心電図モニター

出典: meddic


UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 術前に胸痛が出現し,症状や心電図モニター所見では診断が難しかった例 (特集 急変徴候を見抜く観察のポイント) -- (循環編)
  • ZigBeeを用いた在宅モニタリングシステムの研究
  • 上倉 一浩,影山 芳之
  • 東海大学紀要. 開発工学部 20, 177-182, 2011-03-31
  • … ネットワーク構築性の高さから,在宅モニタリングシステムとして,利用できると考えられる.しかしながら,生活環境による通信状態の変化を検討した報告はされていない.そこで本研究では,ZigBee を用いて心電図モニタリングが可能なシステムを試作し,屋内での通信状態を確認及び検討したので報告する.構築したシステムは,心電図の計測装置であるワイヤレス心電計と,2 台のPC から構成される波形表示用のインターネッ …
  • NAID 110008148681

関連リンク

心電図モニタ(しんでんずモニタ、ECG Monitors)とは、胸部または手足に電極を装着し て心臓活動電位を計測し、心電図波形を連続してモニタ画面に表示する医療機器および そのシステムのことである。計測されたデータは、モニタ画面に表示されるだけで ...

関連画像

心電図モニター心電図モニター生体監視モニター画面心電図モニターモニター心電図心電図モニター


★リンクテーブル★
国試過去問106G067」「104G063」「097F045」「100A022」「095D060」「106I067
関連記事心電図」「」「モニター

106G067」

  [★]

  • 次の文を読み、 65-67の問いに答えよ。
  • 75歳の男性。重症肺炎で入院中である。
  • 現病歴: 2週前に肺炎低酸素血症のため搬入された。救急室で気管挿管を施行され、集中治療室に入院となった。
  • 既往歴: 53歳から糖尿病で内服加療中。 60歳から高血圧症で内服加療中。
  • 生活歴:長男夫婦と同居。妻が5年前に脳梗塞のため死亡。
  • 家族歴 :父親が糖尿病
  • 入院後、人工呼吸器管理が長期にわたったため、本日気管切開術を行い、引き続き人工呼吸器管理を行った。 1時間後にアラームが鳴ったため駆けつけると、人工呼吸器のモニターで気道内圧が上昇しており、患者の頸静脈は怒張していた。
  • 直ちに気管内を吸引したところ、少量の白色痰が認められた。 10分後、血圧が78/42 mmHgに低下した。左前胸部で呼吸音を聴取しない。
  • 心電図モニター波形上、心拍数42/分。頸動脈の拍動を触知しない。直ちに行うべき治療として適切なのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G066]←[国試_106]→[106G068

104G063」

  [★]

  • 次の文を読み、61-63の問いに答えよ。
  • 43歳の男性。嗄声と息苦しさとを主訴に搬入された。
  • 現病歴   庭で草花の手入れをしていて指を蜂に刺された。数分後口渇感に続いて嗄声を生じ、息苦しさを感じた。一緒にいた家族が救急車を要請した。
  • 既往歴   以前、蜂に刺されたことがあったが、治療を要するほどではなかった。アレルギー歴に特記すべきことはない。
  • 家族歴   特記すべきことはない。
  • 現症    意識は清明。身長 172cm、体重 60kg。呼吸数 24/分。脈拍 112/分、整。血圧 90/58mmHg。顔面は浮腫状である。心音に異常を認めない。呼気時に喘鳴を聴取する。四肢は温かい。
  • 検査所見  動脈血ガス分析(自発呼吸、room air): pH 7.50、PaO2 78Torr、PaCO2 30Torr、HCO3- 20mEq/l。
  • 処置として適切でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104G062]←[国試_104]→[104G064

097F045」

  [★]

  • 次の文を読み、45、46の問いに答えよ。
  • 55歳の男性。呼吸停止状態でマスクによる用手人工呼吸を受けながら救急車で搬入された。
  • 現病歴 : 会社で電話中に後頭部に激しい頭痛を訴えて倒れた。同僚がかけつけたときいぴきを伴う大きな呼吸をしていたが、救急車到着時には呼吸停止の状態であった。
  • 既往歴 : 高血圧を指摘されたが無治療であった。
  • 現症 : 意識は昏睡状態。体温37.0℃。自発呼吸はない。脈拍は微弱。血圧68/40mmHg。左前額部に擦過傷を認める。瞳孔径左右とも3mm、対光反射は左右とも消失。心雑音はない。腹部に異常所見は認めない。
  • 救急外来でまず行うべき処置で誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097F044]←[国試_097]→[097F046

100A022」

  [★]

  • 68歳の男性。30分以上続く強い胸痛を主訴に来院した。喫煙30本/日を20年間。身長175cm、体重72kg。脈拍92/分、整。血圧148/90mmHg。心雑音はない。両側下肺野にcoarse cracklesを聴取する。血液所見:赤血球505万、Hb15.8g/dl、Ht46%、白血球12,100、血小板22万。血清生化学所見:総蛋白7.5g/dl、総コレステロール224mg/dl、トリグリセライド174mg/dl、AST75単位、ALT26単位、CK329単位(基準10~40)、LDH329単位(基準176~353)。心電図を以下に示す。対応として誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 100A021]←[国試_100]→[100A023

095D060」

  [★]

  • 40歳の女性。夫婦げんかの末、発作的にメチルアルコールを飲み、15分後に救急車で来院した。やや興奮しているが意識は清明である。呼吸数24/分。血圧130/78mmHg。まず行うべき処置はどれか。
  • a. 心電図モニター
  • b. 胸部エックス線単純撮影
  • c. 胃洗浄
  • d. ジアゼパム静注
  • e. マニトール静注
[正答]

※国試ナビ※ 095D059]←[国試_095]→[095E001

※国試ナビ4※ 095D059]←[国試_095]→[095E001

106I067」

  [★]

  • 22歳の男性。オートバイに乗って40km/時で走行中に、交差点で乗用車と衝突したため搬送中である。救急隊からの報告によると、意識は清明だが、衝突場所から10m離れた場所まで飛ばされており、右の側胸部から右上腹部にかけて強い疼痛を訴えているという。 10分後に到着予定である。
  • 初期診療に必要でないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106I066]←[国試_106]→[106I068

心電図」

  [★]

electrocardiogram ECG, electrocardiography
elektrokardiogramm EKG
  • 図:PT.268,279(心臓の構造と興奮伝導系)
  • 心電図の読み方:PHD.108

概念

  • 心臓全体の電気的活動を体表面から経時的に記録したもの。
  • 特殊心筋の活動電位は記録されない。固有心筋の活動電位のみ

医学大事典より

  • 心臓は拍動のたびに電気を発生し、これを心起電力(cardiac electromotive force)と呼ぶ。
  • 心起電力により体表面に電流が流れると四肢や胸壁など、体表面の異なった部位間に電位差が生じる。
  • この電位差を導出するための装置を心電計と呼び、心電計により時間軸に沿って記録された電位の変化を心電図という。

意義

  • 心電図は心臓の電気的興奮の伝達を記録したものである。P波は心房の脱分極を、QRS波は心室の心筋細胞の脱分極を表す。T波は心室の再分極を表す。つまり心筋の異常がある場合何かしらの変化が心電図上に表れるということである。心電図は身体に侵襲的な影響を及ぼさない検査である。このことはこの検査を心臓の疾患を疑ったら即行ってよいということである。
  • 心電図は、不整脈、心筋梗塞、心筋虚血、心膜炎、心房負荷、心室肥大・心室拡大、電解質異常などの判断に有用である。

施行する目的

  • 心臓疾患疑い(狭心症・心筋梗塞・不整脈など)
  • スクリーニング(学校検診、職場検診など)

心電図の種類

  • 臨床では一般に標準12誘導心電図が良く用いられる

電極の部位による分類

  • 体表の誘導
  • 体内の誘導
  • 食道内心電図
  • 心腔内心電図
  • ヒス束心電図

表現形式による分類

  • ベクトル心電図:心起電力をベクトル環として三次元的に描く
  • スカラー心電図:時間軸に沿った電位の記録

心電図の記録サイズ

  • 縦軸:10mm = 1mV
  • 横軸: 5mm = 0.2s

標準12誘導心電図

  • 標準肢誘導(I,II,III) + 単極肢誘導(aVR, aVF, aVL) + 胸部誘導(V1, V2, V3, V4, V5, V6) = 12誘導

電極の取り付け位置・電極の色

単極肢誘導

右手首 左手首
右足首 左足首

単極胸部誘導

EAB.5改変
V1 右第4肋間
V2 左第4肋間
V3 V2とV4の中点
V4 左第5肋間かつ鎖骨中線
V5 V4と同じ高さで前腋窩線との交点
V6 V4と同じ高さで中腋窩線との交点

心電図の波

6つの棘波よりなる
  • P波:心房の電気的興奮。:0.12-0.20s (3-5mm)
  • QRS複合:心室の電気的興奮:0.06-0.15s :正常; 0.06-0.08s (1.5-2mm), 不完全脚ブロック; 0.08-0.12s (2-3mm), 完全脚ブロック ≧0.12s (≧3mm)
  • T波:心室の再分極(心室筋興奮の回復過程):
  • U波

心電図の波の間隔

  • PQ時間:房室間伝導遅延:0.12-0.20s
  • QT時間:電気的心室収縮時間:心拍数と相関関係がある
QTc=QT/sqrt(RR)
心拍数によらずほぼ一定の値を示す
  • RR:心臓の一周期
  • TP:心臓の弛緩期

正常心電図における波

  • I,IIにおいてP, QRS, Tが全て正 → 100G096


心電図による得られる情報 (SP.536)

  • 心臓における興奮の発生と伝達の過程を可視化
1. 心臓内の興奮伝導の障害
ex. 房室ブロック
2. 不整脈:脈拍のリズムと心拍数の異常
ex. 心房粗動心室細動
3. 冠循環の異常
ex. 心筋梗塞
4. 心室肥大
5. 血漿中の電解質濃度の異常

各誘導で取りやすい所見

  • 第II誘導:P波の描出
  • V5誘導:虚血性変化

特徴的な所見

新生児・幼小児の心電図

SPE.428-
  • 電気軸:右軸偏位 → 左軸偏位  胎児循環では右心系が主に体循環に関わっていたが、成人で見られる循環では左心系が関わる。生後一ヶ月らいまでは+120~130°程度の右軸偏位
  • 呼吸性不整脈:小児では顕著。吸気時に心拍数増加、呼気時に心拍数減少
  • 右室肥大:新生児~乳児では肺血管抵抗がまだ高いために右室肥大が持続。

心電図と心疾患

  • 心臓を栄養している血管が急激に閉塞するため、全く血液が供給されない状態。
  • 急性期と慢性期では異なった心電図をとる。
  • 異常Q、ST上昇、冠性T
  • 心臓に器質的疾患を持たないにもかかわらず、心電図上でQT時間の延長(QT時間が0.46秒以上)を認める病態。

疾患と心電図

  • 心膜炎 心外膜炎:90%の患者に異常が見られる。aVR, V1を除いたST上昇。いくつかの電極でPR部の低下(PR segment depression)
  • 肺性心(肺気腫):肺性P、不完全右脚ブロック、右軸偏位、V1-V3のT波陰転・平坦化、II,III,aVFでST低下。肺高血圧、最初の3つは右室負荷を反映
  • 肥大型心筋症:ST-T変化(ストレイン型の陰性T波は、上に凸のST低下を伴い、非対称性陰性T波)。Sv1, Rv5の増大。QRS時間の延長。
  • 心房中隔欠損症:PR延長、不完全右脚ブロック、右軸偏位。右心系の容量負荷による遠心性心肥大。
  • 心室中隔欠損症
  • ブルガダ症候群:右側胸部誘導(V1-V2(V3))のST上昇(coved型あるいはsaddle back型) 。完全あるいは不完全右脚ブロック様QRS波形(つまり、V1-V3でJ波が見られる)。
  • 脚ブロック
  • WPW症候群:Δ波。PQ短縮、QRS延長。V1に特徴的変化「A型: 高いR波。左室自由壁」「B型: rS型。右側」「C型: Qr/QS。中隔」
  • 肺血栓塞栓症:右側胸部誘導の陰性T波、洞性頻脈、SⅠQⅢTⅢ、右脚ブロック、ST低下、肺性P、時計方向回転
  • 肺気腫:V1,V2でrS/QSパターン

注意点

  • 胸をさらすことになるので、女性の患者では特に配慮する。誘導の電極が正しい位置に貼られていないと記録される結果が異なってくるので、正確な位置に貼る。また、心電図は筋肉の活動も拾ってしまうので、筋緊張を和らげるため患者にはリラックスしてもらい、リラックスできる状況を作ることを心がける。

参考

[display]http://www.cardiac.jp




図」

  [★]

figureplateplotdiagramdrawingfig
シャーレ図示板状プレートプロット図表蒔くイチジク


モニター」

  [★]

monitormonitor
モニタリング





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡