心筋虚血

出典: meddic

myocardial ischemiamyocardial ischaemia
虚血性心疾患


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和文文献

  • <モーニングセミナーから>術中にモニター心電図でST低下を来たし発見された無症候性心筋虚血の1例
  • 沖本 奈美,高瀬 徹,山本 裕美,宮崎 俊一
  • 近畿大学医学雑誌 36(2), 117-120, 2011-6
  • NAID 120003222429
  • ホルター心電図 (冠動脈疾患(上)診断と治療の進歩) -- (冠動脈疾患における検査・診断法の進歩)

関連リンク

無症候性心筋虚血。無症候性心筋虚血とはどんな病気か 狭心症(きょうしんしょう)や心筋梗塞(しんきんこうそく)は、発作的に、胸の痛みなどの症状を起こす病気です。しかし、心筋梗塞(しんきんこうそく)のなかに症状を伴わないも ...
病院で心筋虚血?(T波異常?)と言われ、精密検査を受けました。 心筋虚血の原因を調べるために精密検査を受けたのですが、 「この歳で不整脈や狭心症はありえない」と言われただけでした。 結果的にも不整脈や
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関連画像

心電図へ心電図へ心電図へ心電図へ図-2 心筋虚血虚血性心筋症


★リンクテーブル★
先読み虚血性心疾患」「myocardial ischemia
国試過去問108B055」「104B031
リンク元ST低下」「U波」「IV音」「myocardial ischaemia
拡張検索無痛性心筋虚血」「無症候性心筋虚血」「一過性心筋虚血」「非可逆性心筋虚血
関連記事心筋」「虚血」「

虚血性心疾患」

  [★]

ischemic heart disease IHD


虚血性心疾患の分類 ischemic heart disease IHD

出典不明
BPT.388

急性冠症候群 acute coronary syndrome ACS

疫学

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2080.html



myocardial ischemia」

  [★]

ischemic heart disease
angina pectoris, ischemic heart disease


108B055」

  [★]

  • 次の文を読み、 53~ 55の問いに答えよ。
  • 74歳の女性。意欲低下と全身倦怠感とを主訴に来院した。
  • 現病歴: 3年前に夫を亡くし、そのころから意欲低下を自覚するようになったが誰にも相談しなかった。 3か月前から意欲低下がこれまでより増悪し、全身倦怠感も徐々に出現した。一昨日、転倒して尻もちをついた。昨日、腰痛も自覚したためかかりつけ医を受診し、カルシトニンの筋肉注射を受け、さらに精査のため紹介されて受診した。
  • 既往歴: 68歳で脂質異常症と骨粗鬆症とを指摘され、 HMG-CoA還元酵素阻害薬と活性型ビタミン Dとを服用中である。
  • 生活歴: 3年前から一人暮らし。喫煙歴と飲酒歴とはない。
  • 家族歴:夫が心筋梗塞のため 75歳で死亡。妹が脂質異常症で治療中。
  • 現症:意識は清明。身長 153 cm、体重 58 kg。体温 35.8 ℃。脈拍 52/分、整。血圧 116/64 mmHg。甲状腺はびまん性に腫大し硬い。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 408万、 Hb 12.0 g/dl、Ht 38%、白血球 5,300、血小板 17万。血液生化学所見:総蛋白 7.0 g/dl、アルブミン 3.7 g/dl、AST 62 IU/l、ALT 42 IU/l、LD 484 IU/l(基準 176~353)、 ALP 275 IU/l(基準 115~359)、 γ -GTP 3 3IU/l(基準 8~50)、 CK 682 IU/l(基準 30~140)、 CK-MB 15 IU/l(基準 20以下 )、尿素窒素 16 mg/dl、クレアチニン 0.9 mg/dl、尿酸 7.2 mg/dl、血糖 98 mg/dl、総コレステロール 216 mg/dl、トリグリセリド 130 mg/dl、HDLコレステロール 45 mg/dl、Na137 mEq/l、K 4.5 mEq/l、Cl 102 mEq/l、Ca 9.5 mg/dl、TSH 56.3 μU/ml(基準 0.2~4.0)、 FT3 0.8 pg/ml(基準 2.5~4.5)、 FT4 0.2 ng/dl(基準 0.8~2.2)。 CRP 1.0 mg/dl。心電図で肢誘導の低電位を認める。胸部エックス線写真で心胸郭比 54%。甲状腺ホルモン補充療法を開始した。
  • 最も注意すべき有害事象はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B054]←[国試_108]→[108B056

104B031」

  [★]

  • 体血管抵抗の低下によって心筋虚血に陥る可能性が最も高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104B030]←[国試_104]→[104B032

ST低下」

  [★]

ST segment depression
ST下降、ST部分下降
STST上昇


病態

  • QRS幅正常
  • 高いR
  • QRS幅延長
  • 二次的ST低下
  • 未分類
  • ST上昇の鏡像

形態による分類

(心電図の読み方パーフェクトマニュアル p.219,239)

  • 下降型傾斜型(down-sloping type)
  • 水平型(horizontal type)
  • 緩徐上行型(slowly upsloping type)

図:LAB.1520

  • 1. junctional depression
  • 2. slow-rising depression
  • 3. horizontal depression
  • Master2段階試験のdouble test判定基準では、以下のST低下で陽性としている。
  • 0.5mm異常のischemic depression(1., 2.)
  • 3.でQX/QT 50% (つまり低下部分の方が長い) または QT比が1.08以上
  • トレッドミル検査では1mm以上の虚血性ST変化の出現(1.または2.)でendpointとしている。

注意

  • ST低下は心筋の虚血を表す場合があるが、この場合虚血が起こっている場所を同定できない。


U波」

  [★]

U wave
心電図


概念

  • T波に続いてみられる波で、プルキンエ線維や心室の拡張が原因と考えられる。(心電図パーフェクトマニュアル.40)
  • 通常T波と同じ向きにふれ、振幅はT波を超えることはない。(心電図パーフェクトマニュアル.40)
  • 一番、V2,V3で振幅が高いとされる。(心電図パーフェクトマニュアル.40)
  • 振幅は1mm以下で波は丸い

正常

  • aVR以外は陽性U波aVRは陰性U波
  • 振幅は肢誘導<1mm、胸部誘導<2mm

異常

  • aVR以外での陰性U波
著しく増高したU波はトルサード・ド・ポワンツ型の心室性頻拍を来たしやすさの指標となる(HIM.1391)

U増高

  • 低カリウム血症
  • 薬剤性:defetilide, amiodarone, sotalol, quinidine, procainamide, disopyramide(HIM.1391)

陰性U


IV音」

  [★]

S4 heart sound
心音、奔馬調律
  • 拡張期過剰心音(extra diastolic hert sound)
  • 聴取時期:心房収縮(拡張期末期)
IV-I-II
  • 聴取部位:左側、心尖。左側臥位で良く聞こえる
  • ピッチ:低音(ベルで聴く)

原因

心室壁のコンプライアンスの低下(心室肥大心筋虚血) ← 左房が固くなった左室に対して強力に収縮するときの音 PHD.37
  • その他:atrial gallopと言われる
  • 心房収縮期に聴取される低調音
  • IV音は心房収縮に伴って聴取されるので、心房細動などにより心房の収縮が障害されている場合は聴取されない。


myocardial ischaemia」

  [★]

心筋虚血

myocardial ischemia


無痛性心筋虚血」

  [★]

無症候性心筋虚血
無痛性心筋梗塞


無痛性心筋虚血のリスク


無症候性心筋虚血」

  [★]

silent myocardial ischemia, asymptomatic myocardial ischemia
心筋虚血



一過性心筋虚血」

  [★]

transient myocardial ischemia
[[]]


非可逆性心筋虚血」

  [★]

irreversible myocardial ischemia


心筋」

  [★]

cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
心筋の活動電位横紋筋筋肉
筋小胞体が発達していない

心筋の酸素消費量 (SPC.226)

(tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
(doble product)∝(tension-time index)

心筋の筋収縮

  • 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
  • 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
  • 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
  • 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
  • 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
  • 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
  • 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
  • 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
  • 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
  • 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



虚血」

  [★]

ischemia, hypoemia
ischaemia
イスケミア阻血



血」

  [★]

blood, (漢方)blood and body fluid energy
血液血中




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