毒 経胎盤感染 妊娠14週以降 梅毒 水頭症、難聴、老人様顔貌、鼻炎、粘膜斑(梅毒性天疱瘡)、黄疸、貧血、点状出血、パロー仮性麻痺、肝脾腫、骨軟骨炎
晩発性梅毒ハッチンソン三徴
淋菌 淋疾 産道感染 産科合併症(流産・早産、前期破水、絨毛膜羊膜炎、子宮内膜炎) 化膿性結膜炎(膿漏眼)
B群連鎖球菌 B群連鎖球菌感染症 産道感染 常在菌 髄膜炎
真菌 カンジダ・アルビカンス   産道感染 常在菌。カンジダ膣炎 口腔内カンジダ症
原虫 トキソプラズマ 先天性トキソプラズマ症 経胎盤感染 妊娠中後期 初感染妊婦。無症状 脳室拡大、小頭症、脳内石灰化、髄膜炎、精神遅滞、脳性麻痺、けいれん、網脈絡膜炎、黄疸、発疹、貧血、リンパ節腫脹、肝脾腫、低出生体重児
クラミジア クラミジア・トラコマチス   産道感染 無症状。早産・流産 新生児結膜炎、新生児肺炎

感染時期と胎児影響

  • 妊娠初期:早産、先天性胎児奇形:風疹ウイルス、水痘ウイルス、麻疹ウイルス、HHV-6、パルボウイルスB19
  • 妊娠中期~末期:新生児ウイルス感染:単純ヘルペスウイルス、水痘ウイルス、サイトメガロウイルス、梅毒トレポネーマ(妊娠13週までは胎児感染しにくい)

資料

  • 1. 各種感染症の母子感染予防
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/58/5809-416.pdf
  • 2. 母子感染の経路と主な病原微生物
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5609-535.pdf


ヘルペスウイルス科」

  [★]

Herpesviridae
疱疹ウイルス
ヘルペスウイルス亜科ウイルス

ヘルペス科に属するウイルスによる感染症 (SMB.526)

ヘルペスウイルス亜科
ヘルペスウイルス亜科
ヘルペスウイルス亜科
ヘルペスウイルス 潜伏部位 初感染における
顕性感染率
主な疾患
α 単純ヘルペスウイルス1型 HSV-1 知覚神経節 口唇ヘルペス口内炎角膜ヘルペスヘルペス脳炎性器ヘルペス新生児ヘルペス
単純ヘルペスウイルス2型 HSV-2 性器ヘルペス新生児ヘルペス、ヘルペス?疽、殿部ヘルペス
水痘・帯状疱疹ウイルス VZV 水痘帯状疱疹ラムゼイ・ハント症候群
β サイトメガロウイルス CMV 顆粒球/マクロファージ前駆細胞 先天性巨細胞封入体症、輸血後CMV単球症、臓器移植後間質性肺炎肝炎
ヒトヘルペスウイルス6型 HHV-6 マクロファージ 突発性発疹脳炎
ヒトヘルペスウイルス7型 HHV-7 唾液腺? 突発性発疹
γ エプスタイン-バーウイルス EBV 骨髄Bリンパ球 伝染性単核症バーキットリンパ腫上咽頭癌日和見リンパ腫
ヒトヘルペスウイルス8型 HHV-8 Bリンパ球 カポジ肉腫キャッスルマン病


血球貪食症候群」

  [★]

hemophagocytic syndrome, HPS
血球貪食性リンパ組織球症, HLH感染関連血球貪食症候群家族性血球貪食性リンパ組織球症

病因

参考1 YN.G-67
頻度:悪性リンパ腫50%、ウイルス30%、細菌・真菌10%、数%膠原病
  • 一次性血球貪食症候群
  • 家族性の血球貪食症候群
  • 二次性血球貪食症候群
  • 悪性リンパ腫
  • 感染症:

病態

  • 血球を貪食した活性化マクロファージが骨髄、肝臓、脾臓、リンパ節で増殖。

症状

  • 発熱、全身倦怠感、汎血球減少(少なくとも2系統)、DIC、肝脾腫、肝不全

検査

  • 血算:血球減少
  • 血液生化学
  • 骨髄塗沫:血球貪食像
[show details]

治療

参考1
HLH-2004 protocolに基づく治療を
  • デキサメタゾン、エトポシド、メトトレキサート
  • 造血細胞移植

診断基準

参考

  • 1. [charged] 血球貪食性リンパ組織球症(HLH) - uptodate [1]
  • 2. wiki ja
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%90%83%E8%B2%AA%E9%A3%9F%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
  • 3. 血球貪食症候群 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/722

国試



急性心膜炎」

  [★]

acute pericarditis
心膜心膜炎胸骨下痛

病因

YN.C-139
  • 特発性:最も多い
  • 二次性

症状

  • 発熱、胸痛

合併症

身体検査

検査

  • 超音波エコー検査:心嚢液の貯留がある場合、心筋の外側に低エコー領域を認める。
  • 心電図:
  • ST上昇
  • PR低下:心房の炎症による


治療

  • 病因に応じた治療を行う
  • ウイルス性:安静、全身管理、疼痛管理(NSAID、副腎皮質ステロイド)
  • 細菌性:抗菌薬
  • 結核性:抗結核薬
  • 膠原病性:副腎皮質ステロイド、免疫抑制薬
  • 悪性腫瘍:抗悪性腫瘍薬
  • 尿毒症性:人工透析の条件変更

参考

uptodate

  • 1. [charged] 心膜疾患の病因 - uptodate [2]
  • 2. [charged] 心膜炎および心嚢液貯留における心電図 - uptodate [3]
  • 3. [charged] 心膜の心エコー評価 - uptodate [4]
  • 4. [charged] 急性心膜炎の臨床症状および診断的評価 - uptodate [5]
  • 5. [charged] 急性心膜炎の治療 - uptodate [6]
  • 6. [charged] 急性心膜炎の治療 - uptodate [7]
  • 7. [charged] 再発性心膜炎 - uptodate [8]

国試




水痘・帯状疱疹ウイルス感染症」

  [★]

varicella-zoster virus infection
帯状ヘルペスウイルス感染症 herpes zoster virus infection



水痘・帯状疱疹ウイルス免疫グロブリン」

  [★]

varicella-zoster virus immunoglobulin
水痘・帯状疱疹ウイルス免疫グロブリン


抗水痘・帯状疱疹ウイルス免疫グロブリン」

  [★] 水痘・帯状疱疹ウイルス免疫グロブリン

水痘」

  [★]

すいとう
varicella, chickenpox
水疱瘡(みずぼうそう)
水痘・帯状疱疹ウイルス帯状疱疹水痘生ワクチン


  • 五類感染症(小児科定点)(週)

特徴

  • 100%顕性感染

病原体

  • 水痘・帯状疱疹ウイルスVZV

潜伏期間

  • 潜伏期:11-21(平均15日)

感染経路

  • 空気感染?
  • 接触感染・飛沫感染→結膜・気道粘膜 (SMB.528)

疫学

  • 年齢:5-9歳。(熱帯、亜熱帯では成人が感染する)。ほとんどが10歳以前に感染
  • 免疫不全患者や新生児では重症化
  • 季節性:12-1月ピーク。8-10月谷。
  • 感染率:家族内感染70-90%
  • 新生児の死亡率は30%
  • 白血病児では死亡率が高い。
  • 米:130-200人死亡/年。白血病児の死亡率:7-28%
  • 日:白血病児の死亡数、死亡率:水痘 36/118(30.5%)、帯状疱疹 1/48(2.1%)、麻疹 7/48(12.1%)

症状

  • 全身倦怠感、小紅斑(掻痒感。頭皮にも出現。口腔粘膜、眼瞼粘膜。紅斑→丘疹→水疱→膿疱→痂皮→瘢痕無し)

合併症

脳炎
小脳失調症
(1000例中1例以下)
成人での合併例が多い 20%

母子感染

  • 母胎は水痘に感染しやすい。発症したらアシクロビルによる治療を行う。

先天性水痘症候群

  • 妊娠初期に罹患した例の5%(61例中3例)で起こる
眼症状、大脳萎縮、皮膚瘢痕、四肢欠損、萎縮

周産期及び新生児期水痘

母胎の発症  新生児の発症
-----------------------------
出産5日以前 生後0-4日  →正常
前4日-後2日 生後5-10日 →重症 播種性・出血性水痘 死亡率30%
-----------------------------
  • 水痘の既往やワクチン投与のない妊婦が分娩5日前-分娩2日後に水痘を発症した場合、胎児の水痘が重症化する(死亡率30%)
→抗体が母体から新生児に移行しないため
分娩間近や分娩前の発症:母胎に免疫グロブリンを投与。
産後2日以内の発症  :新生児に免疫グロブリンの投与

経過

  • 7-10日で治癒

治療

  • アシクロビルビダラビン
  • 感染から72時間以内:水痘ワクチン接種→60-80%の発症阻止 (NDE.428)
  • 感染から一週間以内:抗ウイルス薬の服用→軽症化 (NDE.428)

検査

  • 水痘皮内反応。8hrで判定できる。陰性ならワクチン接種。

予防

  • 水痘生ワクチン。
  • 免疫の獲得率が90%程度。水痘の感染防除、帯状疱疹の発症予防にも効果有り
  • 免疫不全症患者も接種可能。ただし全く免疫が0の患者にはいけない。
  • ZIG
  • 日本にはない
  • 免疫グロブリン製剤

出席停止の解除(学校保険法)

  • 発疹が全て痂皮化するまで (NDE.428)



ウイルス」

  [★]

virus
ウイルス粒子 virus particleビリオン virion
微生物学抗ウイルス薬国試に出がちなウイルス

ウイルス一覧

感染経路による分類 SMB.374

呼吸器粘膜の局所感染 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
インフルエンザウイルス
全身感染 ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
風疹ウイルス
ハンタウイルス
水痘・帯状疱疹ウイルス
ラッサウイルス
天然痘ウイルス

学名

目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)

増殖過程

  • 吸着 absorption
  • 侵入 penetration
  • 脱殻 uncoating
  • ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
  • ウイルス粒子の組み立て assembly
  • 放出 release

感染の分類

持続時間

  • 急性感染
  • 慢性感染

ゲノム

  • 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。




帯状疱疹」

  [★]

たいじょうほうしん
herpes zoster (M)
帯状ヘルペス
水痘・帯状疱疹ウイルス, varicella-zoster virus, VZV

概念

  • 水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することにより起こる (医学大辞典)
  • 神経節に潜伏感染した後、再活性化され神経を伝わって皮膚に水疱を作るものを帯状疱疹という (医学大辞典)
  • 脊髄神経のウイルス感染症
  • 皮膚分節に沿って病変が広がる
  • 感染した神経が支配する領域に痛み、水疱を生じる
  • 難治性の帯状疱疹
  • 深い、黒っぽい、経過が長い、抗ウイルス薬が効きにくい
  • エイズの初診にありがちな症状

合併症



帯状疱疹ウイルス」

  [★]

herpes zoster virus
水痘帯状疱疹ウイルスヒトヘルペスウイルス3型


帯状」

  [★]

cingulatezonalfascial
筋膜ゾーン地帯




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