放射線障害

出典: meddic

radiation damage, radiation injury, radiation hazard
放射能症電離放射線障害 radiolesion ionizing radiation injury放射線の危険性 radiation risk
放射線放射能放射性核種


全身被爆の症状と予後 RNT.322

全身被爆線量 前駆症状(%) 潜伏時間 死因 症状 死亡率(%)
~2 0~50 >3 hr   無症状~軽度の血球現象 0~10
2~10 100 0.5-3 hr 骨髄死 血球現象→感染、出血 0~90
10~20 100 0.5 hr 消化管死 嘔吐・下痢・吐血・下血・脱水 90~100
50 100 several min. 中枢神経死 脳浮腫→けいれん、意識障害 100
*前駆症状:悪心、嘔吐、めまい、全身倦怠感、発熱


  • 末梢の血球への影響はリンパ球>その他の白血球>血小板>赤血球


SUB 449

身体的影響 早期障害 骨髄抑制嘔吐下痢下血放射線宿酔 確定的影響(閾値有り)
皮膚紅斑潰瘍脱毛
不妊、脳浮腫
晩期影響 白内障胎児奇形
遺伝的影響 白血病、癌 確率低影響(閾値無し)
染色体異常など


メモ

111018
  • 放射線による慢性的な障害は、ふくしまの件では微々たるものなのでは?
  • 大気汚染、喫煙、飲酒による健康への障害の方が遙かに大きい。
  • 問題は、放射線への知識が貧弱すぎること(いわゆる文系馬鹿のマスコミが煽る)と、放射線を積極的に回避しづらいことである。
  • 例えば、大気汚染は外出を控えることで避けられるし、喫煙は吸わないこと、副流煙を吸わないことで回避できる。飲酒は飲まなければよい。
  • しかし、放射線からは距離を置く、放射性同位体を含む物を摂取しないことしか回避できない。
  • しかも、どれだけ体内被曝することで、どれだけ生命予後に影響を及ぼすかは不明である。
  • 政府が基準値を定めているが、その値は次々と変更され、疑心暗鬼を生じる原因となってしまった。



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/20 19:00:51」(JST)

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和文文献

  • 放射線治療の合併症と対策 (特集 がん放射線治療の最前線)
  • 神宮 啓一,松下 晴雄,梅澤 玲
  • 日本医師会雑誌 144(2), 269-271, 2015-05
  • NAID 40020457885
  • 医学と医療の最前線 甲状腺がんと放射線障害
  • 大津留 晶,緑川 早苗,坂井 晃 [他]
  • 日本内科学会雑誌 104(3), 593-599, 2015-03-10
  • NAID 40020393409
  • 行政の窓 除染等業務に従事する労働者の放射線障害防止のためのガイドライン等の改正について
  • 通達 除染等業務における安全衛生対策の推進 : 現場の実態に即した放射線障害防止対策及び労働災害防止対策が重要

関連リンク

放射線防護を考える際には、どのレベルで起こった放射線障害かを明確にしておく必要がある。 放射線障害は、影響の出現する個体、時期、影響の程度などに着目して以下のように分類できるとされる [2]。 被爆線量に着目した分類 [3]
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 放射線障害の用語解説 - 生体が放射線にさらされ,損傷することによって起こる障害。一般に身体的障害と遺伝的障害とに分けられる。身体的障害はその出現時期により,急性障害,慢性障害 ...
分類 放射線障害は、影響の出現する個体、時期、影響の程度などに着目して、2つの軸によって以下のように分類できるとされる [2] [3]。 しきい線量の有無に着目した分類 [4] 確率的影響(stochastic effects):ガン、遺伝的影響

関連画像

宇宙の放射線障害、最新研究 急性放射線障害の病期数字のトリックに騙されるな 急性放射線障害の危険性あり PCI時において放射線防護や線  放射線障害の低減化 | 農研機構第6章 放射線障害(確定的影響 放射線治療は新たな治療手段を


★リンクテーブル★
先読み放射性核種」「放射能
国試過去問100I007」「108A010
リンク元放射線宿酔」「耐容線量」「胎児線量」「放射線症候群」「放射線損傷
関連記事障害」「放射線」「放射」「

放射性核種」

  [★]

radionuclide radioactive nuclide RN
放射性同位体放射性同位元素RI核種



核分裂により生じる放射性核種

放射性核種 T1/2 放射線 標的臓器
ヨウ素-131 131I 8 d β,γ 甲状腺
セシウム-137 137Cs 30 y β,γ 筋肉、全身
ストロンチウム-90 90Sr 29 y β
プルトニウム-239 239Pu 2.4 x 10^4 y α 骨、肝、肺


放射能」

  [★]

radioactivity
放射活性


照射線量 C/Kg, R 入射光師が空気を電離する程度
吸収線量 Gy, rad 照射を受けた物質に吸収された線量
等価線量 Sv = Gy x 線質係数 x 修正係数 照射を受けた臓器・器官が吸収した線量
実効線量   全身障者を想定した場合の靭帯が吸収した線量
放射能 Bq, Ci 単位時間における原子崩壊の数

100I007」

  [★]

  • 35歳の男性。事業所においてエックス線発生装置使用中に誤操作で全身被曝して3時間後に来院した。被曝線量は1.8Gy程度と推定された。悪心、嘔吐などの自覚症状はない。眼瞼結膜、瞳孔、口腔粘膜および皮膚に異常はみられない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球450万、Hb 14.6g/dl、白血球6,000、血小板25万。血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、蛋自分画(Alb68%、α1-グロブリン3%、α2-グロブリン6%、β-グロブリン8%、γ-グロブリン15%)、総ビリルビン0.9mg/dl、AST20単位、ALT25単位、LDH200単位(基準176~353)。
  • 今後、この患者のエックス線被曝による早期障害を評価するために有用な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 100I006]←[国試_100]→[100I008

108A010」

  [★]

  • 大量被ばく後の放射線障害で、最も遅く発現するのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108A009]←[国試_108]→[108A011

放射線宿酔」

  [★]

radiation sickness, radiotoxemia
X線宿酔 X-ray sickness、放射線症候群 radiation syndrome
放射線障害
  • 身体的影響の早期障害
  • 確定的影響
  • 種々の電離放射線の照射によって、時に起こる全身倦怠、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、頭痛などの症状。


耐容線量」

  [★]

tolerated dose TD
耐容量
正常組織耐容線量NSD線量率放射線障害


胎児線量」

  [★]

放射線障害
  • 胎児線量100mGy以上で奇形発生が問題となってくる。

放射線症候群」

  [★]

radiation syndrome
放射線宿酔放射線障害


放射線損傷」

  [★]

radiation injury
放射線障害


障害」

  [★]

disorderimpairmentdysfunctiondamagedifficulty、(妨げ)barrierimpedimentobstacledisturbancefoe、(化学)hindrancedisorderimpairlesion
妨げ撹乱関門機能障害機能不全困難傷害障壁損なう損傷ダメージ破壊破損バリヤー病変不安妨害乱れ無秩序機能異常症疾患バリアバリアー機能異常機能不全症


放射線」

  [★]

radiation, radioactive ray
輻射線
電磁波


場所による分類

性質による分類

胎児への放射線の影響

  • 1999年のICRP勧告「胎児が100mGy被爆した場合、子供が奇形を持たない確率はほぼ97%、癌にならない確率は99.1%」


放射」

  [★]

radiationbeamradiateemitbeamradiativeradiant
照射照射性排出ビーム放散放射状放射線放射線照射


害」

  [★] harmhazardinjure

危険損傷ハザード傷害を与える害する




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