気道・食道異物

出典: meddic

foreign body in respiratory tract and/or esophagus
窒息


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和文文献

  • 気道食道異物の診断
  • 平林 秀樹
  • 耳鼻咽喉科臨床 106(3), 286-287, 2013-03-01
  • NAID 10031155098
  • 小児の気道食道異物 (特集 小児の手術が必要な気管食道疾患)
  • 工藤 典代
  • 日本気管食道科学会会報 61(5), 438-444, 2010
  • NAID 40017328211
  • 小児の気道食道異物
  • 工藤 典代
  • 日本気管食道科学会会報 61(5), 438-444, 2010
  • 気道異物は特に乳幼児にとっては生死にかかわることのある救急疾患である。 … 小児例の70%は2歳未満であり,気道異物の多くはピーナッツなどの豆類である。 … 気道異物を疑った際には全身麻酔下でラリンジアルマスクを用い,摘出前に軟性内視鏡で異物の確認を行う。 … 気道異物の95%は気管あるいは気管支の異物である。 …
  • NAID 130004470110

関連リンク

広報誌「母と子のにわ」創刊号より 気管・食道異物について 耳鼻咽喉科部長 佐野 光仁 乳幼児の誤嚥事故のうち異物を気道につめることによる死亡事故や長期間、気道異物とは判らずに、気管支炎、喘息などと誤診されることは多い。
異物とは 食物やそれ以外のものが空気の通り道である気管や肺にはいったり、食道の入り口や食道に詰まってしまい動かない状態となることが気道または食道異物です。このページでは代表的な異物について説明します。

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★リンクテーブル★
先読み窒息
リンク元ハイムリック法
関連記事食道」「気道」「食道異物」「

窒息」

  [★]

asphyxia, suffocation
低酸素血症 hypoxemiachokingasphyxiationasphyxiate
仮死気道閉塞息詰まり


頚部圧迫による窒息

手段による分類

頚部圧迫による窒息の機序

  • 気道閉鎖:15kgの加重で起こる
  • 舌根挙上 → 咽頭鼻部・口部閉鎖
  • 舌背挙上 → 口腔閉鎖
  • 頚部血管の閉鎖
  • 頚静脈(2kg)
  • 頚動脈(3.5-7kg)
  • 椎骨動脈(13-16.6kg)
  • 神経反射
  • 頸動脈洞・迷走神経圧迫によって突然の心停止をきたす。

脳組織の酸素欠乏に対する抵抗性

  • 末梢神経>脊髄>延髄>脳幹核>脳幹神経節>大脳皮質



ハイムリック法」

  [★]

Heimlich's method
Heimlich法
窒息気道・食道異物


食道」

  [★]

esophagus (Z)
消化器系



解剖

  • 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
  • L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る

部位区分

SSUR.456
    O:食道入口部 esophageal orifice
Ce: 頚部食道 cervical esophagus    
  S: 胸骨上縁 margin of the sternum
Te: 胸部食道 thoracic esophagus Ut: 胸部上部食道 upper thoracic esophagus    
   
Mt: 胸部中部食道 middle thoracic esophagus B: 気管分岐部下縁 tracheal bifurcation
 
Lt: 胸部下部食道 lower thoracic esophagus  
  D: 横隔膜 diaphragm
  H: 食道裂孔 esophageal hiatus
Ae: 腹部食道 abdominal esophagus  
    EGJ: 食道胃接合部 esophagogastric junction

生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)

  • 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
    • 切歯から15cm
    • 食道の上端で、咽頭に連なる部位
    • 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
  • 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
    • 切歯から25cm
    • 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
  • 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
    • 切歯から38-40cm
    • 下部で横隔膜を貫く部位

運動 (SP.720)

部位 名称 筋肉 神経 運動性 シナプスする構造 最終的な伝達物質 運動
上部1/3 上食道括約部 UES 横紋筋 舌咽神経迷走神経(疑核) 随意性 運動終板のアセチルコリン受容体 アセチルコリン 弛緩
平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内コリン作動性運動神経
下端部 下食道括約部 LES 平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内非アドレナリン作動性抑制運動神経 NO, VIP 弛緩
交感神経 平滑筋α受容体 アドレナリン 収縮

組織

  • 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
  • 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい

食道の上皮と上皮下の組織

      層構造 1 2 3 4 5 6
      器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
      食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜

臨床関連

  • 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
  • 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)



気道」

  [★]

respiratory tract, airway






食道異物」

  [★]

esophageal foreign body
気道・食道異物



道」

  [★]

street, meatus
街路街角




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