振戦

出典: meddic

tremor
不随意運動



分類

動作状態による分類

  • 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
  • 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
パーキンソン病
  • 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
  • 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
本態性振戦甲状腺機能亢進症尿毒症CO2ナルコーシス
  • 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
  • 小脳の障害
小脳障害ウイルソン病多発性硬化症
  • 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
  • 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor

原因による分類(BET.176)



心雑音

thrill
  • 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
  • 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう

振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)

  収縮期 両方 拡張期
大動脈弁領域 大動脈弁狭窄症    
肺動脈弁領域 肺動脈弁狭窄症 動脈管開存症  
Erb領域     大動脈弁閉鎖不全症
三尖弁領域 心室中隔欠損症    
心尖部     僧帽弁狭窄症



血管雑音

thrill
猫喘 purring thrill

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/09 14:28:33」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

和文文献

  • 適応外使用の処方せんの読み方(第32回)本態性振戦(2)
  • 藤原 豊博
  • 月刊薬事 = The pharmaceuticals monthly 55(1), 94-97, 2013-01-00
  • NAID 40019548268
  • チアマゾール投与中に薬剤熱を認めその後に顆粒球減少をきたした多腺性自己免疫症候群3型の1例
  • 戸塚 大輔,入村 泉,大屋 純子,花井 豪,柳沢 慶香,市原 淳弘,堀内 喜代美,岡本 高宏,山本 智子,西川 俊郎,内潟 安子
  • 東京女子医科大学雑誌 82(6), 384-387, 2012-12-25
  • … 症例は35歳男性.2008年バセドウ病と診断されMMI内服開始されるも,2年後に自己中止した.1年後,体重減少,息切れ,振戦が出現し,2011年7月バセドウ病再燃の診断でMMI内服再開された.また,同日採血にてHbA1c 8.9%,抗GAD抗体6736U/mlも指摘され,1型糖尿病の診断のもとに7月当科初診し入院となった.入院第2病日(MMI内服開始後10日目), 突然39度の発熱出現. …
  • NAID 110009557527
  • 適応外使用の処方せんの読み方(第31回)本態性振戦(1)
  • 藤原 豊博
  • 月刊薬事 = The pharmaceuticals monthly 54(13), 2185-2189, 2012-12-00
  • NAID 40019512644
  • アルコールと睡眠障害およびうつ病との関係 (アルコール依存症)

関連リンク

振戦(しんせん、英:Tremor)とは筋肉の収縮、弛緩が繰り返された場合に起こる不随意 のリズミカル運動である。振戦はだれしも起こりうる症状でストレス、不安、疲労、 アルコールの離脱症状(禁断症状)、甲状腺機能亢進症(甲状腺の働きが過剰になる)、 カフェ ...
2010年9月22日 ... 本態性振戦の定義、症状、原因とリスク要因について解説.
デジタル大辞泉 振戦の用語解説 - 《「震顫」「振顫」とも書く》不随意運動の一つ。意思と は無関係に生じる律動的な細かい振動運動(ふるえ)のこと。振動の大きさ・速さ・発生 状況などで分類される。ストレス・不安・疲労・甲状腺機能亢進・アルコールの離脱症状 ...

関連画像

振 戦http://i00.i.aliimg.com/wsphoto/v0 振戦スコア振戦の絵2014 フォード f 150 振 戦 写真has been made on Tremor. Justin Thym


★リンクテーブル★
リンク元不随意運動」「運動失調」「クロルプロマジン」「サルブタモール」「テルブタリン
拡張検索振戦譫妄」「振戦麻痺」「企図振戦

不随意運動」

  [★]

involuntary movement IVM
不随意筋


不随意運動と大脳基底核との関連

  大脳基底核の障害との関連 特徴 好発部位 代表疾患
振戦 tremor 黒質 律動的な振動運動 指、手 Parkinson病
本態性振戦
舞踏病様運動 choreiform movement 尾状核 不規則で、目的のない、非対称性運動
[show details]
顔面、四肢 Huntington舞踏病
バリズム ballism/ballismus 視床下核 舞踏様病の一種。運動はより急速、粗大、持続性。四肢の抹消よりも体幹に誓い部分に強く起こり、上下肢を投げ出すよう激しい運動
[show details]
四肢 視床下核 Juys体の出血・梗塞
アテトーゼ athetosis 赤核被殻淡蒼球 舞踏病よりゆっくりで、持続性のある運動。舞踏病に比べ一定の運動。虫が這うような運動。
[show details]
手・指 脳性麻痺
CO中毒
レンズ核障害
ミオクローヌス myoclonus 赤核 1つまたは多くの筋の短時間の不随意な収縮。関節や四肢の強い運動を伴わないのが原則
[show details]
全身・局所 Creutzfeldt-Jakob病
Ramsay Hunt症候群
てんかん
リピドーシス
ミトコンドリア脳筋症
痙攣 cramp/convulsion   筋肉が不随意に,激しく攣縮する状態    
ジストニー dystonia   異常姿勢。筋緊張の亢進で異常な姿勢となり、体幹の捻転、胸郭の傾斜、頚の捻転、肘の過伸展、手首の過屈曲、指の過伸展などを呈する。
[show details]
体幹・近位筋 捻転ジストニー
チック tic   顔、頚部、肩などに起こる、比較的急激で、繰り返して起こる運動
[show details]
顔面 てんかん
緊張



運動失調」

  [★]

ataxia
協調運動障害 incoordination
[[]]

定義

  • 筋の麻痺などがないにもかかわらず、協調運動が障害されるために運動がうまく行えないこと

分類

部位

  • 1. 深部感覚障害(脊髄後索型、脊髄後索性)(脊髄性失調)
  • 深部感覚の伝導路の障害
  • 2. 小脳性運動失調(小脳失調)
  • 小脳、および小脳への入力系および出力系の障害による協調運動障害。
ex. dentatorubrothalamic tract
  • 3. 前庭迷路系の障害(前庭性失調)
  • 起立や歩行に対する平衡障害が中心で、四肢の運動は障害されない。
  • 4. 前頭葉性失調

情報の伝達方向

  • 1. 小脳の求心路(末梢神経から脊髄後索、前庭迷路系)
  • 2. 小脳
  • 3. 小脳からの遠心路

小脳性運動失調と脊髄性運動失調の鑑別

  小脳性運動失調 脊髄性運動失調
深部感覚障害
Romberg徴候
ジスメトリー 最後には目標物に達する  
振戦 企図振戦 粗大振戦
歩行 酩酊様歩行 踵打歩行
言語障害 構音障害
眼振



クロルプロマジン」

  [★]

chlorpromazine, CPZ
塩酸クロルプロマジン
コントミンウインタミン、Thorazine、ベゲタミン-A配合
精神神経用剤

特徴

  • 抗ヒスタミン薬の開発の過程で見いだされた
  • 統合失調症患者に強い鎮静、睡眠作用を必要とする場合に使う

構造

作用機序

錐体外路症状は少ない。末梢性抗コリン作用による副作用が生じやすい
→鎮静、催眠作用:強。興奮や不眠を示す患者によい。

薬理作用 (SPC.193)

  • 鎮静作用(ノルアドレナリンが関与)
  • 抗幻覚・抗妄想作用(ドーパミンが関与)
  • 感情の安定化
  • 賦活作用(セロトニンが関与)

動態

適応

注意

禁忌

副作用 (SPC.193)

  • 抗コリン作用(口渇、かすみ目、便秘、尿閉、発汗減少)
  • α-ブロック作用(頻脈、起立性低血圧、射精障害)
  • 内分泌作用
  • 体温調節以上
  • けいれん誘発
  • 錐体外路症状

末梢

  • 抗ヒスタミン作用
  • 抗セロトニン作用
  • 局所麻酔作用

相互作用

サルブタモール」

  [★]

salbutamol
salbutamolum
硫酸サルブタモール salbutamol sulfate
アイロミールアスタージスサルタノールベネトリン Ventolinレナピリン
アセチルコリン受容体

特徴

  • β2受容体刺激薬

構造

作用機序

  • 気管支平滑筋、肝臓のβ2受容体に結合
  • (わずかではあるが)心臓のβ1受容体に結合

薬理作用

  • 気管支拡張作用、気管支痙攣の寛解

適応

副作用

β1受容体も刺激するので心拍数↑
日本での報告例はない
  • K+減少
強心配糖体利尿薬を服用の患者で問題となる
  • 肝臓に発現しているβ2受容体に作用→グリコーゲン分解→血糖値↑


テルブタリン」

  [★]

terbutaline
硫酸テルブタリン, terbutaline sulfate
ブリカニールコンボン、Brethine
アドレナリン受容体アセチルコリン受容体
  • β2受容体刺激薬

適応

副作用

β1受容体も刺激するので心拍数↑
日本での報告例はない
  • K+減少
強心配糖体利尿薬を服用の患者で問題となる
  • 肝臓に発現しているβ2受容体に作用→グリコーゲン分解→血糖値↑


振戦譫妄」

  [★]

振戦譫妄
delirium tremens
アルコールせん妄 alcoholic delirium酒客せん妄
[[]]



振戦麻痺」

  [★]

shaking palsyparalysis agitans
パーキンソン病特発性パーキンソン病


企図振戦」

  [★]

intention tremor
意図振戦 volitional tremor
振戦





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡
週間・日々の人気記事
最近7日間の人気記事
 タイトル表示
1マーフィー徴候 18
2narrow segment 16
3" wounds are made"  15
4グレイ症候群 15
5"phenoxypolyethoxylethanol" 15
6ロイシンエンケファリン 13
7硝酸ミコナゾール 11
8Common Laboratory Equipment 11
9content 10
10だいすいたいしんけい 9
11粟粒結核と肉下種 9
12全身性ヒマン細胞小 9
13細胞内寄生菌 9
14kligler培地 原理 9
15不整脈  9
16角膜反射 中枢 9
17膜性骨化 8
18ソルデム 8
19ハプロ不全 疾患 8
20日本多毛 8

昨日の人気記事
 タイトル表示
1" wounds are made"  15
2kligler培地 原理 9
3kligler培地 硫化鉄 4
4ǸCαꥦ륹ΤǤ뤳ȤŦƤ֤Ƥ 4
5歳の女性。右目の疼痛、充血および霧視を主訴に来院した。眼底に異常を認めない。視力は右 0.9 (矯正不能)、左 1.2 (矯正不能)。眼圧は右 11 mmHg、左 12 mmHg。フルオレセイン染色後の前眼部写真 (別冊No. 5) を別に示す。 治療薬として適切なのはどれか。 4
6胃癌 borrmann分類 3
7回復過程 3
8ジェンドラシック法 メカニズム 3
9しょうすいたいしんけい 3
10ラリンゲルマスク ゼリー 3
11ハッセルバッハ三角 3
12白内障 grade 3
13フォンギールケ病 3
14マッコーネルサイン 3
15小児骨折 好発部位 3
16咽頭神経叢 3
17低アルドステロン症 3
18フロマン徴候 3
19オーグメンチン 販売中止 3
20クスマウル徴候 3