未分化胚細胞腫

出典: meddic

dysgerminoma
ジスジャーミノーマ卵巣精上皮腫 ovarian seminoma
セミノーマ


後発部位

  • 卵巣
  • 睾丸
  • 縦隔
  • まれに延髄


  • 悪性腫瘍で最も高頻度なのは未分化胚細胞腫


  • 精巣セミノーマ seminomaに相当する
  • 両側性(5-10%, 10-20%(APT.323)) ← 悪性肺細胞腫瘍の中で唯一両側発生傾向があるらしい
  • 放射線感受性あり

疫学

  • 若い女性に多い。妊娠に合併しうる
  • 20-30歳代80%。10歳未満5% (also see APT.323

病理

  • This neoplasm is composed of sheets and cords of large polyhedral cells with large nuclei and pale pink to watery cytoplasm. (APT.323)
  • hCGを産生する栄養膜合胞体細胞(syncytiotrophoblastic cell)が存在することがある。

転移

  • リンパ行性が多い


UpToDate Contents

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和文文献

  • JEB(carboplatin,etoposide,bleomycin)療法を施行した卵巣悪性胚細胞腫瘍の4例
  • 横須賀 とも子,田野島 玲大,加藤 宏美,柳町 昌克,梶原 良介,薬袋 周,田中 文子,藤井 久紀,後藤 裕明,宮城 悦子,山中 正二,横田 俊平
  • 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 47(1), 111-115, 2010-02-25
  • 4例の小児卵巣悪性胚細胞腫瘍に対し,carboplatin,etoposide,bleomycinによるJEB療法を施行した.初発時の年齢は9歳から14歳,腫瘍の病理組織診断はyolk sac tumorが2例,dysgermiminomaがl例,mixed germ cell tumorが1例であった.初発時から45?61か月現在,全例が無病生存中である.卵巣悪性胚細胞腫瘍に対して行われてきたB …
  • NAID 110007575326
  • 急性腎機能障害を合併した卵巣未分化胚細胞腫瘍の化学療法(第40回成医会柏支部例会)
  • シスプラチンおよび放射線治療が奏功した犬の未分化胚細胞腫の1例
  • 中山 萌,森 崇,岩谷 直,酒井 洋樹,村上 麻美,佐藤 暁洋,丸尾 幸嗣
  • 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 62(5), 395-397, 2009-05-20
  • NAID 10025575652

関連リンク

悪性卵巣胚細胞腫瘍の適切な治療のためには、腫瘍の広がりぐあいを正しく知る必要があります。開腹手術によって、がんの広がりやがん細胞の種類もわかり、その後の治療計画を立てることができます([治療]の項を参照して下さい)。
米国国立がん研究所(National Cancer Institute : NCI)の「卵巣胚細胞腫」に関する患者向け情報をIMICが翻訳した記事をご紹介します。
良性 ・ 奇形腫(きけいしゅ) 悪性 ・ 未分化胚細胞腫(みぶんかはいさいぼうしゅ)(胚細胞腫) ・ 卵黄のう腫瘍(らんおうのうしゅよう) ・ 絨毛癌(じゅうもうがん) ・ 胎児性癌(たいじせいがん)

関連画像

大型で円形の細胞もっと見るGiemsa ×200HE ×100two cell pattern 発生した巨大な未分化胚細胞腫未分化胚細胞腫.jpg


★リンクテーブル★
国試過去問105D020」「101G041」「103I033」「099E047」「087A078」「088B065」「078A015」「087B061」「080A027
リンク元卵巣癌」「腫瘍マーカー」「卵巣腫瘍」「放射線療法」「セミノーマ
関連記事分化」「未分化」「」「胚細胞」「細胞

105D020」

  [★]

  • 56歳の女性。下腹部の違和感と膨満感とを主訴に来院した。 50歳で閉経するまでは月経痛が強く、月経時以外でも腰痛と排便痛とがみられた。身長156cm、体重60kg、体温36.8℃。脈拍84/分、整。血圧132/84mmHg。下腹部は膨隆し、恥骨上から臍下にかけて約8cmの柔らかい腫瘍を触知する。血液生化学所見に異常を認めない。免疫学所見 CEA 1.3ng/ml(基準5以下)、CA19-9 25U/m/(基準37以下)、CA125 88U/ml(基準35以下)。術前の骨盤部MRIのT2強調矢状断像(別冊No.2A)と造影T1強調失状断像(別冊No.2B)とを別に示す。手術が施行され、卵巣腫瘍と診断された。摘出された腫瘍の病理組織H-E染色標本(別冊No.2C、D)を別に示す。
  • 考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105D019]←[国試_105]→[105D021

101G041」

  [★]

  • 60歳の女性。子宮癌検診で骨盤内の腫瘤を指摘され来院した。内診では付属器に可動性良好な新生児頭大の腫瘤を触知する。腫瘍マーカーはCA19-9 650U/ml(基準37以下)、CA125 45U/ml(基準35以下)、SCC 8.6ng/ml(基準1.5以下)。経膣超音波検査では最大径12cmの嚢胞性腫瘍で、一部に充実部分と毛髪塊とを認める。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101G040]←[国試_101]→[101G042

103I033」

  [★]

  • 卵巣腫瘍で表層上皮性・間質性腫瘍はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103I032]←[国試_103]→[103I034

099E047」

  [★]

  • 卵巣腫瘍で男性化徴候をきたすのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099E046]←[国試_099]→[099E048

087A078」

  [★]

  • 卵巣腫瘍で血中に増加する物質について正しい組み合わせはどれか
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

088B065」

  [★]

  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

078A015」

  [★]

  • 卵巣の未分化胚細胞腫について正しいのはどれか
  • (1) 高齢者に多く発生する
  • (2) 割面は嚢胞状を呈する
  • (3) 間質に小円形細胞の浸潤がみられる
  • (4) 放射線感受性は高い
  • (5) リンパ節転移は閉鎖リンパ節に好発する
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

087B061」

  [★]

  • 次の卵巣腫瘍で良性なのはどれか
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

080A027」

  [★]

卵巣癌」

  [★]

ovarian cancer, ovarian carcinoma, cancer of the ovary, ovary cancer
carcinoma ovarii
卵巣がん
産婦人科学卵巣腫瘍、卵巣腫瘍の腫瘍マーカー
  • G9M.164(進行期分類) NGY.237(進行期分類)

組織型

漿液性嚢胞腺癌

  • CA125
  • 症候:腹水あり(漿液性嚢胞腺癌のみ)
  • 手術+化学療法(タキサン製剤とプラチナム製剤)
  • 病理:卵管上皮を模倣するとされる。多房性~充実性。乳頭状増殖。砂粒小体
  • 予後:悪い。進行早く、腹腔内播種しやすい。

粘液性嚢胞腺癌

  • CEA, CA19-9
  • 治療:手術。化学療法無効
  • 病理:子宮頚管腺を模倣するとされる。単房性~多房性。胞体中に紫色の粘液貯留。
  • 予後:良い。進行遅く転移しにくい。

明細胞腺癌

  • リスク:卵巣チョコレート嚢胞
  • 治療:手術。化学療法無効
  • 病理:妊娠時の子宮内膜を模倣するとされる。充実部と伴う多房性、もしくは単純性嚢胞腫粒。グリコーゲンに富み、染色されず、胞体が透明になる。管状構造、充実構造、乳頭状増殖。ホブネイル細胞が存在。
[show details]

・予後:治療しなければ予後不良。増殖速度は中等度でリンパ節転移しやすい。

類内膜腺癌

  • リスク:卵巣チョコレート嚢胞
  • 治療:手術+化学療法(プラチナム併用化学療法)
  • 病理:非妊時の子宮内膜を模倣するとされる。充実性。back to back(間質が消失), cribriform(さらに間質が消失)

・予後:容易。進行遅く、転移も少ない。

転移

  • 腹膜播種、リンパ行性転移。(G9M.165)
  • 血行性転移は稀。(G9M.165)

転移性卵巣癌

  • リンパ行性が多い
  • 胃癌、結腸癌、乳癌、子宮体癌。(G9M.158)

治療

  • 手術療法:(基本術式)両側付属器摘出術、子宮摘出術、大網摘出術。staingのために腹腔細胞診、腹腔内組織の生検、後腹膜リンパ節郭清もしくは生検を施行。


卵巣癌の種類

NGY.232
名称 卵巣癌の中の頻度 疫学 病理 類似性 予後 卵巣チョコレート嚢胞
との関連
漿液性腺癌[漿液性嚢胞腺癌] 50% 平均55歳 小型で細胞質に乏しい。樹枝状に分枝。乳頭状腺癌 卵巣表皮上皮、卵管上皮細胞 比較的良好  
粘液性腺癌[粘液性嚢胞腺癌] 10-15% 平均44歳 豊富な粘液をもつ多房構造や15cmを超える巨大腫瘤 子宮頸部粘膜上皮
腸上皮に類似
抗癌剤感受性低く、進行癌は予後不良  
類内膜腺癌 10-15%     非妊時子宮内膜に類似  
明細胞腺癌 15-20% 子宮内膜症合併 胞体は明るくグリコーゲンに富む。 妊娠子宮内膜に類似
嚢胞乳頭状構造
プラチナ感受性悪く予後不良

卵巣癌などの腫瘍マーカー

名称 AFP CA125 CA72-4 BFP CEA
漿液性腺癌[漿液性嚢胞腺癌]      
粘液性腺癌[粘液性嚢胞腺癌]        
類内膜腺癌        
明細胞腺癌          
卵黄嚢腫瘍        
転移性卵巣癌      

G9M.162

CA125 漿液性嚢胞腺癌 類内膜腺癌 移行上皮癌
CEA CA19-9 粘液性嚢胞腺癌  
エストロゲン 顆粒膜細胞腫 莢膜細胞腫  
アンドロゲン セルトリ・間質細胞腫 ライディッヒ細胞種  
CA19-9 SCC 奇形腫  
AFP 卵黄嚢腫瘍 胎芽性癌  
hCG 絨毛癌 胎芽性癌 未分化胚細胞腫
LDH 未分化胚細胞腫  
CEA クルケンベルグ腫瘍

参考

  • 1. 卵巣がん治療ガイドライン2007年版(改訂版)
[display]http://www.jsgo.gr.jp/guideline/ransou.html




腫瘍マーカー」

  [★]

tumor marker
生物学的腫瘍マーカー biological tumor marker癌マーカー cancer marker、悪性腫瘍特異物質 tumor-specific antigen




肺癌の腫瘍マーカー

  陽性率(疾患があるときに陽性となる確率, 感度)  
肺癌         備考
扁平上皮癌 腺癌 小細胞癌 その他の疾患  
CYFRA21-1 57.5%* 70-80%/73.1%* 30-40% 30-40% 良性疾患:10-15%  
SCC       子宮頸癌、食道癌、皮膚癌  
CEA 40-50%   50-60%      
SLX 70%*   0.4   肝硬変  
NSE 10-30%     70-90%    
proGRP       70-90%/65.1%*   NSEより上昇率が高く、特異性に優れる
KL-6       肺腺癌、膵癌、乳癌で40-50%。間質性肺炎の補助診断  
             
無印:標準呼吸器病学 第1版 p.327。* 臨床検査学第32版 p.634

臨床応用されている腫瘍マーカー (LAB.630)

肝癌関連 AFP, AFP-L3%, PIVKA-II
膵癌ならびにその他の消化器癌 CEA, CA19-9, Dupan-2, CA50, Span-1
肺癌 CEA, sialyl Lex-i (SLX), SCC, SYFRA21-1, NSE, ProGRP
婦人科悪性腫痩
 子宮癌:SCC, CA125
 卵巣癌:CA125, AFP, CEA, CA19-9, GAT
 乳癌 :CA15-3, BCA225, CEA, NCC-ST-439
尿器科悪性腫壕
 前立腺痛:PSA(γ-Sm), PAP
 膀胱癌 :BTA, NMP22
 神経内分泌腫療 NSE
 広範な腫瘍に反応するマーカー
  TPA, BFP, IAP

消化管悪性腫瘍マーカー

  • CEA:胎児癌性蛋白。陽性率:(50-70%)大腸癌、胆道癌、膵癌。(40-60%)肺癌。(30-40%)胃癌。良性疾患でも上昇する(胆嚢炎、胆管炎、膵炎)。
  • DU-PAN-2:2→3シアリルLec抗原を認識する抗体。陽性率:(70-80%)膵癌、(60-70%)胆道癌。Lea-b-の個体でも陽性になる。良性疾患でも上昇する(慢性肝炎、肝硬変、胆道炎症を伴う胆石症)。
  • CA19-9:Leaの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(80-90%)膵癌。(70-80%)胆道癌。良性疾患でも上昇する((10-40%)閉塞性黄疸、慢性肝炎、肝硬変)。日本人の約7-10%に存在するフコース転移酵素が欠如したLea-b-の個体ではCA19-9は産生されない。
  • SLX:Lexの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(高い)肺癌、卵巣癌。(50-60%)胆道癌、膵癌。

主な腫瘍マーカー CBT QB vol2 p.297

AFP 肝細胞癌肝芽腫、卵黄脳腫瘍
CEA 消化器系の癌、肺癌乳癌(腺癌の頻度が高く、臓器特異性は低い)
CA19-9 胆道系の癌、膵癌
CA125 卵巣癌
CA15-3 乳癌、卵巣癌
PIVKA-II 肝細胞癌
PSA 前立腺癌

組織型別に有用な腫瘍マーカー(NEWエッセンシャル産科学・婦人科学 第3版 p.236)

上皮性腫瘍
 漿液性腺癌: CA125 *1
 粘液性腺癌: CA19-9 *2, CA72-4, CEA
胚細胞腫瘍
 卵黄嚢腫瘍: AFP *3
 絨毛癌: hCG
 未分化胚細胞腫: LDH *4
 悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫(扁平上皮癌) : SCC
性索間質性腫瘍(ホルモン)
 顆粒膜細胞腫,莢膜細胞腫:工ストロゲン
 Sertoli-間質性腫瘍, Leydig細胞腫(門細胞腫) :テストステロン
*1 上皮性腫瘍中で最も有用.類内膜腺癌,明細胞腺癌でも陽性を示す.子宮内膜症,炎症,妊娠初期も軽度-中等度上昇
*2 成熟嚢胞性奇形腫で陽性を示すことがある
*3 胎芽性癌,混合性腔細胞腫療でも陽性を示す
*4 非特異的
also see →「生殖系チュートリアル症例2_プレゼン.ppt」

産婦人科において重要視される腫瘍マーカー

  • 子宮頚部扁平上皮癌から精製された蛋白質
  • 早期癌でも比較的高い陽性率を示し、経過観察にも有用である。
  • 一般に扁平上皮の存在する部位に広範な重症疾患存在すれば血中のSCCは上昇しうる
  • 皮膚表面、唾液中に大量に存在し、採血時に複数回穿刺する事などによるコンタミネーションの可能性があります。

腫瘍マーカー 臓器別

OLM.372改変

(略)


卵巣腫瘍」

  [★]

ovarian tumor
産婦人科学腫瘍卵巣奇形腫、卵巣腫瘍の腫瘍マーカー、卵巣癌

概念

  • 卵巣に発生する腫瘍であり、80%が良性といわれる。良性のものは嚢胞性腫瘍が多く、悪性の腫瘍は充実性のものが大半である。

分類

  • 原発による分類
  • 組織による分類

疫学

  • 悪性の卵巣腫瘍は漿液性腫瘍、類内膜癌、粘液性腫瘍が多い。
  • 若いころの卵巣腫瘍は奇形腫、腺腫が多い
  • 50-69歳の女性で多発
  • 顆粒膜細胞腫は卵巣腫瘍中4.6%でホルモン産生腫瘍のなかで最多(QB.Q-302)

好発年齢

  • 若年者に多い:

卵巣腫瘍の組織分類

  • 1)表層上皮性・間質性腫瘍 Surface epithelial-stromal tumors
  • 粘液性腫瘍
  • 粘液性腫瘍
  • 類内膜腫瘍
  • 明細胞腫瘍
  • 2)性索間質性腫瘍 Sex cord/stromal tumors
  • 顆粒膜・間質細胞腫瘍
  • セルトリ・間質細胞腫瘍
  • 3)幹細胞腫癌 Germ cell tumors
  • 未分化幹細胞腫瘍
  • 卵黄嚢腫瘍
  • 胎芽性癌
  • 絨毛癌
  • 奇形腫(成熟型、未熟型)
  良性腫瘍 境界悪性腫瘍 悪性腫瘍
表層上皮性

間質性腫瘍
漿液性嚢胞腺腫 漿液性嚢胞性腫瘍,境界悪性[低悪性度腫瘍] 漿液性腺癌[漿液性嚢胞腺癌]
粘液性嚢胞腺腫 粘液性嚢胞性腫瘍(同上) 粘液性腺癌[粘液性嚢胞腺癌]
明細胞腺腫 類内膜腫瘍(同上) 類内膜腺癌
類内膜腺腫 明細胞腫瘍(同上) 明細胞腺癌
腺線維腫(上記の各型) 腺線維腫(上記の各型) 腺癌線維腫(上記の各型)
表在性乳頭腫 表在性乳頭状腫瘍,境界悪性[低悪性度腫瘍] 腺肉腫
    中胚芽性混合腫瘍 [Muller管混合腫瘍] [癌肉腫]
Brenner腫瘍 Brenner腫瘍,境界悪性[増殖性] 悪性Brenner腫瘍
    移行上皮癌
未分化癌
性索間質性腫瘍 莢膜細胞腫 顆粒膜細胞腫 線維肉腫
線維腫 Sertoli-間質細胞腫瘍(中分化型) Sertoli-間質細胞腫瘍(低分化型)
硬化性間質性腫瘍 ステロイド[脂質]細胞腫瘍(分類不能型)  
Sertoli-間質細胞腫瘍(高分化型) ギナンドロブラス卜ーマ
Leydig細胞腫 [門細胞腫]  
輪状細管を伴う性索腫瘍
胚細胞腫瘍 成熟嚢胞性奇形腫(皮様嚢胞腫) 未熟奇形腫(G1,G2) 未分化胚細胞腫
成熟充実性奇形腫 力ルチノイド 卵黄嚢腫瘍(内胚葉洞腫瘍)
卵巣甲状腺腫 甲状腺腫性力ルチノイド 胎芽性癌(胎児性癌)
    多胎芽腫
悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫
未熟奇形腫(G3)
その他 非特異的軟部腫瘍 性腺芽腫(純粋型) 癌腫
腺腫様腫瘍   肉腫
  悪性リンパ腫(原発性)
二次性[転移性]腫瘍
(日本産科婦人科学会・日本病理学会編‥卵巣腫瘍取扱い規約.全原出版,1990より)

妊娠に合併した卵巣腫瘍

G10M.154
  • 発生率:全妊娠中の0.5%
  • 病理組織:悪性腫瘍は5%未満で成熟嚢胞性奇形腫が最も多い。
  • 管理:
  • 妊娠10-12週までは胎児の器官形成期であるため手術を施行しない
  • 妊娠14週まで経過観察し消退するようであれば、ルテイン嚢胞であり手術の必要はない。
  • 妊娠14週以降には卵巣を摘出を行う。
  • 以下の場合には、週数によらず手術の適応となる:茎捻転、腫瘍破裂。悪性が疑われる場合。

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 9.婦人科疾患のMRI 診断 - 日産婦誌59巻5号
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5905-113.pdf
  • 2. E.婦人科疾患の診断・治療・管理 8.腫瘍と類腫瘍 - 日産婦誌61巻5号
http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6105-165.pdf


放射線療法」

  [★]

radiation therapy, radiotherapy, radiation treatment
放射線治療
高エネルギーX線治療


放射線治療の適応疾患

  • 1 脳
  • 2 頭頚部
  • 3 皮膚
  • 4 子宮・卵巣

根治的放射線療法

根治的放射線療法が可能な悪性腫瘍


ガイドライン

  • 1. 放射線治療計画ガイドライン・2008 - 日本放射線専門医会・医会,日本放射線腫瘍学会,日本医学放射線学会編集
[display]http://www.kkr-smc.com/rad/guideline/2008




セミノーマ」

  [★]

seminoma, seminomas
精上皮腫 disgerminoma dysgerminoma
精巣腫瘍


概念

疫学

  • 精巣腫瘍の約50%を占める
  • 40歳以上

症状

診断

  • 免疫組織化学
syncytial cellはhCGが陽性かも

検査

治療

  • 高位精巣摘除術 → 化学療法・放射線療法

予後

  • 化学療法によく反応し放射線感受性が高い。
  • 良好
  • IGCCC Prognosis

参考

  • 1. 精巣腫瘍診療ガイドライン - 香川県立中央病院 (2010年)
http://www.chp-kagawa.jp/docs/seisou.pdf


分化」

  [★]

differentiationspecializationdifferentiatedifferentiative
区別、特殊化特定化専門化特殊分化分化組織鑑別分化性



未分化」

  [★]

undifferentiatedanaplastic
低分化未分化型退形成未分化性


腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物


胚細胞」

  [★]

germ cell
性細胞生殖細胞原始生殖細胞


細胞」

  [★]

cell
cellula







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