扁桃炎

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tonsillitis
扁桃腺炎
扁桃


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/07 16:54:32」(JST)

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和文文献

  • 成人急性咽頭・扁桃炎に対する Levofloxacin 500mg 1日1回投与の有用性に関する検討
  • 山中 昇,杉田 麟也,鈴木 賢二,横山 道明,林 泰弘,眞田 文明,藤原 久郎,渡邊 敬,田渕 富三
  • 耳鼻咽喉科臨床 104(9), 657-666, 2011-09-01
  • NAID 10029495375
  • 急性線維素性心膜炎の病態を呈した降下性壊死性縦隔炎の1例
  • 松浦 陽介,渡 正伸
  • 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 25(2), 182-186, 2011-03-15
  • … 下性壊死性縦隔炎(DNM)は口腔や咽喉頭周囲に生じた感染が,気管支周囲の疎性結合組織に波及し,縦隔に下降して生じる縦隔炎で,救命のためには早期診断・治療が必須の疾患である.症例は59歳,女性.扁桃炎の加療中,心不全症状と不明熱が認められるようになった.この時点で初めて全身CTが施行され,DNMと診断された.胸腔鏡下に縦隔ドレナージおよび心膜開窓術を施行し救命し得た.術中所見では,抗生剤 …
  • NAID 10027955345

関連リンク

扁桃炎(へんとうえん)は扁桃腺上の常在菌が活動して炎症を起こす病気。扁桃腺炎 ともいわれる。 ... は抗生物質投与で治癒する。再発頻度が多い(年に3-4回)場合は 扁桃摘出術をすすめられる。扁桃摘出術は全身麻酔を施し、術後1週間程度で退院する 。
急性扁桃炎<のどの病気>。急性扁桃炎とはどんな病気か 主に口蓋扁桃(こうがい へんとう)(図12、図13)の急性炎症を指します。口をあけてのぞくと、のどちんこの横に ある口蓋扁桃が赤くなってはれていたり、または扁桃表面が白色のうみ gooヘルスケア ...

関連画像

扁桃炎(1)GPUpdateのど断面図写真2)扁桃炎扁桃炎口蓋扁桃


★リンクテーブル★
国試過去問105G024」「104F018
リンク元発熱」「伝染性単核球症」「100Cases 55」「掌蹠膿疱症」「舌咽神経痛
拡張検索アデノウイルス扁桃炎」「陰窩性扁桃炎」「急性舌扁桃炎」「習慣性扁桃炎
関連記事扁桃」「

105G024」

  [★]

  • 腎生検PAM染色標本(別冊No. 4)を別に示す。
  • 患者の病歴として最も合致するのはどれか。


  • a 扁桃炎罹患2週後に乏尿となった男児
  • b 全身浮腫が数日の経過で出現した20歳台の男性
  • c 発熱関節痛、顔面の紅斑および浮腫が出現した20歳台の女性
  • d 糖尿病腎症の治療中に浮腫が出現し増悪した60歳台の女性
  • e 浮腫腎機能低下とが数か月で進行した70歳台の男性


[正答]


※国試ナビ4※ 105G023]←[国試_105]→[105G025

104F018」

  [★]

  • 16歳の男子。顔面の浮腫を主訴に来院した。約2週前に扁桃炎に罹患し、昨日から顔面の浮腫が出現した。尿の色は暗赤色である。
  • この疾患の主徴候とならないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104F017]←[国試_104]→[104F019

発熱」

  [★]

pyrexia
fever, thermogenesis
熱型、≠高体温(体温調節機構の破綻による)、不明熱
ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9

概念

  • 体温中枢のセットポイント上昇による

分類

  • 微熱:37.5℃以上 37.0~37.9℃(YN.)
  • 発熱:38.0℃以上
ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9


小児

  • 37.5℃以上

病態生理

  • 発熱サイトカイン(IL-1, TNF)が視床下部に作用してPGE2の産生を亢進し、PGE2により体温調節中枢を司る細胞内のcAMP濃度が上昇することでの体温セットポイントがあがる。

熱源の精査

  • 咽頭、肺、胆道系、泌尿器系、皮膚・軟部組織(蜂窩織炎、褥瘡)

疾患と発熱

膠原病と発熱

発熱40℃(PMID 8107744)

発熱の後に関節炎(PMID 8107744)

原因不明の熱の鑑別

  • 感染症
  • 腫瘍
  • 膠原病
  • 薬剤熱 → 比較的元気、比較的徐脈、比較的CRP

発熱と心拍数の関係

  • 体温1℃上昇に付き心拍数20上がる。これ以上の上昇が見られる場合、敗血症を疑う。  ←  1℃に付き10上がるという資料もあり(比較的徐脈)

発熱を伴う内科的緊急疾患

内科レジデントの鉄則 第2版 p.6

院内における発熱の鑑別疾患

  • 感染性 :肺、泌尿器、褥瘡、クロストリジウム・ディフィシル感染症、カテーテル関連感染症
  • 非感染性:薬剤熱、偽痛風、深部静脈血栓症

小児科における発熱の原因

年齢 原因
乳児(生後3ヶ月未満) 敗血症、細菌性髄膜炎、尿路感染症、肺炎、B群溶連菌感染、グラム陰性桿菌
乳児(生後3ヶ月以降) ウィルス感染(突発性発疹などの発疹性疾患)、中耳炎尿路感染症、消化器・呼吸器疾患、川崎病
幼児、学童期 溶連菌感染症、伝染性単核球症、膠原病、factitious fever(詐病)、学校での感染症の流行
  • 乳児における中耳炎、尿路感染症は症状が発熱であることが多く原因が追及しづらい。鼓膜を観察したり、尿の培養をすることが重要かもしれない。

小児における発熱

SPE.63

新生児・乳児における発熱

see also step beyond resident 2 救急で必ず出会う疾患編 p.20
3ヶ月未満は免疫力が弱く重症細菌感染症にかかりやすい。
生後   :対処
0-1ヶ月 :入院。血液検査・各種培養検査を。
2-3ヶ月 :外来で小児科医が診察し、血液検査で細菌感染が疑われれば入院
4-6ヶ月 :外来で小児科医が診察し、発熱以外に所見がなければ、十分な水分摂取を指示し、翌日再診を。
6ヶ月以降:食欲・機嫌がよければ、翌日再診を。

漢方医学

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伝染性単核球症」

  [★]

infectious mononucleosis
キス病 kissing disease伝染性単核症EBウイルス感染症 Epstein-Barr virus infection腺熱 glandular fever
単核球症EBウイルス

概念

疫学

  • 多く(90%以上)は幼児期に初感染し、無症状(不顕性感染)か軽症である。
  • 学童期から青年期(14-18歳)に多い。成人になってからの初感染では症状が出る。 → 肝炎様症状
  • 日本では成人の80%が既感染者。健常者咽頭粘液:10-20%陽性

潜伏期間

  • 一ヶ月? 4-14日? 4-6週(YN.H-75)

病原体

感染経路

  • 唾液感染、経口飛沫感染

病態

  • 飛沫感染 → 咽頭粘膜上皮細胞やリンパ組織で増殖 → Bリンパ球を介して全身に散布 → 増殖能を獲得したBリンパ球によるIgの産生(ポール・バンネル反応ペニシリンアレルギーと関連)・腫瘍化したBリンパ球対して活性化した細胞障害性T細胞(異型リンパ球)の増加
  • EBウイルスがB細胞に感染して癌化させる。ガン化にはEBウイルスが産生する核内抗原(EBNA)と表面抗原(LMA)が重要な役割りを果たす。ガン化したB細胞に対する傷害性T細胞が異型リンパ球として観察される

経過

  • 1-3週間で自然治癒
その後、EBウイルスは持続感染する

症候

  • 発熱、全身性リンパ節腫脹、絶対的リンパ球増加(10%以上の異型リンパ球)
  • 発熱(1-2週間持続,90%)、扁桃炎咽頭炎(咽頭痛・嚥下困難、発赤・腫脹)、全身性リンパ節腫脹(圧痛)、肝脾腫(10-50%)、結膜の充血、麻疹様・風疹様の発疹(10-40%)
  • 扁桃炎・咽頭炎は溶連菌による扁桃炎に似て発赤が強く膿苔を伴うことが多い (SPE.340) → 扁桃白苔とも表現される(滲出性扁桃炎の所見)


検査

血算

  • 末梢血白血球↑、単核球↑?:白血球分画のリンパ球・単核球?が60%以上となる。  ←  Bリンパ球で増殖するため減少、Tリンパ球は反応性に増殖
  • 末梢血異型リンパ球(~50%)
  • まれ:溶血性貧血、血小板減少症、再生不良性貧血、TTP、HUS、DIC (QB.H-196 参考1)  ← 時に見られる造血系の異常は、EBウイルスにたいする抗体との交差反応によるもの、らしい(参考1)

免疫血清検査

  • 1. ペア血清:VCA-IgM↑、VCA-IgG↑ ← VCA-IgMは一過性上昇  ←  急性期に上昇
  • VCAとはウイルスキャプシド抗原(virus capsid antigen)
  • 2. EBNA抗体:陰性   ←  慢性期に上昇
  • 陽性→潜伏感染
  • EBNA抗原はゆっくりと上昇し3ヶ月後に陽転する。

肝臓酵素

  • 肝逸脱酵素↑:AST、ALT、ALP、γ-GTP

診断

鑑別診断

治療

  • 特異的治療法無し
  • 対症療法:解熱薬や肝庇護薬の投与、輸液など

合併症

注意

  • ペニシリン系・セフェム系薬物の投与は禁忌:発疹などのアレルギー反応が起こる

予防

  • 困難

予後

参考

  • 1. [charged] Infectious mononucleosis in adults and adolescents - uptodate [1]

国試



100Cases 55」

  [★]

ヒントタイトルに騙されるな!
45歳 女性
主訴肺炎
現病歴過去6ヶ月の間、咳、発熱、および膿性痰をともなう3回のエピソードがあった。このうち1回のエピソードでは、右側の胸膜炎性胸痛があった。一連エピソードgeneral practitioner外来治療していた。これらのエピソードに加え、5年間嚥下困難既往がある。嚥下困難最初中等度であったが、だんだんと増悪している。食べ物が胸骨後部の下方に刺さる様だと言っている。どういう固形物であってもこのような症状がでる。体重過去2ヶ月で5kg減少した。嚥下困難は食事中に改善することがあるようだ。最近、形のはっきりとした食物嘔吐する問題を抱えている。
 3年前外来施行した上部消化管内視鏡では問題は認められなかった。器質的問題がないことが保証されたが、症状はひどくなってきた。排尿障害はない。便秘傾向があるが、最近少し悪くなってきた。
既往歴:無し
家族歴:無し
社会歴:10年前まで4年間アメリカ合衆国の北西の沿岸部にすんでいた。店員として働いている。
嗜好歴:喫煙なし。飲酒は週に5units以下。
服用薬:
身体所見 examination
 やせて見える。右の肺底部crackleを認める。心血管系消化器系、およびそのほかの臓器系に異常を認めない。
検査所見 investigations
 胸部単純X線写真(供覧)
問題
 診断名は?
 どうやって診断をつけるの?
答え
 噴門部アカラシア
嚥下障害の鑑別疾患
DIF.125
嚥下というのは喉頭咽頭食道機能で、1)機械的閉塞(ex. 腫瘍)、2)生理的閉塞(ex. 偽球麻痺)により機能障害される。
機械的閉塞 喉頭咽頭、あるいは食道自体の内的な疾患と周辺臓器の外的な疾患を考える。VINDICATEが有効。
V vascular 大動脈瘤、心拡大
I inflammatory 喉頭炎扁桃炎食道炎縦隔炎。 infection シャーガス病
N neoplasm 食道と気管の癌腫(carcinoma)、縦隔の皮様嚢腫
D degenerative and deficiency Plummer-Vinson syndrome(鉄欠乏性貧血)
I intoxication アルカリ狭窄(lye stricture)
C congenital and acquired 食道閉鎖症(esophageal atresia)、食道憩室
A autoimmune 強皮症
T trauma 食道破裂
E endocrine 甲状腺腫大(endemic goiter(風土病としての甲状腺腫)、グレーブス病)
生理的閉塞 神経から筋肉にいたるまでの障害であり、この経路を想像しながら鑑別を上げていく。
1. end organ 緊張性ジストロフィー、皮膚筋炎アカラシアびまん性食道痙攣
2. 神経筋接合部 重症筋無力症
3. 下位運動ニューロン 急性灰白髄炎ジフテリア性神経炎、脳幹における感染症もしくは腫瘍
4. 上位運動ニューロン 偽性球麻痺(脳梗塞脳塞栓脳出血多発性硬化症認知症、びまん性脳動脈硬化症)、パーキンソン病や他の錐体外路症状を呈する疾患


掌蹠膿疱症」

  [★]

palmoplantar pustulosis
同???????????
膿疱性細菌疹 pustular bacteria
pustulosis palmaris et plantaris PPP

病因

  • 喫煙、細菌感染(扁桃炎)、齲歯、歯科金属アレルギー

症状

  • 皮膚:2-4週間の周期で繰り返す手掌足底の無菌性膿疱。時に膝、下肢、頭部にも散布。


参考

  • 1. 写真
[display]http://www006.upp.so-net.ne.jp/mrshiida/Kurosawa.gif

国試



舌咽神経痛」

  [★]

glossopharyngeal neuralgia
舌咽チック glossopharyngeal tic、舌咽迷走神経痛
舌咽神経疾患舌咽神経
  • 一側舌咽神経支配領域に発作性疼痛を来す疾患
  • 女性に比べて男性に多く、30-40歳代に好発する。
  • 三叉神経痛の1/10~数十分の一ないし1/100の頻度とされる。
  • 咳嗽、くしゃみ、嚥下、発声なとにより誘発される
  • 激しい一過性の鋭い痛みが耳、舌後方、扁桃窩、顎の下方に起こる。
  • 一側の耳が赤くなることがある。
  • 鑑別疾患:三叉神経痛(第3枝)、扁桃炎、舌咽咽頭炎、歯疾患
  • 治療:本態性の場合にはカルバマゼピン・フェニトインなどの抗痙攣薬内服、無効の場合は舌咽神経ブロック、神経血管減圧術。




アデノウイルス扁桃炎」

  [★]

adenovirus-associated exudative tonsillitis?
扁桃炎
  • 咽頭後壁の敷石像が見られるらしい


陰窩性扁桃炎」

  [★]

cryptic tonsillitis
lacunar tonsillitis
急性扁桃炎、腺窩性アンギナ


急性舌扁桃炎」

  [★]

acute tonsillitis linguae, acute lingual tonsillitis


習慣性扁桃炎」

  [★]

habitual tonsillitis


扁桃」

  [★]

tonsil
tonsilla
リンパ小節リンパ器官リンパ組織

概念

  • 口蓋、咽頭、舌にあるリンパ小節の集塊で一部は皮膜で覆われている。咽頭の入口における防御気管で外来の抗原に対して免疫反応を行う。(HIS.254)

リンパ節との違い

扁桃

扁桃 表面 深部 特徴
咽頭扁桃 多列線毛上皮
非角化重層扁平上皮
薄い皮膜で境界 重層するヒダを有し、基部に混合線が開口
口蓋扁桃  
非角化重層扁平上皮
被膜で境界 上皮が10-12個陥入して陰窩を形成
舌扁桃  
非角化重層扁平上皮
被膜で境界 個々の扁桃は1個の陰窩を有する

成長と発達

  • 口蓋扁桃や咽頭扁桃は5-6歳で生理的に肥大するが、学童期以降消退傾向となり思春期までにはほとんど消退する。


参考

  • 1.
[display]http://image2.kmu.ac.jp/histologydb/prc/dijest2/04.html
  • 2.
[display]http://square.umin.ac.jp/atlas/094/index.html


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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