柴陥湯

出典: meddic

さいかんとう


和文文献

  • 東洋堂経験余話(239) : ▽急性気管支炎に柴陥湯加桑白皮▽肝機能障害に四逆散料合桂枝茯苓丸料
  • 多汗症に柴陥湯が奏効した1例
  • ダサチニブによる胸水に対し柴陥湯が奏効したフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の1例
  • 日本東洋醫學雜誌 = Japanese journal of oriental medicine 62(5), 664-668, 2011-09-20
  • NAID 10029482008

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柴陥湯とは?効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
激しい咳が出る、痰が粘って切れにくい、咳や深呼吸をするたびに胸が痛むなどの症状に効果を発揮します。 「柴陥湯」は『傷寒論(しょうかんろん)』に記載されている「小柴胡湯」と「小陥胸湯」を合わせた漢方で、咳や咳による ...

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添付文書

薬効分類名

  • 漢方製剤

販売名

ツムラ柴陥湯エキス顆粒(医療用)

組成

  • 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス5.0gを含有する。
    日局サイコ    5.0g
    日局ハンゲ    5.0g
    日局オウゴン   3.0g
    日局タイソウ   3.0g
    日局ニンジン   2.0g
    日局オウレン   1.5g
    日局カンゾウ   1.5g
    日局ショウキョウ 1.0g
    カロニン     3.0g

添加物

  • 日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステル

効能または効果

  • 咳、咳による胸痛
  • 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]

重大な副作用

偽アルドステロン症

  • 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

ミオパシー

  • 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。


★リンクテーブル★
先読み柴胡」「黄連」「人参」「生姜」「甘草
リンク元発熱」「黄芩
拡張検索柴陥湯エキス

柴胡」

  [★]

さいこ、サイコ
chai hu, Bupleurum root, chinese thorowax root
Bupleuri Radix
ミシマサイコ柴胡剤
  • 生薬
  • 成分:サポニン類(サイコサポニン)
  • 薬理作用:解熱作用、消炎作用、鎮痛作用、鎮静作用、抗菌作用、抗ウイルス作用
  • 方剤:柴胡剤(少陽病・胸脇苦満型)のベースとして用いられており、黄芩と共に使われることが多い。


黄連」

  [★]

おうれん、オウレン
Coptis root, coptis rhizome, golden thread
Coptidis Rhizoma
オウレン属コプティス属


人参」

  [★]

ginsengGinseng Radix
ニンジン朝鮮人参 チョウセンニンジン Panaxginseng、白参御種人参
オタネニンジン属
  • 生薬
  • 補気


生姜」

  [★]

しょうきょう
ginger, dried ginger, Zingiberis Rhizoma
乾生姜
ショウガショウキョウ


甘草」

  [★]

かんぞう
glycyrrhiza, licorice root
偽性アルドステロン症



発熱」

  [★]

pyrexia
fever, thermogenesis
熱型、≠高体温(体温調節機構の破綻による)、不明熱
ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9

概念

  • 体温中枢のセットポイント上昇による

分類

  • 微熱:37.5℃以上 37.0~37.9℃(YN.)
  • 発熱:38.0℃以上
ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9


小児

  • 37.5℃以上

病態生理

  • 発熱サイトカイン(IL-1, TNF)が視床下部に作用してPGE2の産生を亢進し、PGE2により体温調節中枢を司る細胞内のcAMP濃度が上昇することでの体温セットポイントがあがる。

熱源の精査

  • 咽頭、肺、胆道系、泌尿器系、皮膚・軟部組織(蜂窩織炎、褥瘡)

疾患と発熱

膠原病と発熱

発熱40℃(PMID 8107744)

発熱の後に関節炎(PMID 8107744)

原因不明の熱の鑑別

  • 感染症
  • 腫瘍
  • 膠原病
  • 薬剤熱 → 比較的元気、比較的徐脈、比較的CRP

発熱と心拍数の関係

  • 体温1℃上昇に付き心拍数20上がる。これ以上の上昇が見られる場合、敗血症を疑う。  ←  1℃に付き10上がるという資料もあり(比較的徐脈)

発熱を伴う内科的緊急疾患

内科レジデントの鉄則 第2版 p.6

院内における発熱の鑑別疾患

  • 感染性 :肺、泌尿器、褥瘡、クロストリジウム・ディフィシル感染症、カテーテル関連感染症
  • 非感染性:薬剤熱、偽痛風、深部静脈血栓症

小児科における発熱の原因

年齢 原因
乳児(生後3ヶ月未満) 敗血症、細菌性髄膜炎、尿路感染症、肺炎、B群溶連菌感染、グラム陰性桿菌
乳児(生後3ヶ月以降) ウィルス感染(突発性発疹などの発疹性疾患)、中耳炎尿路感染症、消化器・呼吸器疾患、川崎病
幼児、学童期 溶連菌感染症、伝染性単核球症、膠原病、factitious fever(詐病)、学校での感染症の流行
  • 乳児における中耳炎、尿路感染症は症状が発熱であることが多く原因が追及しづらい。鼓膜を観察したり、尿の培養をすることが重要かもしれない。

小児における発熱

SPE.63

新生児・乳児における発熱

see also step beyond resident 2 救急で必ず出会う疾患編 p.20
3ヶ月未満は免疫力が弱く重症細菌感染症にかかりやすい。
生後   :対処
0-1ヶ月 :入院。血液検査・各種培養検査を。
2-3ヶ月 :外来で小児科医が診察し、血液検査で細菌感染が疑われれば入院
4-6ヶ月 :外来で小児科医が診察し、発熱以外に所見がなければ、十分な水分摂取を指示し、翌日再診を。
6ヶ月以降:食欲・機嫌がよければ、翌日再診を。

漢方医学

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黄芩」

  [★]

おうごん
Scutellaria root, baical skullcap root
Scutellariae radix
オウゴン黄ごん
コガネバナScutellaria baicalensis
  • 生薬
  • 健胃薬
  • フラボノイド(baicalin)
  • 少陽病の治療方剤である多くの黄連剤柴胡剤に含まれる。
  • 少陽病・心下痞硬型(黄連剤)
  • 薬理作用:清熱作用、抗炎症作用
  • 副作用:間質性肺炎、肝機能障害・黄疸、膀胱炎を表す漢方方剤の中に黄芩を含むものが比較的多い

黄芩を含む漢方方剤

参考

  • 1.
[display]*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%8A


柴陥湯エキス」

  [★]

漢方製剤柴陥湯




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