毒素原性大腸菌

出典: meddic

enterotoxigenic Escherichia coli enterotoxigenic E. coli ETEC
腸管毒素原性大腸菌
大腸菌、大腸菌エンテロトキシン

  • 毒素
  • LT ← コレラ菌のコレラ毒素(CT)とほぼ同じ構造で、生物作用もほぼ同一と考えて良い


UpToDate Contents

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和文文献

  • 沖縄県における子牛下痢由来腸管毒素原性大腸菌と志賀毒素産生大腸菌の薬剤耐性と耐性遺伝子
  • 又吉 正直
  • 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 63(8), 620-624, 2010-08-20
  • NAID 10026611576
  • 下痢原性大腸菌
  • 勢戸 和子
  • 防菌防黴 = Journal of antibacterial and antifungal agents 38(5), 339-350, 2010-05-10
  • NAID 10026327463
  • 海外旅行者の下痢への対応 (特集 感染性下痢へのアプローチ)
  • 濱田 篤郎
  • 日本医師会雑誌 139(5), 1057-1060, 2010-08
  • NAID 40017220176

関連リンク

(←この報道発表資料のトップへ戻る) 〔参考資料〕 毒素原性大腸菌とは 人に下痢や腹痛などを起こす毒素(エンテロトキシン)を産生する大腸菌を毒素原性大腸菌※といいます。毒素原性大腸菌は人の小腸にたどり着くと ...
感染症の話トップページへ 感染症の話 2000年第50週(12月11日~12月17日)掲載 下痢原性大腸菌感染症 下痢原性大腸菌は表1に示す通り5種類に分類され、その疫学、病原性についてはおのおの異なる。このうち腸管出血性 ...

関連画像

 毒素原性大腸菌O6による集団を原因とした毒素原性大腸菌 Follow 毒素原性大腸菌 毒素原性大腸菌O6による集団腸管出血性大腸菌O157の  毒素原性大腸菌の検査法 〈1


★リンクテーブル★
リンク元輸入腸管感染症」「旅行者下痢症」「易熱性エンテロトキシン」「コレラエンテロトキシン」「ETEC
関連記事大腸」「大腸菌」「毒素」「

輸入腸管感染症」

  [★]

imported enteric infection?

定義

参考1
  • 海外旅行者が以下の感染症、あるいは食中毒菌に感染し、日本国内に持ち込む旅行者下痢症のこと

2.検出された病原菌

参考1
  • 1995年から1999年までの5年間に調査した4,777人のうち1,622人から病原菌が検出され、海外旅行下痢症の34.0%から病原菌が分離されたことになります。
  • 最も多く検出された病原菌はプレジオモナスであり、次いで赤痢菌、腸炎ビブリオ、エロモナス、毒素原性大腸菌、サルモネラの順で、この6菌種で94.2%を占めていました。
  • また複数の病原菌が検出された混合感染例が257症例(15.8%)もみられ、プレジオモナスと他の病原菌の組み合わせが多くみられました。

多い病原菌

  • 多いもの順に

参考

  • 1.
[display]http://www.iph.pref.osaka.jp/news/vol17/17-2.html


旅行者下痢症」

  [★]

traveller's diarrhea
旅行者下痢
急性腸炎毒素原性大腸菌

病原性微生物

予防

HIM.818

  • 衛生水準の改善:糞口感染を予防
  • 食事の工夫:
  • 好ましい:暖かい食べ物、調理後すぐの食べ物。飲料水は沸騰あるいは消毒された水
  • 避ける:生野菜、サラダ、皮を剥いていない野菜、氷
  • 次サリチル酸ビスマスは安価な旅行者下痢症予防薬。レジメンは2錠(525mg)を一日4回服用する。効果は有用であるらしく、3週間まで安全である。
  • 予防的に抗菌薬は推奨されない。免疫力が低下している者(immusuppressed)、あるいは腸管感染症を来しやすい基礎疾患を有する者には推奨される。最近、非吸収性の抗菌薬、リファキシミンが出てきており、予防薬として選択肢の一つとなっている
-海外旅行者下痢症


易熱性エンテロトキシン」

  [★]

heat-labile enterotoxin LT
heat-labileエンテロトキシン
大腸菌エンテロトキシン、毒素原性大腸菌エンテロトキシン



コレラエンテロトキシン」

  [★]

cholera enterotoxin
エンテロトキシンコレラ、大腸菌エンテロトキシン、毒素原性大腸菌


ETEC」

  [★] 毒素原性大腸菌 enterotoxigenic Escherichia coli


大腸」

  [★]

large intestine (Z)
intestinum crassum


小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)

  1. 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
  2. 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
  3. 腹膜垂という脂肪の塊を含む
  4. 内径は小腸よりも大きい

大腸を構成する部位

  1. 盲腸
  2. 結腸(上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)
  3. 直腸
  4. (虫垂)

生理

 1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
 2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
 3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
  1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
   → 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
 4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
    1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
 5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
   (通常は、直腸に内容物(-))
 6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
  小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)

*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋

2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
  ⇒  ①高位中枢(便奇形成)
      ②排便反射defecation reflex
           内肛門筋弛緩
           外肛門筋収縮(一過性)
          直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
    内容物200ml以上
    便意による排便動作 外肛門筋弛緩
               腹筋、横隔膜収縮


大腸菌」

  [★]

colibacillus
Escherichia coli, E. coli
下痢原性大腸菌

分類

  • a.下痢原性大腸菌(病原性大腸菌)
  • 症状:サルモネラ性腸炎に類似 乳幼児の胃腸炎の原因
  • 症状:赤痢様の下痢
  • 症状:コレラ様の下痢 易熱性エンテロトキシンと耐熱性エンテロトキシン
  • ベロ毒素(VT1, VT2)を産生する。ベロ毒素=志賀毒素]]
  • O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する
  • 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症する。
  • b.腸管外感染症:尿路感染症、胆道感染症、敗血症

参考

  • CGSC DB:大腸菌株の遺伝子情報センター
[display]http://cgsc.biology.yale.edu/index.php



毒素」

  [★]

toxin
内毒素外毒素
外毒素 内毒素
ポリペプチド リポ多糖体(lipopolysaccharide: LPS)
細菌細胞からの分泌 グラム陰性菌の細胞壁の外膜に存在
宿主組織内-拡散 細菌細胞の崩壊により放出
多くは熱不安定性 熱安定性
分泌部位~遠隔部位に作用 血行性に拡散しエンドトキシンショック
トキソイド化可 トキソイド化不可(毒性中心はリピドA)


菌」

  [★]

fungusfungimicrobial
菌類真菌真菌類微生物




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