新生児膿漏眼

出典: meddic

blennorrhea of the newborn, (淋菌によるもの)conjunctivitis gonorrhoica neonatorum, gonorrheal ophthalmia
blenorrhoea neonatorum
新生児封入体結膜炎経産道感染淋疾淋菌


UpToDate Contents

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和文文献

  • 新生児膿漏眼の1例
  • 小木曽 正博,松村 香代子,田村 満夫,井上 愼三
  • あたらしい眼科 = Journal of the eye 18(1), 86-88, 2001-01-30
  • NAID 10017011645
  • 新生児膿漏眼予防の現況


★リンクテーブル★
先読み経産道感染
国試過去問099E072」「085B077
リンク元結膜炎」「Neisseria gonorrhoeae」「新生児封入体結膜炎」「新生児結膜炎
関連記事新生児」「

経産道感染」

  [★]

trans-birth canal infection
垂直感染


099E072」

  [★]

  • クラミジア感染が原因とならないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099E071]←[国試_099]→[099E073

085B077」

  [★]

  • 母児感染に起因する疾患について正しい組み合わせはどれか?

結膜炎」

  [★]

conjunctivitis
結膜
see. マイナーエマージェンシー第1版 p.65 SOP.174

概念

  • 結膜に起こる炎症疾患の総称。

病原体と特徴

  • ウイルス性結膜炎
  • 病原体:アデノウイルス、エンテロウイルス、単純ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、風疹ウイルス、麻疹ウイルス、EBウイルス。
  • 治療法:対症療法。単純ヘルペスに対してはアシクロビル眼軟膏。
  • 症状:透明な滲出液、耳介前リンパ節腫脹、結膜濾胞
  • 細菌性結膜炎
  • 症状:黄白色の眼脂、軽度疼痛

結膜炎をきたす疾患

SOP.175
  疾患名 病原体 潜伏期 病型 症状、経過
感染性結膜炎 流行性角結膜炎 epidemic keratoconjunctivitis はやりめ アデノウイルス8,19,37型(ときに4型) 7-14日 急性濾胞性結膜炎 眼脂、流涙、羞明。眼瞼腫瘤、結膜充血、浮腫、結膜の小出血斑。耳前リンパ節の腫脹と圧痛。2-4週間で消退。発症後10日後に角膜に点状上皮化混濁。
咽頭結膜熱 pharyngoconjunctival fever プール熱 アデノウイルス3型(ときに4,7型) 5-6日 急性結膜炎 急性結膜炎、咽頭炎、発熱。点状上皮化混濁は少ない。
急性出血性結膜炎 acute hemorrhagic conjunctivitis   エンテロウイルス70型 1日 球結膜下出血。眼球は浮腫状、結膜充血、濾胞形成は軽度。耳前リンパ節腫脹軽度。発症より3-4日にびまん性の多発性びらん。眼痛、異物感、羞明。約1週間で治癒。罹患後2,3週間後に四肢の弛緩性の運動麻痺や脳神経麻痺があり得る。  
トラコーマ trachoma          
封入体結膜炎 inclusion conjunctivitis          
新生児封入体結膜炎 neonatal inclusion conjunctivitis          
細菌性結膜炎 bacterial conjunctivitis          
淋菌性結膜炎 gonococcal conjunctivitis          
新生児膿漏眼 blennorrhea of the newborn          
アレルギー性結膜疾患 アレルギー性結膜炎 allergic conjunctivitis          
春季カタル vernal conjunctivitis          
その他の結膜炎 フリクテン性結膜炎 phlyctenular conjunctivitis 束状結膜炎        
慢性濾胞性結膜炎 chronic follicular conjunctivitis          
Stevens-Johnson症候群 Stevens-Johnson syndrome          
眼類天疱瘡 ocular pemphigoid          
結膜弛緩症 conjunctivochalasis          



Neisseria gonorrhoeae」

  [★]

Neisseria gonorrhoeae, N. gonorrhoeae
gonococcusgonococci
淋菌
淋疾 gonorrheaナイセリア属細菌
  • first aid step1 2006 p.133(IgA protease),135(分類),162(骨髄炎),163(性感染症,PID),188

特徴

  • 泌尿器・生殖器の化膿性感染症の起因菌。菌血症を来たし、感染性心内膜炎や関節炎も起こしうる。産道感染による新生児膿漏眼も起こしうる

細菌学

  • グラム陰性球菌
尿道・性器分泌液のグラム染色で白血球に貪食されて増殖している像が観察される
  • 非運動性、無芽胞、双球菌

検査

  • 分離培養する場合には、直ちに培養を行い(死滅しやすいため)、また48時間以上培養しない(自己融解して死滅)
  • カタラーゼ試験、オキシダーゼ試験:陽性

診断

  • 尿道・性器分泌液のグラム染色で白血球に貪食されて増殖している像

感染症

一般的な治療


新生児封入体結膜炎」

  [★]

neonatal inclusion conjunctivitis
新生児封入体性結膜炎
結膜炎新生児膿漏眼 blennorrhea neonatorum、封入体膿漏眼 inclusion blennorrheaChlamydia trachomatis



新生児結膜炎」

  [★]

新生児膿漏眼


新生児」

  [★]

neonate
新産児 newborn
胎児 fetus,乳児 infant
neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant

定義

  • 出生後28日未満の乳児
  • 早期新生児期:出生後1週未満
  • 後期新生児期:7日から28日未満

出生後にみとめられるもの

098G051
  • 吸啜反射:出生時より
  • 胎便:出生直後-3日頃
  • 生理的黄疸:出生後2-3日に出現。出生後4-6日にピーク   ←  出生時~出生後24時間内の黄疸は病的
  • 生理的体重減少:出生後3-4日で最大。
  • 臍帯の脱落:出生後5-7日

解剖

生理

腎機能

  • 尿量:1-2ml/kg/hr-

免疫

  • 細胞性免疫>液性免疫
  • 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
  • 出生後5ヶ月で消失

血液

  • Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
  • Hb:17-19g/dL
  • 白血球:9,000-30,000/mm3
  • 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)

身体所見

身体の大きさ

QB.P-329
  • 前後径、肩幅:11cm
  • 大横径、小斜径、殿幅:9cm
  • 体重:3300g
  • 頭囲:33cm
  • 胸囲:33cm

正常なバイタルサインなど

呼吸器

SPE.78
  • 腹式呼吸
  • 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
  • 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。

経過観察できる所見

QB.O-76改変

診察箇所と疑われる疾患

SPE.77

出生体重による分類

  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満
  • 極低出生体重児 very low birth weight infant : 1500g未満
  • 超低出生体重児 extremely low birth weight infant : 1000g未満

身長、体重による区分

SPE.48
日本での定義/体重のみで評価
  • light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
  • apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
  • heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
参考1
体重による評価
  • light for date LFD
  • appropriate for date AFD
  • hearve for date
参考1
身長と体重による評価
small for date SFD / small for gestational age SGA
large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?

成熟新生児の身体所見

参考2 G10.M235 SPE.78 など
  • 頭部
  • 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
  • 産瘤(経腟分娩による場合)
  • 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
  • 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
  • 頭髪の長さは2cm前後
  • 耳介の巻き込み
  • 面疱は鼻に限局
  • 体幹
  • うぶ毛は背中、肩甲部に限局   ←  未成熟の場合、うぶ毛は多い
  • 皮膚は厚く、血管は透けない
  • 四肢
  • 足底にしわを認める   ←  未成熟の場合、しわは少ない
  • 四肢に浮腫を認めない
  • 関節屈曲部に胎脂が残る
  • 姿勢
  • 上下肢は屈曲位をとる
  • ホルモンの影響
  • 乳房組織を触れる
  • 大陰唇の発達

新生児と疾患

在胎週数と疾患

  • 早産時に多い
  • 正産児~過期産児

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
  • 2.
[display]http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55

国試





眼」

  [★]

eye, ophthalmus
眼球
ocular entries

解剖

構造

発生

L.375- (視覚器)







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