抗甲状腺抗体

出典: meddic

antithyroid antibody
甲状腺自己抗体 thyroid autoantibody


UpToDate Contents

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和文文献

  • 症例報告 免疫グロブリン治療が奏効した罹病期間16年の抗TPO抗体・抗グリアジン抗体陽性小脳萎縮症の1例
  • 田中 伸幸,大嶽 宏明,伊藤 傑
  • 臨床神経学 52(5), 351-355, 2012-05
  • NAID 40019325478
  • 症例報告 幻覚妄想状態を呈し甲状腺腫大のある26歳女性
  • 吉川 玲欧,中野 知恵子,國松 淳和
  • 日本未病システム学会雑誌 18(3), 25-30, 2012
  • NAID 40019474360
  • 高齢者に見出された続発性副腎皮質機能低下症4例の臨床的検討
  • 宮井 優,大西 康貴,金崎 淑子,中井 陽,近藤 絵里,今倉 章,新谷 保実,宮 恵子
  • 徳島赤十字病院医学雑誌 = Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal 15(1), 28-33, 2010
  • … の低値が判明した.視床下部ホルモン4者負荷試験を施行した2例では,ACTH 単独欠損症と汎下垂体機能低下症と診断した.4例とも少量のhydrocortisone 投与後,症状や低Na 血症は速やかに改善した.4例とも抗甲状腺抗体が陽性であり,何らかの自己免疫機序の関与も疑われた.1例はくも膜下出血後に発症し,主として視床下部障害による副腎不全と考えられた.救急患者で副腎不全が疑われる場合には,診断より治療を …
  • NAID 120004929358

関連リンク

橋本病、バセドウ病の患者の血中には、高率に種々の抗甲状腺自己抗体が出現する。 これら自己抗体の中で、現在一般的に測定されているものとして、抗甲状腺マイクロ ゾーム抗体と抗サイログロブリン抗体があげられる。抗甲状腺マイクロゾーム抗体は、 ...
抗サイログロブリン抗体TgAb又はTGHA⇒甲状腺にあるサイログロブリンという蛋白 に対する自己抗体です。 ○, 抗甲状腺ペルオキシターゼ抗体=抗マイクロゾーム抗体( MCHA)ともいいます。 TPOAb又はMCHA⇒甲状腺ペルオキシターゼに対する自己 抗体 ...

関連画像

橋本病 で 陽性 tpoab 抗 甲状腺 抗甲状腺微粒体抗体抗甲状腺微粒体抗体有什么临床 抗甲状腺微粒体抗体(ATMA)与 抗 抗甲状腺过氧化物酶抗体现货 抗甲状腺过氧化物酶抗体高 抗


★リンクテーブル★
リンク元甲状腺機能低下症」「原発性甲状腺機能低下症」「甲状腺自己抗体
関連記事甲状腺」「抗体」「

甲状腺機能低下症」

  [★]

hypothyroidism
甲状腺機能不全症
粘液水腫甲状腺ホルモン甲状腺
甲状腺機能亢進症

概念

病因

先天性甲状腺機能低下症

原発性甲状腺機能低下症

二次性甲状腺機能低下症

三次性甲状腺機能低下症

病態

参考1
  • 甲状腺ホルモンの低下
 → 代謝の低下
 → 多くの組織の組織間隙にグリコサミノグリカンが蓄積

症候

  • 全身:全身倦怠感、易疲労感、体重増加、低体温、嗄声、貧血(EPO↓)、滲出液貯留(心膜液貯留(約30%の症例で見られる)、胸水貯留 ←血管透過性の亢進による)
  • 消化器:絶肥大、便秘、食欲低下
  • 循環器:粘液水腫心、心拍出量の低下?
  • 骨格筋:こむらがえり、アキレス腱反射の子癇層の遅延(Lamberts徴候)、筋力低下(骨格筋ミオパチー)、筋肥大(Hoffmann症候群)、筋痛
  • 皮膚 :四肢・顔面の粘液水腫、発汗減少、皮膚乾燥、頭皮脱毛、眉毛外1/3の脱毛、皮膚の黄染
  • 神経 :末梢神経と中枢神経のいずれも影響が生じる。 (参考1)
  • 橋本脳症:疾患概念についてはcontroversial
  • 粘液水腫性昏睡(ICU.762)(低体温、浮腫性皮膚、意識レベル低下)
  • 手根管症候群:よく見られる合併症。ホルモン療法により軽快。 ← 組織間質にグリコサミノグリカンが蓄積して手根管を狭窄せしめるのか
  • 精神 :記銘力低下、計算力低下、言語緩慢、活動性低下
  • 生殖系:月経不順(月経過多、無月経)。不妊、流産。   ←  初期に月経過多、後期に無月経を起こす(出典不明)。
  • その他:乳汁分泌(三次性以外。TRH↑)、難聴、貧血。 ← 甲状腺ホルモンがエリスロポエチンの分泌を亢進させるので

生殖系の異常

  • 月経の異常の割合(参考1)
月経前の婦人集団 集団サイズ(人) 患者全体に占める割合(%)
月経周期正常 無月経・希発月経 過多月経
甲状腺機能低下症 171 77 16 7
健常者 214 92 7 1

検査

胸部単純X線写真

心電図

  • 低電圧、徐脈、陰性T波

血液検査

AST,LDH,CKなど筋酵素が増加
  • (1)心拍出量の低下 → 頚動脈圧受容器 → ADH分泌 (時に尿Na濃度が低下せず、SIADHの基準を満たす例がある)
  • (2)GFR低下((1)の影響?) → ヘンレループの上行脚(diluting segment)に至る尿量減少 → 排泄できる自由水減少

診断基準

原発性甲状腺機能低下症

a)かつb)を満たすもの
  • a)臨床所見
  • 無気力、易疲労感、眼瞼浮腫、寒がり、体重増加、動作緩慢、嗜眠、記憶力低下、便秘、嗄声等いずれかの症状
  • b)検査所見
  • 遊離T4低値およびTSH高値

治療

  • 治療のトリガー:TSH>10.0となる症例。

参考

  • 1. [charged] 甲状腺機能低下症の臨床症状 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 甲状腺機能低下症における低ナトリウム血症 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 甲状腺機能低下症の治療 - uptodate [3]
  • 4. [charged] 甲状腺機能低下性ミオパチー - uptodate [4]
  • 5. 甲状腺機能低下症 - 甲状腺疾患診断ガイドライン
[display]http://www.japanthyroid.jp/doctor/guideline/japanese.html%23teika





原発性甲状腺機能低下症」

  [★]

primary hypothyroidism
甲状腺機能低下症


===血液検査

=

AST,LDH,CKなど筋酵素が増加


甲状腺自己抗体」

  [★]

thyroid autoantibody
抗甲状腺抗体


甲状腺」

  [★]

thyroid gland
glandula thyroidea
甲状腺ホルモン副甲状腺(上皮小体)
喉頭
  • 図:N.24(全面の筋),25(全面の筋),70(血管),71(血管)

解剖学

部位

性状

  • 成人の正常重量15-25g、女性の方が少し重い。妊娠中や性周期で重量が変化する。分泌期初期(early secretary phase排卵後2-5日目)には50%も重量が増加する。

大きさ

よくわかる甲状腺疾患のすべて 永井書店 (2004/01) ISBN 481591673X
単位はmm?
  n 峡部 横断厚 横径 縦経(右) 縦経(左)
男性 34 1.8±0.6 18±3.0 48±4.8 49±3.7 49±3.8
女性 16 1.3±0.8 16±2.2 46±3.6 45±6.0 46±3.0

血管

動脈

静脈

神経

声帯を支配する神経が甲状腺の裏側を通過 N.71

画像

  • 超音波検査
  • (高エコー)筋肉>甲状腺>気道(低エコー)  ← 要確認

組織学

濾胞上皮細胞 follicular cell

  • 甲状腺ホルモンを産生、分泌。

C細胞 C cell

  • 成人甲状腺全体の0.1%を占める
  • カルシトニン産生細胞、HEでは判別困難。
  • 銀染色(Glimerius)、免疫組織化学(chromogranin A、synaprophysin, carcitoninなど)により明らかとなる。
  • 電顕では、electron dense な顆粒を有する(神経内分泌顆粒)。

機能

発生

神経支配

  • 上頚部交感神経節、中頚部交感神経節。交感神経神経線維は濾胞近傍に終末し、分泌に影響を及ぼす。

臨床関連

非腫瘍性疾患

  • 1. 遺伝疾患、発達傷害
  • mynocyclineによるblack thyroid:消耗性色素リポフスチンと他の物質(lipid-drug complexによりlysosomeに色素が沈着する)。
  • 4. 感染
  • 5. 自己免疫性甲状腺疾患

腫瘍性疾患 (甲状腺腫瘍)

  • 1. 良性腫瘍
  • a) 濾胞腺腫 follicular adenoma
  • 2. 悪性腫瘍 悪性腫瘍中の頻度)
  • a) 乳頭癌 papillary carcinoma 88%
  • b) 濾胞癌 follicular carcinoma 4.2% 甲状腺濾胞癌 thyroid follicular carcinoma
  • c) 低分化癌 poorly differentiated carcinoma
  • d) 未分化癌 undifferentiated carcinoma 1.5%
  • e) 髄様癌(C細胞癌) medullary carcinoma, C-cell carcinoma 1.4%
  • f) 悪性リンパ腫 malignant lymphoma 3.5%


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

分類






抗体」

  [★]

antibody, Ab
γ-globline、免疫グロブリン
  • 抗原を特異的に認識する糖蛋白質である免疫グロブリンの一種。
  • 血液・リンパ液中で抗原と非結合状態のものを指す
  • 液性免疫に関与




体」

  [★]

body
corpuscorpora
肉体身体本体コーパスボディー




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