日本脳炎

出典: meddic

Japanese encephalitis
encephalitis japonica

病原体

予防


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/01/31 12:22:33」(JST)

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和文文献

  • セラミックハイドロキシアパタイトクロマトグラフィーによる日本脳炎ウイルス粒子の精製方法
  • 黒澤 八重,山本 晃,倉根 一郎 [他]
  • 医学と生物学 156(6), 410-416, 2012-06
  • NAID 40019331712
  • 日本脳炎ワクチン : 接種差し控え者への対応 (特集 今だから知っておきたいワクチンの話題) -- (各ワクチンの現状と話題)

関連リンク

日本脳炎について紹介しています。 ... 1期接種:初回接種については3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回、追加接種については2回目の接種を行ってから概ね1年を経過した時期に1回の接種を行います。
感染症の話トップページへ 2002年第1-2週合併号(2001年12月31日~2002年1月13日)掲載 日本脳炎 主にコガタアカイエカによって媒介され、日本脳炎ウイルスによっておこるウイルス感染症であり、ヒトに重篤な急性脳炎をおこす。

関連画像

Q1 日本脳炎に関する日本の状況  日本脳炎について | 健康生活や海外に居て、日本脳炎 コガタアカイエカ日本脳炎の発生地域>図7. 地域別日本脳炎患者報告数

添付文書

薬効分類名

  • ウイルスワクチン類

販売名

エンセバック皮下注用

組成

製法の概要

  •  本剤は、日本脳炎ウイルス(北京株) をVero細胞(アフリカミドリザル腎細胞由来の株化細胞) で増殖させ、得られたウイルスをホルマリンで不活化後、しょ糖密度勾配遠心及びクロマトグラフィーで精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥したものである。
  •  なお、本剤は製造工程で、ウシの血液由来成分(血清)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)及びヒツジの毛由来成分(コレステロール)を使用している。

組成

  •  本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.7mLで溶解した時、液剤0.5mL中に次の成分を含有する。

有効成分
不活化日本脳炎ウイルス(北京株)

  • 参照品(力価)と同等以上

添加物
塩化ナトリウム

  • 2.73mg

添加物
リン酸水素ナトリウム水和物

  • 1.56mg

添加物
リン酸二水素ナトリウム

  • 0.10mg

添加物
ポリソルベート80

  • 0.025mg

添加物
グリシン

  • 1.0mg

添加物
乳糖水和物

  • 25mg
  •  乳糖水和物はウシの乳由来成分である。

禁忌

(予防接種を受けることが適当でない者)

  •  被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
  • 明らかな発熱を呈している者
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
  • 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
  • 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者


効能または効果

  •  本剤は、日本脳炎の予防に使用する。
  •  本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.7mLで溶解する。
  • ◎初回免疫:通常、0.5mLずつを2回、1〜4週間の間隔で皮下に注射する。ただし、3歳未満の者には、0.25mLずつを同様の用法で注射する。
  • ◎追加免疫:通常、初回免疫後おおむね1年を経過した時期に、0.5mLを1回皮下に注射する。ただし、3歳未満の者には、0.25mLを同様の用法で注射する。

基礎免疫、追加免疫及び免疫の保持

  •  初回免疫として2回接種を行い、さらに第1回の追加免疫を行うことにより基礎免疫ができる。その後の追加免疫のときの接種量は第1回目の追加免疫に準ずることとし、接種間隔は地域における日本脳炎ウイルスの汚染状況などに応じて実施すること。

定期接種対象者と標準的接種年齢

  • 本剤の第1期は、生後6月から90月に至るまでの間に行う。初回免疫は3歳に達した時から4歳に達するまでの期間、追加免疫は4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。
  • 第2期の予防接種は、9歳以上13歳未満の者に行う。9歳に達した時から10歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。
  • 平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち、7歳6カ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者についても定期の予防接種の対象とする。

なお、本剤の定期の予防接種への使用については、予防接種実施規則によること。

他のワクチン製剤との接種間隔

  •  生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また、他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
  •  ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる(なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。

慎重投与

(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)

  •  被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
  • 過去にけいれんの既往のある者
  • 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
  • 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー(0.1%未満):ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
  • 急性散在性脳脊髄炎(0.1%未満):急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれることがある2)3)。通常、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害等があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
  • 脳炎・脳症(頻度不明):脳炎・脳症があらわれることがある。接種後、発熱、四肢麻痺、けいれん、意識障害等の症状があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
  • けいれん(頻度不明):けいれんがあらわれることがある。通常、接種直後から数日ごろまでにけいれん症状があらわれる。本症が疑われる場合には、観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。
  • 血小板減少性紫斑病(頻度不明):血小板減少性紫斑病があらわれることがある。通常、接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血等があらわれる。本症が疑われる場合には、血液検査等を実施し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  •  日本脳炎ウイルスは、コガタアカイエカの吸血により感染する。本ウイルスは局所のリンパ組織で増殖した後ウイルス血症を起こし、血液・脳関門を通って中枢神経系に運ばれると、日本脳炎を発症すると考えられている。あらかじめ本剤の接種により、日本脳炎ウイルスに対する能動免疫、特に中和抗体による液性免疫が獲得されていると、感染したウイルスの増殖は抑制され、発症は阻止される。
  • 参考)受動免疫をしたマウスへの感染実験では、1:10の血中抗体価があれば、105MLD50(50%マウス致死量)のウイルス感染を防ぐというデータがある。1回の蚊の吸血によって注入されるウイルス量は103〜104MLD50である。このような成績から1:10の抗体価があれば自然感染を防ぐと考えられている4)


★リンクテーブル★
国試過去問105B062」「104I041」「100G022」「098H072」「096B009」「108E035」「107E030」「102B023」「099E067」「100G071」「101B098」「092A065
リンク元感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則」「予防接種法」「ワクチン」「輸入感染症」「予防接種法施行令
拡張検索日本脳炎ワクチン」「日本脳炎ウイルス」「B型日本脳炎」「B型日本脳炎ウイルス
関連記事脳炎」「」「日本

105B062」

  [★]



[正答]


※国試ナビ4※ 105B061]←[国試_105]→[105C001

104I041」

  [★]

  • 57歳の女性。意識障害のため搬入された。3日前に37℃台の発熱があり、頭重感を自覚していた。昨日、左片麻痺が出現し、本日意識障害が出現した。体温39.4℃。頭部MRIの造影拡散強調像(別冊No.3A)とT1強調像(別冊No.3B)とを別に示す。
  • 診断はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 104I040]←[国試_104]→[104I042

100G022」

  [★]

  • 感染症の最近の動向で正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G021]←[国試_100]→[100G023

098H072」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098H071]←[国試_098]→[098H073

096B009」

  [★]

  • 予防接種後に他の疾患の予防接種を行うまで、1か月以上の間隔をおいた方がよいのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096B008]←[国試_096]→[096B010

108E035」

  [★]

  • 予防接種後、他の種類の予防接種までに 4週以上の間隔をおいた方が良いのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108E034]←[国試_108]→[108E036

107E030」

  [★]

  • 我が国において予防に生ワクチンが使われているのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 107E029]←[国試_107]→[107E031

102B023」

  [★]

  • 予防接種後、他の予防接種までに4週以上の間隔をおいた方が良いのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102B022]←[国試_102]→[102B024

099E067」

  [★]

  • 卵アレルギーを有する者が要注意となっているワクチンはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099E066]←[国試_099]→[099E068

100G071」

  [★]

  • WHO西太平洋地域で根絶が確認されている疾病はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G070]←[国試_100]→[100G072

101B098」

  [★]

  • 抗菌薬が有効なのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B097]←[国試_101]→[101B099

092A065」

  [★]

  • 脳脊髄液の糖が著明に減少するのはどれ
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則」

  [★]

感染症法法令

第1条

五類感染症

 第三章 感染症に関する情報の収集及び公表

(医師の届出)

第4条

  • 3 法第十二条第一項第二号に規定する厚生労働省令で定める五類感染症(法第十二条第一項の規定により、当該感染症の患者について届け出なければならないものに限る。)は、次に掲げるものとする。
  • 一 アメーバ赤痢
  • 二 ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く。)
  • 三 急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く。)
  • 四 クリプトスポリジウム症
  • 五 クロイツフェルト・ヤコブ病
  • 六 劇症型溶血性レンサ球菌感染症
  • 七 後天性免疫不全症候群
  • 八 ジアルジア症
  • 九 髄膜炎菌性髄膜炎
  • 十 先天性風しん症候群
  • 十一 梅毒
  • 十二 破傷風
  • 十三 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症
  • 十四 バンコマイシン耐性腸球菌感染症
  • 十五 風しん
  • 十六 麻しん

(指定届出機関の指定の基準)

第6条

  •  法第十四条第一項 に規定する厚生労働省令で定める五類感染症は、次の表の各項の上欄に掲げるものとし、同項 に規定する五類感染症の発生の状況の届出を担当させる指定届出機関の指定は、地域における感染症に係る医療を提供する体制、保健所の設置の状況、人口等の社会的条件、地理的条件等の自然的条件その他の地域の実情を勘案して同欄に掲げる五類感染症の区分(以下この条並びに次条第一項及び第三項において「五類感染症指定区分」という。)に応じ、原則として当該各項の下欄に定める病院又は診療所のうち当該五類感染症指定区分の感染症に係る指定届出機関として適当と認めるものについて行うものとする。
RSウイルス感染症咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎水痘手足口病伝染性紅斑突発性発しん百日咳ヘルパンギーナ及び流行性耳下腺炎 診療科名中に小児科を含む病院又は診療所
インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く。) 診療科名中に内科又は小児科を含む病院又は診療所
急性出血性結膜炎及び流行性角結膜炎 診療科名中に眼科を含む病院又は診療所
性器クラミジア感染症性器ヘルペスウイルス感染症尖圭コンジローマ及び淋菌感染症 診療科名中に産婦人科若しくは産科若しくは婦人科、医療法施行令(昭和二十三年政令第三百二十六号)第三条の二第一項第一号ハ及びニ(2)の規定により性感染症と組み合わせた名称を診療科名とする診療科又は泌尿器科若しくは皮膚科を含む病院又は診療所
クラミジア肺炎、(オウム病を除く。)、細菌性髄膜炎ペニシリン耐性肺炎球菌感染症マイコプラズマ肺炎無菌性髄膜炎メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、薬剤耐性アシネトバクター感染症及び薬剤耐性緑膿菌感染症 患者を三百人以上収容する施設を有する病院であって、その診療科名中に内科及び外科を含むもの

(感染症の発生の状況及び動向の把握)

第7条

  •  法第十四条第二項 の届出は、当該指定届出機関に係る五類感染症指定区分の感染症の患者又はこれらにより死亡した者については診断し、又は検案した日の属する週の翌週(診断し、又は検案した日が日曜日の場合にあっては、当該診断し、又は検案した日の属する週)の月曜日(前条第一項の表の四の項の上欄に掲げる五類感染症、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、薬剤耐性アシネトバクター感染症又は薬剤耐性緑膿菌感染症に係るものにあっては、診断した日の属する月の翌月の初日)に、当該指定届出機関に係る疑似症指定区分の疑似症の患者については直ちに行うものとする。ただし、次に掲げる場合は、当該届出をすることを要しない。
  • 一 当該指定届出機関(患者を三百人以上収容する施設を有する病院であって、その診療科名中に内科及び外科を含むもののうち、都道府県知事が指定するものに限る。)に係る前条第一項の表の二の項の上欄に掲げる五類感染症の患者に係るものにあっては、当該患者が入院を要しないと認められる場合
  • 二 当該指定届出機関に係る疑似症指定区分の疑似症の患者に係るものにあっては、当該疑似症が二類感染症、三類感染症、四類感染症又は五類感染症の患者の症状であることが明らかな場合
  • 2 法第十四条第二項 に規定する厚生労働省令で定める事項は、前条第一項の表の二の項の上欄に掲げる五類感染症に係るものについて前項第一号の指定届出機関が届け出る場合にあっては診断した患者に係る集中治療室及び人工呼吸器の使用の有無並びに脳波検査その他急性脳症の発症の有無を判断するために必要な検査の実施に関する事項とし、前条第一項の表の五の項の上欄に掲げる五類感染症に係るものにあっては原因となった病原体の名称及びその識別のために行った検査の方法とする。
  • 3 法第十四条第三項 に規定する報告は、五類感染症指定区分の感染症の患者又はこれらにより死亡した者に係るものについては同条第二項 に規定する届出を受けた後七日以内に、疑似症指定区分の疑似症の患者に係るものについては直ちに行うものとする。

法令

  • 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則(平成十年十二月二十八日厚生省令第九十九号)
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H10/H10F03601000099.html


予防接種法」

  [★]

Preventive Vaccination Law
法令予防接種

 第一章 総則

第1条

  •  この法律は、伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防するために、予防接種を行い、公衆衛生の向上及び増進に寄与するとともに、予防接種による健康被害の迅速な救済を図ることを目的とする。

第2条

  •  この法律において「予防接種」とは、疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種することをいう。
  • 2 この法律において「A類疾病」とは、次に掲げる疾病をいう。
  • 3  この法律において「B類疾病」とは、次に掲げる疾病をいう。
  • 一  インフルエンザ
  • 二  前号に掲げる疾病のほか、個人の発病又はその重症化を防止し、併せてこれによりそのまん延の予防に資するため特に予防接種を行う必要があると認められる疾病として政令で定める疾病
  • 4  この法律において「定期の予防接種」とは、次に掲げる予防接種をいう。
  • 一  第五条第一項の規定による予防接種
  • 二  前号に掲げる予防接種に相当する予防接種として厚生労働大臣が定める基準に該当する予防接種であって、市町村長以外の者により行われるもの
  • 5  この法律において「臨時の予防接種」とは、次に掲げる予防接種をいう。
  • 一  第六条第一項又は第三項の規定による予防接種
  • 二  前号に掲げる予防接種に相当する予防接種として厚生労働大臣が定める基準に該当する予防接種であって、第六条第一項又は第三項の規定による指定があった日以後当該指定に係る期日又は期間の満了の日までの間に都道府県知事及び市町村長以外の者により行われるもの
  • 6  この法律において「定期の予防接種等」とは、定期の予防接種又は臨時の予防接種をいう。
  • 7  この法律において「保護者」とは、親権を行う者又は後見人をいう。

 第二章 予防接種基本計画等

(予防接種基本計画)

第3条

  •  厚生労働大臣は、予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、予防接種に関する基本的な計画(以下この章及び第二十四条第二号において「予防接種基本計画」という。)を定めなければならない。
  • 2 予防接種基本計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。
  • 一 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関する基本的な方向
  • 二 国、地方公共団体その他関係者の予防接種に関する役割分担に関する事項
  • 三 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に係る目標に関する事項
  • 四 予防接種の適正な実施に関する施策を推進するための基本的事項
  • 五 予防接種の研究開発の推進及びワクチンの供給の確保に関する施策を推進するための基本的事項
  • 六 予防接種の有効性及び安全性の向上に関する施策を推進するための基本的事項
  • 七 予防接種に関する国際的な連携に関する事項
  • 八 その他予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関する重要事項
  • 3 厚生労働大臣は、少なくとも五年ごとに予防接種基本計画に再検討を加え、必要があると認めるときは、これを変更するものとする。
  • 4 厚生労働大臣は、予防接種基本計画を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめ、関係行政機関の長に協議しなければならない。
  • 5 厚生労働大臣は、予防接種基本計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、これを公表しなければならない。

(予防接種を行ってはならない者)

第7条

  •  市町村長又は都道府県知事は、第三条第一項又は前条第一項若しくは第三項に規定する予防接種を行うに当たつては、当該予防接種を受けようとする者について、厚生労働省令で定める方法により健康状態を調べ、当該予防接種を受けることが適当でない者として厚生労働省令で定めるものに該当すると認めるときは、その者に対して当該予防接種を行つてはならない。
予防接種法施行令#第1条の二予防接種法施行規則#第二条によれば、1) 当該予防接種に相当する予防接種を受けたことのある者で当該予防接種を行う必要がないと認められるもの、2) 明らかな発熱を呈している者、3) 重篤な急性疾患にかかつていることが明らかな者、4) 当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によつてアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者、5) 急性灰白髄炎、麻しん及び風しんに係る予防接種の対象者にあつては、妊娠していることが明らかな者、6) 結核に係る予防接種の対象者にあつては、結核その他の疾病の予防接種、外傷等によるケロイドの認められる者、7) そのほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者。

第8条

  •  市町村長又は都道府県知事は、第五条第一項の規定による予防接種であってA類疾病に係るもの又は第六条第一項若しくは第三項の規定による予防接種の対象者に対し、定期の予防接種であってA類疾病に係るもの又は臨時の予防接種を受けることを勧奨するものとする。
  • 2  市町村長又は都道府県知事は、前項の対象者が十六歳未満の者又は成年被後見人であるときは、その保護者に対し、その者に定期の予防接種であってA類疾病に係るもの又は臨時の予防接種を受けさせることを勧奨するものとする。

法令

  • 1. 予防接種法(昭和二十三年六月三十日法律第六十八号)
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO068.html
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23SE197.html
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23F03601000036.html

国試



ワクチン」

  [★]

vaccine
予防接種 immunization感染症感染症予防法シードロット・システムimmunization

種類

  • 遺伝子組換えワクチン

副反応

風疹ワクチン

  • 発熱、発疹、関節痛、リンパ節腫脹

おたふくかぜワクチン

  • 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
  • MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
  • 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐

学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)

病原体 感染症 ワクチン 学校伝染病 ワクチンの形状 潜伏期間 季節性 年齢 出席停止解除条件
ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン    トキソイド        
百日咳菌 Bordetella pertussis 百日咳 不活化 6~14     咳の消失
結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 BCG 不活化       伝染のおそれが無くなるまで
ポリオウイルス poliovirus ポリオ ポリオワクチン(経口)          
麻疹ウイルス measles virus 麻疹 麻疹・風疹混合ワクチン 10~12   0~2 解熱後3日
風疹ウイルス rubella virus 風疹 18 春~初夏 4~9 発疹消失
日本脳炎ウイルス Japanese encephalitis virus 日本脳炎 日本脳炎ワクチン   不活化        
インフルエンザウイルス influenza virus インフルエンザ インフルエンザワクチン 不活化 1~5 冬期   解熱後2日
インフルエンザ菌 Haemophilus influenzae  化膿性髄膜炎など Hibワクチン            
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae                
水痘・帯状疱疹ウイルス varicella zoster virus 水痘   11~21 冬(12, 1) 5~9 発疹の痂皮化
ムンプスウイルス mumps virus 流行性耳下腺炎   18~21     耳下腺腫脹消失
B型肝炎ウイルス hepatitis B virus B型肝炎     成分 60~160      
A型肝炎ウイルス hepatitis A virus A型肝炎     不活化 15~40      
狂犬病ウイルス rabies virus 狂犬病     不活化        
アデノウイルス adenovirus 咽頭結膜熱            
黄熱病ウイルス yellow fever virus 黄熱病            

日本で使われているワクチン

その他マイナーなワクチン

  • 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
  • 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする

接種間隔


参考

  • 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
  • 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html




輸入感染症」

  [★]

afferent infection disease, imported infectious disease
旅行者感染症?、輸入伝染病 imported communicable disease


定義

  • 日本に存在しない伝染病が旅行者や輸入食品などによって国内に持ち込まれたもの

↓拡張

  • 過去に日本で存在したが激減した急性伝染病、性感染症を含む。

疫学

  • 旅行者下痢症(30-80%)、マラリア、急性呼吸感染症、消化器感染症、性感染症

輸入感染症

テーブルが載っている
症状 潜伏期間 主な疾患
下痢(±発熱) 短い(1週間以内) 細菌性赤痢コレラ旅行者下痢症
比較的長い・長い(1~2週間またはそれ以上) アメーバ赤痢ランブル鞭毛虫症ジアルジア症)、クリプトスポリジウム症回虫症鉤虫症糞線虫症条虫症住血吸虫症
発熱(±発疹) 短い(1週間以内) デング熱黄熱紅斑熱ペストサルモネラ症
比較的長い(1~2週間) ウイルス性出血熱ラッサ熱エボラ出血熱マールブルグ病など)日本脳炎急性灰白髄炎ポリオ)、ツツガ虫病腸チフスパラチフスブルセラ症マラリアトリパノソーマ症アフリカ睡眠病シャーガス病
長い(2週間以上) 各種肝炎(A,B,C,E型)、マラリア熱帯熱マラリア以外)、アメーバ性肝膿瘍カラアザール内臓リーシュマニア症
発疹(+発熱) 短い(1週間以内) デング熱紅斑熱
比較的短い(1~2週間) ウイルス性出血熱ツツガ虫病腸チフスパラチフス
皮膚炎/移動性皮膚腫瘤 皮膚リーシュマニア症オンコセルカ症鉤虫症顎口虫症旋毛虫


予防接種法施行令」

  [★]

法令予防接種法、定期予防接種

第一条の二

(定期の予防接種を行う疾病及びその対象者)

  •  法第三条第一項 の政令で定める疾病は、次の表の上欄に掲げる疾病とし、同項 (予防接種法 の一部を改正する法律(平成十三年法律第百十六号)附則第三条第一項 (予防接種法 及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律(平成二十三年法律第八十五号)附則第三条 の規定により読み替えられる場合を含む。)の規定により読み替えられる場合を含む。)の政令で定める者は、同表の上欄に掲げる疾病ごとにそれぞれ同表の下欄に掲げる者(当該疾病にかかつている者又はかかつたことのある者(インフルエンザにあつては、インフルエンザにかかつたことのある者を除く。)その他厚生労働省令で定める者を除く。)とする。
疾病 定期の予防接種の対象者
ジフテリア 一 生後三月から生後九十月に至るまでの間にある者
二 十一歳以上十三歳未満の者
百日咳 生後三月から生後九十月に至るまでの間にある者
急性灰白髄炎 生後三月から生後九十月に至るまでの間にある者
麻疹 一 生後十二月から生後二十四月に至るまでの間にある者
二 五歳以上七歳未満の者であつて、小学校就学の始期に達する日の一年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にあるもの
風疹 一 生後十二月から生後二十四月に至るまでの間にある者
二 五歳以上七歳未満の者であつて、小学校就学の始期に達する日の一年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にあるもの
日本脳炎 一 生後六月から生後九十月に至るまでの間にある者
二 九歳以上十三歳未満の者
破傷風 一 生後三月から生後九十月に至るまでの間にある者
二 十一歳以上十三歳未満の者
結核 生後六月に至るまでの間にある者
インフルエンザ 一 六十五歳以上の者
二 六十歳以上六十五歳未満の者であつて、心臓、じん臓若しくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有するものとして厚生労働省令で定めるもの

法令

  • 予防接種法施行令(昭和二十三年七月三十一日政令第百九十七号)
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23SE197.html


日本脳炎ワクチン」

  [★]

Japanese encephalitis vaccine
日脳ワクチン
エンセバックジェービックV
日本脳炎日本脳炎ウイルス予防接種


特性

  • 不活化ウイルスワクチン
  • ジェービックVの場合:日本脳炎ウイルス北京株をVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活化した後、硫酸プロタミンで処理し、超遠心法で精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥
  • ウイルス感染マウス脳より精製したウイルスをホルマリン処理   ← oh! no! ソースは?

ワクチン接種

  • 1-2週間隔で2回接種。(ここで抗体価が上がるが、1年後には下がっている) ← 資料によっては1-4週とか・・・
  • 1年後に1回接種。(基礎免疫。ブースター効果で高い抗体価を得ることができる)
  • 3-4年に1回接種(追加免疫) ← 資料によっては5年とか・・・



日本脳炎ウイルス」

  [★]

Japanese encephalitis virus JEV
B型日本脳炎ウイルス Japanese B encephalitis virus
ウイルスフラビウイルス


予防


B型日本脳炎」

  [★]

Japanese B encephalitis
日本脳炎日本脳炎B型


B型日本脳炎ウイルス」

  [★]

Japanese B encephalitis virus
日本脳炎ウイルス


脳炎」

  [★]

encephalitis, cephalitis

脳炎

  • 急性
  • 遅発性



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症


日本」

  [★]

JapanJapanese
日本語日本人




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