心臓弁膜症

出典: meddic

valvular heart disease
弁膜性心疾患、弁膜症
  大動脈弁閉鎖不全症 大動脈弁狭窄症 僧帽弁閉鎖不全症 僧帽弁狭窄症
AR AS MR MS
左心房
の変化
(慢性の経過)

拡張

拡張

肥大
拡張

左心室
の変化
(慢性の経過)

拡張

肥大

拡張

心房細動

心原性脳塞栓症

心拍と病態悪化 
  • 逆流低減のため頻脈が良い
  • 逆流低減のため頻脈が良い
  • 左房駆出量維持のため徐脈が良い
 


ガイドライン

  • 弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_matsuda_h.pdf




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/06 06:51:27」(JST)

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和文文献

  • 僧帽弁逸脱症に対する弁形成術
  • 座談会 心臓弁膜症診療の温故知新 (特集 心臓弁膜症 : 初期診断・治療・管理のすべて)
  • 弁膜症の近未来 : 血行動態をスパコンで解く (特集 心臓弁膜症 : 初期診断・治療・管理のすべて)
  • 心臓弁膜症をきたす遺伝性疾患と分子機序 (特集 心臓弁膜症 : 初期診断・治療・管理のすべて)

関連リンク

心臓弁膜症の症状、治療方法、手術後の日常生活についてご説明します。
心臓弁膜症の症状、治療方法、手術後の日常生活についてご説明します。 ... 心臓弁膜 症でお悩みの方へ 弁膜症サイト ... 【心臓のこと】心臓のしくみとはたらき心臓のしくみと はたらきについて; 【弁膜症のこと】弁膜症とは、こんな病気です; 【弁膜症の原因】弁膜 症 ...
心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう、英: valvular disease of the heart)は、心臓にある 4つの弁のうちのひとつまたは2つ以上が機能障碍を起こす疾患の総称である。弁膜性 心疾患と呼ぶ場合もある。

関連画像

心臓弁膜症心臓弁膜症について三尖弁の画像 - 原寸画像検索心臓弁膜症心臓弁膜症とは… 米沢市立 心臓弁膜症心臓弁膜症心臓弁膜症


★リンクテーブル★
リンク元僧帽弁閉鎖不全症」「心弁膜症」「心臓弁疾患」「heart valve disease
関連記事心臓」「心臓弁」「」「弁膜症

僧帽弁閉鎖不全症」

  [★]

mitral insufficiency, MI, mitral valve insufficiency, mitral incompetence
僧帽弁逆流症 mitral regurgitation MR
僧帽弁閉鎖不全 mitral valve regurgitation
僧帽弁心臓弁膜症
[show details]

疫学

  • 弁膜症の20-25%をしめる(YN.C-97)

分類

  • 急性
  • 慢性

病因

  • 僧帽弁は弁尖、弁輪、腱索、乳頭筋が一つの機能単位である(僧帽弁装置、僧帽弁複合体)。このいずれかの機能不全でもMRを生ずる。
参考1
  • リウマチ性
  • 非リウマチ性
  • 僧帽弁逸脱
  • 原発性/腱索断裂/straight back症候群/漏斗胸
  • 家族性/ Marfan 症候群/Ehlers-Danlos症候群
  • 心房中隔欠損症/肥大型心筋症/甲状腺機能亢進症
  • 虚血性心疾患
  • 感染性心内膜炎
  • 拡張型心筋症などの拡大心
  • アミロイドーシス

器質的病変

  • リウマチ熱
  • 感染性心内膜炎、
  • 心内膜床欠損症
  • 僧帽弁逸脱症候群に合併するもの、Marfan症候群
  • 腱索断裂、乳頭筋断裂、乳頭筋機能不全
  • 外傷性

機能的病変

  • 機能性MR:拡張型心筋症などによる心室拡大で乳頭筋が弁尖を牽引
  • 虚血性MR:心筋梗塞により外側に乳頭筋が偏位

頻度順

病態

  • 収縮期における血流逆流 → 容量負荷 → 左心房拡大、左心室拡大 → 肺うっ血、肺高血圧 → 右室拡大
左心不全 → 右心不全

急性MRと慢性MRとの違い

PHD.205
  • 急性MR:左房は比較的コンプライアンスが小さく、急激な血液の逆流により左房圧が上昇する。これにより逆流はある一定レベルに保たれるが、この圧上昇は肺循環に伝わり急激な肺うっ血、肺水腫をきたすので救急疾患である。左房圧やPCWPは上昇し、v波の著明な上昇が認められ、肺循環を維持するために肺動脈と右室圧も上昇する。
  • 慢性MR:病態は緩徐に進行するので、これに対処できるよう左房は拡張し、またコンプライアンスを大きくする。左房は多くの血液を貯めることが出来、肺循環の血圧上昇を防ぐことを可能にしている。この反面、左心室の血流は体循環よりより抵抗の低い左心房に流れるようになり、心拍出量が低下することになる。また、左房の拡張は心室細動リスクを増大させる。左心室も容量負荷により拡張をきたすため、心拍出量を比較的維持できるようになっているが、やがて破綻し心不全症状を呈するようになる。

症状

  • 軽症例では無症状
  • 肺循環、右心系に負荷がかかれば呼吸困難、浮腫、易疲労性、肝腫大など

身体所見

聴診

心雑音

収縮期
  • 時期:汎収縮期雑音。  ←   逆流性収縮期雑音   MRが進展すれば(advanced MR)、II音(正確にはA2)を越えて聴取されてしまう!!理由は大動脈弁が閉じた後にも、左心室の圧が左心房より高い状態が存在しえて、逆流が継続するから(PHD.41)。
  • 最強点:心尖部
  • 放散:左腋窩
拡張期
Carey-Coombs雑音
  • 時期:拡張期(III音に引き続いて聴取)
  • 最強点:心尖部

過剰心音

  • I音↓、II音 (PHでwidened splitting, IIpが遅延)、III音↑(volume load)、

検査

胸部X線像

  • 左室拡大(左第四弓)、左房の拡張(左第三弓)、肺門部うっ血・肺動脈拡大(左第二弓)

心電図

  • 左右心室肥大(高振幅、僧帽性P)、心房細動

心カテーテル検査

  • 左室造影でSellerの逆流度分類による重症度の判定を行う。
  • 肺動脈楔入圧の上昇 ← 左房圧上昇を反映

心エコー

  • カラードプラーで逆流の重症度を判定。
  • 左心房への逆流がモザイク像としてとらえられる

診断

  • カラードプラーか心カテーテル検査で、左心室から左心房への逆流を証明する

重症度の判定

  • カテーテル造影を用いて、左室造影を行うことによる分類

治療 IMD.777

内科的治療

外科的治療

  • 適応:心不全症状が薬物で改善しない場合、無症状でも高度の逆流(Sellers grade III)で左室が拡大傾向にあるもの
  • 僧帽弁形成術(弁形成術(自己弁温存術式が第一選択))、僧帽弁置換術(人工弁置換術)
僧帽弁逆流の手術をうける患者のうち、手術適応となる原因の80-90%は弁尖や腱索の変性に因る逸脱症である。(参考1)

合併症

  • 心房細動
  • 心房細動に伴う血栓症
  • 感染性心内膜炎

予後

  • 比較的良好

参考

  • 1. 弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_matsuda_h.pdf




心弁膜症」

  [★]

valvular heart diseasecardiac valvulopathy
弁膜症心臓弁膜症心臓弁疾患


心臓弁疾患」

  [★]

valvular heart disease
弁膜症心弁膜症心臓弁膜症


heart valve disease」

  [★]

心臓弁膜症

valvular heart disease


心臓」

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heart
cor
循環器

性状

  • 約300g。

体表解剖

  • 心臓の上縁:左の第2肋軟骨の下縁と右の第3肋軟骨を結ぶ線上
  • 心臓の右縁:右の第3肋軟骨から右の第6軟骨に向かう線。この線は外側に向かって弓状をなす。
  • 心臓の下縁:右縁の下端から第5肋間隙で左鎖骨中線の近くに向かう線
  • 心臓の左縁:上縁と下縁を外側に凸となる曲線で結んだ線

機能血管

動脈

静脈

心臓の栄養動脈 (M.92)

  • 洞房結節枝
  • 右縁枝
  • 後下行枝 = 後室間枝
  • 房室結節枝
  • 左前下行枝
  • 対角枝
  • 回旋枝
  • 左縁枝


心臓の栄養静脈 (M.95)

心臓の静脈の特徴

心音の聴診

心臓の生理

  • 酸素供給能 = 心臓の送血能 x 血液のHb量 x (動脈の酸素飽和度(肺) - 静脈の酸素飽和度(末梢))
  • 心臓の酸素消費量と仕事



心臓弁」

  [★]

heart valve, cardiac valve]]


症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態


弁膜症」

  [★] 心臓弁膜症 VHD




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