拡散能

出典: meddic

diffusing capacity, diffusion capacityF
拡散能力、(in europe)transfer factor
DLCO

拡散能に影響を及ぼす因子

  • 気体の肺胞内皮~基底膜~毛細血管内皮の透過性
  • 血流の流速
  • 肺胞の換気量
  • 気体の運搬体への結合能力

疾患との関連

  • 低下:肺気腫、間質性肺炎、塵肺、肺うっ血など
  • 上昇:気管支喘息、慢性気管支炎、多血症など

気体の種類による分類

  • 一酸化炭素拡散能力 DLCO



UpToDate Contents

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和文文献

  • 24pTG-3 TTFCOONH_4塩のプロトン拡散能(24pTG 分子性固体・高圧物性,領域7(分子性固体・有機導体))
  • 小林 由佳,日比野 高士,金 永成,岩井 秀夫,田中 彰博
  • 日本物理学会講演概要集 66(2-4), 894, 2011-08-24
  • NAID 110008760525
  • 視覚障害, 高次脳機能障害を主症状とした二相性けいれんと遅発性拡散能低下を呈する急性脳症
  • 森野 紗衣子,後藤 知英,大瀧 潮,三山 佐保子
  • 脳と発達 43(4), 295-299, 2011-07-01
  • NAID 10029386972

関連リンク

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世界大百科事典 第2版 - 拡散能の用語解説 - 動脈血化した毛細血管内の血液のO2分圧,CO2分圧は肺胞のそれらとほぼ等しいとみなされる。ガスの呼吸膜での拡散のしやすさを拡散能といい,1mmHgの圧力差で1分間に肺胞気と血液との間 ...

関連画像

 白色 拡散形 垂直形 M400FCE-W/BUD血液濾過(HF) 拡散希望 #成人式 pic.twitter.comスポットライト拡散型LED などがあり、膜全体(拡散路)の なぜフェイスブックを活用する


★リンクテーブル★
先読みF」「DLCO
国試過去問095G014」「095G013」「096A015」「106A016」「105A019」「096G095
リンク元100Cases 96」「transfer factor
拡張検索一酸化炭素肺拡散能力」「CO拡散能力
関連記事拡散

F」

  [★] フェニルアラニン phenylalanine

WordNet   license wordnet

「the 6th letter of the Roman alphabet」
f


DLCO」

  [★] 一酸化炭素肺拡散能力


095G014」

  [★]

  • 55歳の男性。2か月前から労作時の息切れ乾性咳とが出現し、最近増悪したので来院した。 35年前から18年間絶縁体の製造に従事していた。胸部エックス線写真と気管支肺胞洗浄液May-Giemsa染色標本とを以下に示す。
  • この疾患で正しいのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095G013]←[国試_095]→[095G015

095G013」

  [★]

  • 56歳男性。多量の膿性喀痰労作時呼吸困難とが出現したので来院した。10歳代から咳と喀痰とを自覚していた。20歳時に慢性副鼻腔炎を指摘され、30歳代から咳と喀痰とが増悪したが放置していた。喫煙歴はない。胸部エックス線写真、胸部CTおよび肺生検H-E染色標本を以下に示す。この患者でみられないのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095G012]←[国試_095]→[095G014

096A015」

  [★]

  • 61歳の男性。事務職。6か月前から労作時呼吸困難を自覚し、徐々に悪化したので来院した。2年前から乾性咳嗽に気付いていたが放置していた。胸部にfine crackles(捻髪音)を聴取する。白血球5,600。CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。この疾患で低下しないのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 096A014]←[国試_096]→[096A016

106A016」

  [★]

  • 胸部単純CT(別冊No. 1)を別に示す。
  • この患者の肺機能検査所見として考えられるのはどれか。 2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A015]←[国試_106]→[106A017

105A019」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105A018]←[国試_105]→[105A020

096G095」

  [★]

  • 加齢とともに低下しない呼吸機能検査値はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G094]←[国試_096]→[096G096

100Cases 96」

  [★]

96
35歳 女性
主訴】息切れ
現病歴】6ヶ月から次第増悪する息切れを訴え来院。息切れは進行しており、今では同年代の人に比べ階段を登ったり平地を歩くのがおそい。3ヶ月間空咳が出現してきている。
既往歴喘息(子供の頃、中等度)
家族歴】父:40歳時に胸部疾患(chest problem)で死亡(と、この患者は思いこんでいる)。
【服用薬】パラセタモールやせ薬は過去に使ったことがある
【嗜好歴】タバコ:吸わない。飲酒:週に10 units以下。
【職業歴】印刷会社(学校卒業後ずっと)
【生活歴】8歳と10歳の子供がいる。ペットとして自宅にネコウサギ飼育している。
身体所見
バチ指、貧血チアノーゼは認めない。心血管系正常呼吸器系で、両側性に肺拡張能低下。胸部打診音、および触覚振盪音正常。聴診上、両肺の肺底部に呼気終期年発音を聴取する。
検査所見
呼吸機能試験
測定値 予測値
FEV1(L) 3.0 3.6-4.2
FVC(L) 3.6 4.5-5.3
FER(FEV1/FVC)(%) 83 75-80
PEF(L/min) 470 450-550
胸部単純X線写真
胸部単純CT(肺野条件)
Q1 診断は?Q2 追加検査治療法
(解説)
・6ヶ月から次第増悪する息切れ
 ・本当に6ヶ月から息切れが始まったかは分からない!!実際にはもっと前から存在する可能性を考えよう。
喘息既往歴 → また喘息か・・・
 ・聴診上笛音 weezingなく、また呼吸機能検査閉塞性肺障害は認められず否定的
職業喘息 ← 肺の疾患では職業歴が重要なんだよ、うん。
 ・職業関連した特定物質曝露され引き起こされる気管支喘息
 ・気管支喘息だと閉塞性換気障害でしょっ。
・本症例病態
 ・拘束性病変(restrictive problem):拡張制限 + ラ音(呼気時に閉鎖していた気道再開通によるラ音。このラ音は(1)肺が硬い+(2)肺容量低下による起こるんじゃ)
・呼吸機能検査結果
 ・中等度の拘束性換気障害(FEV1FVCの低下、slightly high ratio)
  → 硬い肺と胸郭示唆している → 肺コンプライアンス低下じゃな。
  → 拡散能低下が予想される。
・胸部単純X線写真
 ・小さい肺野、中肺野~下肺野にかけて結節性網状陰影(nodular and reticular shadowing)を認める ← 教科書的には「線状網状影」
・HRCT
 ・胸膜下嚢胞形成(subspleural cyst formationの直訳。教科書的には「胸膜直下の蜂巣肺所見」)を伴う線維化
これらの所見→diffusing pulmonary fibrosis(fibrosing alveolitis)
・肺の線維化病変を見たら限局性かびまん性かを見なさい!マジで?
 ・びまん性:diffuse fine pulmonary fibrosis
  ・原因膠原病薬剤性中毒性特発性
 ・限局性:例えば肺炎感染後の瘢痕
IPF
 ・まれに家族性病型有 → 本症例で父がchest problemで無くなっている事と関連があるかもしらん。
 ・IPFの良くある病型UIP + CT上胸膜下に認められる蜂巣肺
 ・膠原病合併する場合NSIPの様に広い範囲斑状病変出現
 ・CT上、ground glass shadowingに見える所はactive cellular alveolitisであり、反応反応する確率が高いことと関連している。
追加検査目的原因合併症の検索肺生検施行の有無を決定
 ・肺生検:経気管支鏡生検は試料が少ないために負荷。VATは良く使用されており、若年肺組織を得るのに適切方法
治療
 ・低用量~中等量の副腎皮質ステロイド ± 免疫抑制薬(アザチオプリン):数ヶ月経過観察し、反応性を観察
  ・UIP症例でこのレジメンに対する反応性は乏しく、治療による利益より重大副作用を起こさないことが重要
 ・アセチルシステインanti-oxidant
  ・予後改善するというエビデンス有り
  ・ステロイドアザチオプリンアセチルシステインというレジメンで用いられることがある
 ・肺移植
  ・本症例の様にナウでヤング患者には適応考慮しても良い
予後
 ・疾患の進展速度は症例により様々
 ・6ヶ月で死亡する急性増悪も起こることがある。
  Progression rates are variable and an acute aggressive form with death in 6 months can occur.
 ・UIP症例では多くの場合2~3年かけて確実進行していく。
glossary
clubbing n. バチ指
restrictive ventilatory defect 拘束性換気障害
transfer factor = 拡散能/拡散能diffusion capacity
subpleural bleb 胸膜下嚢胞
diffuse fine pulmonary fibrosis びまん性微細肺線維症
warrant vt. (正式)(SVO/doing)S(事)からするとO(事)は「~することは」当然のことである(justify)
relevant adj. 直接的関連する、関連性のある(to)
ground glass すりガラス
'ground glass' shadowingすりガラス陰影


transfer factor」

  [★]


一酸化炭素肺拡散能力」

  [★]

carbon monoxide pulmonary diffusing capacity carbon monoxide diffusing capacity of lung DLCO
CO拡散能力
一酸化炭素トランスファーファクター拡散能

概念

  • 肺胞気から肺毛細血管に至るガス移動効率の指標
  • 肺毛細血管内を通過する血液の気層との接触時間は0.75sあれば酸素化に影響はない。この接触時間が短くなる、すなわち血流速度が増加した状態では酸素化が不十分となり拡散能の低下として認められる。血流速度は運動時や、あるいは毛細血管が破壊されたり閉塞したりして血管床が減少した病態で上昇する。(SPU.24)
  • 20-30ml/min/Torr(YN.I-27)

方法

  • 4種混合ガスを用い、最大呼出後急速に最大吸気位まで吸気し、10秒息止めをした後、急速に最大呼出をしCOガスの吸収量を測定して肺拡散能を検査する。

DLCOを低下せしめるファクター

肺間質、気道、肺血管の異常
  • (1) 肺胞から肺毛細血管赤血球内ヘモグロビンに至るまでの拡散距離の増加
  • (2) 肺胞・肺毛細血管の有効拡散面積の減少
  • (3) 換気、血流、拡散能力の肺内不均等分布
YN.I-27

読み方

DLCO上昇

  • 軽度肺うっ血 → 肺血流量の増加により軽度上昇(SPU.354)

DLCO低下

  • 肺水腫

呼吸器内科 必修マニュアル

p.86

DLCOの基準

  • 高値   :予測値の141%以上
  • 正常   :予測値の76-140%
  • 軽度低下 :予測値の61-75%
  • 中等度低下:予測値の41-60%
  • 高度低下 :予測値の40%以下

解釈

スパイロメトリー DLCO  
閉塞性障害あり 低下 肺気腫
正常~上昇 気管支喘息
拘束性障害あり 低下 肺線維症、(肺切除後)
正常 胸郭・胸膜異常、神経筋疾患
正常 低下 早期の間質性肺疾患、肺血管障害貧血一酸化炭素中毒
上昇 高度肥満、多血症、(気管支喘息)、左右心内シャント、軽度の左心不全、肺胞出血

参考

  • [display]http://xakimich.hp.infoseek.co.jp/laboratory/node30.html



CO拡散能力」

  [★] 一酸化炭素肺拡散能力


拡散」

  [★]

diffusion








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