正染性赤芽球

出典: meddic

orthochromatic erythroblast
赤血球
多染性赤芽球<-正染性赤芽球->網状赤血球





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-orthochromatic erythroblast


UpToDate Contents

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和文文献

  • サラセミアに合併した後縦隔髄外造血巣の1例
  • 春田 磨美,松井 成明,北村 隆司,滝本 雅文,塩川 章
  • 日本臨床細胞学会雑誌 38(5), 462-466, 1999-09-22
  • NAID 110001225187
  • 馬伝染性貧血の骨髄における繁殖性病変の超微形態
  • 吉野 知男,山本 春弥
  • 日本獸醫學雜誌 44(4), 629-644, 1982-08-25
  • … 慢性経過症例では, 繁殖性病変は (1) 多染性赤芽球系細胞 (成熟多染性赤芽球および正染性赤芽球) と (2) 造血幹細胞を包含すると考えられる小リンパ球とで構成されていた. …
  • NAID 110003916992

関連リンク

赤芽球(せきがきゅう、英: erythroblast)とは骨髄中に存在する幼若な血液細胞であり、 造血幹細胞から赤血球にいたる分化途中段階の細胞である。成熟して脱核し赤血球に なる。赤芽球は健康人では骨髄中にしか存在せず、血液中に赤芽球が現れるのは血液 ...
【正染性赤芽球(orthochromatic erythroblast)】. この細胞の特徴は、大きさ8~12μm 位で成熟した赤芽球である。細胞質は青みを失い、周囲の赤血球とほぼ同様な色調と なる。しかし、実際にはやや青味が残る細胞も正染性に含むことがあるが、核クロマチン ...

関連画像

正染性赤芽球 2.好塩基性赤芽 多染性赤芽球.gif正染性赤芽球 正染性赤芽球 正染性赤芽球.gif55% - 55%


★リンクテーブル★
先読み網状赤血球
リンク元血球」「赤血球」「赤芽球コロニー形成単位」「赤芽球バースト形成細胞」「前赤芽球
関連記事赤芽球」「」「芽球」「正染性

網状赤血球」

  [★]

reticulocyte
網赤血球
赤血球血球血液
正染性赤血球 -> 網状赤血球 -> 赤血球

概念

  • 未成熟の赤血球であり、RNAを保有する (SP.488)
  • 網状赤血球数
  • 末梢血中を循環している赤血球のうち、その日に新しく末梢血に放出された幼弱赤血球
  • 絶対数(/mm3)と比率(パーミル(‰))がある。
  • 造血能がある場合、血中ヘマトクリットと網状赤芽球の寿命が反比例する (異常値の出るメカニズム第5版 p.85)
Hct値 平均寿命
45%  1日
35%  1.5日
25%  2日
15%  2.5日

基準値

  • 血中に0.5-1.5%存在する (SP.488)
  • 成人0.5-1%, 生後5日以内の新生児2.5-6.5% (異常値の出るメカニズム第5版 p.85)
  • 6-20‰(パーミル) (QB)
  • 正常値:赤血球の1-2%、約5万/ul
  • 絶対数の基準値は1-10万/ul

臨床関連

  • 絶対的減少&相対的不変
  • 症候性貧血
  • 全身的な疾患(肝疾患、腎疾患、感染症、膠原病など)
  • (うまく分類できないけど)鉄欠乏貧血の治療初期 ← 鉄剤投与により数日後に網状赤血球が著増
  • 絶対的増加
  • 相対的増加:網状赤血球の比率のみ増加。エリスロポエチンによる骨髄への刺激が増加しても骨髄組織が十分に増加しなければ期待する網赤血球増加がみられない(OLM.86)。骨髄組織の要因として、骨髄組織が一部、異常病巣(悪性腫瘍、線維化など)に置換され、残った骨髄組織で代償している場合や、全身的要因として、薬剤、栄養障害、全身疾患により部分的に骨髄機能が抑制されている場合がある(OLM.86)。
  • 骨髄能の低下
  • EPOの刺激に対して反応して赤血球の産生は亢進し、網状赤血球が相対的に増加するが、絶対数としては少ない。



血球」

  [★]

hemocyte, blood corpuscle, hematocyte
hemocytus
血液細胞 blood cell
血液



血球の割合

  • 下図の値から算出。
  個数(/ul)   個数(/ul) 個数(%)
赤血球 男:500万
女:450万
  5000000 95.1
白血球
 
5000-10000   7500 0.1
血小板
 
15万-35万   250000 4.8
血球 直径(μm)
前赤芽球 14~19
好塩基性赤芽球 12~17
多染性赤芽球 10~15
正染性赤芽球 8~12
赤血球 7~8.5
骨髄芽球 12~20
前骨髄球 16~23
骨髄球 12~20
後骨髄球 12~18
杆状核(好中球) 10~18
分節核(好中球) 10~16
分節核(好酸球) 13~18
分節核(好塩基球) 12~16
リンパ芽球 11~18
リンパ球 7~16
形質球 10~20
異形リンパ球 15~30
単球 13~21
巨核球(骨髄巨核球) 35~160
血小板 2~4

寿命

  • 赤血球:120日
  • 好中球:6-8時間
  • 血小板:10日
  • 形質細胞:1-3日
  • メモリー細胞:数年

血球の特徴

 
赤血球 単球 好酸球 好中球 好塩基球 リンパ球
大きさ 7~8μm 12~20μm 10~15μm 10~13μm 9~12μm 7~15μm
赤血球と比べた大きさ ------ かなり大きい 2倍以上 約2倍 2倍弱 小リンパ球は同じ程度
細胞質   アズール顆粒。
広く不規則な突起
橙赤色の粗大円形顆粒 暗紫色に染まる微細な顆粒
アズール顆粒
赤紫色の大小不同の顆粒 狭く淡い青色
  くびれ有り 2葉、眼鏡型 桿状好中球
分葉好中球
格の上にも顆粒あり 球形


  • 核小体

  • クロマチン

  • 細胞質

  • 顆粒



赤血球」

  [★]

erythrocyte (Z), red blood cell (Z), RBC
血液貧血血液像

赤血球の形状

  • 直径:7.62±0.61μm → 7-8μm
  • 厚さ:1.0-2.0μm
  • 容積:90μm3
  • 表面積:130μm2
  • 比重:1.097

分化

基準値

2007前期解剖学授業プリント
♂:420万 - 570万 (/μl)  495万±75万 x 10^6 (/μl)
♀:380万 - 550万 (/μl)  465万±85万 x 10^6 (/μl)
-2007前期生理学授業プリント
♂:450万 - 610万 /μl
♀:380万 - 530万 /μl
-PT.233
♂:500万 /mm3
♀:450万 /mm3
-異常値の出るメカニズム第5版 p.79
男:400万-700万/ul
女:350万-600万/ul
-HIM
男:430–560 x 10^4/μl
女:400–520 x 10^4/μl

寿命

  • 100-120日 → 4ヶ月


赤血球の増加

  • テストステロン、低酸素、コルチゾール、エリスロポエチン





赤芽球コロニー形成単位」

  [★]

colony-forming unit-erythroid colony-forming units-erythroid colony forming unit erythroid CFU-E, erythroid colony forming unit
赤芽球コロニー形成細胞 erythroid colony-forming cell、分化赤血球系前駆細胞 (血液細胞アトラス)
赤血球
BFU-E<-CFU-E->塩基性赤芽球
  • 造血系前細胞
  • 前赤芽球

分化

造血幹細胞 造血幹細胞
多能性前駆細胞 骨髄系前駆細胞 CFU-GEMM
造血前駆細胞 未分化赤血球前駆細胞 BFU-E
分化赤血球前駆細胞 CFU-E
分化   前赤芽球
好塩基性赤芽球
多染性赤芽球
正染性赤芽球
(血液へ) 網赤血球
赤血球


-CFU-E


赤芽球バースト形成細胞」

  [★]

burst-forming unit-erythroid burst forming unit erythroid, BFU-E
前期赤芽球系前駆細胞赤芽球バースト形成単位、分化赤血球系前駆細胞 (血液細胞アトラス)
赤芽球


分化

造血幹細胞 造血幹細胞
多能性前駆細胞 骨髄系前駆細胞 CFU-GEMM
造血前駆細胞 未分化赤血球前駆細胞 BFU-E
分化赤血球前駆細胞 CFU-E
分化   前赤芽球
好塩基性赤芽球
多染性赤芽球
正染性赤芽球
(血液へ) 網赤血球
赤血球


前赤芽球」

  [★]

proerythroblast
赤血球血球
CFU-E<-前赤芽球->好塩基性赤芽球


分化

特徴

  • 核小体(+)


赤芽球」

  [★]

erythroblast
赤芽細胞有核赤血球 nucleated red cell nucleated erythrocyte
赤血球鉄芽球
  • 核を有する赤血球の総称。
前赤芽球好塩基性赤芽球多染性赤芽球正染性赤芽球網状赤血球赤血球


臨床関連





球」

  [★]

bulbus (KH)
bulbus cerebri
延髄


  • 延髄はその膨らんだ感じから「球」とも呼ばれる


芽球」

  [★]

blast cell, blast
イモチ病芽細胞芽球細胞

骨髄芽球性白血病


正染性」

  [★]

orthochromasiaorthochromaticnormochromatic




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