日本紅斑熱

出典: meddic

Japanese spotted fever
リケッチア

概念

病原体

症状

  • 熱熱、発疹、頭痛、倦怠感、悪寒

三大徴候

  • 高熱
  • 発疹
  • 刺し口

潜伏期

  • 7日

媒介動物

診断

ワイル・フェリックス反応
プロテウスOX2

治療

  • テトラサイクリン系
  • ニューロキノロン系


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和文文献

  • 日本紅斑熱とつつが虫病 (第111回 日本皮膚科学会総会 : 進化する皮膚科 : 知と技を磨く) -- (教育講演 見逃してはならない皮膚感染症)
  • 高垣 謙二
  • 日本皮膚科学会雑誌 = The Japanese journal of dermatology 122(13), 3380-3382, 2012-12
  • NAID 40019516653
  • ヒーローの肖像 診療の第一線で日本紅斑熱を発見 研究活動を続け疾患概念を確立
  • 馬原 文彦
  • 日経メディカル 41(10), 157-159, 2012-10
  • 「赤ひげ」に憧れて医学部に進み、将来は地域医療に携わりたいと考えていた馬原。しかし札幌医大で、日本で初めて心臓移植手術を行った外科医の和田寿郎に出会い、困難な手術に挑む姿に感銘を受けて胸部外科を専攻した。 1968年のわが国初の心臓移植手術には、助手として立ち会いました。移植した心臓がレシピエントの体内で動いた時は感動を覚えました。
  • NAID 40019456743

関連リンク

日本紅斑熱(にほんこうはんねつ、Japanese spotted fever)は、リケッチアの一種で ある日本紅斑熱リケッチア (Rickettsia japonica) の感染によって引き起こされる感染症 である。以前は東洋紅斑熱(とうようこうはんねつ、oriental spotted fever)とも呼ばれ ...
紅斑熱群リケッチア症は広く世界に分布し、北米大陸にみられるロッキー山紅斑熱、 地中海沿岸にみられる地中海紅斑熱、オーストラリアにみられるクインズランドダニ チフスなどが代表的なものである。わが国でも1984 年に患者が初めて報告され、日本 紅斑熱 ...

関連画像

日本紅斑熱日本紅斑熱患者の足に出た発疹 病原体を媒介するマダニ日本紅斑熱を媒介するマダニ類 体長 約 3 5mm 日本 紅斑 熱 を日本紅斑熱患者にあったダニの


★リンクテーブル★
先読みリケッチア
リンク元特殊な細菌」「新興感染症」「リンパ節腫脹」「ツツガムシ病」「四類感染症
関連記事紅斑」「」「日本

リケッチア」

  [★]

rickettsia
クラミジアマイコプラズマ特殊な細菌

概念

  • 節足動物に寄生。細菌とウイルスの中間に位置する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.6)
  • クラミジアと同じく、動物細胞中でのみ増殖する小型の細菌

感染症と関連するリケッチア (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.6)


特殊な細菌」

  [★]

細菌

マイコプラズマリケッチアクラミジア

寄生性 大きさ グラム染色性 細胞壁 LPS ペプチド
グリカン
封入体 免疫原性 感染経路 無効抗菌薬
マイコプラズマ科   直径0.3μm   なし なし なし なし   飛沫感染 βラクタム薬
リケッチア科 偏性細胞寄生性 (0.3-0.5)x(0.8-2.0)μm 陰性 あり あり あり なし   媒介動物 βラクタム薬
クラミジア科 偏性細胞寄生性   陰性 あり あり なし あり なし 飛沫感染/接触感染/性行為 βラクタム薬、アミノ配糖体系

マイコプラズマリケッチアクラミジアと疾患

病原体名 疾患名 潜伏期 感染経路 診断 症状 治療
マイコプラズマ科 マイコプラズマ属 Mycoplasma pneumoniae 肺炎マイコプラズマ マイコプラズマ肺炎   飛沫感染     マクロライド系・テトラサイクリン系
リケッチア科 オリエンチア属 Orientia tsutsugamushi   ツツガムシ病 4-18日 ツツガムシ Weil-Felix反応/蛍光抗体法/免疫ペルオキシダーゼ法/ペア血清   テトラサイクリン系
ニューロキノロン系
リケッチア科 リケッチア属 Rickettsia japonica   日本紅斑熱 2-8日 マダニ Weil-Felix反応  
リケッチア科 エールリキア属 Ehrlichia sennetsu   腺熱 10-17日 不明    
リケッチア科 コクシエラ属 Coxiella burnetii   Q熱 14-26日 経気道的、経口的、経皮的。人獣共通感染症     テトラサイクリン系・ニューキノロン系・リファンピシン併用
リケッチア科 バルトネラ属 Bartonella henselae   Bartonella henselae感染症
(ネコひっかき病/細菌性血管腫症)
        マクロライド系・テトラサイクリン系
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia psittaci オウム病クラミジア   7-10日       テトラサイクリン系、マクロライド系。
βラクタム、アミノ配糖体無効。
基本小体に作用しない
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia trachomatis トラコーマクラミジア   1-5週 性行為    
クラミジア科 クラミドフィラ属 Chlamydophila pneumoniae 肺炎クラミジア   3-4週    

新興感染症」

  [★]

emerging infectious disease
感染症再興感染症
新たにヒトでの感染が証明された疾患、あるいはそれまでその土地では存在しなかったが新たにそこでヒトの病気として現れてきたものなどとされています。原因が不明であった疾患のうち病原物質が明らかとなり、地域あるいは国際的に多くの人の健康に対して問題となるものも新興感染症の概念の中に含まれます。

一覧

病原微生物 種類 疾患
1973 Rotavirus ウイルス 小児下痢症
1975 Parvovirus B19 ウイルス 伝染性紅班
1976 Cryptosporidium parvum 寄生虫 下痢症
1977 Eboravirus ウイルス エボラ出血熱
Legionella pneumophila 細菌 レジオネラ症
Hantaanvirus ウイルス 腎症候性出血熱
Campylobacter jejuni 細菌 下痢症
1980 Human T-lymphotropic virus-1 ウイルス 成人T細胞白血病
Hepatitis D virus ウイルス D型ウイルス肝炎
1981 TSST-1-producing Staphylococcus aureus 細菌 毒素性ショック症候群
1982 Escherichia coli 0157:H7 細菌 腸管出血性大腸炎、溶血性尿毒症症候群
Human T-lymphotropic virus-2(1) ウイルス 白血病
Borrelia burgobrferi 細菌 ライム病
Rickttsia japonica 細菌 日本紅斑熱
1983 Human immunodeficiency virus ウイルス 後天性免疫不全症候群
Helicobacter pylori 細菌 胃炎(胃潰瘍十二指腸潰瘍胃癌MALTリンパ腫)
1985 Enterocytozoon bieneusi 寄生虫 持続性下痢症
1986 Cyclospora cayetanensis 寄生虫 持続性下痢症
Prion(2) プリオン 牛海綿状脳症
1988 Human herpesvirus-6 ウイルス 突発性発疹症
Hepatitis E virus ウイルス E型肝炎
1989 Ehriichia chaffeensis 細菌 エールリキア症
Hepatitis C virus ウイルス C型肝炎
Clamydia pneumoniae 細菌 肺炎気管支炎
1991 Guanarito virus ウイルス ベネズエラ出血熱
Encephalitozoon heilem 寄生虫 結膜炎
Newspecis of Babesia 寄生虫 非定型性バベシア症
1992 Vibrio choerae 0139 細菌 新型コレラ
Bartoneiia henselae 細菌 猫ひっかき病
1993 Sin Nombre virus ウイルス ハンタウイルス肺症候群(成人呼吸窮迫症候群)
Encephalitozoon cuniculi 真菌 ミクロスポリドーシス
1994 Sabia virus ウイルス ブラジル出血熱
Hendra virus ウイルス ウイルス性脳炎
1995 Human herpesvirus-8 ウイルス カポジ肉腫
Hepatitis G virus ウイルス G型肝炎
1996 TSE causing agent プリオン 新型クロイツフェルト・ヤコブ病
Australian bat lyssavirus ウイルス ウイルス性脳炎
1997 Influenza A/H5N1 ウイルス トリ型インフルエンザのヒト感染
1999 Nipa hvirus ウイルス 急性脳炎
2003 SARS coronavirus ウイルス 重症急性呼吸器症候群(SAR)
  • (1)1983年か?
  • (2)1982年か?
-感染症



リンパ節腫脹」

  [★]

lymph node swelling
リンパ節リンパ節症リンパ節炎リンパ節生検
also see IMD. 395

定義

  • リンパ節が腫大した状態
  • 直径1cm以上。肘窩では0.5cm以上、鼡径部では1.5cm以上
  • 3cm以上は悪性腫瘍を疑う
  • 耳介前部リンパ節、上腕内側上顆リンパ節など、通常触知しない場所にある場合は小さくても有意な腫脹とする

分類

  • 全身性リンパ節腫脹
  • 局在性リンパ節腫脹

原因

  • 原因不明:29-64%
  • 感染症:18%
  • 腫瘍:0.8-1.1%(40歳以上:4%)

腫脹の分布

  • 局所性:75%
  • 頭頚部:55%
  • 鼡径:14%
  • 腋窩:5%
  • 鎖骨上:1%
  • 全身性:25%

体表から触知できるリンパ節

see 診察手技みえ p.62,125 BAT.238,392,475,483 N.68(頭頚部)
  • 頭頚部
  • 鎖骨上窩
  • 腋窩
  • 肘部(上腕骨内側上窩)
  • 鼡径部・大腿部
  • 膝窩

頭頚部 N.68,69

  • 頚静脈二腹筋リンパ節(下顎角直下のリンパ節)(N.69):化膿性扁桃炎
  • 耳介前リンパ節:流行性角結膜炎
  • 顎下リンパ節:口腔内・歯肉の炎症、舌癌
  • 後頚三角のリンパ節:甲状腺癌、咽頭癌などの転移、伝染性単核球症、悪性リンパ腫
  • 鎖骨上窩リンパ節:消化器癌の転移

全身リンパ節腫脹の原因

IRE.376改変

  • 感染性
  • 1.ウイルス性
  • 2.細菌性
  • 3.真菌性
  • 4.原虫・寄生虫性
  • [[]]
  • 非感染性
  • 1.腫瘍性
  • 2.アレルギー,自己免疫,その他


全身のリンパ節腫脹について

参考2
強皮症とクリプトコッカスは国試的にも全身リンパ節腫脹はしない!らしい。
  • 全身のリンパ節腫脹をきたす疾患を2つ選べ
解答形式 正答b,c
a 強皮症 
b 伝染性単核球症 
c トキソプラズマ症 
d クリプトコッカス症 
e 糖尿病 

参考

  • 1. [charged] Evaluation of peripheral lymphadenopathy in adults - uptodate [1]
  • 2. 血液内科 - 順天堂大学
[display]http://www.juntendo-hematology.org/stu6_01.html



ツツガムシ病」

  [★]

scrub typhustsutsugamushi fevertrombiculiasistrombiculosis, tsutsugamushi disease
恙虫病草原熱、(国試)つつが虫病ツツガ虫病
ツツガムシ節足動物
[show details]

概念

疫学

  • 世界ではアジアを中心として広く分布
  • 北海道を除く全国で発生。毎年300-400例報告。
  • 季節性
  • 北陸、東北地方:春、秋
  • 本州の関東以西、四国、九州:秋~冬

病原体

感染経路

潜伏期

  • 7-10日が多い。(6-19日までありうる)

症状

  • 頭痛、発熱(弛張熱)、悪寒、戦慄
  • 皮疹:麻疹、薬疹様の淡い不整形の紅斑が全身に広がる。手掌部紅斑はない
  • リンパ節腫脹
  • 所属リンパ節腫脹:ほぼ全例でみられる
  • 全身リンパ節腫脹:半数例でみられる。
  • (重症例)肺炎様症状、脳炎、播種性血管内凝固などをきたす。

三大徴候

  • 高熱
  • 発疹
  • 刺し口

刺咬部位

刺咬部位の写真
[show details]

検査

  • 血小板低下
  • 白血球:減少(好酸球が消失)
  • AST、ALT:上昇
  • LDH:上昇
  • 尿検査:血尿、蛋白尿
  • 免疫血清学的検査:抗ツツガムシ病リケッチア抗体の検出
  • PCR法:末梢血よりリケッチアDNAの証明

鑑別疾患

  • 日本紅斑熱:手掌部紅斑はツツガムシ病では見られないが、日本紅斑熱ではみられる。キノロン系薬は日本紅斑熱では有効であるが、ツツガムシ病では無効である。
  • ウイルス性熱疾患(麻疹、風疹など)、薬疹

治療

  • テトラサイクリン系薬
  • ×ペニシリン系、セフェム系、アミドグリコシド系、キノロン系は無効。

参考

  • 1. ツツガムシ病 - FORTH|厚生労働省検疫所
[display]http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_i/i04-12.html
  • 2. ツツガムシ病 - 国立感染症研究所 感染症情報センター IDSC Infectious Disease Surveillance Center
[display]http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_13/k02_13.html

国試



四類感染症」

  [★]

4類感染症
感染症法


  • 動物又はその死体、飲食物、衣類、寝具その他の物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれのある感染症(現在30疾患)
  • 動物の輸入禁止、輸入検疫
  • 全数把握感染症
  • 一類から四類感染症
  • 対象感染症に該当する患者等を診断した医師は、直ちに届け出ることになっています(現在44疾患)。


紅斑」

  [★]

erythema
発赤発疹


分類

  • 紅斑・紅皮症


熱」

  [★]

heathotfever(→発熱)
アイソトープ加温発情発情期放射性加熱熱い熱感ホット


日本」

  [★]

JapanJapanese
日本語日本人




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