抗原提示細胞

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antigen presenting cell, APC, antigen-presenting cell, antigen-presenting cells, APCs


特徴

抗原提示細胞


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/02/09 01:40:55」(JST)

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和文文献

  • 気管支喘息における共刺激分子の役割
  • 松元 幸一郎,中西 洋一,Matsumoto Koichiro,Nakanishi Yoichi,マツモト コウイチロウ,ナカニシ ヨウイチ
  • 福岡医学雑誌 102(8), 243-253, 2011-08-25
  • … 気管支喘息,特にアトピー性喘息は吸入抗原に対するTh2 タイプのアレルギー性炎症反応を本態とし,抗原提示細胞を介したT 細胞の活性化がB細胞からの抗原特異的IgE の産生,肥満細胞や好酸球の活性化に繋がる.これら多種類の免疫担当細胞・炎症細胞によって構成される慢性の気道炎症は気道過敏性と連動することで可逆性の気道狭窄(喘息発作)をもたらす.抗原特異的Th2細胞の成立・活性化とその制御において …
  • NAID 120003294955
  • SF-008-3 膵癌患者末梢血におけるT細胞及び抗原提示細胞の活性化因子の評価(SF-008 サージカルフォーラム(8)膵臓:基礎-1,第111回日本外科学会定期学術集会)
  • 廣岡 智,柳本 泰明,里井 壯平,豊川 秀吉,山本 智久,山木 壮,由井 倫太郎,松井 陽一,權 雅憲
  • 日本外科学会雑誌 112(臨時増刊号_1・2), 345, 2011-05-25
  • NAID 110008683695
  • 抗原提示細胞としての機能をもつマスト細胞と好塩基球 : アレルギー疾患治療の有力なターゲットになりうるか

関連リンク

デジタル大辞泉 - 抗原提示細胞の用語解説 - 体内に侵入したウイルスなどの抗原を取り込んで、近くのリンパ節へ移動し、T細胞に抗原の情報を伝達する免疫細胞。樹状細胞・マクロファージ・B細胞など。APC(antigen presenting cell)。
CD2(LFA-2)は、T細胞やNK細胞が、羊の赤血球(SRBC)と、E-ロゼットを形成する際の、リセプター。なお、T細胞表面のCD2(インテグリン)が結合する、抗原提示細胞表面のリガンドは、ヒトでは、CD58(LFA-3)で、マウスでは ...
抗原提示について解説しています ... と言った具合。この3つのうちどれが欠けても アナジー(不応答) を起こす。 マクロファージ、樹状細胞らによる抗原提示が済むと、非受容体型PTKのLck活性化に引き続いて、同じく非受容体型PTKのZAP70 ...

関連画像

の情報は、抗原提示細胞とよ は細胞表面の抗原 4] 抗原提示 抗原提示細胞』の画像を検索 抗原提示細胞.png抗原提示細胞


★リンクテーブル★
国試過去問107E015
リンク元主要組織適合複合体」「ヘルパーT細胞」「免疫」「拒絶反応」「樹状細胞
拡張検索プロフェッショナル抗原提示細胞
関連記事抗原」「提示」「抗原提示」「細胞

107E015」

  [★]

  • 表皮内にある抗原提示細胞はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107E014]←[国試_107]→[107E016

主要組織適合複合体」

  [★]

major histocompatibility complex, MHC
ヒト白血球抗原 human leucocyte antigen, HLA ← LHA/MHCの疾患との遺伝的関係についてはここを参照、MHC分子主要組織適合遺伝子複合体


MHCのクラスと特徴 (出典不明)

  MHC class I *MHC class II
MHC発現組織 全ての有核細胞(×赤血球) CD4陽性T細胞
CD8陽性T細胞
抗原提示細胞(マクロファージ樹状細胞

ランゲルハンス細胞クッパー細胞ミクログリアB細胞)

抗原認識するリンパ球 Tc細胞 Th細胞
ドメイン構造 α鎖(α1,2,3を持つ分子)とβ2-microgloblin α鎖(α1,α2を持つ分子)とβ鎖(β1,β2を持つ分子)
遺伝子座 HLA-A,B,C, HLA-DP,DQ,DR
提示されるペプチド 内在抗原 外来抗原
抗原ペプチドの長さ 9残基 12-30残基
抗原ペプチドとMHCとの相互作用部位 2残基 3(免疫学授業プリント)

4(IMM.131)

MHC分子の発現 (IMM.136)

  MHC class I MHC class II
リンパ組織 T細胞 +++
B細胞 +++ +++
マクロファージ +++ ++
樹状細胞 +++ +++
胸腺上皮細胞 +++
有核細胞 好中球 +++
肝細胞
腎臓
無核細胞 赤血球

  主要組織適合遺伝子複合体
    移植抗原として発見された抗原系
    応答免疫(抗原提示)に関与する
  ヒト(HLA complex) human leucocyte antigen
   HLA
   ドメイン構造
    クラスI		A	B	C
    クラスII	DP	DQ	DR
   多型性がある
   12種類のHLAを発現(父由来、母由来)
  マウス(H2 complex) Histcompatibility-2
   ドメイン構造
    クラスI		K	D
    クラスII	A	E
  MHCの歴史
   G.Snell		マウスH2が移植の正否を左右する
   J.Dausset		HLAが抗原
   B.Benaceraf	MHC遺伝子を明らかにし、MHCが免疫応答に関与していることを証明

(1)分子構造

 クラスI H鎖 β2-microglobulin
 クラスII α鎖 β鎖
 細胞外領域 膜貫通領域 細胞内領域
 ドメイン
 Igスーパーファミリー
 クリスタログラフィー crystallography

(2) MHC分子の生合成

 抗原処理
 抗原提示
 クラスI (proteasome TAP)
  クラスI抗原提示(内在性抗原)
  ①ほとんどの細胞が提示
   ただし赤血球には発現していない
  ②細胞内:内在抗原をプロテアソーム(LMP複合体)が分子切断→ERに移動
  ③ERI TAPトランスポーターによりER内に移動
   クラスI+ペプチド複合体形成
  ④細胞表面に移動
  ⑤Tc(CD8+ T細胞)細胞が認識:標的細胞を障害
 クラスII (Ii=invariant chain, HLA-DM)
  クラスII抗原提示(外来抗原)
  ①抗原提示細胞:貪食、飲食による取り込み
  ②ファゴリソゾーム:ペプチドに分解
  ③小胞体(ER):(MHC class II + Ii鎖)複合
  ④ファゴリソゾーム:HLA-DMがIi鎖を解離
   ペプチドを提示→(MHC class II + ペプチド)複合体
  ⑤細胞表面に移動
  ⑥Th(CD4+T)細胞が認識

(3) MHC遺伝子

  • MHC遺伝子座
  • クラスI:HLA-A,HLA-B,HLA-C(古典的)
→全ての有核細胞が発現
   最近、E,F,Gが発見された→E,FはT細胞、Gは胎盤トロホブラストが発現(妊娠免疫に重要)
→限定された細胞が発現(マクロファージ、樹状細胞、ランゲルハンス細胞、クッパー細胞)
亜領域A1,A2,およびB1,B2を有し、いずれかしか発現しない。ちなみに、Aはα鎖、Bはβ鎖をコードしている。
HLA-DM、LMP、TAP遺伝子座がDP-DQ間に発現していることが明らかとなった
  • クラスIII:補体成分:C2,C4,Bf
        サイトカイン:TNPet,C,
        酵素:21-hydroxylase
 クラス(領域 亜領域)
 遺伝的多塑性 polymorphism
 対立遺伝子頻度
-MHC
主要組織適合遺伝子複合体


ヘルパーT細胞」

  [★]

helper T cellThTH
ヘルパーTリンパ球Th細胞
T細胞キラーT細胞抗原提示細胞Th1Th2



  • T細胞の中で最も多い
  • (CD4陽性T細胞)CD4 + T cellとも呼ばれる
  • Th17もあるらしい。IL-17を分泌しアレルギー反応、自己免疫疾患に関与する。

機能

  • B細胞の形質細胞への分化誘導
B細胞の項を参照

抗原認識

  • 抗原提示細胞のみがMHC class IIを持つが、異物を貪食すると抗原をここに提示する (PT.249)
  • ヘルパーT細胞のTCRが抗原とMHC class IIを認識する (PT.249)
  • このときヘルパーT細胞上に発現しているCD4MHC class IIとの結合を強める (PT.249)
  • ヘルパーT細胞はIL-2を放出し、キラーK細胞やB細胞の増殖をもたらす (PT.249)
  Th0からの分化誘導 機能
Th1 IL-12 細胞性免疫、液性免疫
Th2 IL-4 液性免疫

サイトカイン

  分化誘導 サイトカイン
Th1細胞 IL-12 IL-2,IFN-γTNF-β
Th2細胞 IL-4 IL-4,IL-5,IL-6,IL-10,IL-13

Th1とTh2 (SMB.46)

機能 Th1 Th2
サイトカインの産生 INF-γ +  - 
IL-2
IL-3
IL-4
IL-5
IL-6
B細胞のヘルパー機能 IgM,IgG,IgA ± ++
IgE
遅延性過敏反応発現能
感染防御免疫反応能


免疫」

  [★]

immunity, immune
免疫系

免疫の種類 (PT.246-251)

  主に関与するリンパ球 働き リンパ節での局在
細胞免疫 T細胞 (1)免疫の活性化 傍皮質
(2)抗原を有する細胞への攻撃
液性免疫 B細胞 抗体産生 皮質

T細胞の種類

細胞の種類 補レセプター 抗原を提示する細胞 MHC抗原
キラーT細胞(Tc) CD8 抗原提示細胞 MHCクラスI
ヘルパーT細胞(Th) CD4 全ての細胞 MHCクラスII

ヘルパーT細胞の種類

T細胞 関連する因子 産生する物質 機能
Th1 IL-12

 増殖

IL-2,IFN-γなど 細胞性免疫を促進'

 (1)キラーT細胞NK細胞マクロファージを活性化  (2)遅延型過敏反応により自己免疫疾患に関与

Th2 IL-4

 Th→Th2

IL-4,IL-5,IL-6,IL-10など 液性免疫を促進'

 (1)B細胞好酸球肥満細胞に作用。  (2)即時型アレルギーに関与



拒絶反応」

  [★]

rejectionallograft rejection, graft rejection, rejection reaction RR
拒否反応
臓器移植


YN.N-17改変

  反応時期 原因 治療
超急性拒絶反応 24時間以内 体液性 レシピエントの抗HLA抗体 移植臓器の摘出 免疫抑制薬無効
急性拒絶反応 1週間後~3ヶ月後 細胞性 レシピエント抗原提示細胞によるドナー抗原提示?   免疫抑制薬有効
慢性拒絶反応 3ヶ月後~ 体液性   再移植 免疫抑制薬無効
免疫抑制薬(シクロスポリンタクロリムス6-MPアザチオプリン)



樹状細胞」

  [★]

dendritic cell DC, dendritic cells
樹枝状白血球プロフェッショナル抗原提示細胞 professionalantigen-presenting cell、プロフェッショナルAPC professional APC


  • 抗原提示細胞
  • 食細胞としての機能はない

樹状細胞の種類

  • 上皮に存在し抗原を捕獲し、所属リンパ節に移動してT細胞に抗原提示
  • class II MHCとT-cell costimulatory moleculesを有する
  • リンパ節ではparacortixに存在(WCH.422)
  • リンパ節脾臓胚中心に存在する。(WCH.422ではfollicleに存在すると)
  • Fc受容体や補体の受容体を有する
  • IgGや補体が結合した物質を捕獲し、リンパ濾胞のB細胞に抗原提示し、secondary antibody responseを促進する

サイトカイン (SMB.44)

NK細胞樹状細胞インターフェロンγを産生させるサイトカインを分泌


プロフェッショナル抗原提示細胞」

  [★]

professional antigen-presenting cell
樹状細胞抗原提示細胞


抗原」

  [★]

antigen Ag
抗体


分類


提示」

  [★]

presentationrepresentationpresentsubmitrepresentational
出席している、ある、屈する現在示す症状贈呈提出呈する表現表示服従再現発表投稿プレゼンテーション


抗原提示」

  [★]

antigen presentationAg presentationantigen-presentingAg-presenting
抗原プロセシング


細胞」

  [★]

cell
cellula







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